たわごと 2
le jardin des jargons


2002/12版 その2


検索エンジンで来られた方へ……ご苦労様ですが、きっと無駄足です。

[前日へ続く]

2002/12/11 (水) 晴れ

la fermeture momentanée

_ 目覚まし前にトイレに起きる。じょばばばば……(何の擬音かは明記しません)

結:……
俺:あー違います違います、だってしょうがないじゃないですか……
結:言うなぁっ!
俺:あ、病人はいたわってください。
結:何かのゲームの台詞パロってる余裕がある病人なんかいたわる必要ないわよっ。

_ とりあえず起き出して新聞だけ読むが、食事を摂る気にはなれず。残念ながら自主休業決定。

結:その取り消し線は正直な気持ちと解釈していいの?
俺:はい、もうどうとでも解釈してください。
結:投げやりね。
俺:迂闊なこと言ってはり倒されたらたまりませんから。
結:だからいちいちそういう人聞きの悪いこと言わないでよ。あたしそんなに暴力的なわけじゃないんだから。
俺:はい、すみません。

_ おくさんを起こすが、こちらもこちらで喉が痛いと。いけませんな。

_ おくさん出動後1時間で3度トイレに行きじょばばばば。

結:やめろと言ってる……
俺:ごめ……

_ ボスに電話入れるまで1時間うつらうつら。

それから

_ 口渇がひどいのでお湯を沸かして湯冷ましを飲みまくる。

_ カーテンを開けると、うわ、いい天気。もったいないなぁ。換気のため居間と寝室の窓を開け、和室の炬燵でぼんやり。

_ そう言えば和歌山の砒素カレー事件は今日判決公判だっけ。でテレビのニュース。を、主文後回しですか。てことは9割方極刑*1ですなこりゃ。

*1: NHKテレビでは17:23に死刑判決を報じる。

ぐる

_ ふと気付いて「わっふる」for PocketPCのFix版を拾いl'agendaに入れるが動作せず。l'agenda用dllのバージョンも合わせないとダメなのかな。ま、今使ってるバージョンでも特に問題ないからいいけど。

_ さらに「あかね」for PocketPCも入れてみるがこれもダメ。

_ で、連想で『Tactics』のサイト(『NEXTON』という名前で他のブランドをひっくるめて1つのグループになったらしいが)に行ってみると、はい? 「ONE〜輝く季節へ〜」フルボイスバージョンが出るんですか? 来年1月24日リリース予定、と。公式に声の出演については情報なし。

_ 『YAMAHA』のペーパークラフトでSR400が公開されていたので拾うだけ拾う。

紗妃:ダウンロードしたって完成させた例しがないじゃないですか。前に同じところで公開されていたV-MAXだって作りかけで放り出したままですし、確かXJR1300もダウンロードしたままでしたよね。
俺:さすが姫、二輪の話だと聞き逃さないね。
紗妃:話を逸らさないでください。

ひる

_ 少し早めではあるが、昨夜の残りのおじやを食べる。

_ やっと腹は落ち着いてきたかな。右腹部を押すとまだごぼごぼ言うけど。

「白詰草話」(第4回・第5回・第6回)

_ どうせ時間があるんだから片付けてしまおう。

俺:真寿美は……仕事中だよな。終わらせちゃったら怒るかな? ま、いっか。

_ 先日拾ったアンチョコと16倍速を多用して、エマ、沙友、透花の順でCG回収。

_ うーん、これまでのPlayであまりよく見えていなかった部分は結局そのままか。補完的シナリオもないらしいし。

_ てことで、これにて「白詰草話」終了、かな。

_ でもって、FVさんのプレイ録を読む。やっぱり「白詰草」は劇中での演奏がなかったか。

「白詰草話」総評 或いはスタイル

_ プレイ記録(第1回以外は詳細に書いてませんが)

