wakkanai life of KOTANI Art Works2


現代美術家 小谷彰宏

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Last Updated 2013-05-07


-極私的稚内生活-

個展(信濃橋画廊5/大阪)

 作者は北海道稚内市に暮しており、その日常風景を切り取って大阪会場のフォトビジョンへ写メールとして送り続けます。元々、関西出身で4年前まで大阪で活動していた関係上大阪での展覧会を行っており、北海道と大阪をつなぐ発表の形態を模索しながらの展開と成った。巨大な一枚物の折りたたみ式地図をイメージしたスクリーンを床に敷き地図とイメージビデオを投影した。システムとしては、スマートフォンで撮影した写真を写メールで地図スクリーンの上に置いたフォトフレームに送るだけである。稚内の日常は、大阪では、非日常と映ることがあり、雪国へ移住してきた時のカルチャーショックを大阪人に伝える極個人的な作品とした。 この作品は、時間と距離、存在と不在をテーマとした表現の試みであり、その後の展覧会企画で関西のアートを稚内に紹介することで活かされることと成った。

表 現:ビデオインスタレーション
制作年:2010年
素 材: 紙、フォトビジョン、映像、写メール、 プロジェクター、DVDプレーヤー

2m×3m折りたたみ式スクリーン上に投影された稚内地図とフォトビジョン

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3月中旬、桜が咲き始める頃の大阪に、雪のつもる稚内から送信した写メール(抜粋)

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