金剛禅総本山少林寺 豊橋芦原道院
豊橋芦原道院とは
豊橋芦原道院は、香川県多度津に本山を置く宗教法人 金剛禅総本山少林寺の金剛禅運動を、東三河に於いて展開する実施機関のひとつです。○ 稽古の目標
少林寺拳法は「健康増進」「精神修養」「護身錬胆」を兼ね備えた修行法です。 そのため、競争や勝敗を目的とせず、次の3点を目標として技法と教えを学びます。
1. 健康な心身を維持すること。
2. 己を納め、己に克つ心を持つこと。
3. 自分の身を自分で守れる自信を持つこと。
☆ 当道院では、健康増進(心身の健康を維持し続けること)に重きを置いています。
○ 目標達成の手段
修錬の柱は、達磨大師が伝えた修行法です。
二人一組で攻守を交替しながら行う護身術の稽古を通じて、独りでは上達できないことや、他者の存在の有り難さを学びます。さらに、釈尊の原始仏教から「人としての生き方」を学び、座禅によって自己を見つめ、日々の稽古に励みます。
稽古は一般部も少年部も共にサイドバ−の少年部・稽古風景
に記載の内容に準じて進めております。
拳技の稽古に対する姿勢
技は初歩から一段ずつ積み重ねて順を踏んで学びます。一段飛ばすと習得が難しくなるため、基礎を丁寧に繰り返し、土台を固めた上で高度な技へ進みます。
2.基本を素直に学ぶ。
基本には先人の経験が凝縮されています。初めは「守」、すなわち型を忠実に守り、真似ることから始めます。型にはめるのは窮屈に感じますが、それが上達への最短距離です。基本を軽視していきなり「破」「離」に進むと、無理や無駄が多くなり上達は望めません。
3.体力に応じて無理なく楽しく修行する。
年齢や性別などの体力差を考慮し、厳しくも過度な負担をかけない稽古を行います。道場に通うことが楽しみとなり、長く継続できることを大切にしています。