_

真寿美:ぇえ〜っ! 終わらせちゃったんですかぁ?
俺:あ、真寿美君お早いお帰りで。
真寿美:チャイムと同時にダッシュしましたから。って、そうじゃなくってですね。
俺:あーごめんごめん。でも、これまでのところとストーリーは変化なかったんだよ。
真寿美:ほんとですかぁ?
俺:ほんとほんと。真寿美君が見ると舞い上がっちゃいそうなシーンの回収だけって感じだったから。
真寿美:あたしが舞い上がっちゃうって……ぁ……
俺:そうそう。だから想像だけで赤面しなさんな。
真寿美:は、はぃ……
俺:それじゃ今回も総評の真似事いきますかね。
真寿美:えっと、アシスタントはあたしでいいんですか? 紗妃さんみたいにうまく出来ないと思いますけど。
俺:んにゃ、うまいもうまくないも、パターンがあるだけだから、前のやつを読み返しながらやってくれればいいよ。
真寿美:はい、よろしくお願いします。それじゃ、えっと、まずはシステム周辺ですね。
俺:FFD(Floating Frame Director System)はとにかくすごかったな。これまでの背景+立ち絵+テキストウィンドウというパターンでは出来ない演出がばしばし来るし。
真寿美:劇画が動いてるみたいでしたよね。アクションシーンもすっごく迫力があって。
俺:動きもそうだし、あとは間ってやつもこれだと再現できるしな。しかしこれ、CGの枚数が多くて、作る手間も並みじゃなさそうだけど。
真寿美:そうですね、同じ絵の使い回しってあんまり出来ませんよね、これだと。
俺:システムメニューもいろいろ凝っていたけど、ほとんど使わなかったな。
真寿美:SAVEとLOADも最後には使わなかったんじゃありませんか? 特急プレイだったみたいですし。
俺:御明察。一番よく使ったのがメッセージ速度の調整だったりする。あれはなかなか重宝だった。
真寿美:単なる既読スキップとは違うんですね。
俺:既読スキップの機能が逆に入ってなかったような気がするな。既読部分をスピードを上げて読み返すには丁度よかった。
真寿美:それでスピードを上げてもハングとかしませんでしたね。これはマシンのパワーのおかげでしょうか。
俺:まあそうだろうな。momijiのスペックなら今までの大概のゲームはちゃんと動くだろ。3Dアクションゲームとかでなけりゃな。
真寿美:それじゃ、次に行っていいですか? 音楽はどうでしょう。
俺:これもなかなかの名曲揃いだったな。曲数もフルバージョンや実際には使われなかったらしい曲を含めてだが39と多めだったし。
真寿美:一番のお気に入りはどれです?
俺:タイトル画面で流れる「透明な感覚」かな。あと耳に残るのは「Childhood」とか。
真寿美:あれ? ヴォーカル曲は?
俺:TRUE ENDの「reason」が割とよかったかな。「白詰草」も聞き込むと残りそう。
真寿美:「白詰草」って本編では流れなかった曲ですか?
俺:そうそう。3拍子の女声コーラスで、アンティックな印象。聞いてみ?
真寿美:はい。……んっんっんっ……ふふふふ〜ん ふふふん……
俺:すぐにリズム取って鼻歌にしちゃえるところが真寿美と姫の違いだよな。
真寿美:あ、やだ! acephaleさんなんで聞いてるんですか!
俺:や、何でって言われてもだな……
真寿美:それで、もう2曲ヴォーカルがあったじゃないですか。それはどうです?
俺:や、そんなにむきになって誤魔化さなくても。
真寿美:それはいいですからっ!
俺:はいはい。ええと、OPの「escape」はテンポ良くて割と好きではあるんだが、おくさんに言わせるともろ小室なので腹が立つそうな。
真寿美:でもそれは作曲者さんが承知の上でやってたんでしょう?
俺:そうだけどね。それとEDの「シナリオ」は曲調に比してヴォーカルがばた付いた感じだったのでいまいち。
真寿美:そうだ、そのOPとEDで思い出しましたけど、これって確かテレビアニメ風の作りでしたよね。毎回オープニングアニメとスタッフロールと、おまけにアイキャッチまで入るっていう。
俺:「With You〜見つめていたい」だと次回予告まであったけどな。ま、この構成も悪くなかった。
真寿美:それじゃグラフィックはどうでしょう。
俺:大槍蘆人氏の絵は、顎のラインが特徴的だな。これまでは大概少女漫画的尖り顎だったけど。
