テイラーの定理

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高校数学「数学V」の「微分法の応用」で「平均値の定理」を学びますが、

この項目だけ“取ってつけた”ような、“何のためにあるのだろう”感が満載です。

「平均値の定理」は、その後「テイラーの定理」へと発展する、その入門編。

関数の近似には欠かせない技なので、ぜひ習得しておきたいですね。



学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。

「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。

自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。

カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。



【関数の極限】


(※)事前に、「数列の極限」についても学んでおくと良いです。→ こちら

(01)
ε−δ論法・・・「ε−N論法」の関数版です。

(02)
ベルナルト・ボルツァノ(1781−1848)・・・チェコの数学者です。

(03)
ボルツァノの定理・・・「中間値の定理」の証明に利用します。

(04)
中間値の定理・・・高校数学ではスルーされる、この定理の証明もします。

(05)
カール・ワイエルシュトラス(1815−1897)・・・ドイツの数学者です。

(06)
ボルツァノ・ワイエルシュトラスの定理・・・「最大値の定理」の証明に利用します。

(07)
最大値の定理・・・高校数学ではスルーされる、この定理の証明もします。



【テイラーの定理】


(※)事前に、「微分法」について学んでおくと良いです。→ こちら

(08)
ロルの定理・・・「平均値の定理」を証明するのに必要です。

(09)
平均値の定理(高3)・・・「テイラーの定理」の入門編だったのです!

(10)
テイラーの定理・・・いろいろな関数を、べき級数に展開するために必要な定理です。

(11)
マクローリンの定理・・・「テイラーの定理」の特別バージョンです。

(12)
べき級数展開・・・これにより近似できたならば、非常に計算がラクになります。



(※)「テイラーの定理」は、道路のカーブ設計で必要な「クロソイド曲線」で登場しますし、

   「統計学」で、二項分布から正規分布に近似するときに必要です。



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