le jour de l'an
_ 中学の時の担任に教卓の前で説教されている夢（いやんだわ）で0900h少し前に覚醒。即寝床離脱。
_ 居間のカーテンを開けふわふわと落ちてくる雪を見ていたら、おくさんが起き出してくる。
おくさん：あけましてほめれとうございます。おふろはいりたい。
_ てなわけで風呂洗い。
_ 新聞は大した話がないな。名古屋でスーパー強盗に拳銃で撃たれたが、胸に入れていた携帯電話に弾がめり込んだので助かったとか。従軍カメラマンでContax T2のおかげで同じように命拾いした人もいたっけか。
_ 広告もこれというものがないし。昨日チェックした新狭山の『ASOBITCITY』ぐらいかな。
_ 台所をおくさんに任せてざっとぐる。
_ おくさんが入浴の間に第１回目の年賀状回収。この時点で追い掛け投函対象が４件。momijiとプリンタ起動してささっと送り／受け履歴の更新と宛名印刷。
_ 車でお出掛け。まずは追っかけで印刷した年賀状と、それからホクトの「きのこの唄」CDプレゼント応募葉書を出しに郵便局。
_ それから『西松屋』。そろそろこっち方面も揃えないとね。今日は小物を２つほど買っただけだけど。
_ それから新狭山の『LaOX ASOBITCITY』。まあ普通のホビーショップではあるな。品数は確かに多いが、さすがにR18のゲームソフトを置いてはいなかった。特に何も買わず離脱。
_ R407のRBSを経由の後、思った以上にスーパーマーケットが店を開けていないので、『イトーヨーカドー』まで行って買い物。
_ 実家に行ってすき焼きと、『がってん寿司』からお持ち帰りにした寿司。食い過ぎた。
_
雑煮の話。いや、うちの雑煮はほんとーにいーかげんで、あるものをてきとーにほーりこんで作るという感じなので、カルチャーショックという程の代物では……*1
昨日の午後帰りの車で聴いていたNHKラジオで各地の雑煮の話をやっていて、リスナーからの情報で「鰹菜」を入れるというのが２つほどあったのですが、福岡でもそうなんですね。関東では鰹菜って全然見かけないのですが。それとやっぱり西では餅は丸ですか。
同じNHKのラジオで、林檎が入る何かのきんとんの作り方を流していたのは、もしかするとこれのことだったのかな。
*1: と書いたらおくさんからクレームが付きました。ちゃんと鶏で出汁をとって、具は菠薐草と蒲鉾となるとと決まっているので、決しててきとーではないそうです。
rien à écrire
_ 昼食後おくさんは近所の神社へお散歩に。その間こちらは炬燵で読書。今日は一日（正確には半日）のんびりかな、と思っていたら義母から電話。これから祖母の所へ向かうとのこと。おくさんに入電してぱぱっと準備。
_ Yoshiさんのところで読んだが、外に出たら本当にうっすら雪景色。そう言えば去年も２日は雪が降ったとの記録が。
_ 『くらづくり本舗』でお年賀をちょこっと買って、DOUTOR付きゼネラルで給油してから南下。今日は徹底して裏道。新座でごちゃついたのと人見街道から環８に出るところで渋滞していたのを除けば概ねすいすい。
_ んでもって1800h少し前に現着。義父一行が先着していて、早速義父のパソコンＱ＆Ａに移行。
_ ちまちま喰いながらメインの出前を待つ。
_ 義父がTVで忠臣蔵を見ているのだが、義叔母が見ていれば分かる内容について極めてとんちんかんな質問をする。見てないなら無理に口を挟むことはないのに。
_ んでもって晩御飯は寿司。
_ 食い終わるといつも通り義父がさっさと撤収開始。こちらもそれに従う。2100h。
