プロ野球-巨人列伝 ('10-'20)

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    '10年 (平成22年) の巨人

    清原和博 (42歳) 野球評論家 2年目 / 巨人クリーンナップ & エース

    巨人 3位 (原辰徳監督 / 51歳)  / 144試合 (勝)79 (敗)64 (分)1 (勝率).552

    シーズン終盤に中日、阪神との三つ巴の競り合いに敗れ、3位に転落。敗因は投手陣の総崩れ。
    ゴンザレスがまさかの5勝、グライシンガーは故障の影響で勝ち星なし。抑えのクルーンもケガで再三戦列を離れ、シーズン通しての安定感を欠いた。
    攻撃陣は阿部が捕手として史上3人目の40本超えとなる44本塁打、ラミレスが自己最多の49本塁打、129打点で2冠に輝くなど好調だった。



    (3番 三塁) 小笠原道大 (36歳) 試合 137 本塁打 34 打点 90 安打 157 打率 .308

    (4番 左翼) ラミレス 試合 144 本塁打 49 打点 129 安打 172 打率 .304

    (5番 捕手) 阿部慎之助 (31歳) 試合 140 本塁打 44 打点 92 安打 140 打率 .281

    (9番 投手) 東野峻 試合 27 (勝敗S)13-8-0 (防)3.27


    '11年 (平成23年) の巨人

    清原和博 (43歳) 野球評論家 3年目 / 巨人クリーンナップ & エース

    巨人 3位 (原辰徳監督 / 52歳)  / 144試合 (勝)71 (敗)62 (分)11 (勝率).534

    V奪回を至上命題に挑んだが、2年連続の3位。統一球への対応を誤った打撃陣が大誤算。
    前年両リーグ最多の226発だった超重量打線が、半数以下の108と貧打にあえぎ、チーム打率も'93年以来18年ぶりに.250を割った。



    (3番 中堅) 長野久義 試合 140 本塁打 17 打点 69 安打 164 打率 .316

    (4番 左翼) ラミレス 試合 137 本塁打 23 打点 73 安打 133 打率 .279

    (5番 捕手) 阿部慎之助 (32歳) 試合 114 本塁打 20 打点 61 安打 114 打率 .292

    (9番 投手) 内海哲也 (29歳) 試合 28 (勝敗S)18-5-0 (防)1.70


    '12年 (平成24年) の巨人

    清原和博 (44歳) 野球評論家 4年目 / 巨人クリーンナップ & エース

    巨人 優勝 (原辰徳監督 / 53歳)  / 144試合 (勝)86 (敗)43 (分)15 (勝率).667

    ここ数年で一番の強さを見せ、史上初の5冠を達成した'12年は、6人のタイトルホルダーが誕生したまさに"圧巻"の年だった。
    阿部が首位打者 (.340)と打点王 (104)、さらに最高出塁率 (.429)でMVPに選ばれると、長野と坂本が最多安打 (173)、内海が最多勝 (15)、杉内が最多奪三振 (172)、
    そして山口が最優秀中継ぎ (47ホールド)のタイトルを獲得。さらに阿部と原監督が正力松太郎賞を受賞。同一チームによるダブル受賞は史上初の快挙。



    (3番 遊撃) 坂本勇人 (23歳) 試合 144 本塁打 14 打点 69 安打 173 打率 .311

    (4番 捕手) 阿部慎之助 (33歳) 試合 138 本塁打 27 打点 104 安打 159 打率 .340

    (5番 三塁) 村田修一 試合 144 本塁打 12 打点 58 安打 130 打率 .252

    (9番 投手) 内海哲也 (30歳) 試合 28 (勝敗S)15-6-0 (防)1.98


    '13年 (平成25年) の巨人

    清原和博 (45歳) 野球評論家 5年目 / 巨人クリーンナップ & エース

    巨人 優勝 (原辰徳監督 / 54歳)  / 144試合 (勝)84 (敗)53 (分)7 (勝率).613

    V9以来となる日本一連覇を狙い、リードを確実に守る手堅い野球で白星を積み重ねていく。
    特に際立ったのが山口、マシソン、西村のリリーフトリオ。競ったゲームに必ずと言っていいほど登板し、相手打線を完璧に抑えていった。
    しかし、CSも突破し、日本シリーズに進出したが、リーグ無敗の田中 (現ヤンキース)擁する楽天に惜敗し、日本一連覇は夢物語に終わる。