真寿美:あー、何か違うなと思ったらそれだったんだ。
俺:あとおでこも好きなのかな。品藤さんとか上代さんとか。
真寿美:品藤さん、かわいかったですね。おでこめがねさんで。
俺:あたしゃ上代さんのキャラも割と好きだったけど。
真寿美:だったらだったら、筒井さんも渋くって素敵でしたよ。
俺:なんだ、今回は脇役の方が印象強いのか?
真寿美:あ、そうかも知れません。そう言えば今回脇役に男性が多くありません?
俺:そう言えばそうだなぁ。ああ、少し前にうちに来た検索で「白詰草話 筒井」ってのがあったし。ざっと挙げても、筒井、グラハム、荒山、スパッド、奥平、住職、倉巳、と出てくるもんな。
真寿美:その辺のお話になると、シナリオの方に入りそうですね。警告出しましょうか?
俺:うん、念のため。
これよりネタばれの虞あり注意
真寿美:それで、脇役がとても多いというお話ですけど。
俺:さっき男性陣を挙げたけど、さらに女性として品藤、上代、高宮、篤子、ちょい役でラボのメンバーとか奥平美矢とか。
真寿美:確かに女性も多いですよねぇ。
俺:裏返すと、この作のヒロイン攻略ゲームとしての色合いが極めて薄いことの証しのような気がするんだな。
真寿美:えっと、よく分からないです。
俺:ヒロイン攻略ゲームだと、主人公とヒロインとの絡みが主筋で、脇役ってそれに絡むレベルでしか動かないっていうイメージがあるんだ。特に男性キャラは。でもこの作品では脇役それぞれが独自の価値観とか世界観を披露していて、むしろそれが話の太い柱になっているようなイメージもあったわけだ。
真寿美:筒井さんがそうでしたよねぇ〜。
俺:真寿美君、今の台詞の最後にはぁとまぁくが付いてなかったかい?
真寿美:え、え、え、え? そそそんなことないですもんないですもんないですもん。
俺:ま、深く追求するのは止めておくけどさ。それに筒井氏の語りは確かに大きな比重を占めているのは間違いないだろうな。
真寿美:うーん、そうなんですかぁ。あたし、もっと単純に考えてました。
俺:つーと?
真寿美:ほら、あのシーンあったじゃないですか。
俺:あのシーン?
真寿美:えっと、ほら、あのシーンですって。
俺:(にやにや)
真寿美:ひぃ〜ん、acephaleさんがセクハラするぅ〜
俺:すまんすまん。つまりぇちシーンだろ? それがどうしたって?
真寿美:はぅ、あのですね、つまりそのシーンが無くてもハッピーエンドになったじゃないですか。
俺:ああ、2周目がそうだったっけ。
真寿美:それに、どのヒロインを中心に進めてもお話は変わらないんでしょ?
俺:うん。ああ、なるほど。
真寿美:つまりそれぞれのヒロインがどうって言うんじゃなくて、中心になるお話があって、それを進めていくのがこのゲームなのかなって。
俺:全く同感だよ。だからCG回収のためだけにReplayするのは辛いものがあった。
真寿美:それで16倍速スキップしてたんですね。
俺:ははは……
真寿美:でもでも、そう考えるとこれってゲームっていう感じじゃなかったですよね。ゲームじゃなくってアニメとか小説にした方がいいような。
俺:それも同感。この内容だったらその方がよかったかもな。せっかくテレビアニメ風の構成にしてあるんだから、最初からOVAにしちゃうとか。そうすれば本編中で未消化気味だったところもこなれただろうに。
真寿美:未消化と言うと……例えば「オリジン」とか?
俺:それもそうかな。後は篤子のエピソードとかも。まあ全部を説明する必要もないのかもしれないが、出来ればもう少し突っ込んで欲しいところもいくつかあった。
真寿美:それにはゲームっていう形だと難しかったんでしょうか?
俺:むしろ逆かも知れないな。ゲーム的要素を入れなくてもよさそうなシナリオにゲーム要素を盛り込んだって感じがする。突っ込みがもう一つというところは確かにあったが、それよりもゲームというスタイルにすることの方が困難だったような。
真寿美:つまりゲーム向きのシナリオじゃなかったっていうことですか?
俺:真寿美君だってそう思ったわけだろ?
真寿美:そうですね。
俺:シナリオには味があったし、FFDも演出面では極めて有効なんだけど、トータル面で微妙に齟齬があるんだよな。自分としては総合評価はなかなか高いだけに、わずかな点ではあるが惜しい。