_ ふと、ずいぶん前に一度通り掛かったマニア方面の本屋に行こうと思い立つ。屋号も正確な位置も覚えていないのにアタックするという無謀振り。第１又は第２産業道路かR463のいずれかだろうということで、まずは第１産業道路を北上。R463に入り損ねて宇宙科学館入口から回り込もうとするが、住宅街の細道に入ってしまい一苦労。どうにか抜けるも、目標はどうやらR463にはないらしい。Ｕターンして第２産業道路へ。
_ しばらく走って補足。『参極書店』*1と言うんだったっけ。入ってぶらぶら眺めるが、ホビー関係ってこんな程度の品揃えだったかなぁ。見るだけ見てさっさ撤収。特に何を買ったでもないが、行って来られただけでよしとしよう。
_ でもって2315h帰着。
_ 「タモリのボキャブラ天国」特番をやるというので見てみる。過去作品の紹介もやったが、意外に覚えているもんだ。
_ しかしこの分じゃ、借りてきた本も読み終われないぞ。
真寿美：貸し出し期間って２週間でしたよね。
俺：うん。もう半分終わっちゃったのに、まだ第２章までしか読めてない。でも次の貸し出し予約がなければ、もう２週間延長出来るし。
真寿美：２週間延長したって、その時にはもうお仕事始まっちゃいますよ。あの本は電車の中じゃ読めないですよね。
俺：サイズとしても持って歩ける代物じゃないしな。
真寿美：がんばって読まなきゃだめです。お休み、あと３日しかないんですよ。
俺：もうそれっきり！？
真寿美：親戚のお付き合いがありましたからね。
俺：うひぃ……明日どうしようかな。
真寿美：あれ？ 何か予定してるんですか？
俺：初詣に行こうかと。おくさんのお札を返しにどこかお寺さんと、それから秋葉原に。
真寿美：去年も３日は秋葉原詣でしてますね。
俺：あ、ほんとだ。我ながら進歩ないよな。
真寿美：それでまた見るだけ見ておしまい、になっちゃうんですよきっと。
俺：散財する度胸も余裕もないのもこれまた去年から進歩なし、と……泣くぞおい。
真寿美：ああああ、ごめんなさいごめんなさい、そんなつもりじゃ……
la première visite
_ 0915h第１次覚醒、1000h第２次覚醒。第２次覚醒をもって寝床離脱。昨夜は３時半近くまで本を読んでいたのに我ながらよく起きた。
真寿美：お出掛けする気まんまんですか？
俺：そういうわけじゃないんだが、出掛けようと思っていたのはやっぱり影響してるんだろうな。
_ おくさんも間もなく寝床離脱。
_ 朝御飯を食べながら出かけようかどうかと話をする。が、妙に寒いのでおくさんがやや渋り気味。
_ 新聞によると夕方から雪らしいので、折り畳み傘を持って出発……って、もう雪降り出してるじゃないですか。だもんで大きい傘に持ち替え。
_ 池袋に出てから選択肢は３つ。有楽町線で護国寺か、山手線でとげ抜き地蔵か、都バスで浅草寺か。おくさんにお任せされてしまったので、とりあえず都バスをチェック。丁度浅草寿町行きが来たので浅草寺行きに決定。
_ ４０分ばかりがたがたバスに揺られて、浅草公園六区で降りて浅草寺境内へ。
_ 露店が出ている。この天気で牛モツ煮込みと甘酒は卑怯だと思う。や、買わなかったけど。
_ おくさんはお札を返して（川越の喜多院で受けたやつだけど）からお守り２種捕獲。それから本堂にお参りに。ごった返して賽銭箱の近くまで寄れなかったので大遠投。賽銭箱の脇、一段高いところにはハンドマイク片手に警備員が立って参拝者に立ち止まらないよう呼び掛けているのだが、飛んでくる賽銭が当たらないように網を張った箱の中に入っているのがおかしかった。
_ 二天門から境内を出る。気が付くと傘に鳩の糞が。
おくさん：よかったね、ウンがついてくるよ。
筆者：そーゆー古いネタを……
_ トイレに寄りがてら『松屋』へ。食料品売り場で毎年恒例で売っているらしい「五郎八」濁酒を味見。売り場のおばちゃんの触れ込み通り、濁酒にしては辛口（アルコール分２１度だと）。小さいのを１本買う。
