図形と方程式
|
|
図形の3要素と言えば、「形」「大きさ」「位置」です。 まず、「○(円)」、「△(三角形)」、「□(四角形)」のように、図形は形で分類されます。 三角形の中でも、二等辺三角形や正三角形、直角三角形など、様々な形に分類されていきます。 次に、同じ正三角形でも、辺の長さが異なれば、正三角形全体の大きさが異なります。 1辺の長さが1cmの正三角形もあれば、1辺の長さが10cmの正三角形もあります。 これら「形」と「大きさ」については、「合同な図形」や「相似な図形」として中学校までに学びます。 ![]() 中学校を卒業した段階では、まだ明確に学んでいない図形の要素があります。それは「位置」です。 1辺が1cmの正三角形が2つあったとしましょう。 これら2つのうち、1つが第1象限に、もう1つが第2象限にあった場合、 もはや、これらは同じ図形ではなく、異なる図形です。 この意識はあまりないかも知れませんが、実は、中学校で無意識に経験しています。 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【点】・・・図形は“点の集合”です。 (01)図形は“点の集合”(中1)・・・直方体は長方形の集合、長方形は線分の集合、線分は点の集合。 (02)軌跡(高2)・・・ある条件を満たしながら動く点が描く図形を「軌跡」と言います。 (03)軌跡と方程式(高2)・・・このとき、“ある条件”とは方程式で表されます。 (04)数直線上の点(高2)・・・1次元である直線上の点について。 2点間の距離・内分点・外分点 (05)座標平面上の点(高2)・・・2次元である平面上の点について。 2点間の距離・内分点・外分点 (06)座標空間内の点(高2)・・・3次元である空間内の点について。 2点間の距離・内分点・外分点 【直線】・・・0次元の「点」の次は、1次元の「直線」について。 (07)直線の方程式(高2)・・・中学校で学ぶ「y = ax + b」の形から、さらに一歩進めます。 (08)2直線の平行(高2)・・・2直線が平行 ⇔ 傾きが同じ。 (09)2直線の垂直(高2)・・・2直線が垂直 ⇔ 傾きの積が−1。 (10)点と直線の距離(高2)・・・根号あり、絶対値ありの、見た目が超〜嫌な公式です。 【円】・・・線には「直線」と「曲線」の2種類。 直線が終わったので、次は曲線。 曲線の最初は円です。 (11)円の方程式(高2)・・・“中心からの距離が一定”というのがイメージです。 (12)アポロニウスの円(高2)・・・2定点からの距離の比が一定である点の軌跡は円です。 「図形3要素」に戻る |
|
|