どんなお悩みですか?
・ 一日中机に座っての仕事だから首や肩がつらくてつらくて、
・ 我慢できない程ではないけど、常に首や肩が重たく感じる。
・ 肩こりがひどくて仕事に集中できない。
・ 肩こりがひどい時は頭痛までしてきます。
・ 中学の頃から肩こりがひどく、もう治らないと半分諦めていた。
・ 手が届かない場所だから余計にイライラする、、、
肩こり対策、自分で何かされていますか?
・ 何もせずに我慢している。
・ 気になるところに湿布を貼っている。
・ 仕事仲間や家族の人にグリグリしてもらっている。
・ 治療院で定期的に電気治療を受けている。
・ 週に1度は必ず、ひどい時は3日に1回のペースでマッサージを受けている。
【肩こりの原因と対策】
肩こりの発症原因としてはいくつか考えられます。
骨格の歪みなどの構造的な問題、筋肉の過緊張などの
機能的な問題、血行障害や内臓の機能低下による関連症状、
ストレスなどの精神的な問題などがあります。
また原因もいくつかの問題が複合的に絡み合っていることが
多いです。
【長時間の同一姿勢】
長時間のデスクワークでは首から肩、背中の筋肉に過度の
緊張を発生させ、同じ姿勢のままで体を動かさないでいると
筋肉のポンプとしての働きが十分に機能せず血行不良やリンパ
の循環不良を起こし、慢性的な肩こりの原因になります。
対策:
デスクワークの方は坐位姿勢でいると背中もだんだんと丸く
なってくるので、こまめに姿勢を正したり、椅子から立って体を
動かすことで筋肉の緊張を取り除きます。また、首や肩(肩甲骨)
をゆっくりと大きく回すように動かす動作も効果的です。
その他にも机に座って作業をされる場合、机の高さを調節することは
簡単には出来ないので、椅子の高さを自分に合うように調節したり、
パソコン画面の角度を調節するなどで体への負担を出来るだけ軽くする
工夫をしてみてはいかがでしょうか。
【不良姿勢の習慣化】
後頭骨や頸椎、上部胸椎の構造的な問題(歪み)も肩こりの
原因になります。これらの関節の歪み(サブラクセーション)は
血流の低下や神経の働きを低下させ首肩のこりや頭痛などを
引き起こします。
対策:
背骨や骨盤の歪みはその多くは普段の生活での体の使い方に
問題があります。(転倒や打撲などの外傷などでも起こります。)
・ 椅子に座るとすぐに足を組んでしまう、
・ 横に寝転んでテレビを観るのが好き(肘枕)、
・ 右手でマウス左手で頬杖、
・ 鞄や荷物を持つ手はいつも同じ側、
・ 本を読んだり、書き物をするとついつい顔を近づけてしまう、etc
このような姿勢を長く続けていると歪みの原因になります。
習慣化しないように普段からこまめに姿勢を正すなどして注意しましょう。
【内臓機能の低下】
内臓機能の低下も肩こりの原因になります。代表的な例として、
肝臓や胆のうの働きが低下すると右肩に痛みや違和感を感じる
ことがあります。これは過度の負担などで肝臓が疲労すると肝臓を
働かせている筋肉や神経に緊張が生じ、その影響で周辺組織にも
緊張が起こり、これにより右肩に凝りなどの症状が出るのです。
同様に胃腸の働きが低下すると左肩に症状が出ることがあります。
ほかにも、心臓疾患の関連痛として左肩に痛みが出ることがあります。
この場合、肩の痛み以外にも胸の痛みや息切れなどいくつかの
症状も同時に現れるので、少しでも異変を感じたら専門の医療機関で
検査を受けてもらって下さい。
対策:
まずは食習慣を見直してみましょう。甘い物のとり過ぎやアルコール過多、
脂っこい物を好んで食べている、過食や偏食などで胃腸や肝臓の不調を
感じている時は少し控えるなどして内臓を労わってあげましょう。
【ストレス他】
ストレス、不安などの精神的な問題や体の冷え、過労、不規則な生活は
筋肉の緊張や血流の低下を招き、肩こりや痛みの症状を悪化させてしまします。
対策:
ストレスを溜め込まないように趣味や運動などで気分転換を図るなどして、
上手にストレスをコントロールするようにしましょう。
眼鏡やコンタクトも適切に使用しないと肩こりの原因になります。定期的に
チェックしてもらい眼に負担をかけないようにしましょう。
【肩こりの施術】
当院では、問題の部位を問診と検査で特定していきます。
筋肉の問題なのか、関節に問題があるのか、血行不良やリンパの循環の問題か
不適切な体の使い方をしていないか、など全身の状態をチェックしていきます。
一人一人の状態に合わせて問題の部位を調整していきますが、必要ならば骨盤、
肘、手、足関節の調整も行います。
Q. マッサージで痛いくらいグリグリしてもらわないと満足しないんだけど、、、
A. 日頃の疲れを解消する目的やリラックス効果を求めてマッサージを利用することは
悪いことではありません。しかし、マッサージは基本的には対処療法です。一時的には
楽になりますが、不必要な強圧刺激に対しては筋肉はさらに対抗して硬く緊張させてしまい
さらに強い圧刺激、さらに緊張、、、の悪循環を繰り返し、根本的な解決にはなりません。
リラクゼーション目的なのかそれとも根本から解決を目的にしているのかをきちんと区別して
上手く活用すればよいのではないでしょうか。
Q. ひどい時は湿布を重ね貼りしています。
A. 急な首や肩の痛みに対して症状が幾らか軽減するのであれば有効と言えますが、
炎症が大きい場合は長時間の使用は避けて下さい。長時間の使用は皮膚呼吸の
妨げになり熱が放散されず、逆に炎症を悪化させてしまうこともあります。また、
お風呂上がりに湿布を貼りそのまま就寝される方もおられますが、同様に注意が必要です。
1回につき3〜4時間程度を目安にして、大きく貼るより小さく貼ってこまめに貼り変える
ようにするなど上手に活用しましょう。
Q. 気がつくと自分で首をポキポキ鳴らしているんですけど、、、
A. 『首をひねって音が鳴るとすっきりして気持ちがいい』、『ボキッと音が鳴るまでやってしまう』、、、
もし、「自分もやってるよ」という方はこれからは気をつけて下さい。
首や腰をひねって音を鳴らす行為(音が鳴らなくても)は関節の軟骨や靭帯などを
傷つけてしまいます。傷ついた部分は直ちに修復する作業を開始するのですが、
修復途中でもボキボキやっていると再び傷ついて不安定な状態になり、さらに強固に
修復しようする・・・、これを繰り返していると関節も次第に肥厚していき、周辺組織を
圧迫させ肩こりや手足のシビレなど様々な症状を引き起こす要因となります。
何かをしている時に自然に音が鳴るのは仕方ないとして、意図的に自分の意思で
鳴らすことはこれからは控えたほうがいいでしょう。
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