_ しかしここの食料品売り場は惣菜がうまそうだな……
_ それなのに『DOUTOR』で遅めの昼御飯。
_ 食料品売り場と和洋菓子売り場をもう一回りしてから、地下鉄銀座線で末広町へ。これより秋葉詣で。
_ 新宿では怪しい佇まいの『KIRARA』がここでは大きな看板を出していたのでチェック。次いで『げっちゅ屋』『ASOBITCITY』上から下まで、『アキハバラデパート』『アキデパ・フジヤマ』とチェック。『アキデパ・フジヤマ』は在庫一掃セールをやっている。何となく不穏な感じがするが……
_ で、予定通り見るだけ見て手ぶらで撤収。
真寿美：予定通り……なんですねぇ。この時期だし、福袋とかもあったじゃないですか？
俺：これといって欲しい物もないのに、無理に散財することもなかろ。
真寿美：欲しくなっちゃったものもなかったんですか。あ、「それは舞い散る桜のように」のコミックアンソロジーっていうのが出てませんでした？
俺：あの手の本を買う場合は４コマだけにしてるんだ。単純に笑えるから。
真寿美：そ、そうですか……
_ 『東武』で晩御飯の惣菜を探すが今ひとつピンと来ない。『西武』に転戦したらありすぎて困った。池袋では『ISP』にしかないかと思っていた『チーズ王国』をここにも発見。さんざん悩んだ結果、Mont d'orが入っているというので5000円の福袋を買ってしまう。
実：チーズの福袋なんて珍しいよね。中身はどんなの？
俺：えっとですね、まずはさっき言ったMont d'orですね。
実：ウォッシュタイプだよね。熟するととろとろになるから、スプーンですくって食べるっていう。
俺：そうですそうです。それから『王国』オリジナルのCamembert。
実：割とオーソドックスなところだね。
俺：それとLarzacという、これはシェーヴルのRoquefortを裏ごししたやつですね。あ、これはプロセスチーズか。
実：それじゃあもう発酵しないんだ。
俺：みたいですね。それからマスカルポーネのティラミス風。これはチーズデザートという感じかな。
実：この大きいのは……あ、フォンデュベースだ。いいなぁこれ。
俺：温めるだけでいいんですね。
実：普通に作ると、EmmentalとGruyèreをすりおろして、白ワインとキルシュで溶かすとかってしなきゃいけないんだよ。
俺：それは本式でしょ？ 今じゃこんなインスタントのはいくらでもありますよ。
実：そっか……ははっ。で、１つだけカラフルなのがあるけど、それは？
俺：……熊の形のグミですって。これチーズじゃないやん……
実：あははっ、かわいいじゃない。でもacephaleくん……
俺：はい？
実：5000円分のチーズを買っちゃうのに、それ以下のおもちゃとか本を買い渋るのってどうしてなのかな。
俺：……どうしてなんでしょうね。
実：あたしに訊かないで。
_ でもって惣菜とパンを買って撤収。
_ おくさんは小さいハンバーグとキッシュ、ナポリタン。こっちは鮭のロールキャベツ、白身魚と茸の包み揚げ。それにパン・ド・カンパーニュ。さっきのチーズ福袋からLarzacを出してパンに塗る。思ったよりいい味だった。
_ 自覚もあったが、さらにおくさんから昨日の日記の誤字誤用を指摘されたのでちょろっと訂正。「ボキャ天」を見ていて頭半分で書いていたのが如実に出たか。
_ たたみいわしを炙って、昨日飲み損ねた故に残りを持たされた「萬寿久保田」の肴にしつつ日記書き。UPしたら読書の続きだ。
le jour doux
_ 天気がいいのでおくさんと一緒に散歩としゃれ込む。『大観荘』で貰ってきた足袋風靴下に下駄履きで。
