広報紙「のぞみ」最新号

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広報紙「のぞみ」 第16号(2019年12月1日発行)

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いと高きところには神に栄光、地には平和 12月24日夜、道後教会でミサ

クリスマス

 2千年前、ユダヤの国のベツレヘムの町の貧しい馬小屋でイエス・キリストが生まれました。その夜、野宿し羊の番をしていた羊飼いたちの上に天使が現れ、「あなたたちのために救い主が生まれた。いと高きところには神に栄光、地には善意の人々に平和」と告げました。羊飼いたちは急いで馬小屋に行き、母マリア、父ヨセフに見守られて馬船に眠る幼子イエスを礼拝しました。
 以上が聖書が語るキリスト降誕の模様です。キリストは成長し、「隣人を自分のように愛しなさい」と語り、貧しい人、病人、障がいのある人、差別され苦しみ、泣く弱い人々に寄り添い、ひたすら愛を行う生涯を生き、人々の救いのために十字架につけられて死にました。
 神がイエスを復活させたのは、人間が死の苦しみで生涯を終えることを望まず、死の先に「復活」があることをわたしたちに示すためでした。イエスの復活によってわたしたちは死んでも神とともに生き続け、そしていつの日か復活するのです。この信仰をもとにしてキリスト教はイエスの復活を毎年お祝いするのです。
 クリスマスはそのキリストの生誕を祝います。道後教会でも12月24日のイブ、25日に別表の時間にミサを捧げます。皆様も参加してキリストの愛に触れてみませんか。

〈クリスマスミサご案内〉
 クリスマス・イブのミサ 12月24日(火)午後7時
 クリスマス・日中のミサ 12月25日(水)午前10時
 ・マドレーヌもプレゼント

「全ての国が核廃絶を」 ローマ教皇 長崎・広島を訪問

 全世界の平和を訴え、苦しんでいる人、過酷な環境の中で泣いている人々の救いを常に訴え続けているローマ教皇フランシスコが11月23日初来日した。今回の来日テーマは「すべての命を守るため」。教皇の旅は、日本の人々に数々の感銘深いメッセージを残した。
 24日には長崎爆心地公園で核兵器に関し「平和な世界へ核廃絶という理想の実現はすべての人、国の参加が必要だ」と各国の政治指導者に求めた。午後は県営球場で3万人の参加者を迎えてミサを捧げた。その後、空路広島へ。夕刻の広島平和記念公園で平和のための集いを行い、「戦争のために原子力を使用することは犯罪以外の何ものでもない。倫理に反する」と強調した。
 25日は東京で東日本大震災被災者との集い、天皇との会見などの後、東京ドームでミサを行った。約5万人の参加者を前に教皇は、社会で孤立した人々への救いを呼びかけ、行き過ぎた競争意識に警鐘を鳴らした。その後、安倍首相と会談。
 26日に空路ローマへ、帰国の途に就かれた。
 道後教会の信徒も長崎と広島の行事に参加した。

初登場のうどんに人気 教会バザー、名物のマドレーヌも

 うどんを初めてメニューに登場させた今年の教会バザーは11月17日(日)、聖母幼稚園とともに楽しく行われた。今年は教皇フランシスコが来日し様々な行事があり、それに参加したいという信徒もいるため、有志による開催となった。
 メニューはカレーに替えてうどんをメインにした。幼稚園には食べるものの出品はなく、昼食としてうどんは人気を集め、行列ができるほどの盛況ぶりだった。伝統の味マドレーヌとコーヒーのコーナーも設けられ、親子連れらがなごやかなひと時を過ごしていた。
 また聖堂のステンドグラス公開も行われ、いつものように家族連れや子供たちが訪れ、「きれいだなあ」と聖書の世界に思いをはせていた。

道後に教会を建て 宣教した 福者ナヴァロ神父 島原で壮絶な殉教 炎の中から「イエズス・マリア」

クリスマスの夜、ミサ後に捕らわれる

 「イエズス、マリア!」大声で最後の祈りを唱え、炎の中で息絶え殉教した福者ペトロ・パウロ・ナヴァロ神父の一生は、十字架上で「成し遂げられた」と言って息絶えられたキリストのように生き、そして死んだ聖なる生涯だった。
 ナヴァロ神父は27歳で道後にやってきた。宣教の情熱に燃えて教会を建て、地域をキリストの光で照らす大きな十字架を建てようとしたが、秀吉の伴天連追放令が出され道後を去った。
 その後、語学力の優れた神父は日本語も堪能で信徒に信頼され、大分や長崎で宣教に専念した。
 在日34年間の大半は過酷な禁教令の迫害の下で潜伏し、耐えがたい苦難に耐え、教えを人々に伝え続けた。山を越え、川を渡り、長い道のりをたどり、変装のため百姓の着物を着て草履履きで足を血で染めて歩き続けた。キリシタンたちはミサにあずかり、聖体をいただき、ゆるしの秘跡を受け、どれほど大きな慰めを受けたことだろう。
 1621年12月、ナヴァロ神父は島原の有馬から北へ少し登った林の中にある八良尾セミナリオ跡で、降誕祭の夜のミサを信徒たちとともに深い祈りの中で捧げた。その後、次のキリシタンのいる地区へ歩いていた時、夜道で元キリシタンの密偵に捕えられた。
 翌年の11月、ナヴァロ神父は火あぶりの刑の判決を受け、島原の今村刑場へ3人のキリシタンとともに引き出された。神父はひざまずき祈り、群衆に向かって最後の説教をし柱に縛り付けられた。火がつけられ、燃え盛る炎の中で神父は「イエズス、マリア」と御名を唱えながら息絶えた。神父のスータンの布きれが炎に舞っていた。日本のキリシタンたちの信仰を守り支え、そのために自分を捧げ尽くした62年の生涯だった。遺体は3日間放置された後、さらに焼かれ灰にされ、刑場前の有明海に撒かれた。
 神父は、その功をたたえられ1867年、教皇ピオ9世によって「日本205福者殉教者」の一人として列福された。

道後教会からのお知らせ

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◆キリスト教講座◆

 ・毎月1回(1回1時間程度)
   受講者の都合にできるだけ合わせます。
   現在、第2土曜日の午前10時から開催中。
 ・場所 カトリック道後教会
 ・講師 道後教会担当司祭 および 信徒
 ・当教会へお問い合わせください。

◆ミサ時間◆

 ・日曜日 午前10時
 ・第1金曜日 午前10時(金曜日は、司祭の都合により中止の時あり)