<ドラマ・ドキュメンタリー>

・実話ベース  ・音楽系  ・人間ドラマ

・青春ドラマ  ・社会派ドラマ  ・その他

人間ドラマ
ウィズ・ユー ―WITH YOU―
監督…ティモシー・ハットン、脚本…カレン・ジャンセン
ケビン・ベーコン/エヴァン・レイチェル・ウッド/メアリー・スチュアート・マウターソン
10歳の少女ハリオットと障害をもつリッキーの心の交流を描いた作品です。 リッキーがハリオットに言う「君はいずれ大人になる、僕はおとなにはなれない」切ない言葉でした。

ウエイクアップ!ネッド ―WAKING NED― 98 英
監督・脚本…カーク・ジョーンズ
イアン・パネン/ディビッド・ケリー/フィオヌラ・フラナガン/スーザン・リンチ
ウエイクアップ!ネッドの特集へ

カーテンコール ―ALIVE AND KICKING― 96年 英
監督…ナンシー・メックラー 脚本… マーティン・シャーマン
ジェイソン・フレミング/アントニー・シャー/ドロシー・テューティング/アンソニー・ヒギンズ
マーティン・シャーマンの書き下ろしの脚本を映像化した作品。
 ロンドンのダンスカンパニーが、そのカンパニーの元トップダンサーだったラモンがエイズで死亡したことをきっかけに、 ラモンの代表作であった伝説の名舞台”インディアンサマー”をHIVポジティブのハンデを抱えながらも ダンスに情熱をかたむける、トニオを主役(ラモンの役)に上演するまでの話です。
 このトニオはゲイ&レズビアンの集うディスコで、ラモンのセラピストだったジャックと知りあい、 互いに惹かれあい恋人同士になっていきます。
 ちょっと、Storyを聞くと、なんだ、ゲイの映画かと思うのですか、そこがイギリス映画の良さというか、 細やかな感情のぶつかり合いとか、心の触れ合いが随所に表現されていて、いやらしくないのです。 トニオの考え方や生きていく情熱や姿勢にも心を熱くさせられましたまた。トニオとジャックの愛の形も素敵です。 またトニオがレズのダンス仲間とベッドインするシーンは少し切なくなります。
 トニオを演じるジェイソン・フレミングのダンス(手の振りの優雅さや表情の切なさ)も見ごたえがありました。
この、ジェイソン・フレミングはスコットランドを舞台にした映画”ロブ・ロイ”では リーアム・ニーソン演じるロブ・ロイと行動を共にしている青年Gregor役をしていました。 最近では”レッド・バイオリン”のFrederick Pope役(ポスターの人です)や ”ロック・ストック&スモーキング・バレルズ”のTom役、”グリード”ではクリードに頭から食べられてしまう Mulligan役を演じています。
ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズの特集へ


顔のない天使 ―THE MAN WITHOUT A FACE― 84年 米
監督…メル・ギブソン 脚本…マルコム・マクラーリー
メル・ギブソン/ニック・スタール/マーガレット・ウィットマン/フェイ・マスターソン

カッコーの巣の上で ―ONE FLEW OVER THE CUCKOO'S NEST― 75年 米
監督…ミロス・フォアマン 脚本…ローレンス・ホーベン
アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞、主演男優賞、主演女優賞
ジャック・ニコルソン/ルイーズ・フレッチャー/ウイル・サンプソン

ケス ―KES― 69年 英
監督…ケン・ローチ 脚本…バリー・ハインズ、ケン・ローチ
ディビット・ブラッドレー/コリン・ウェランド/リン・ベリー
 ケン・ローチ監督の初期(’69)の作品。1960年代後半のヨークシャー地方の炭鉱町が舞台です。 ケスというのは主人公のビリー少年がヒナのときから餌付けを試みて育てたハヤブサの名前です。
 ”ハヤブサは飼いならせない。人に服従しないから好きなんだ”というビリーとケスとの心の交流が、 ビリーの心のよりどころとなっていく様子が、結末を考えると哀しいです。
 教師による、生徒への体罰の様子も描かれているところが多く、ちょっと心が痛みました。


