X線
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ドイツの物理学者ヴィルヘルム・レントゲン(1845−1923)は、 クルックス管で真空放電の実験をしているときに、近くにある蛍光紙が光っていることに気付きました。 「クルックス管から、目には見えない何かが出ているのでは?」と考えたレントゲンは、 方程式の未知数として用いられる文字「x」に因んで、「X線」と名付けました。 ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 (※)事前に、「真空放電」について学んでおくと良いです。 → こちら (01)電子線(高3)・・・真空管の中で観察される電子の流れです。 (02)真空放電(高3)・・・電子線を発生させる方法の1つです。 (03)電子銃(高3)・・・電子線を発生させる方法の1つです。 (04)光電効果(高3)・・・電子線を発生させる方法の1つです。 (05)X線(高3)・・・電子線を高電圧で加速させ、陽極側にある原子に衝突させると、発生します。 (06)ヴィルヘルム・レントゲン・・・1895年に「X線」を発見したドイツの物理学者です。 (07)連続X線(高3)・・・電子線の電子が原子核に衝突したときに発生するX線です。 (08)特性X線(高3)・・・電子線の電子がK電子に衝突したときに発生するX線です。 (09)K電子・・・一番内側の電子殻(K殻)の軌道を回っている電子です。 「量子論」に戻る |
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