原子番号

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現在の周期表を見ると、一部の元素で順番が入れ替わっており、

必ずしも原子量の順番になっているわけではないようです。・・・なぜ?



現在の周期表は、陽子の数が少ない順に原子番号を与えているからです。



新たな疑問が湧きます。・・・なぜ、そのようにしているのか?

・・・「モーズリーの法則」に従っているのです。

・・・「モーズリーの法則」って、何?



【モーズリーの法則】・・・単なる順番に過ぎなかった“元素の並び方”に意味を持たせることができました。


イギリスの物理学者ヘンリー・モーズリー(1887−1915)が、1913年に発見しました。

ちなみに、モーズリーは、ラザフォードの弟子です。

モーズリーは、特性X線(Kα)の周波数と原子核の電荷との間の関係性を見出したのです。

これにより、(元素の順番)=(原子核の電荷の大きさ)となりました。



また、新たな疑問が湧きます。・・・「特性X線」って、何?



【シーグバーン記法】・・・特性X線表記法の1つです。


スウェーデンの物理学者マンネ・シーグバーン(1886−1978)が考案しました。

ちなみに、シーグバーンは、リュードベリの弟子です。



さて、話が、だんだん深まってきました。・・・一緒に学んでいきましょう!

(※)事前に、「X線」について学んでおくと良いです。 → こちら



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