歳月のスキー


時は 見えない 雪

静かに 静かに 降り積もる

たった今 置き去りにしてきた 我が家 駅への家並み

屋根という屋根に 行き交う人の肩に

ほら ほーら 雪が 雪が 積もっていく




※遠い目をして 歳月のスキーで 繰り出す

  訪れる先々に 旗が立っていた

     何と かけがえのない日々 今もこの瞬間も



枯葉 舞い散る 道

西日に 雑草 まどろむ

変り映えすることもない午後 銀行に行く途中

献立を あれこれ 考え歩く前を

ほら ほーら 雪が 雪が 積もっていく
 ※繰り返し

ボランティア するため

用意をするもの 揃えてる

あれを着て 音楽は これでと 打ち合わせして忙しい

二日後に迫った みんなの頬に肩に

ほら ほーら 雪が 雪が 積もっていく

 ※繰り返し