・　前に屈むと痛い
・　後ろに反ると痛い
・　朝の起床時、腰が痛くて起きるのが辛い
・　洗顔も楽にできない
・　長く座っていると腰が痛くなる
・　腰が痛くて台所の水仕事が辛い
・　痛みはないけど何となく重い感じがする
・　ぎっくり腰、一度やると何度も繰り返すの？
・　少し歩くと腰に痛みが、
・　以前から足のシビレが気になっている


【腰痛の発症と原因】
腰の痛みといってもその程度や症状は様々です。
一晩寝ると回復する程度のものから、ぎっくり腰のように
突然発症して激しい痛みが数日続くもの、湿布や牽引、
痛み止めの注射などで通院が生活の一部となっている、
さらにひどくなると、仕事や生活の妨げになっている痛みなど、
同じ腰の痛みでも一人一人で異なりさまざまなお悩みがあります。

腰痛を引き起こしている原因も様々です。
もっともよく見られる原因として、筋肉の疲労や緊張、
靭帯の弛緩や不安定性、関節の固定や炎症、椎間板の関与、
などの機能の低下によるものがあります。
その他では内臓からの関連痛、心配や不安、ストレスなど
精神的な問題が関係する場合もあります。


【機能低下を招く主な要因】
・　足を組む、あぐらをかく、横座り、など悪姿勢
・　無理な姿勢での作業（中腰での作業など）
・　長時間の同じ姿勢
・　長距離の車の運転
・　激しいスポーツや運動による障害や怪我
・　事故や不注意などによる転倒や打撲
・　運動不足、冷え、血行不良、
・　きつめのガードル着用による体の締め付け　
 　などがあります。

まだまだこの他にも腰痛を引き起こす原因はたくさんありますが、
その多くは日常生活での不良姿勢によるものです。

そして、これらの不良姿勢が骨盤や脊柱の歪みを
引き起こし腰痛となるのです。


【腰部の痛みの種類】
・腰椎捻挫　・ぎっくり腰　・腰椎椎間板ヘルニア　・腰椎すべり症　
・腰椎分離症　・坐骨神経痛　・脊柱管狭窄症　・退行性変性　など、

これらは腰の痛みの代表的なものです。当然、この他にも様々な症状
がありそれに相応した病名があるのですが、病院ではこれらの症状に
対しては鎮痛剤などの薬を処方したり、湿布を貼ったり、電気治療や
牽引をしたり注射や時には外科的手術をするなどが一般的です。
そして、多くの場合で主訴の部位にのみに着目した、つまり、肩なら肩
だけを、膝なら膝だけを、腰なら腰だけを処置する、というのが一般的
ではないでしょうか。

しかしそれは、痛みという結果に対して痛みを和らげるだけの一時的な
処置でしかありません。

たとえ一時的に楽になってもその状態は長くは続きません。
時間が経つとまた痛みが戻ってくるので、また、電気や牽引、注射・・・・
これの繰り返しです。

どんな痛みもそれを引き起こしている原因が必ずどこかにあります。

結果にのみ目を向けた対処だけでは、根本的な改善にはならないのです。

当院ではこれら腰痛の原因となる骨盤や脊柱の歪みに対して
・どこに問題があるのか、
・いくつの原因が関係しているのか、（原因は必ず複数存在します。）
などを詳しく検査し、問題のある部位を整えていきながら、
腰痛を改善していきます。



【内臓からの関連痛】
・　安静にしていても痛みが軽減されない、
・　痛みで夜中に目が覚める、
・　動作時に痛みに変化がない、
・　可動域制限がない

このような場合は内臓疾患による関連痛の可能性があります。
主な例としては、
尿管結石、腎臓結石などの泌尿器系の疾患
十二指腸潰瘍などの消化器系の疾患
子宮や卵巣のトラブルによる婦人科系の疾患
などがあります。
また、内臓痛では痛みが特定の部位に限定して現れるというよりは
肩から背中、腰部、骨盤までの広い範囲に現れるので、上記以外の
疾患による関連痛にも注意が必要です。

当院では来院された際の問診や触診、さらに整形外科検査など
幾つかの検査を行った上で必要と判断した場合は、専門の医療機関の
受診をご提案させていただいています。

【精神的な問題】
心配事や不安、仕事や家庭での悩み事、職場での人間関係など
のストレスも腰痛を悪化させる原因のひとつとして挙げられます。
このほかにも、治療により思うような改善が見られない状況が
長く続くことで精神的に不安定な状態に陥りやすくなります。



【運動機能連鎖と腰痛】
カイロプラクティックでは、腰や肩の痛みに代表される慢性的な症状は
その原因が痛みのある部位にだけに存在しているとは考えていません。
発症に至るまでに様々な部位でいくつかの要因が複合的に、潜在的に
連鎖的に重なり合って、痛みのある部位に発症していると考えています。

