頭痛の種類と原因
こんな頭痛で困っています、悩んでます。
・ こめかみがズキズキして痛い
・ 片側の眼の奥がとても痛い
・ 首から後頭部にかけてギューと締め付けられるような痛み
・ 肩こりがひどいと頭痛もする
・ 生理前になると頭痛がする
・ 頭痛薬が手放せない
頭痛の症状は大きく分けて以下の3つのタイプに分類でき、
慢性の頭痛でお悩みの方の8割を占めています。
・ 偏頭痛 ・ 緊張性頭痛 ・ 群発性頭痛
【偏頭痛】
頭部の血管が拡張することにより血管の周囲にある神経が刺激を受けて起きる頭痛です。
≪特徴≫
・頭の片側のこめかみを中心に痛む
・偏頭痛の約3割が両側性である
・脈拍に合わせてズキンズキンと痛む。
・痛みがひどいと悪心(吐き気)も伴う。
・頭を振ったり体を動かしたりすると痛みが増す
・頻度は1ヶ月に数回
≪主な要因≫
ストレス、睡眠不足、睡眠のとり過すぎは自律神経のバランスに影響し
血管の収縮拡張のリズムを乱し頭痛の発症原因になります。
・お酒やビール、チョコレートなどの摂取
・激しい運動、熱いお風呂やサウナ、強いストレスからの解放など
・生理や妊娠などのホルモンバランスの変化
・気候の変化、雑踏や騒音、まぶしい光など
【緊張性頭痛】
頭部から首、肩の筋肉の緊張により引き起こされる頭痛です。
日本人では最も多いタイプの頭痛で、「肩こり頭痛」とも呼ばれています。
≪特徴≫
・頭部が締め付けられるような痛み、重たい感じがする痛み、
・首や肩のコリや痛みを伴う
・頻度は連続して数日続くことがある
≪主な要因≫
・頸椎の機能不全
・疲労性の首や肩の凝り、痛み
・ストレスや不安、緊張、うつとの関連
・几帳面な性格や完璧主義的な性格
【群発性頭痛】
眼の周囲を中心に片側性で非常に激しい痛みが持続するのが特徴です。
連日のように続く群発地震のように、一旦発症すると頻発して発症する
ことから群発性頭痛と呼ばれています。
偏頭痛と同様に頭部の血管の拡張が関係していると考えられていますが、
発症に至るメカニズムはいまだ不明な点が多いです。
≪特徴≫
・眼の周囲を中心に非常に激しい痛みが続く
・左右どちらかの一側性の痛みで、稀に対側に移動することもある。
・とにかくじっとしていられない、えぐられるような、激しい痛み
・20〜30代の若年男性に多い
・数時間の痛みが1日に数回続き、この状態が1〜2ヶ月続きます。
・偏頭痛や緊張性頭痛と比べ頻度は高くない。
【頭痛の施術】
当院の施術では、まず骨格調整として後頭骨から頸椎の状態を、
さらに骨盤までの脊柱全体の状態を確認して調整を行います。
頭痛の訴えに対して問題のある頭部のみを施術するのではなく、
脊柱全体のバランスを整えていくことで頭痛の改善を図ります。
頭痛で来院された場合、必ず問診、視診、触診などで安全に施術が
可能かどうかをお伝えします。
・突然の発症 ・増悪している ・発汗している ・今までで最も酷い
などは(脳血管障害などの)危険性の高い頭痛なので注意が必要です。
また、小児の頭痛や高齢者の頭痛なども重大な問題が伴う場合がある
ので、必要と判断した場合は専門の医療機関の受診をお願いしています。
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