_ んーちょっと薄口になっちまったか。シナリオの中身についてもう少し書けるかと思ったが。

それから

_ おくさん遅いな……離脱の時に入電の予定なのに。と思っていたら2000h少し前にやっと入電。さて、そろそろ御飯だけ炊くか。

_ と思ったら再度入電。出来合いのものを買っていくからというので炊飯キャンセル。

晩御飯

_ おくさんが『RF1』(あの書式を再現するのは面倒なのでこう書く)で買ってきたとろとろ丼(おくらとなめこ入り山芋)。

さて

_ 今日も早寝しますかねぇ。


2002/12/12 (木) 晴れ

rien à écrire

_ バックアップ目覚ましで起きる。様子見で朝食は摂らず。

_ おくさんは大事をとって臨時休業。まあ今日行ったって半日はだだっ広い会議室に監禁されて終わるだけだけど。

_ ハクキンカイロを熾して出撃。

繰り返しの記録

_ 何故か電車で眠れず。喰ってないせいかなぁ。別に腹が減っているという感触はないんだが。

_ 『ダイコクドラッグ』でカロリーメイト・ブロックとウィダーインゼリーを買い、そのまま歩く。さすがに熱量不足かやや朦朧。

_ あははーっ、メールが溜まってますよーっ。ウィダーインゼリーを吸いながら処理。

_ 今日登録締め切りのネタと、一昨日脱走した直後に来ていたネタをこなして終わる午前中。途中派遣K君や関連会社Tさんの小ネタ割り込みあるも大したことなく過ぎる。

_ 昼はカロリーメイトと白湯で済ませて、おくさん絡みの銀行振り込み。しかる後本屋を経由して戻る。道すがらにある定食屋からのよい匂いに苛まれる。

_ 午後の最初は後輩Wと駄弁って潰す。

_ んでもって全体会議とやらに突入。会議つーても聞かされる一方なので忍の一字。

_ R&DのY氏に、終わったら10分ぐらい時間をくれと言われる。

俺:え、うそ、そんな、いきなり言われても心の準備が……どきどき。
結:あんたいっぺん死になさい。

もちろん愛の告白などでなく仕事の話だが。

_ 終了後1.5h程持ち越しネタの対応して離脱。

帰り道

_ おくさんに電話。干物の鯖で味噌煮を作らないよう警告。

おくさん:あ、これ一夜干しだ。てっきり生かと思ってた。

まあ料理できる元気があるならそれでいいか。

_ 関連会社T氏からメールで要請があったので、池袋西口の『ビックカメラ』へ。難なく発見、コンバットデジQのTiger I。1930h時点で4箱。あ、シャーマンもあったけどこっちは眼中になし。

_ 確認だけ済ませてさっさと離脱しようとしたら、入り口の所に1枚もののカレンダーを発見。日本地図に六曜、十二支と干支による性格判断(?)、月の和称の由来等々書いてある。一枚捕獲して丸めながら駅へ。

_ 電車ではl'agendaでまきえルートラストまで。やっぱりにやけてしまう。

_ 『東武ストア』で食材の買い足し。

晩御飯

_ 豚肉と野菜のトマト煮、サラダ菜とミニトマトのサラダ。いきなり通常量を喰うのはまだ怖いので腹六分目程度にとどめる。

_ 足りない分は蜜柑で補給。

なんとなくいちゃもん

_ あんまり田中さんをおもちゃにしない方がいいと思う。市井の技術屋の親しみやすさを伝えている気なのか何なのか知らないけど。

ぐる

_ 「閾値」の読み方。工学系と心理学系で峻別されているとは知りませんでした。私、所謂心理学系の読み方が正しくて、工学系の方は俗称なのかとばっかり。

_ はい、やっとこさ終わりました。今年完了のゲームはこれが最後かな。
で、篤子エピソードで続編の可能性ですか。うーん、あの引き方からすると考えられなくはないですね。名字がイニシャルだけしか出てこなかったりと何かもったいぶった感じではありましたし。ただ本編での登場人物群が悉く隠居したり死んだりしてますから、続編と言うよりはキャラを引き継いだ別の話の方が可能性としては高いかも。

