トップページ (2電子原子も含む正確な新ボーア模型)
特殊相対性理論は間違い。
タンパク質相互作用の視覚化。
実は、現在の役に立たない量子化学や 量子力学の "shut up and calculate !" の困った姿勢は 単なる数学と化した「万物の理論」の失敗 や ファンタジーと化した現在の宇宙論に 裏で繋がっているため、ここでこれらの深刻な状況について触れることにする。
(Fig.1) QED や 素粒子論の”無限大”が 非実在的な ひも理論を生んでしまった。
あなたがたも感じられるとおり、 10-次元の ひも理論 ( もしくは 11 次元の M-理論、 12 次元の F-理論 ) は 非現実的であり、とうてい信じがたいものである。
さらに ひも理論 ( 超弦理論 ) は10500 もの 異なった素粒子理論を内包しており、すなわち 現在のひも理論には 何も予測する力がないことを意味している。
しかし しばしば QED と 標準模型には賛成して、ひも理論には反対する人々を見かける。
しかし これらの異なった理論は 無限の仮想ループが 絡んでいる点で 1つに繋がった理論と言える。
( 実際に W ボソンの質量がゼロで ヒッグスを必要とする理由の1つは "繰り込み可能"のためである。)
(Fig.2) 無限の裸の電荷や質量はリアルなのか ?
このページに示したように、これらの仮想粒子は 特殊相対論に反しているのである。
また あなた方も思われる通り、非常に小さなエリアに 無限もの 粒子、反粒子が詰め込まれているという QED の姿勢は はっきり言って不自然極まりない。
つまりこの時点 (= QED、素粒子物理学 ) で、余剰次元を別にして すでにリアリティーは消失しているのである。
理論的のみならず 数学的にも量子電磁力学 (= QED ) は 間違った数学とトリックに依存している。 ( このページも参照のこと。 )
今となって QED の人為的な数学に批判的だったディラックや 相対論的な場の量子論の無限大の発散に失望して物理学者を止めたくなったパウリ達の気持ちが よく理解できることと思われる。
(Fig.3) 素粒子物理学 → ひも理論、 一般相対論 → LQG。
基本的に ひも理論は 非現実的であるが QED や 素粒子論、エンタングルメント と言った いわゆる主流派の理論に忠実な理論と言える。
一方で、ループ量子重力理論 (LQG) は 主に一般相対論のみから生まれた理論である。
LQG は 現実的な3次元世界を捨てて、1次元のループに空間を限定した。
この非常に限定されたループ状でのみ、一般相対論の座標変換に対する不変性が有効である。
つまり 連続した 3次元空間を捨てた LQG は 従来の相対論的な場の量子論と そりが合わないのである。
(Fig.4) ループ量子重力理論は 相対論的な "滑らかな" 時空間に矛盾する。
一様等方性の宇宙概念は 相対論の核心とも言えるものである。
さらに LQG は 時間 (= t ) を 空間と分離して別扱いにしてしまっており、これは相対論自体に矛盾する。
実際に 1次元のループ以外の空間に何もないという考えは奇妙である。
そもそも 1次元のスピンネットワークの構造を仮定した時点で 暗黙のうちに 背景の3次元空間を認めていることと等価である。
( 背景の3次元空間なしに、スピンネットワークの仮定自体 不可能であり、矛盾している。)
(Fig.5) "長い" 歴史の結果 = ひも理論の勝利。
ひも理論家は ループ量子重力理論は 量子力学と一般相対性理論の統一に失敗し、何の進展もしていないと主張している。
確かに、40 年もの長い月日が経ったことは LQG などの他の重力理論が完全に駆逐されてしまったと判断していい。
また、離散的なループの概念は ローレンツ変換不変性や 滑らかな時空間相対論の概念に矛盾していると ひも理論家達は主張している。
これらの ひも理論家の意見は もっともで正しいと言える。
(Fig.6) ひも理論 = 多世界解釈。
一方、アンチ・ひも理論家は 10次元のひも理論は非現実的 で 確かめることすらできないと批判している。
さらに ひも理論には 10500 にもわたる多様性があり 予測する能力が何もなく かつ それらを 非現実的な マルチバースや多世界解釈に結び付けようとしている。
これら アンチ・ひも理論家の意見も妥当であり 完全に正しい。自分もこの非現実的世界は受け入れ難い。
根本的に ほとんどの人達が 10次元だとか 多世界だとかは 受け入れられないだろう。
そもそも 私たち人類が この現実的な世界を3次元空間にしましょうと 定義したのだから、その上で 余剰次元に頼るという行為は すなわち 非現実的かつ間違いであると同じ意味である。
余剰次元は 現実の理論がうまく行かないことからの 逃避にすぎない。