    (3番 遊撃) 坂本勇人 (24歳) 試合 144 本塁打 12 打点 54 安打 147 打率 .265

    (4番 捕手) 阿部慎之助 (34歳) 試合 135 本塁打 32 打点 91 安打 125 打率 .296

    (5番 一塁) ロペス  試合 121 本塁打 18 打点 55 安打 130 打率 .303

    (9番 投手) 菅野智之 (23歳) 試合 27 (勝敗S)13-6-0 (防)3.12


    '14年 (平成26年) の巨人

    清原和博 (46歳) 野球評論家 6年目 / 巨人クリーンナップ & エース

    巨人 優勝 (原辰徳監督 / 55歳)  / 144試合 (勝)82 (敗)61 (分)1 (勝率).573

    原体制2度目のリーグ3連覇に挑み、西武から片岡、広島から大竹をFAで、中日から井端を獲得し、チーム内にさらなる競争を促した。
    投手陣はリーグ1位のチーム防御率3.58を残し、質・量ともに豊富な戦力が機能。攻撃陣は貧打に悩まされ、リーグ優勝時にはチーム打率
    がリーグ最下位という不名誉な記録を残す。リーグ3連覇を果たしたが、CSでまさかの4連敗で、無念の終幕。



    (3番 遊撃) 坂本勇人 (25歳) 試合 144 本塁打 16 打点 61 安打 152 打率 .279

    (4番 捕手) 阿部慎之助 (35歳) 試合 131 本塁打 19 打点 57 安打 114 打率 .248

    (5番 三塁) 村田修一 試合 143 本塁打 21 打点 68 安打 133 打率 .256

    (9番 投手) 菅野智之 (24歳) 試合 23 (勝敗S)12-5-0 (防)2.33


    '15年 (平成27年) の巨人

    清原和博 (47歳) 野球評論家 7年目 / 巨人クリーンナップ & エース

    巨人 2位 (原辰徳監督 / 56歳)  / 143試合 (勝)75 (敗)67 (分)1 (勝率).528

    リーグ4連覇の有力候補に挙げられていたが、最後まで波に乗れず、総年棒で20億円近くも下回るヤクルトに優勝をさらわれた。
    シーズン終了後に原監督が退任し、高橋新監督へバトンタッチ。現役を引退したばかりの若き指揮官の下、再出発を図ることに。
    低迷の要因は打線。長野や村田が不振に陥った上に助っ人も不発で、20本塁打以上の打者が一人もいなかったのは55年ぶり。
    一方、投手陣はマイコラスとポレダの活躍に加え、高木や田口が台頭し、杉内や内海の離脱があってもリーグ1位の防御率を記録。
    澤村の抑え転向が成功し、プルペンも相変わらず盤石。



    (3番 遊撃) 坂本勇人 (26歳) 試合 130 本塁打 12 打点 68 安打 129 打率 .269

    (4番 捕手) 阿部慎之助 (36歳) 試合 111 本塁打 15 打点 47 安打 83 打率 .242

    (5番 右翼) 長野久義 試合 130 本塁打 15 打点 52 安打 109 打率 .251

    (9番 投手) 菅野智之 (25歳) 試合 25 (勝敗S)10-11-0 (防)1.91


    '16年 (平成28年) の巨人

    清原和博 (48歳) 野球評論家 8年目 / 巨人クリーンナップ & エース

    巨人 2位 (高橋由伸監督 / 41歳)  / 143試合 (勝)71 (敗)69 (分)3 (勝率).507

    高橋監督の1年目は2位でCS進出。しかし、"らしくない"野球で広島の独走を許し17.5ゲーム差の2位。
    坂本が首位打者に輝き、21歳の田口が躍進と明るい話題もあったが、チームとしてはチグハグな面が目立った。
    防御率2位ながらセーブ失敗が最多の20。最優秀防御率 & 最多奪三振のタイトルを獲得しながら9勝に終わったエース菅野が昨季の戦いぶりを象徴。



    (3番 遊撃) 坂本勇人 (27歳) 試合 137 本塁打 23 打点 75 安打 168 打率 .344

    (4番 一塁) ギャレット 試合 123 本塁打 24 打点 68 安打 109 打率 .258

    (5番 捕手) 阿部慎之助 (37歳) 試合 91 本塁打 12 打点 52 安打 104 打率 .310

    (9番 投手) 菅野智之 (26歳) 試合 26 (勝敗S)9-6-0 (防)2.01


    '17年 (平成29年) の巨人

    清原和博 (49歳) 野球評論家 9年目 / 巨人クリーンナップ & エース

    巨人 4位 (高橋由伸監督 / 42歳)  / 143試合 (勝)72 (敗)68 (分)3 (勝率).514

    山口俊、陽、森福を獲得する大型FA補強を展開したにもかかわらず、5〜6月に球団ワースト記録の13連敗。初めてCS進出を逃すなど、
    常勝球団のアイデンティティが揺らぐシーズンを経験した。菅野、マイコラス、田口の強力先発3本柱を擁しながら打線がつながりを欠いた。
    補強の3人も、陽が故障で出遅れて森福は不振、山口俊はトラブルと期待通りとは言い難かった。
    オフにはマイコラスがメジャーへ去り、村田修一を自由契約にした一方でゲレーロを補強。



