混合物の分離
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金属の製錬を通して、「酸化還元反応」について見てきました。 よく考えると、これは、既に「純物質」になった後の話であり、 物質の多くは、手に入った初期状態が「混合物」なので、 まずは、混合物を分離して、それぞれの純物質にしておかねばなりません。 ![]() 1種類の元素でできている物質を「単体」、2種類以上の元素でできている物質を「化合物」と言い、 単体と化合物をまとめて「純物質」と言います(中学1年生で学びます)。 2種類以上の純物質が混じり合ってできた物質が「混合物」であり、 この混合物から、いかにして純物質に分離するか?・・・が、今回のテーマです。 既に純物質であるのか、まだ混合物なのかを見分けるには、 物質の性質(密度・沸点・融点)を調べれば良いです。 (密度)単位体積あたりの質量です。 固体や液体の密度は「 g/cm3 」、気体の密度は「 g/L 」で表します。 (沸点)物質が蒸発しているときの温度です。 (融点)物質が融解しているときの温度です。 (※)「固体」「液体」「気体」って、何? 「蒸発」「融解」って、何? ・・・こちらで学びましょう! 純物質では、各物質ごとに、固有の性質(密度・沸点・融点)を示します。 一方、混合物では、混合されている純物質の割合(組成)によって、 性質(密度・沸点・融点)が少しずつ変化します。 なぜ? → こちら ・・・で、混合物を分離するには、どのようにしたら良いのでしょうか? → こちら 「酸化と還元」に戻る |
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