保険と貯蓄の違いとは? |
まず養老型の説明の前に保障と貯蓄の違いを説明します。聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、よく保険は四角形、貯金は三角形にたとえられることがあります。たとえば月々13,000円で死亡保障500万円、期間30年で満期金500万円の生命保険と、同じく月々13,000円の積立定期30年で500万の満期金ではどのように違うか。共通していることは30年後の満期金は一緒です。それでは15年後に万が一死亡した場合はどうでしょうか?お解かりのとおり保険では500万円が受け取れます。貯金では大体250万円ぐらいでしょうか。
原則保険は13,000円を払って証券がきたならば、2日後に死亡しても500万が残された家族に支払われます。貯金は13,000円です。
単純に違いを説明しただけで、どちらもお金の使い道で考えると大切なことです。
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養老保険、養老生命共済 |
満期がある商品です。満期の期間は保険会社、共済組合によって違いますが、基本的に5年、10年、20年、30年となっているところが多いです。この保険、共済は単独で入ることができます。入院の保障(特約)をつけなくても、また死亡の保障(特約)をつけなくても入ることができます。保障=満期であり、この満期の運用は各会社によって違います。外貨、あるいは株で運用するところ、また公社債等で運用するところなどがあります。このごろは海外の株で運用するところが増えてきているようです。
またこの保険、共済は比較的教育資金、結婚資金、レジャー資金、老後の資金などの目的で加入される方が多いようです。

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特約 |
基本的には、単独で入ることはできない。現在様々な特約があり、しかも会社によって呼び方は違うが内容がほとんど同じと言うような特約があり、加入を考えている方が資料を集めて一番迷うところです。代表的な特約をいくつか上げておきます。
災害特約・・・事故などの災害で死亡したときに定期特約と一緒に支払われる特約 |
生活保障特約・・・死亡した場合残された家族に毎年年金形式でおりてくる特約 |
特定疾病定期保険特約・・・がん・心筋梗塞・脳卒中になったらおりてくる特約 |
重度慢性疾患特約・・・重度の糖尿病などにかかった場合におりてくる特約 |
入院特約・・・入院した場合におりてくる特約(会社によって日数が違う) |
入院初期給付特約・・・1泊から4日までの入院特約 |
まだまだたくさんありますよ。

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現在の養老生命の主流は |
特別養老保険
養老保険に定期保険特約、災害特約、入院特約をつけたもの。保障額は養老保険の満期金の5倍保障、10倍保障がある。入院特約は満期金によって変わってくる。
入院特約付養老生命共済
養老部分に定期特約、災害給付特約、入院特約をつけたもの。保障額は満期の2倍から19倍まで加入できる。入院特約は3,000円〜5,000円が主流
外国貨幣建養老保険
外資系の保険会社等で売っている養老保険、主にドル建てが多い。、死亡重視より、運用重視であり積立利率は最低保障される。
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確認コーナー
養老保険加入している方で証書を見て確認してください。
運用重視が主流となっていますが元本補償型ですか?
運用実績の明細が最低でも3ヶ月あるいは6ヶ月ごとにきていますか?
入院特約
何日入院するともらえますか?また何日間もらえますか?
すべての病気、けがでもらえますか?
手術した場合入院とは別でもらえますか?入院支払対象期間内の手術でないと手術金が対象にならない場合があります。
養老型の変形型で子供保険、学資保険、こども共済があります。
それぞれ満期金の先取りで入学年度に満期金の何パーセントかを先に使える形です。また入院特約もセットされているものが多いです。
15年、18年払込終了 18歳、22歳満期等があります。確認してください
養老保険、養老生命共済にない特徴
契約者は親となっています。もし万が一契約者が死亡した場合はそれ以降掛金が免除になったり、養育年金が受け取れる保険、共済もあります。
確認してわからない点がありましたらお気軽に相談してください。無料です。

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