_ 予報では１２度になるとか言っていたが、確かに暖かい。日差しに当たると暑いぐらいだが、日陰は昨日の雪が凍結している。
_ おくさんがいきなりメロンパンを食べたがる。昨日『西武』の『DONQ』で惹かれながらゲコだったミニメロンパンがやっぱり諦められなかったらしい。帰りにパン屋をチェックすることにしてとりあえず先へ。
_ 農協の直売所はまだ開いていないか。
おくさん：農家のおかみさんが寄り集まってやってるんだものね。まだ開かないよ。
筆者：松の内までは開けないのかな。
_ 『桃太郎』でゲームのチェック。おくさんがPS2の「機動新撰組 萌えよ剣」にチェックを入れている。こっちは中古で「行殺♥新選組FRESH」を発見。なんつーかねぇ……
_ 向かいの『古本 少年倶楽部』をチェックするも大した物なし。
_ 行こう行こうと思いながら機会のない『とうふ坊』のメニューをチェックしたり、『SATY』の脇でイベントか何かやっていないかとか見たりしながら、はるばる『イトーヨーカドー』。おくさんが一昨日ここでチェックしていたキルトのジャンパーをやっとこさ捕獲。
_ 並びのRBS『BookMarket』、前々からおくさんが欲しがっていた浦沢直樹「MONSTER」全巻揃いが通常の４割引きで出ていたのでこれも捕獲。
_ さらに『BOOKS PIER』へ。「逆転裁判」のコミックアンソロジーなんかあるんだ。さすがにこれは買わなかったが、おくさんここで漫画雑誌を捕獲。
おくさん：今日ほくほくだわぁ。昨日よりずっと収穫多くない？
筆者：確かに。まああっちだと捕獲対象の単価が高いし。
おくさん：それに寒かったしね。寒いとお財布の紐も締まるのかな。
筆者：そ、そうか……？
_
『RISM』食料品売り場のパン屋『Comment allez-vous?』がなかなかの盛況。ここでおくさんがメロンパンと、さらにもう一つ食べたがっていた苺のショートケーキ、加えてオレンジのタルト、揚げたてと言って出てきたカレーパンを買う。後３者はイートイン。
カレーパンのカレーは美味。スライスしたゆで卵が入っているのに驚く。ショートケーキのクリームは甘さ控えめであっさり。オレンジのタルトは土台に薩摩芋らしいものが敷いてあってこれもいける。
_ 帰宅後読書。借りてきていた「娼館の黄金時代」ようやく読了。原文がそうなのか翻訳のせいなのかは分からないが、文章はこなれなくて読みにくかったが、資料的価値はあった。娼館閉鎖令が対独協力者懲罰の観点からでっち上げられたとは……
_ コンビニの天麩羅蕎麦と味噌煮込み饂飩。おまけに昨日買ってきたカマンベール。カマンベールはまだ若くてだめ。
_ 何となくやりたくなって車でふらりと出てみる。新刊書店２つほど引っかけて、望月さんとこのネタが決め手になり、見送っていた「ラジオライフ」誌を捕獲。その波は1999年版「周波数帳」にも2002年版「ラジオライフ手帳」にも載っていないんですね。新手かな。
_ テレビ東京「出没！アド街ック天国」の温泉スペシャルを見ていたら、おくさんが曰く。
おくさん：千鶴さんって社長じゃなくて女将にならなきゃいけないんじゃないの？
筆者：千鶴さんって、「痕」の？
おくさん：うん。立場上『鶴来屋』の女将になるべきじゃないかと思うんだけど。
筆者：立場上社長は動かせないんじゃないかな。女将はどこかで別に雇ってるとか。
実際の所はどうなんだろ……
la fin de la vacance
_ 今日は1015h。明日は起きられるかな……
_ メロンパンとゆで卵、林檎と梨を食べてから布団干し。
_ 掃除をおくさんに任せて、こっちは昨年９月末以来の床屋。裸足に下駄履きで行ったら寒くないかと訊かれた。
実：本当に寒くないの？