(Fig.7) 超ひもは 実在のひもとは違う。
超ひも理論では、1次元の空間の変数 σ と 1次元の時間の変数 τ の 2次元 (1+1) の世界面 (= worldsheet) というものが 10次元 (= 10D ) の ミンコフスキーの背景時空間の中を動き回っている。
基本的に この空間変数 σ は 0 から 2π をとり、これは 閉じた環を意味している。
( 開いた環では、このひもは 0 から π の範囲となり、他のひもや膜と結合することができる。)
彼らが この単純かつ奇妙な 1+1 次元のひもを使用した理由は 相対論的な非常に厳しい対称性が原因である。
お気づきかもしれないが、この 1+1 次元のひもは 実在のものでは表現できない。
Fig.12 に示すように、閉じた環は 少なくとも ( x , y ) や ( r と θ ) のように 2次元の空間が必要である。
そのため、 ある物が σ の線に沿って 等速直線運動していると、これは 世界面上では 遠心力を生じないことになる。
しかし 背景のミンコフスキー時空間からの視点では、この円運動は 遠心力を引き起こしてしまい、何かしらの引きとめる外力がないと 別の次元に飛んで行ってしまうことになる。
つまり、このひも理論は 最初から 自己矛盾を含んでいることになる。
(Fig.8) 数学上のトリック。
Fig.8 に示すように、もし 1次元の人為的なリングを定義すると、Fig.8 左の無限大の 空間積分が Fig.8 右の 単純な 2π で表すことができる。
また 共形場理論 ( このページ ) では、1次元のリングは 閉じた円の複素積分と見なすことができる。
つまり 単に数学上の理由のみのために この 1+1 次元のひもが選ばれたと言っていい。
(Fig.9) ゼータ関数。
一目で Fig.9 の等式は 間違いであると分かる。
しかし ひも理論は この等式を 様々な重要な値を計算するのに用いているのである。
(Fig.10) グラスマン数 "c" (= フェルミ粒子 )。
このページに示したように、ひも理論の共形場理論は 私達の世界の 非常に重要な次元の数を決定する際に 人為的な グラスマン数を使用している。
Fig.10 の "1" の定義は Fig.10 の "2" の定義と矛盾している。
( "1" を満たすなら、 "2" はゼロになるべきだが ゼロでない。)
これらの定義は 私達人間による勝手に決めた矛盾したルールであり、自然界の法則そのものを意味していない。
(Fig.11) "時間のギャップ" が 架空の理論を生んだ。
もし ひも理論家と アンチ・ひも理論家の両方の主張とも正しいとしたら、この状況は明らかに自己矛盾である。
このねじ曲がった状況で つじつまの合った解決策は1つしか残ってない。
現在受け入れられている根本的な物理理論の どこかに欠陥があるということである。
このページに示したように、これらのねじ曲がった状況は 難解な三体問題のヘリウムと コンピューターのなかった "時間のギャップ" ( 1920s - 1990s ) に起因すると言っていい。
これらは 非実在の量子もつれ、量子コンピューター、ブラックホール、 1/3e クォークなどを受け入れなければならなかった理由と同じである。
(Fig.12) 無限のノイズと仮想ループの中で 各粒子の正確な追跡は不可能である。
ご存じのとおり、単純な3体問題の相互作用ですら、カオス状態になり、コンピューターを用いても予測できない。
現在の高エネルギーの加速器内の実験では 無数の 高速度の粒子が 無限の仮想ループを伴って飛び交っているわけである。
単純な三体問題ですら予測できないのに、これらの状況で 各粒子の正確な追跡は はっきり言って不可能である。
( 仮想ループを伴うということは いつでも他の粒子に突然変化できてしまうのである。)
つまり、彼らの実験結果は 完全に コンピューターによる人為的なフィルタリングとソーティングに依存しているといっていい。
( 実際 ほとんどの粒子、反応物は 無意味なノイズとして扱われている。)
今までに 高エネルギー加速器実験は 莫大な費用と時間、 人材などを費やしてきたにも関わらず、架空の 1/3e クォークや他の不安定粒子が 私たちの生活にまったく役に立っていない。( 永遠に。)
この悲しい事実は 明らかにこれらの一瞬しか現れないであろう超不安定粒子達が コンピューターの作り出した 単なる想像上の粒子であることの証と言える。
(Fig.12') "想像上の" 量子もつれの実験は 同じことの繰り返しをしているだけである。
同じことが "想像上"の量子もつれに関しても言える。
このもつれの概念は 1つの光子がフィルターを通過した瞬間に 遠く離れたもう1つの光子が それに合わせて偏光状態を変化させるという不自然極まりない仮定に依存している。