んでもって

_

紗妃:acephaleさん、年内ゲーム打ち止め宣言が出たようですが?
俺:んなこと言ったかや?
紗妃:今年完了のゲームはこれが最後だと言ったばかりじゃないですか。
俺:ああ、そりゃ今年中に完了出来るゲームは最後かなと言っただけで、新規開始を否定するものじゃありませんよ。ほれ、この間H氏が持ってきた「ADAM THE DOUBLE FACTOR」もあるし。
紗妃:まあもう手を着けているだけの時間的余裕もないでしょうけれど。
俺:それもまた否定し難いところではあるな。結局今年はこれで何本だ?
紗妃:6本ですね。去年から持ち越しになった「月姫」と、Dreamcastの「みずいろ」を含めてですが。で、新作らしい新作は「白詰草話」と「それは舞い散る桜のように」だけですね。今年の総評でもやりますか?
俺:それは止めとくよ。どう見たってそんなの書けるほどやり込んでないしさ。
紗妃:それもそうですね。


2002/12/13 (金) 曇り

rien à écrire

繰り返しの記録

_ 朝、少し喰う。

_ 今日もハクキンカイロ出動、おくさん用。

_ 今日も電車で熟睡出来ず。うつらうつらしていつの間にか少し眠ってるという感じ。

_ お散歩実施。

_ 仕事場は細々と。

_ 昼、炒飯など食ってみるが、意外に量が多くげっぷげぷ。

_ 風邪っぴきおくさん用に、ドラッグストアでインスタントホット飲料を買って帰る。

_ 昼前から午後にかけて、割り込みが1発。仕組みの修正は5分で済むが、説明書を作るのに1時間以上かかるのがやりきれん。

_ 後輩Wが仕事の体制についてあれこれ言ってくる。気持ちはよく分かるんだが……

_ 夕方からアイドリング状態に陥り、おくさん共々定時離脱。

帰り道

_ 『ヨドバシ』のおもちゃ売り場で「コンバットデジQ」を見てみる。ここにもTigerIはあったし、まだPanther Gもあった。物欲ややくすぐられるも思い止まる。

_ 電車では読書に耐えられず轟沈。

_ 今日もまた食材の補充のため『東武ストア』経由。和菓子でも買おうと寄った『セブンイレブン』にはろくなものがなく手ぶらで撤退。

晩御飯

_ 豚肉と野菜の味噌炒め。サラダ菜。

結:昨日と代わり映えしないように見えるのは気のせい?
俺:気のせいでもなんでもないよ。基本材料は同じで、単に調理法と味付けが違うだけ。まあ豚肉が余ってたんで仕方なくの献立ではあるけど。
結:ところでお腹の調子は? ちゃんと食べられたところを見ると治ったみたいだけど。
俺:うん、おかげさんでそこそこ復調だね。
結:よかったじゃない。
俺:んだ。

ぐる

_ 「…」が多い。Louis-Ferdinand Célineの(特に後期の)作品に比べれば大したことはないです。

実:その方面の話題って通じる人少ないんじゃないかな?
俺:でしょうね……

それから

_ Netscape7.01にアップ。

_ おくさんの洗髪。

_ 手抜き気分でロックンロール?

実:それって「ふられ気分」じゃなかったっけ?
俺:実さん、どうしてこんな古いネタ覚えてるんですか。もしかして歳誤魔化してるでしょ?
実:あ、ひどいなぁ。わたし、変なところだけ記憶力がいいだけだよ。


2002/12/14 (土) 晴れ

les travaux divers

突発性不完全性不良中年行為(昨夜の補遺)

_ 風邪っぴきおくさんを置いて、2350hに突然車で出撃。と言ってもこの時刻なので、本屋をちょいと覗いて1時間少々で帰る。

結:何しに行ったわけ?
俺:多分気分転換だと思う。
結:いいわよね、そういうのがふらっと出来て。
俺:ま、今の内かも知れんけどさ。

あさ−作業その1、2

_ おや、昼じゃなくて一応朝だよ。と言っても1015h過ぎてるけど。

_ 作業その1:今日もおくさんが先に起き出して布団干し。こっちも起き出して手伝う。

_ 菓子パンで朝御飯。

_ 作業その2:年賀状のデザイン作成。昨日某所からかき集めてきた素材をおくさんに見せて選び、然る後momijiの「筆ぐるめ」でちゃちゃっと料理。「筆ぐるめ」は今日初めて使ったが、フォント調整の使い勝手がもう一つかな。