俺：今日ぐらいの天気で、５分ぐらいのところに歩いていくぐらい平気ですよ。さすがに一昨日みたいな日和だと無理ですけどね。
実：この間の旅館で丁度いい足袋風の靴下貰ってきたんでしょう？ 昨日も履いてたけど。あれを履いていればいいのに。
俺：基本的に靴下好きじゃないんですよ。
実：あ、そういえばそうだったね。
_ 派遣M君から年賀状が来る。あれ、２通？ 見るとこっちはおくさんとの連名で出したのに、おくさんの分と別々で来ている。それぞれ用に文面が変えてあるわけね。さすがにおくさん用に「ちんぽ（ママ）音頭」云々は書けないか。
_ 昼食後炬燵でほげほげしていたら、おくさんがGBAを貸してよこしたのでトライしてみる。
_ ふむ、駆け出し弁護士か。
_ 最初の事件は体験版的扱いなわけね。
_ 裁判官からこんな質問されないよなぁ。
_ これはまあ楽勝。コツも掴んだし。
_ で、次の事件……って、いきなりそう来ますか。
_ イタコの口寄せは証拠として採用されるんでしょうか？
_ うっわーイヤミな検事。
_ 検察側の証人もヘンなやつばっかりだし。
_ 乳を揺らすな。気色悪い。
_ 真宵の弁護、途中一箇所だけ引っかかったがあとは何とか。しかし勝手にそういうものを持ってきてはいけないと思います。
_ 小中大。古典的なメリケンかぶれだな。
_ 小中大はデブ老け専だったのか（違う）。
_ だからイタコが……
_ でもって今回も勝訴。しかしこれも細かいこと言うと突っ込みどころ満載ではあるな。
_ ロールドポーク（豚モモ薄切りに薩摩芋と林檎を巻いて軽く焼き、ブイヨンとトマトで煮込んだ）、貝割れ大根。
_ おわってしまう……くすん
結：いいおっさんが何泣いてんのよ。
俺：そりゃ結ちゃんはいいよ、まだ休みあるんだろうし。
結：あたしだって別にずっとお休みじゃないわよ。
俺：しかし明日いきなり忙しいと分かってるとやっぱり気分が重いんだよなぁ……
結：それ、分からなくもないけどね。あたしだって始業式の次の日テストだと思うと……ぅきーっ！
俺：わっ！ ど、どうした？
結：思い出しちゃったじゃないのっ！ ばかっ！
俺：俺か？ 俺のせいなのか？
le commencement du travail
_ 起きた……
_ 後から起きてきたおくさんに「よくおきられたねー」と誉められた。
結：それ、本当に誉められてるの？
俺：多分……或いは単に寝ぼけてるのか。
_ 早めの電車に乗れたのはいいが、乗り換えた各駅停車は席が無くおくさんだけ座る。こっちはそれほど眠くもなかったので立ったまま本を読むが、あと１０分のところで目の前の席が空いたので、座ってやっぱり寝てしまう。
_ 新宿は摂氏３度。さすがに空気が冷たい。
_ だからというわけではないが、『ポプラ』で「Goods Press」を立ち読み。ほぉ、ペリスケ（Pelikan万年筆のスケルトンモデル、略してペリスケ）がまた出たのか。200番のサイズで、ブルーとグレー、各10000円と。
実：200番って言ったら、手帳用のミニサイズでしょ？
俺：確かそうですね。
実：今使ってるのはSouveränの600番だったっけ。
俺：実さん、それはもしかして、もう持ってるから買おうと思うな、とか言おうとしてます？
実：acephaleくん、それ穿ち過ぎだよ。それに、持ってるからっていうのは理由にならないんでしょ？
俺：まあ既に４本持ってますからね。
実：それじゃあもう１本ぐらい増えても大丈夫。
俺：み、実さん、なんかすごいこと言ってませんか？
実：そこに投資出来るだけのへそくりがあれば、だけどね。
俺：あぐぅぅ……
_ 力仕事だけだったが忙しかった。
_ 閉店間近の『紀伊国屋書店』新宿南店に駆け込み、PanzerKampfwagenの参考図書を探すが空振り。ここはご丁寧に閉店１５分前と５分前に追い出しコールをしてくれる。
