ラウールの法則

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混合物と純物質を見分ける方法に「沸点や融点を調べる」というのがありました(こちら)。

純物質の沸点や融点が一定の値を示すのに対して、

混合物の沸点や融点は一定の値を示さないことを利用しています。

なぜ、混合物では、一定の値を示さないのでしょうか?



学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。

「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。

自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。

カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。



【ラウールの法則】


(※)事前に、「化学ポテンシャル」について学んでおくと良いです。 → こちら

(01)
フランソワ・ラウール・・・フランスの化学者。 1887年に「ラウールの法則」を発表しました。

(02)
ラウールの法則・・・蒸気圧降下を考えるときにベースとなる法則です。

(03)
理想溶液からのズレ・・・仲が良い者どうしだと、全圧が予想よりも小さくなります。

(04)
水素結合・・・仲が良いか、仲が悪いかを判断する、1つのアイデアです。



【蒸気圧降下と沸点上昇】


(05)
蒸気圧降下(高2)・・・不揮発性の溶質が多いほど、溶液の蒸気圧は低くなります。

(06)
沸点上昇(高2)・・・ということは、溶液の沸点は高くなります。



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