_ 何だかんだで1300h過ぎて昼御飯。

ひる−作業その3、4、5

_ 布団を取り込んでから出撃。

_ 作業その3:おくさんを病院へ送り届ける。BGMはこの間作り直したシッチャカスチャラカテープ。

_ 作業その4:おくさんの検診中に、配達証明郵便の受け取りに郵便局へ。

_ その後待ち時間があったので本屋をうろついたり、上福岡の駅前を一回りしたり。金柑が安かったので買う。

_ ぼちぼち行くところがなくなったので、病院の待合室で本を読む。

実:何読んでるの? 「ロランの歌」? またずいぶん古めかしいのを持ってきたのね。
俺:こういう素朴な武勲詩ってのもたまにはいいもんですよ。この間ちょこっと引っぱり出して目を通してたら止まらなくなっちゃって。
実:分かる気がするよ、そういうの。で、そういうのの流れが今の一部のファンタジーノヴェルに引き継がれてるのかなって考えたりしてるんだけど。
俺:逆に俺はファンタジーノヴェルって全然読まないから、そっちがぴんと来ないですけど。
実:おくさんがそういうの大好きなのに?
俺:その辺趣味が全然合わないんですよ。うちのおくさんは漱石の「こころ」を糞味噌に言うような人なもんで。

_ しばらくして出てきたおくさんが妙ににやにやしている。

おくさん:食餌制限だってぇ〜。
筆者:あー来ちゃったかぁ。
おくさん:一緒にやろうねぇ〜。

最近ぜーにくが付いてきたから、付き合わざるを得ないだろうなぁ。ふぅ。

_ 作業その5:帰りの足で実家に親父を拾いに。ついでに食餌制限向けの材料をちょこっと買う。

晩御飯

_ とか言いながら、通りかかる度に店の外にまで待ち行列(と言うほど長いわけではないが)が出来ていて、前からずっと気にはなっていたR254沿いの川越の鰻『ぽんぽこ亭』へ。生牡蠣、あんきも、かぶと焼き、鰻重。おくさんは「ぽんぽこ飯」というわっぱ飯。あんきもの旨さにやられる。他も全部旨かった。

それから−作業その6、7、8

_ 作業その6:親父の年賀状デザイン作成&印刷。昼間と同様使うイメージを選ばせて、さっきが初めてだったのにいかにも使い慣れているような顔で「筆ぐるめ」でちょちょいとレイアウト。これがあっさり出来たのに、印刷しようとしたらドライバが入っていない罠。インストールしようとしたらうまくいかない罠その2。なのでおくさんのmultiにプリンタ繋いでネットワークプリンタで処理。

_ 作業しながらだったのでしっかり見られなかった「美の巨人たち」。レンブラントにあんなもの凄い絵があったのか。しっかり見ていたら夢に見そうだ。

_ 作業その7:親父帰宅後、明日の古紙回収に備えて古新聞縛り。一通り終えて。

筆者:さっき取っておいてくれって言った回収票はどうした?
おくさん:すぐ分かるようにと思って、新聞の山の一番上に置いておいたけど。
筆者:……え?
おくさん:どしたの?
筆者:積み替えて一緒に縛っちゃったよ……

解体救出作業実施。くすん。

_ 作業その8:ぐる応答のために文献漁りと引用部のOCRスキャン。

ぐる

_ yoshiさんところから、大空寺様の誕生日ということでâge……すげーな、昨日の10倍のアクセスですか。

_ その通りです。ちゃんとTOMとCATの間が星なのも正しいですね。で、同じくじゅんじゅんさんのこっちのネタ。分からないだろうなと振っておいてそれっきりなのも悪いので補足。セリーヌというフランスの作家がおりまして(1894-1961)、その人が小説にやたらと「・・・」(翻訳だと「……」)を入れるんですよ。以下に引用するのがその一例。「ギニョルズ・バンドI」(Guignol's Band I:1944)という小説のごく一部です。(高坂和彦訳)