ゴウ・ナウ ―GO NOW― 96年 英
監督…マイケル・ウインターボトム 脚本…ポール・ヘンリー・パウエル、ジミー・マクガバン
ロバート・カーライル/ジュリエット・オーブリー/ジェームス・ネスビット

この森で天使はバスを降りた ―THE SPITFIRE GAILL― 96年 米
監督・脚本…レー・デビット・ズロートフ
アリソン・エリオット/エレン・バーティン/マーシャ・ゲイ・ハーデン

ザ・エージェント ―JERRY MAGUIRE― 96年 米
監督…キャメロン・クロウ
アカデミー助演男優賞
トム・クルーズ/キューバ・グッディンJr/ジェリー・オコネル/レニー・ゼルウィガー

最高のルームメイト ―ROOMMATES― 95年 米
監督…ピーター・イエーツ 脚本…マックス・アップル、スティーブン・メトカルフ
ピーター・フォーク/D・B・スウイーニー/ジュリアン・ムーア
アカデミーメイクアップ賞にノミネートされたピーター・フォークの75歳から107歳までの演技がすばらしいです。しばらくぶりで同居した、頑固一徹のパン職人の祖父のいびきが、医者として活躍する孫の不眠症を治してくれる。そんなはじまりかたをする、感動作です。

ショーシャンクの空に ―THE SHAWSHANK REDEMPTION― 94年 米
監督・脚本…フランク・ダラボン
ティム・ロビンス/モーガン・フリーマン/ウイリアム・サドラー/ボブ・ガントン
スティーブン・キング原作の「刑務所のリタ・ヘイワース」の映画化作品。これも、予告篇にひたすら感動して、観た作品です。

スリング・ブレイド ―SLING BLADE― 96年 米
監督・脚本…ビリー・ボブ・ソーントン
アカデミー脚色賞
ビリー・ボブ・ソーントン/ドワイト・ヨーカム/J・T・ウォルシュ/ジョン・リッター
監督、脚本のビリー・ボブ・ソーントンが主人公のカールを自ら熱演しています。

タイタニック ―TITANIC― 97年 米
監督・脚本…ジェームズ・キャメロン
アカデミー作品賞、監督賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、編集賞、オリジナル作曲賞、オリジナル歌曲賞、録音賞、音響効果賞、視覚効果賞
レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ウインスレット/ビリー・ゼーン/キャシー・ベイツ

翼のない天使
監督…ナイト・シャマラン
ロバート・ロジア/ジョゼフ・クロス/ロージー・オドネル

地球は女で回っている ―DECONSTRUCTING HARRY― 97年 米
監督・脚本…ウディ・アレン
ウディ・アレン/キャロリン・エアロン/カーティ・アレィ

ディファレンス・フォー・ガールズ ―Different For Girls― 97年 英
第20回モントリオール国際映画祭グランプリ
監督…リチャード・スペンス
 トランス・セクシャルした同級生キム(スティーブン・マッキントッシュ)と偶然出会った時から人生が変わってしまい、 そして、いい関係になっていくという、なんとなく見終わった後、ウフフとなってしまう(楽しいですよ)映画です。 監督リチャード・スペンス、第20回モントリオール国際映画祭グランプリ。
 トランス・セクシャルしたキムを演じたのは、このごろ、随分、名前をみかけるスティーブン・マッキントッシュ (なんだか、とっても、うつくしい)。この人は’90年の”メンフィス・ベル”で”mother&country号”に、 乗り組む新兵の役で出ていた人なのですね。他にも”グロテスク”ではスティングに誘惑される役をやったり、 最近では”ロック・ストック・・・”や”スカートの翼広げて”にも出演しています。


