寿都鉄道・DC512

(その5)◆貨車ワ204      蒸機8108号客車オハ8518ワ204ト103レム892給水塔
 

●上回り:
車体は、0.4mm厚真鍮板を使用し、デザインナイフで2.0mm幅にスジを入れる。
両側の荷物出入れ口を抜き、別板でドアー板を切り出す。
屋根は、0.4mm厚の大きめな真鍮板に丸みを付けた後、余分なところをカットする。

側板、妻板に0.6mm洋白板角線で縦横に補強枠を取り付ける。
端枠には0.28mm線でリベットを植え込み。両端とドアー脇に予めテスリを取り付けておく。 票差し、縦桟下の補強用受け、ドアー開口部の上部覆い及び下部の受けを取付る。
ドアーは、スライド方式を採用する。ドアー下部に1.0mmパイプ、車体に0.4mmステンレスバネ線を取り付け、上部は覆いのみである。
妻板は、カプラー解放テコ、テスリ、ブァッファー台座などおおよそのディテールを取り付け。
荷物室扉の留め金を取り付けてみました。
可動させるとなると、強度上この程度ゴツクなるのは止むを得ないと思う。

 

●下回り、床下:
下回り、床下機器はキットから概ね流用しました。荷物ドアー下ステップ、ブレーキステップ及びテコ受け類、ブレーキシリンダー、エアータンクを取り付けます。続いて、連動テコ装置と配管を行います。

屋根板の周囲には、0.5mm真鍮角線で厚み出した。車体に固定し
上回りが組上がる。










●生地完成:
完成した車体上回りに下回りを吐かせて完成する。
●塗装など:
車体、下回は半艶消し、屋根はスェード調のいずれも黒を吹き付けた。
レターリング後、かるくウエザリングを施した。