テキスト版
広報紙「のぞみ」 第2号(2012年11月4日発行)
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クリスマスはキリストの誕生を祝う日
カトリック道後教会 担当司祭 川上 栄治
12月25日に教会はクリスマスをお祝いします。多くの皆さんにとってクリスマスという言葉を一度は耳にしたことがあると思います。12月になると、クリスマスツリーや様々な飾りが街を彩ります。だから、多くの方はクリスマスを華やかなお祭りであると考えているかもしれません。
けれども、それはクリスマスの本来の意味ではありません。クリスマスの本来の意味は「イエス・キリストが生まれた日」を祝うことです。イエス・キリストとは2000年ほど前に神からこの世に遣わされた神様の子です。そのイエスは豪華な宮殿で生まれたのではなく、馬小屋という当時の社会においてもみすぼらしい場所で生まれました。それは神様がわたしたちを救うために、自分のひとり子イエスがわたしたちと同じ境遇で生まれることを望みました。それが実現したのが、クリスマスという出来事です。クリスマスという言葉は「キリストのミサ」という意味を本来持っています。
ですから、皆様には12月24日と25日にはミサに来てみることをおすすめします。神の子が人間になったという大きな喜びを皆さんも一緒に味わってみませんか。教会は皆さんのお越しを心から待っています。
12月24日夜 クリスマス・イブのミサに参加しませんか
クリスマスの聖夜、12月24日に道後教会ではキリストの生誕を祝うミサを捧げます。これはローマのバチカンをはじめ全世界のカトリック教会でも行われます。
毎年『本当のクリスマスを体験したい』と一般の方や近所の家族連れが道後教会へやってきて、聖堂で行われる荘厳なミサに参加します。ミサではキリスト生誕を祝う喜びの聖歌を歌い、聖書の朗読や司祭の話を聴きます。みんなで喜んでクリスマスを祝いましょう。
12月24日は午後7時からクリスマス・イブのミサ、25日は午前10時から生誕を祝うミサがあります。どなたでも参加できますのでご自由においでください。
キリストは貧しさの中で馬小屋で生まれた
クリスマスになると、どこのカトリック教会でも聖堂に『馬小屋』を飾ります。貧しい中で生まれたイエス・キリストを表現しています。飼い葉おけに寝かされた幼な子、両親のヨセフとマリア、拝むためやってきた羊飼いたち、星に導かれてきた3人の博士、牛や羊もいます。
キリスト生誕を祝うほほえましい風景が再現されています。
〈クリスマスミサご案内〉
クリスマス・イブのミサ:12月24日(木) 午後7時から
クリスマス・日中のミサ:12月25日(金) 午前11時から