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ついでにホーチミン | ||||||||||||||||||||
今回の旅の目的は、最初に記述したように 「高原の町ダラットのゴルフ環境」 を調べることであった。しかし、ダラットへの通過点であるホーチミンを訪問するのも初めての経験であったので、ホーチミンに大きな興味を示した娘への配慮と自分自身の興味もあって、ホーチミンの滞在期間も十分に設けた。 「全旅程の記録」 の中で記述したようにホーチミンには 3泊、しかも最終日は18時のレイトチェックアウトで、2泊3日だったダラット以上に長い時を過ごすことになった。ホーチミンの町の中心部を離れたのは、おおよそ半日かけて 「ベトナム ゴルフ & カントリークラブ」 を訪問したときだけであり、「ミートー」 や 「カントー」 などのような遠方のメコンデルタ ツアーなどのも出かけることもなかったので、市内をのんびりと歩き回る時間が十分に持てた。 しかし、ホーチミンでの行動計画は娘任せで、彼女の計画に沿って動き回ったというのが実態であったが、予想以上に清潔に保たれている街の環境と何処でも美味しい食事が味わえることで、ホーチミン滞在中は本当に気分よく過ごすことが出来た。 ダラットでのゴルフ目的の旅人も、通過点となるホーチミンのホテルや観光スポットは、多くの旅行ガイドブックで紹介されているので改めて書くべきこともないが、今回のホーチミン滞在でで感じたことなど、順不同で下に列記した。 1) ホテルのこと 当初、旅行ガイドを頼りに、「REX Hotel」 、「Hotel Majestic」 、および 「Hotel Continental」 の中から選ぼうと考えていたが、予約直前になって、娘がインターネットで探した宿泊経験者の書き込みで、「KIMDO Royal City Hotel」 の評判が特段に良いことを知った。フロントの対応と各種サービスが良いことと、食事が美味しいことが強調されていた。そこで、急遽、このホテルに決定した。
このホテルは、客室約130の中型ホテルで、「グエンフエ通り」 に面し、「国営百貨店」 の隣に立地しており、買物や街中の観光スポットを訪問するには絶好の場所にある。「人民委員会庁舎」 や 「市民劇場」 は近接しており、「中央郵便局」、「ベンタイン市場」 および 「サイゴン川」 にも徒歩で10分もかからない。ここに宿泊すれば、1日で、市内観光・買物は済ますことが可能である。 部屋は、最初の1泊目は広さは十分ながら窓のない部屋でいささか不満が残った。だが、ダラットから帰ってきた後の2泊は、ホテル側のミス (ツインベッドを予約していたのにダブルベッドの部屋を提示) があって,急遽 普通のベッドルームの2倍以上 (料金も2倍以上) の面積のある2部屋続きのスウィートの部屋にアップグレードしてくれた。この時の決断・処置は素早く、客に嫌な思いをさせないような配慮は行き届いているように見受けた。また、日本を出発する前に確認したい事項をメールで問い合わせたときにも、素早い返事で対応は好感が持てた。 ただ、このホテルはタクシー運転手に良く知られていないようであり、乗車前に確認しておくことを勧めたい。最初に到着した夜の空港からホテル間のタクシーは問題なく順調に到着したが、ダラットから帰ってきた時の空港からのタクシーはこのホテルの場所を探しきれず、娘の誘導で辛くも到着出来た。市内でタクシーを利用したときも同じような事象があった。乗車前にホテル名を告げて確認しておくことの必然性を痛感した。 ホテルからの送迎車を空港に配してもらうと安全・確実であるが、費用が4人乗りで35$必要である。費用面では、タクシーが圧倒的に有利であるので、上記の確認をした上でのタクシー利用を勧めたい。 2) タクシーのこと タクシーの初乗り料金は 12VND (街外れで拾った街中であまり見かけないタクシーは 9.5VND) 、基本的にはメーターを使って請求されるが、空港と市中間のタクシーはメーターを使わず2倍くらいの料金を請求してくることもある。今回の旅で、空港市内間を2往復したが、半分の片道2回がメーター通りの 約1000VND (600円程度) を、残りの2回は安易な妥協で約2倍の10$を払った。 3) 天候のこと 3月上旬は、ベトナムでは乾季で、雨の少ない時期となっている。しかし、短い訪問時にも、3月4日、3月7日の午後には短時間ながらも大雨があった。ベトナムに限らず、多くの南洋の国々で遭遇する特有のシャワーである。日本では経験しないような大量の雨が一気に降ることもあるので、道路も水浸しとなり、動きが取れない状況に陥ることがある。観光などは出来るだけ朝のうちに済ませるように心がけ、折り畳み傘の持参も忘れないことが肝要と思われる。 4) ベトナムの盆栽のこと ベトナムでは、いろんな場所で大型の盆栽を見かけた。ここで写真紹介はやめたが、ダラット駅で見た盆栽は、その数も多く、手入れのよさの点でも目を見張るものがあった。ベトナムの盆栽は、鉢の直径は1メートル以上、木(盆栽)の高さは2メートル以上という大型のものが多いが、中には日本と同じようなサイズの盆栽も目にすることもある。自分の趣味の一つも 「盆栽いじり」 なので、大きな親近感を覚える。
5) ホーチミンの食事のこと 食事が目的でベトナムを訪問する日本人も多いという。ベトナム食はそれほどに日本人に好まれるらしい。食事に対する執着心が薄く、かつ不勉強な自分には何を選ぶべきか、まったく見当もつかないので、娘の好みに合わせていろんな店を回って、口にした食べ物を列記してみた。
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