僕の生きる道


 

6月の 空 窓の外

手を伸ばし つかみたい 

抱きしめて もらいたい

小鳥がチチチチ 啼いている

閉じこもってる 僕ははっとする

なんて澄んだ 澄み切った声だろう

 
   
   

生きてれば ただ 生きてれば

それだけで いいなんて

きれいごと 言わないで

食い扶持(くいぶち)ぐらいは かせげよと

自分自身に 喧嘩ふっかけて 

打撲傷で 血がにじみ出ているよ

   
 

好きなこと して 生きたいが

世の中は 甘くない

こづかれて ()かされて

思っただけでも 縮こまる

 (なさけ)なくって 弱音吐こうとも

僕は生きる 道さがす旅に出る