ビール屋の馬車馬のまん前でのあっかんべえ!……栗毛が後足立ちんなって嘶く!……ぶっとい毛もじゃの踝……《ギネス・アンド・カンパニー》のだ、それを次々に脅して歩く!……夢のような少女たち!……風ん中の小鳥よりも活き活きと!……走れ!……跳ねろ路地裏で!……霧ん中で……べとつく焦げ茶色の霧ん中で!……ウォーウィック・コモンズ! キャリボン・ウェイにはいつも怯えた乞食がうろついてる……どぶ沿いに鼻を啜りながら……恐怖を纏って!……それからミンストレルだ、偽の黒んぼ、顔に墨塗って、おんぼろの道化衣装で……ここ、あそこ、至る所に現れる……ギター掴んで……肺病声で……こっちの靄……あっちの霧からまた次のへ……一ペニー二ペンスを求めてぴっこひきひき!……後ろ向き宙返り!……続けて三度咳の発作に見舞われて!……赤い痰はいてまた灰色の雲の方へ遠ざかってく……道の続く限り……その先にはたくさん廃屋が並んでて……ホリボーン・ストリート……ファルマス・コテージ……オランダ広場……ブレッド・アヴェニュー!……そこへ突然汽笛が鳴り響く、速くの方から!……家々の屋根越しに……船の叫びだ!……まるで別世界からのように!……さあ浮浪者どもようく聞け!……野次馬も三下も!……運命に呪われた疥癬掻きに薮睨み!……船倉のねずみども! 唐がらしみたいな真っ赤な口をした連中!……鞭打たれのごろつきども!……ぐうたらの能無しめら!……娼婦の虱ども! 掃き溜めのるんぺんたち! 水の精霊のお呼びだぞ!……あの高雅なる声を開いたか?……立てろくでなしどもそれ急げ!……一人残らず桟橋の突先へ!……老いも若きも!……どこ産も!……どんな不潔な種族も! 三千世界の食いっばぐれも! 黒、白、黄色にカカオ!……あらゆる毛色の雲助ども! 遠慮はいらぬ! 瘡っ掻きでも変態でも! 私が頼むんだ!……こう丁寧に頭を下げて!……


2002/12/15 (日) 薄曇り

les travaux divers encore

昨夜のこと

_

おくさん:明日も朝起こすからねっ!
筆者:先に起きられたらな。
おくさん:最近はこっちの方がいつも早いもん。

_ 0200h過ぎて寝床に行くと、ずいぶん先に寝たはずのおくさんがまだばたばたしている。布団が暑いのと、腹が減ったのと、その他の理由で寝付けないらしい。

あさ

_ 0945h。目が醒めるとおくさんはまだ寝床にいます。ふははは。

_ おくさん起こして布団干し、それから朝御飯。おくさんが通販のおまけでもらったホットサンドプレートを活用してみる。そこそこうまく出来た。

_ 洗濯物干して一息。おー、余裕あるのぉ。

ひる

_ 「それは舞い散る桜のように」のAutoプレイで声だけ聞きながら書き物メモをちょこちょこと。プロローグどうしようかな。

実:ゲームでよくあるパターンだと、主人公のモノローグとか、過去回想とか、あとは日常の描写っていう感じなのかな。
俺:今までやってきたのはそうですね。
実:それに当てはまるものは考えないっていうこと?
俺:出来ればちょっと毛色の違う描き方をしたいなとは思ってますけど。
実:その3つを交互に出すっていうのはどう?
俺:む、無茶言いますね実さんも。
実:そうかなぁ? 出来なくはないと思うけど。
俺:や、そりゃやって出来なくはないんでしょうけどね……
実:でも内容と全然そぐわないっていうのも問題か。
俺:それを最初に考えてください。
実:ふふっ、ごめんね。