_ 池袋『芳林堂書店』で目標捕獲。グランプリ出版の「戦車メカニズム図鑑」。２輪に乗り始めの頃、同じ出版社の「バイクメカニズム図鑑」を買って読んだが、こういうのもやってたのね。
紗妃：『とらのあな』には行かなかったんですか。
俺：ん？ なんで？
紗妃：「それは舞い散る桜のように」の線画集が出ているそうですから、てっきり捕獲に走ったのかと。
俺：あー、そう言えばそうだったっけ。や、どのみち今日は時間なかったし、今度行けたらちょっと見てみるかね。でも積みゲーの偉い人によると、委託販売はちぃとぼったくり風味とか。
紗妃：そうなんですか。でもきっと２冊とも買ったって万年筆よりは安いのでは。
俺：や、万年筆とかコンバットデジＱとかと比較をされても困るわけでさ。
紗妃：つまり比較の上取捨選択ではなく、全部欲しいと。
俺：どうして最近みんなどうやって人の物欲くすぐって遊ぶかなぁ。そして最後には財布の軽さで話を落とすんだろ？
紗妃：まあ物欲もいいですけど、もう１つ忘れているでしょう。
俺：あにさ？
紗妃：オートバイのパーツ交換です。バッテリーとタイヤとエアクリーナフィルタ、それにスロットルとクラッチのワイヤーも危ないというお話だったでしょう？
俺：う、うぅぅぅ……
紗妃：そっちの方はいっそのこと新車に乗り換えるとか。
俺：そんな金がどこにあるって？
紗妃：さあ？
俺：おい……
_ しかし今２輪メーカーもラインナップ縮小気味で、これぞっていうモデルがないのも事実なんだよな……
_ 最近はおくさんがさっさと帰宅するので台所は任せきり。で、今夜は南瓜とささみのシチューとトマト、もずく。
_ White、銀色、みずいろと来て、次は朱（あか）と。
J'ai froid.
_ 異様に寒いぞ……
_ 電車の中吊り広告を見て、昨日の日記の間違いに気付く。「モノ・マガジン」ではなく「Goods Press」だった。訂正訂正。
_ 寒い中つい歩いてしまう。仕事場に入った途端、締まっていた頭が緩んで目が回る。
_ 午後５時間も監禁され、座りっぱなしでへろへろに。
_ 「マイクロアーマー」の第２弾が出ていないかと『ヨドバシ』ホビー館と池袋『PARCO』の『POSTHOBBY』を覗くが空振り。後者で６分の１犬フィギュアを見付け、パンフだけ貰ってくる。
_ 昨日のシチューの残り、大根と蒟蒻の田楽。
_ ネタがない……
changer le style
_ 所謂「日記」的な時系列の書き方から離れてみようかなどとふと思い付く。
実：どうしたの？ 急に。
俺：いや、何となくですよ。
実：日記のスタイルに囚われてるのが嫌になったとか。
俺：んー、それに近いものはあるかも知れませんね。だからって別にニュースサイト的な方向に行こうと思ってるわけでも無いんですけど。
実：悪いけど、acephaleくんの志向だとニュースサイトは難しいでしょ。
俺：その通りです。ま、１日の出来事を順を追って書くっていうやり方を離れて、興味を惹いたこととか気が付いたこととかをぱらぱらと書こうかと。
実：その方が「たわごと」っていうタイトルにも合ってるかも知れないしね。
俺：ですねぇ。
_ 昨日ネタがないとか書いたけどあった。コニカとミノルタの合併話。カメラのブランドはミノルタに統一だそうな。確か少し前の分社化の時、コニカはコンパクトカメラからは撤退するとか言ってたっけ。でも高級機は残すって話だったし、ミノルタ・ヘキサーなんてのが出るのか？
_ 電車で一番端の席に座ったら、壁が凍るように冷たい。それでもいつの間にか眠っていたが、その後しばらく体が温まらなかった。やっぱり人の間に挟まってないとダメだなぁ。
_ 帰りに『宿とら』に寄ってみる。