デットマンウォーキング ―DAEAD MAN WALKING― 95年 米
監督・脚本…ティム・ロビンス
アカデミー主演女優賞、ベルリン映画祭男優賞
スーザン・サランドン/ショーン・ペン/ロバート・プロスキー/ロバータ・マックスウエル

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア ―KNOCKIN'ON HEAVEN'S DOOR― 98年 独
監督・脚本…トーマス・ヤーン
ティル・シュヴァイガー/ヤン・ヨーゼフ・リーファース/ティエリー・ファン・ヴェルフェーケ/ルトガー・ハウアー
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアの特集へ

ヒューゴ・プール ―HUGO POOL― 96年 米
監督…ロバート・ダウニー 脚本…ロバート・ダウニー、ローラ・ダウニー
アリッサ・ミラノ/マルコム・マクダウエル/キャシー・モリアーティ/ショー・ペン/ロバート・ダウニー・Jr
ロバート・ダウニー・Jrの父のロバート・ダウニーが36歳で亡くなった妻ローラ・ダウニー(ALS…筋萎縮性側索硬化症)とともに書いた脚本を映画化したものです。

フィッシャーキング ―THE FISHER KING― 91年 米
監督…テリー・ギリアム、脚本…リチャード・ラグラベネス
アカデミー助演女優賞、ベネチア映画祭銀獅子賞
ロビン・ウイリアムズ/ジェフ・ブリッジス/アマンダ・ブラマー/マーセデス・ルール

ブラザー・マクマレン ―THE BROTHER McMULLEN― 95年 米
監督・脚本…エドワード・バーンズ
サンダンス・インステュートグランプリ作品
エドワード・バーンス/シャーリー・アルバート/マクシーヌ・バーンズ/キャサリン・ボルズ

マイ・レフト・フット ―MY LEFT FOOT― 89年 米
監督・脚本…ジム・シェリダン
アカデミー主演男優賞、助演女優賞
ダニエル・ディ・ルイス/ブレンダ・フリッカー/レイ・マカナリー
重度の脳性マヒに冒されて生まれた、アイルランドのアーチスト、 クリスティ・ブラウンが自ら書いた自叙伝が原作の作品です。 べたべただけではない家族や友人の愛情が、伝わってきます。

マイ・フレンド・メモリー ―THE MIGHTY― 98年 米
監督…ピーター・チェルソム 脚本…チャルーズ・リーヴィット
ハリー・ディーン・スタントン/キーラン・カルキン/ジーナ・ローランズ/シャロン・ストーン/ジリアン・アンダーソン
ロッドマン・フィルブリック原作の「フリーク・ザ・マイティ」は読みごたえがあります。アーサー王を扱った「円卓の騎士」、「王様の剣」、「キャメロット」、「エクスカリバー」などを知っていると、作品の中に時折出てくる”騎士は行動によって自分の価値を証明する”という言葉の意味や、登場人物の役割がよくわかって面白いです。
二人の少年が心を通わす、花火のシーンは本当に感動的です。
スティングの歌う主題歌「THE MIGHTY」が力強く、そしてやさしくてすてきです。

八日目 ―LE HUTIEME JOUR― 96年 ベルギー・仏
監督・脚本…ジャン・ヴァン・ドルマル
カンヌ映画祭主演男優賞(主演の二人がダブル受賞)
ダニエル・オートゥイユ/パスカル・デュケンヌ/ミュウ・ミュウ/アンリ・ガルサン
最後の”神様は八日目にジョルジュをお作りになった”という言葉が印象的です。

レインマン ―RAIN MAN― 88年 米
監督…バリー・レビンソン 脚本…ロナルド・バス、バリーモロー
アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞、オリジナル脚本賞、ベルリン映画祭金熊賞
ダスティン・ホフマン/トム・クルーズ/ヴァレリア・ゴリノ/ジェリー・モレン/ジャック・マードック


MagicのTOPへ