    (3番 遊撃) 坂本勇人 (28歳) 試合 142 本塁打 15 打点 61 安打 157 打率 .291

    (4番 三塁) マギー 試合 139 本塁打 18 打点 77 安打 165 打率 .315

    (5番 一塁) 阿部慎之助 (38歳) 試合 129 本塁打 15 打点 76 安打 119 打率 .262

    (9番 投手) 菅野智之 (27歳) 試合 25 (勝敗S)17-5-0 (防)1.59


    '18年 (平成30年) の巨人

    清原和博 (50歳) 野球評論家 10年目 / 巨人クリーンナップ & エース

    巨人 3位 (高橋由伸監督 / 43歳)  / 143試合 (勝)67 (敗)71 (分)5 (勝率).486

    辛うじてCSに進出したとはいえ、4年連続のV逸だけでなく12年ぶりに勝率5割を下回り、高橋由伸監督が辞任。
    3度目の返り咲きを果たした原監督の意向により、オフには2年連続MVPの丸をはじめ炭谷、岩隈、中島と大型補強を展開。
    FA補強の代償として内海哲也、長野久義らの功労者を失ったことには批判もあった。



    (3番 遊撃) 坂本勇人 (29歳) 試合 109 本塁打 18 打点 67 安打 152 打率 .345

    (4番 三塁) 岡本和真 (22歳) 試合 143 本塁打 33 打点 100 安打 167 打率 .309

    (5番 一塁) 阿部慎之助 (39歳) 試合 95 本塁打 11 打点 46 安打 49 打率 .247

    (9番 投手) 菅野智之 (28歳) 試合 27 (勝敗S)15-8-0 (防)2.14


    '19年 (平成31年〜令和元年) の巨人

    清原和博 (51歳) 野球評論家 11年目 / 巨人クリーンナップ & エース

    巨人 優勝 (原辰徳監督 / 61歳)  / 143試合 (勝)77 (敗)64 (分)2 (勝率).546

    原監督が復帰した今季は、FAで獲得した丸の活躍もあって5年ぶりのリーグ制覇。ただ、日本シリーズでは
    ソフトバンクに4連敗を喫し、オフは最多勝・最高勝率・最多奪三振の三冠を獲得した主戦投手の山口俊が
    MLB移籍で退団。さらに、美馬学や鈴木大地ら有力FA選手の補強にも失敗。



    (3番 遊撃) 坂本勇人 (30歳) 試合 143 本塁打 40 打点 94 安打 173 打率 .312

    (4番 三塁) 岡本和真 (23歳) 試合 143 本塁打 31 打点 94 安打 147 打率 .265

    (5番 センター) 丸佳浩 (30歳) 試合 143 本塁打 27 打点 89 安打 156 打率 .292

    (9番 投手) 菅野智之 (29歳) 試合 22 (勝敗S)11-6-0 (防)3.89


    '20年 (令和2年) の巨人

    清原和博 (52歳) 野球評論家 12年目 / 巨人クリーンナップ & エース

    巨人 優勝 (原辰徳監督 / 62歳)  / 120試合 (勝)67 (敗)45 (分)8 (勝率).598

    今季は首位を明け渡したのは2日だけと圧倒的な戦力を見せつけてリーグ連覇を達成。しかし、日本シリーズでは
    2年続けてソフトバンクに4連敗と史上初の屈辱を味わった。オフはMVPを獲得した菅野智之がポスティングで
    MLB移籍を目指したが、残留が決定。例年同様に補強にも積極的に動き、FAではDeNAから梶谷&井納を獲得。



    (3番 遊撃) 坂本勇人 (31歳) 試合 115 本塁打 19 打点 65 安打 119 打率 .289

    (4番 三塁) 岡本和真 (24歳) 試合 118 本塁打 31 打点 97 安打 121 打率 .275

    (5番 センター) 丸佳浩 (31歳) 試合 120 本塁打 27 打点 77 安打 120 打率 .284

    (9番 投手) 菅野智之 (30歳) 試合 20 (勝敗S)14-2-0 (防)1.97




  1. 巨人3連覇以上のシーズン
    '65年 '66年 '67年 '68年 '69年 '70年 '71年 '72年 '73年 (前人未到9連覇 / 川上哲治監督)

    '07年 '08年 '09年 (3連覇 / 原辰徳監督)

    '12年 '13年 '14年 (3連覇 / 原辰徳監督)



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