( つまり、これらのフィルターは 非常に特殊な能力を保持していることになる。)
実際に、見て分かるとおり、彼らは ずっと以前から 無数とも言える 量子もつれ実験を行ってきたにもかかわらず、この量子もつれは 私たちの日々の生活にまったく役にたっていない。( これもまた永遠にである。)
そして 肝心の量子もつれそのもののメカニズムに関しては
単に "Shut up and calculate !" で 彼らは 口をつぐんでしまう。
彼らは 5つ、6つの光子 (イオン)のもつれに成功しただとか、ある抜け穴(ループホール)を防いだだとかの 毎度同じパターンの実験を繰り返しているだけである。
"Shut up and calculate !" と 単なる数式と化した ( 物理でなく ) 量子力学のために、現在のひも理論家 ( もしくはループ量子理論家 ) 達は 架空の宇宙論に逃避ぎみである。
なぜなら 私達は 遠く離れた銀河や初期宇宙に実際に行って確かめられないので、宇宙論は 架空の主張をいくらでもしても許されるからである。
しかし このページに示したように、特殊相対論は 致命的なパラドックスを含んでいる ( かつ それを教科書から 隠してしまっている。 )
この事実は、ブラックホール、ダークエネルギー、加速膨張宇宙などの相対論的な概念が間違いであることを示している。
(Fig.13) ブラックホールの存在理由には ほとんど根拠がない。
銀河の中心部の狭い領域から 非常に強い光 ( x 線 ) が放射されているのが観測された。
そのため 彼らは 現在の理論では この理由を説明できるのは ブラックホールただ1つであると結論づけてしまった。
( これのみが 彼らが ブラックホールを信じる唯一の実験結果である。)
しかし あなた方も思われるかもしれないが、この考えは 自己矛盾している。
ブラックホールが それほど強力な 引きつけ力(空間も含めた)を持っているとしたら、ブラックホール周囲の光なども吸収されて 放射光は弱くなるのが普通である。
(Fig.14) "エーテル" を否定したことから ファンタジーの宇宙論が始まった。
最近の実験によれば、銀河内に 高温のプラズマガスが充満しており、その総量は 銀河内の質量の総量よりも多かった。
これらの実験結果は 明らかに 銀河系の星々が プラズマガス内で浮いている状態にあることを意味している。
また、一般相対論は 銀河の回転曲線問題を説明できない。
銀河の周辺部でも 星の回転スピードは低下せず、一般相対論やブラックホールでこれらの現象を説明することができない。
この辻褄を合せるために 人為的に考案されたのが いわゆる暗黒物質 ( ダークマター ) である。
お気づきかもしれないが、最初から 何らかの "エーテル" を仮定すれば、暗黒物質、ブラックホール (= エーテル同士もしくは内部の塵の摩擦 )、プラズマガス、暗黒物質ハローなどの現象を自然に説明できる。
(Fig.15) 相対論的な場の量子論は "エーテルの風" を受け入れている。
多くの人々は "エーテル" の言葉を聞くやいなや 特に深く考えることなく反射的に その考えを捨ててしまう。
しかし 実際は QED や 標準模型などの現在の場の量子論は 様々な種類の "エーテル"様の物質を使用しているのである。
もし あなた方が "エーテル"を否定したら、クーロン力や磁気力を表すのに 空間を埋め尽くす 無限の仮想粒子を使用しなければならない。
驚くことに このページに示したように これらの仮想粒子は 特殊相対論 (= アインシュタインの質量公式 ) に従っていないのである。
また ダークマター、ダークエネルギー、ヒッグス場などの 他の物質も 全空間を埋め尽くしていると彼らは主張している。
重力レンズは 他の銀河系からの光が別の銀河系内部でねじ曲がる現象である。
これらの概念も 空間に占めるエーテルを用いれば自然に説明できる。
(Fig.16) どうして彼らは 宇宙が膨張していると主張するのか?
遠くの星からの光ほど 波長が赤方偏移している。
そのため 彼らはドップラー効果により、全宇宙は膨張していると結論づけた。
約 2.7 K の黒体にあたるものから放射されたであろう 2mm ほどの波長のマイクロ波が 全宇宙の方角からやってくるのが観測された。
そのため、彼らは この事実は 高温の初期宇宙が膨張した後 冷えたことによる光だと主張し始めた (= ビッグバン )。
しかしこの結論付けには かなりの推測で、ほとんど根拠がないと言える。
上で述べたとおり、空間全体を占めるエーテルを仮定すれば、この 宇宙マイクロ波背景放射 (= CMB ) を自然に説明することができる。
(Fig.17) "便利"な光子は ダークエネルギー、ダークマター、ヒッグス内部を "無傷" で通過できる?