「それは舞い散る桜のように」線画集「Rebirth」「Farewell」。ビジュアルファンブックみたいな表紙だね。「BLESS」に比べて薄いな。で、値段は……各2850円。
俺：……
俺：……
俺：……
俺：……
俺：買えねぇ……
紗妃：そんなに溜めることでもないでしょう。最初から買う予定でもなかったくせに。
CM63新刊に溢れる他の棚をざくっと眺める。「品藤さんハッピーエンドを目指す品藤オンリー本」なんてのを発見。
_ 『Bunkamura』の「メトロポリタン美術館展」の広告を見付ける。まだやってるのか（３月９日までらしい）。で、この広告の文字、こんな変な風に色を付けている（色の出ない方ごめんなさい）。
メトロポリタン
遠目には「メロリン」と読めるので笑える。
_ 朝刊の広告に『春陽堂書店』刊「山頭火全句集」「放哉文庫」が出ていたのを思い出し、地元の本屋に寄ってみる。1000円しない「放哉文庫」の方を探すが（ちなみに山頭火は7000円以上する）、こういうところにゃさすがにありませんな。明日時間があれば都内で探すか。
実：最近急に自由律俳句に興味持ち出したね。「せきをしてもひとり」って、あれも放哉だったっけ？
俺：そうです。なかなか面白いですよ。確かに定型という枠の中で作るのも様式美ってのがありますけど、こっちは型を破った分ほのぼの感とかわびしさが広がる感じで。
実：ふぅん……
_ 鰊と大根の煮物、焼麩と菠薐草の味噌汁。
_ NHK「ニュース１０」で、スポーツの有働キャスター曰く「松井選手、いよいよ明日アメリカに渡米」。聞いてて頭痛が痛くなりましたよ。
_
各所より「結婚適齢期鑑定」。既婚だがやってみる。結果、結婚適齢期は32歳と来た。少し早かったらしい。
各分類の率・度合いは、
恋愛成功率 A 123.5% 恋愛支配率 S 174.5% 恋愛臆病度 S 184.4%
だと。度胸のない女誑しみたいぢゃないか。
理想に最も近い芸能人は篠原ともえだそうだ。おくさんとはタイプが全然違います。
rien à écrire
_ 埼京線の中で急に酔ったような感じに。お散歩も中止。後でおくさんにその話をすると、「人のお尻さわってる場合じゃなかったんじゃない」と言われた。
結：変態っ！
俺：そうじゃないわい、電車が混んでたから、おくさんをガードしてたんだよ。
結：あ、そうなの。まあ確かに自分のおくさんに痴漢行為を働くこともないもんね。
俺：そうだよ。おくさんに「合法的によじ登る権利を持っている」んだから。
結：ぅわっ、何その表現。
俺：Raimond Queneau「地下鉄のザジ」に出てくるんだけど。
結：知らない。
俺：あ、そ。
_ 夕方予期せぬ大荷物が後輩Tから届く。大判の紙バッグに入った箱。その包み紙がおもちゃ屋『ハローマック』のもの。しかもこのサイズ、やっぱりどこかで見たことが……
筆者：あのー、Tくん……？
後輩T：存分に遊んでください。返品は認めません。
ま、まじっすか……これ、「コンバットデジＱ」の対戦キットですぢょ。クリスマスの時にM4 Sharmanを貰ったのに……
あぶく銭なのかも知れないけど気が咎めるなぁ……
結：存分に遊べって言ってもらったんだから遊んじゃったら？ おくさんに付き合ってもらうとか。
俺：ラジコンの操作が出来るほど器用かなぁ……？
結：でも対戦キットっていうことは、一人で遊ぶわけにもいかないでしょうに。
俺：あー、そうだ、あれやってみるかな。昔の「いすゞジェミニ」のCMみたいに、戦車２両を並べて走らせるっての。結ちゃんは知らないか。あのCM、もう１５年ぐらい前になるし。
結：ごめん、話についていけないわ。
