豊橋芦原道院とは

 

豊橋芦原道院は、香川県多度津に本山を持つ宗教法人金剛禅総本山少林寺の金剛禅運動を東三河に於いて展開する実施機関のひとつです。

道院の「拳技の稽古」を通じて学んだ「人としての生き方」を、道院という限られた世界だけでなく、日々の暮らし(家庭、学校、職場、地域社会)の中で、実際に活用できる様になることに意義があります。

ただ強い人間や技の上手な人間になるためでなく、自分自身を「頼れる自分」「他人を思いやれる人間」「リ−ダ−シップを持った人間」に変え、日常生活で苦しいことに直面した時に、 逃げずに乗り越えていける人間、周囲の人たちに対して良い影響を与えられる人間、になる事が目標です。

 

更新情報   〇 拳技の稽古を動禅と捉え修業します。
競争で一番になることや単に勝負に勝つことを目指すのではなく、二人一組で攻守を変わりながら技を掛け合う中で独りでは上達できないことを体得し、自分の足りなさと人の行為の有り難さを学ぶ武道です。

体幹/体軸を意識しながら背筋を伸ばしたシャンとした姿勢で、攻者と協力/調和しながら精神修養を重ねていく拳技の稽古と、道院で得たものを自身の生活の中で実践してゆく事を、座ることで悟る座禅に対し動禅と捉えます。

 

稽古は一般部も少年部も共にサイドバ−の少年部・稽古風景に記載の内容に準じて進めております。

 

〇 稽古に対する姿勢。
1.目的を明確にする。
健康な体と健全な精神とを養いバランスの取れた人間になる事を目指します。

 

2.学ぶ順序をおろそかにしない。
技は初歩から階段一歩ずつ上がるように順を踏んで学んでゆかねば上達しません。一段飛び越えしまうと、とたんに難しさが増して習得する事ができなくなってしまいます。
一段、一段毎に丹念に繰り返し学び、土台を造り、徐々に高度な技までを習得して行きます。

 

3.基本通りに学ぶ。
先人の経験が集約されている基本を体得することが土台になります。
何事においても初めは「守」、まずは先人の残した、型を「守る=真似る」ところから始まります。
自分を型にはめるのは非常に窮屈な仕事です。しかし、上達への一番の近道です。
道理に叶った無駄のない基本を無視していきなり「破」「離」では無理、無駄、が多くて上達できません。

 

4.体力に応じて無理なく、楽しく修行する。
年齢、性別、などの体力差を考慮して稽古を行います。 厳しいながらも過度の負担が生じないように内容を考慮して、健康増進を図ります。道場に来ることが楽しみなり、休まず長く続けること事が優先されます。

 

 

 

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