ホルモン
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中学校の理科では、受容器が受けた刺激に対して反応する効果器として、主に「筋肉」が紹介されています。 筋肉と並んで重要な効果器に「腺(分泌腺)」があり、高校の生物で学びます。 腺(分泌腺)には「外分泌腺」と「内分泌腺」の2種類あります。 外分泌腺は体外に分泌する役割を担い、内分泌腺は体内(血液中)に分泌する役割を担っています。 内分泌腺から血液中に分泌される物質が「ホルモン」です。 ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【視床下部】・・・ペプチドホルモン(水溶性)を分泌します。 (※)事前に、ペプチドについて学んでおくと良いでしょう。→ こちら (01)成長ホルモン放出ホルモン(高1)・・・下垂体を刺激して成長ホルモンを分泌させます。 (02)成長ホルモン放出抑制ホルモン(高1)・・・下垂体を刺激して、生長ホルモンの分泌を止めさせます。 (03)副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン・・・下垂体を刺激して、副腎皮質刺激ホルモンを放出させます。 (04)性腺刺激ホルモン放出ホルモン(高1)・・・下垂体を刺激して、性腺刺激ホルモンを放出させます。 (05)甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン・・・下垂体を刺激して、甲状腺刺激ホルモンを放出させます。 【下垂体前葉】・・・ペプチドホルモン(水溶性)を分泌します。 (06)成長ホルモン(高1)・・・視床下部からの刺激を受けて、分泌されたり、分泌を止められたりします。 (07)副腎皮質刺激ホルモン(高1)・・・視床下部からの刺激を受けて、分泌されます。 (08)性腺刺激ホルモン(高1)・・・視床下部からの刺激を受けて、分泌されます。 (09)甲状腺刺激ホルモン(高1)・・・視床下部からの刺激を受けて、分泌されます。 【副腎皮質】・・・ステロイドホルモン(脂溶性)を分泌します。 (※)事前に、ステロイドについて学んでおくと良いでしょう。→ こちら (10)コルチゾール(糖質コルチコイド)(高1)・・・下垂体前葉からの刺激を受けて、分泌されます。 (11)アルドステロン(鉱質コルチコイド)(高1)・・・下垂体前葉からの刺激を受けて、分されます。 (12)アンドロゲン・・・下垂体前葉からの刺激を受けて、分泌されます。 【性腺】・・・ステロイドホルモン(脂溶性)を分泌します。 (13)テストステロン(精巣)(高1)・・・下垂体前葉からの刺激を受けて、分泌されます。 (14)エストロゲン(卵巣)(高1)・・・下垂体前葉からの刺激を受けて、分泌されます。 【甲状腺】・・・アミノ酸・アミン誘導体ホルモンを分泌します。 (15)チロキシン(T4)(高1)・・・下垂体前葉からの刺激を受けて、分泌されます。 (16)トリヨードチロニン(T3)(高1)・・・下垂体前葉からの刺激を受けて、分泌されます。 【副腎髄質】・・・アミノ酸・アミン誘導体ホルモンを分泌します。 (17)カテコールアミン(高1)・・・アドレナリンは、副腎髄質でつくられるホルモンです。 【膵臓】・・・ペプチドホルモン(水溶性)を分泌します。 (18)グルカゴン(α細胞)(高1)・・・血糖値の降下が刺激となって、分泌されます。 (19)インスリン(β細胞)(高1)・・・血糖値の上昇が刺激となって、分泌されます。 【副甲状腺】・・・ペプチドホルモン(水溶性)を分泌します。 (20)パラトルモン(高1)・・・血中のカルシウムイオン減少が刺激となって、分泌されます。 【下垂体後葉】・・・ペプチドホルモン(水溶性)を分泌します。 (21)バソプレシン(高1)・・・視床下部で生合成されて、下垂体後葉に貯蔵されます。 (22)オキシトシン(高1)・・・視床下部で生合成されて、下垂体後葉に貯蔵されます。 (※)各ホルモンの構造や機能について学びましょう! 「栄養素の代謝」に戻る |
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