_ 帰りの池袋駅がごった返している。案内放送が流れていないので、説明を求める人のたかっている有人精算窓口の辺りに行き、完全に止まっているわけではないということだけは把握。やっぱりAX400Bを持ち歩くべきか。
結：それには鞄の大きさが足りない、って？
俺：読まれてるし……
_ どうも1900h頃上り急行電車が成増で車両故障を起こしたらしい。遅れてはいるが動いているとのこと。なら迂回路線を使うこともあるまい。
_ しかしホームに上がる階段から人が下まで溢れているので、捌けるのを待つ意味で『芳林堂書店』へ。昨日チェックした「放哉文庫」を捕獲。
結：今週は珍しく新しい本を立て続けに買ってるじゃない。
俺：ちょっと散財衝動が昂進してるかな。明日も１冊買う予定だし。
結：今度は何？
俺：劇画版「刑事ぶたぶた」の２巻。
結：好きねぇ……
_ 鰊蕎麦。
les chars de combat
_ 昼休みに幡ヶ谷『啓文堂書店』に行って、昨日予定した通り劇画版「刑事ぶたぶた」(２：完結)を捕獲、日差しが暖かいので、読みながら遊歩道を歩いて戻る。
結：またやったの……
俺：字の本だったらまずやらないけどね。
結：そのうち絶対怪我するわね。怪我はしないまでも、自転車にぶつかるとか段差を踏み外すとかベンチにぶつかるとか犬の糞を踏むとか。
俺：猫じゃなくて犬ですか。
結：どっちでも同じじゃない。何か違いあるの？
俺：や、別に。ただ、「お前なんか犬のうんこ踏めっ」だとやっぱり違和感があるなぁと思うだけで。
結：……またわけの分からないこと言い出すし。
_ 久々におくさんと一緒に帰り、『京王百貨店』の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」を見に。いろいろあるにはあるが買う気起こらず。
_ おくさんが電車を１本待って座って帰るというので、その電車が出るまでの１０分少々で今日も『PARCO』の『POSTHOBBY』に走る。目当てはABS樹脂用の接着剤だったが、さすがにないね。ちなみに接着剤はコンバットデジＱのディテールアップパーツ用。
_ 鍋（鱈、白菜、長葱、椎茸、舞茸、豆腐）、おじや。前菜に小さく切ったトーストとチーズ（LarzacとCamembert）。前菜にはPernod、鍋には五郎八の濁酒。
_ 昨日後輩Tが寄越したコンバットデジＱ対戦セットをあらためて御開帳し充電。その間に説明書を読み直すと、同じIDを複数の車両には設定できないらしい。「戦車でジェミニ」は無理だったか。
_ M4 Shermanを交えてエキスパートモードで装弾数のチェック。SdKfz171(防盾に顎がないので前期型らしい)は20発、T-34/85(アンテナポートとベンチレータから見るに1944年モデルかな)は25発、M4（A3後期生産モデルっぽい）は何と35発。*1
_ で、模擬戦……と思ったが、一人じゃ無理だし。
結：だからおくさんにやってもらえばいいじゃない。
俺：ダメだわ、「MONSTER」読むのに夢中で。
結：あ、そ。
_ なのでとりあえずSdKfz171とM4A3をエキスパートモードにして、一方的に砲撃を浴びせることに。まず先にM4A3に標的になってもらう。わ、75mmKwK42の１発でダメージアクション発動か。で、３発で沈黙。逆にM4A3の75mm砲では３発喰らわせないとSdKfz171のダメージアクションは発動しない。こりゃ性能差ありすぎちゃうか。手元の資料でも、「同じ75mm砲でも威力は大違い」「シャーマンはパンサーに歯が立たなかった」とある。
*1: ちなみに手元の資料によると、実車ではSdKfz171が79発、T-34/85が56発、M4A3は数値記載なし。
_ 今月半ばから新潟方面へ遠征となる元外注H氏から頻りに面会要求のらぶこぉるが。