肩の問題は肩だけにある、腰の問題は腰だけが悪いのではありません。
身体を構成するそれぞれのユニットは互いに連鎖的に機能しながら様々な
動きを可能なものとしているのです。そのため、ある部分にいつも以上の
負担やストレスが継続的にかかるとそれは他の部分に影響を及ぼすのです。

例えば、足首の痛みをかばいながら歩き続けるうちに、何ともなかった
膝までが痛み出したということはよくあることです。この時点で、
医療機関を受診したならば、膝の機能障害として何らかの診断を受けるの
ではないでしょうか。
特に、高齢の方であれば、痛くなった原因を単純に年齢のせいにしたり、
筋力が低下しているから、と安易に納得されている方も多くいますよね。

例えば、股関節、骨盤の問題を放置していたことで膝に常にストレスがかかり
膝を痛めてしまうのであれば、股関節、骨盤の問題を取り除かなければ、
絶えず膝はその影響を受け続けるのです。


当院では、肩の痛みでも、膝の痛みでも、腰の痛みでも、そこだけを見る
のではなく、まずは全体の状態を確認します。
骨盤から脊柱の状態を確認し、筋肉、靭帯、筋膜、関節の可動性など、
それぞれに問題があれば調整していきます。

【腰痛と下腿の調整】
腰の痛みも症状によっては脊柱、骨盤周辺を施術するだけでは充分に
改善されない場合もあります。そのような場合、当院では下腿から
足関節を調整することで改善を図ります。

足関節では特に足根部の踵骨、距骨、舟状骨、立方骨の可動性の有無や
変位の方向を注意して調べていきます。この４つの骨の変位や関節の
可動性の減少は腰部へのストレスになるだけでなく、全身の様々な症状と
密接に関連しています。

　

腰部の症状の方には下腿後面の筋肉の状態も必ず確認します。
膝窩筋、ヒラメ筋、腓腹筋、さらには後脛骨筋を重点に左右での
比較、筋緊張の程度、そして筋硬結（トリガーポイントとも言いますが、
簡単に言うとコリです。）の場所や大きさ、関連痛の有無などを確認します。

筋硬結を痛みのない刺激で和らげ、足関節の可動性をつけることで
体幹の前後と左右のバランスが改善され、膝から腰部全体の負担が
軽減されるので、腰痛の様々な症状の改善にもつながります。

【様々な調整法】
足関節の調整以外にもカイロプラクティックには、頭蓋骨の調整や
内蔵を調整することで全身の様々な問題を正常な状態に戻す調整法
があります。代表的なものとしてSOT（仙骨後頭骨テクニック）や
CST（クラニオセイクラルセラピー）AK（アプライドキネシオロジー）
内蔵マニュピレーションなどがあります。
また、各椎骨が互いに対応しているロベット・ブラザーズパターンという
理論などもあります。

頭蓋骨の調整では頭蓋骨と仙骨の不均衡や制限から生じる様々な症状
（慢性的疼痛や側彎、目の疾患、運動機能障害など）を非常に優しい軽い
接触圧で調整することで、身体を正常な状態に戻していくテクニックです。
ただし、どのテクニックも非常に高度な知識と技術が必要であり、また、
システムも複雑で多岐にわたるため、充分に使いこなせる先生はまだまだ
少ないのではないでしょうか。当院も皆様に安全で効果的な施術を提供
出来るよう、常に技能の研鑽に努めています。

ロベットブラザーズパターンとは背骨を構成している24個の脊椎が
互いに対応しているという理論のことで、互いに対応している椎骨を
ロベットブラザー（兄弟椎）と呼んでいます。

椎骨は上から下に7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎がありますが、
5番目の腰椎（L５）に変位があると一番目の頚椎（C１）にも変位が生じたり
影響を受けたりするということです。つまり、C1とL5が兄弟椎ということです。

ロベットブラザー：各脊椎の対応
頚椎１番　 ー　腰椎5番
頚椎２番　ー　腰椎4番
頚椎3番　ー　腰椎3番
頚椎4番　ー　腰椎2番
頚椎5番　ー　腰椎1番
頚椎6番　ー　胸椎12番
頚椎７番　ー　胸椎１１番
胸椎1番　 ー　胸椎１０番
胸椎2番　ー　胸椎9番
胸椎３番　ー　胸椎８番
胸椎4番　ー　胸椎７番
胸椎5番　ー　胸椎6番


例えば、腰の痛みを首の調整をすることで痛みが軽減したり、
反対に、肩こりや寝違えなどの首の不調を腰部を調整することで
症状が改善したりすることがあります。

もちろん、これも絶対ではなくむしろこの通りにならないケースも多く
見られますが、この理論のように常に広く全体を見渡して柔軟に対応
出来るように施術でも常に心掛けています。


腰の痛みに対して
カイロプラクティック施術は
とても効果的です。

腰の痛みでお悩みの方、

ぜひ、ご相談下さい。