ベクトル

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長さ」「面積」「体積」などは、1つの値で、その量を表すことができます。

しかし、自然界には、数値だけでは表すことができないものがあります。・・・例えば「速度」です。

時速40kmで走る車の1時間後の場所は、

その車が、東向きに走っている場合と、西向きに走っている場合とでは、まったく異なります。

すなわち、速度は、「東向きに時速40km」と言うように、向きと大きさの両方を考えないといけません。



学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。

「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。

自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。

カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。



【ベクトル】・・・2次元でも3次元でも同じ形で表現するために、表し方を少し変えてみました。


(01)
等しいベクトル(高3)・・・向きと大きさが同じであれば、始点が異なっても同じベクトルです。

(02)
ベクトルの加法(高3)・・・「等しいベクトル」を利用します。

(03)
逆ベクトル(高3)・・・大きさが等しく、向きが反対のベクトルです。

(04)
ベクトルの減法(高3)・・・“逆ベクトルを足す”という発想です。

(05)
ベクトルの実数倍(高3)・・・大きさが実数倍されたベクトルです。

(06)
ベクトルの平行(高3)・・・「ベクトルの実数倍」の考え方を利用します。

(07)
単位ベクトル(高3)・・・大きさが1であるベクトルです。

(08)
基本ベクトル(高3)・・・座標平面上で、x軸、y軸の正の向きの単位ベクトルです。

(09)
ベクトルの成分表示(高3)・・・x軸方向のベクトルとy軸方向のベクトルに分解します。

(10)
ベクトルの大きさ(高3)・・・「三平方の定理」を利用します。



【ベクトルと図形】・・・3次元空間内の直線を、どのように表したら良いのだろう?


(※)事前に、「図形と方程式」を学んでおくと良いです。 → こちら

(11)
平面内にある直線の方程式(高2)・・・高校数学(数学U)の「図形の方程式」で学びます。

(12)
空間内にある直線の方程式(高3)・・・成分が3つになると、さて、困ったぞ。

(13)
空間内にある平面の方程式(高3)・・・2つのベクトルがあれば、1つの平面が定まります。



【ベクトルの積】・・・「内積」があれば、「外積」もあるのです。


(14)
平面内における図形の移動(中1)・・・「平行移動」「対称移動」「回転移動」の3つがあります。

(15)
空間内における図形の移動(高3)・・・「対称移動」は「回転移動」に含まれます。

(16)
ベクトルの内積(高3)・・・平行移動を考えるときに利用します。

(17)
ベクトルの外積・・・回転移動を考えるときに利用します。



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