寿都鉄道・DC512
(番外編)給水塔         蒸機8108号客車オハ8518ワ204ト103レム892給水塔
柱、土台などの骨格は、市販の各サイズのヒノキ材を使用した。
板壁、屋根などの素材は、航空ベニヤ(0.5mm厚フィンランド製)、STウッド(0.3mm厚エコーモデル製)、車体製作用方眼紙(0.4mm厚いやみや製)など、その他に魚屋さんからいただいたうすかわ(0.15mm厚)などを使用した。
骨組みは、速乾性木工ボンドで頑丈に組み上げる。
詰所の板壁は、両面テープを貼り付けたSTウッドを1間幅(22.5mm)と2間幅(45mm)にカット後、3.0mm幅にカッターで仕上げる。
給水塔屋の板壁は、航空ベニヤを使用し硬い感じにしてみた。
屋根は、いさみや製方眼紙にカッターで筋を入れ継ぎ目を表現した。(この工法は、當瀬規嗣氏から教えを頂いた。)
給水塔タンクは、塔屋の上から被せる事とし別途製作した。
木製タンクは、トイレットペーパーの芯をにーパーを付けるなど細工し、うすかわを所定の幅に貼り付ける。
これも両面テープを用いれば、うすかわも丈夫になり扱い易くなる。
タンクに巻くロープは、ミシン糸を使用した。
壁、屋根、給水塔にタンクをのせ出来上がりとなる。
運転詰所裏には、増築とゲヤ部分があることは分かっているが、形状などハッキリした資料はなく推測で作る事になった。資料不足を良い事に窓は出窓とした。
詰所2階部分は窓が多く、全て真鍮板を切り抜いて製作した。
塗装は、主に筆塗りで行いました。
タンク屋根へのハシゴ、煙突、給水樋、外灯などを取付け、窓を填め込んで完成です。