彼らの主張によれば、これらの光子という粒子は 非常に込み入った宇宙空間を 非常に長期間の間、まったくの無傷で通り抜けできる 特殊能力を保持していることになる。
赤方偏移は 膨張宇宙ではなく 光が空間中を進んできた間にエネルギーが少しずつ失われた結果の振動数変化 (= 疲れた光理論 ) と考えるのが自然である。
マイクロ波背景放射に関しても、もし この波長を調べれば、初期宇宙のことが分かると主張している。
しかし このページで述べたとおり、コンプトン効果やら 光の振動数変化などを考慮すれば、そんなに長い期間 光が元の振動数を保持できることは 不可能である。
遠くからの超新星爆発の光の輝く時間ほど伸びるとされている。
この結果は マラソンと 100メーターレースの違いを見れば容易に理解できる。
マラソンの長い距離走った後の方が、選手たちは疲れ、かつ 最初と最後のランナーの距離が引き伸ばされている。
(Fig.18) "超光速の" インフレーションはリアルなのか?
ビッグバン理論によれば、現在の宇宙の半径は 約4億光年に張れあがっていることになる。
しかし マイクロ波背景放射の観測によれば、137億光年もの宇宙の大きさが一様になっている。
( もちろん、 相対論が間違いであれば、この解釈も変わる。 )
この 4と137のギャップ (= 地平線問題) を解決するために 彼らは 超光速のインフレーションという奇妙な概念を取り入れた。
彼らは 相対論は 超光速で物体が動くのは禁止しているが、超光速で空間自体が膨張することは可能だと主張しているのである。
( お気づきのとおり、この時点で 現在の宇宙論は 完全にファンタジー化していると言っていい。)
(Fig.19) "超光速" のインフレーション → 因果関係なし → マルチバース
ここで非常に曖昧な概念である 量子力学の空間のゆらぎを考える。
インフレーションの膨張が超光速なため、空間は 真空のゆらぎよりも速く膨張する。
結果的に 異なった空間中の振動振幅の違いが インフレーションによって拡大し、それが 物質や銀河の形成の基となったと彼らは主張しているのである。
( そもそも 真空中の仮想粒子でさえ 良く分かっていないのに こんなにあっさりと結論づけることが可能なのか? 奇妙である。)
また、ある人は インフレーションにおける因果の破れは 量子力学の多世界の勝利だと主張している。
なぜなら ボーア模型に置き変わった量子の波動関数の収縮は 超光速だからである。
残念ながら、このおとぎ話の様な話が 現在の宇宙論の実態なのである。
私たちは できるだけ早く、これらの深刻な状況を直す必要があると言える。
(Fig.20) 重力の階層性問題と余剰次元。
Dブレーンとひも理論によれば、開いた弦は 重力以外のクーロン力などの力を意味している。
この開いた弦は 必ず D ブレーン (= 私たちの現実の世界 ) にくっついており、閉じた弦 (= 重力子 ) のみが Dブレーンから余剰次元側へ漏れることができるとしている。
そのため 重力だけが漏れてしまい 他の力よりも弱くなる (= 階層性問題 ) を解決できると主張している。
また Dブレーン同士の衝突が ビッグバンを引き起こすらしい。
もちろん、余剰次元など、まったくの推測の産物ばかりである。
(Fig.21) 余剰次元の証拠?
そのため 彼らは もし超新星爆発から放射される 光と重力波の違いを観測できれば、それは架空の余剰次元の証拠になると主張しているのである。
残念ながら、これらの非現実的な考えは到底受け入れることができない。
重力波とは 動く質量を持つ物体周囲の歪んだ空間の振動によって発生するとされる理論上の波である。
この波は非常に弱く、検出や 他の効果との区別が非常に難しい。
例えば 超新星爆発によって生じる重力波で 地球と太陽間の距離が ほんの水素原子1個分変化するらしい。
もちろん、もし相対論が間違っていれば、この波も間違いということになる。
上の素粒子のセクションで述べたように、非常に長い道のり上の 無数の多体効果や 良く分かっていない暗黒物質の効果などを見分けることは はっきり言って不可能である。
単純な3体問題ですら予測できないのにである。
2013/8/9 updated This site is link free.