_ 年賀状レイアウトをちょこっと変更。それから一太郎の住所録を「筆ぐるめ」に移行。フラグ立て設定の使い勝手が今ひとつ。

_ 昼御飯もパン。目玉チーズハムトースト。

_ おくさんが「逆転裁判」をPlay。証拠提示に「喰らえっ!」はないだろ……

おかいもの

_ 珍しく(もしかして初めてか?)夕飯の献立計画を立ててから出撃。

_ 先週手ずから電池を入れ替えたにも関わらず復活しなかったG-Shock、今日見たら動いてやんの。で、はめて行く。

俺:しかし困ったもんだな、この電池切れの腕時計の群。
結:1、2、3、4本もあるじゃない。そのG-Shock入れたら5本? そもそもあんたなんでこんなに腕時計ばっかり持ってるの?
俺:可動品を入れるともう3本あります。
結:そういう問題じゃなくてねぇ。
俺:そもそもの話は本数の問題でもなかったと思うけど?
結:あ、そうか、電池切れの話だったわね。他のも自分で替えればいいじゃない。
俺:ところがですね、みんな5気圧だの10気圧だかの防水仕様で、裏豚もとい裏蓋を開けるのに特殊な工具が必要だったりするんですわ。
結:G-Shockだって20気圧防水じゃなかった?
俺:こいつは単純な螺子止めだったから。
結:ふぅん……じゃ専門のところに持っていけば?
俺:これもまた防水云々があってさ、水密検査までやると1本2000円以上かかるらしいのさ。
結:そりゃあんたのお財布には厳しいわね。
俺:きゅぅ……
結:で、動いてる3本っていうのは?
俺:1本はやっぱり防水なんで自分じゃ電池交換できないけど、もう1本は生活防水レベルなんで簡単に裏蓋が開くから、今まで自分で3度ぐらい替えてる。
結:ああ、あのぼろぼろのサラリーマン時計ね。
俺:あのシンプルさがいいんだよ。で、もう1本が機械式。これは普段使いにするのはもったいないので、専らお出掛け用。結ちゃんは時計は?
結:ん? あたしケータイあるから時計なんかしない。
俺:あーそうか、最近はそうなんだってね。
結:あんただってPDAって言ったっけ? あれがあれば時計いらないじゃない。
俺:でもほら、いちいちポケットから出して電源入れてなんてやるよりは、左腕をちらっと見た方が速いじゃない。時計を見るっていうほんの一瞬の動作に手間を掛けるのもいやだしさ。
結:早い話がせっかちなわけか。
俺:そーともゆー。

_ 割引券が入っていたので『ダイエー』のテナントの靴屋へ。が、靴下を持ってくるのを忘れた。やむなくと言うかついでに靴下も買い、それから靴屋へ。まあまあのものがあったのでようやく捕獲。これで雨の日に靴底の亀裂を気にしなくて済む。

_ そのまま車で近所のショッピングモールに乗り付けようと思ったら予想外の混雑。なので家に車を置いて徒歩で出直し。新規テナントを見たりしながら、一昨日新装オープンの食料品売り場へ。むきになって野菜類を買い込む。

_ 食料品売り場の新規テナントに入ったパン屋にシュークリームの幟を発見、おくさんに悪いと思いつつ、一人で買って、イートイン時無料サービスになる珈琲と共にいただく。皮は最近多いパイ生地、食感的にはやや癖があるか。クリームはあっさりめだがフレッシュ。

それから

_ おくさんと2人で狭い台所で働く。

晩御飯

_ 鮪づけ丼、大根と蒟蒻のおでん、蒟蒻の白和え、豆腐の味噌汁。材料が微妙に被るが気にしない。

さらに

_ 食後、金柑の砂糖煮を拵える。うーんいい香り。

きのこ のっこーのこ げんきのこ

_ 地元の『東武ストア』に行くと、魚介売り場のシブがき隊「スシ食いねェ!」(「おさかな天国」ではない)と共に必ず流れている、「きのこ のっこーのこ げんきのこ」という気の抜けた男声の歌。「ホクト」というきのこ屋の歌らしいのだが、こいつが異様に脳内で回る。
今日の夕方買い物に行った先でたまたま手に取った舞茸がその「ホクト」のものだったが、何とその包装に「きのこの唄CDプレゼントキャンペーン実施中」の文字が!
ぐるがてら検索かけてみたら、あったあった。ホクト株式会社「とれたてCM直送便」、そしてその中のきのこの唄(Flashによるフルコーラス版)。これでCDのために舞茸3袋買わずに済んだ。や、1袋は買ったんだけどね。

_ この辺のCMソングやキャラクターは、CIの一環として生まれたらしい。そう言えば親父の勤め先も最近CIをやったとか言ってたし。CIなんてバブル期の企業の色気出しかと思っていたが、そればかりではなかったのか。


2002/12/16 (月) 晴れ後曇り

rien à écrire

あさ

_ バックアップ目覚ましで起き、今日からちゃんと朝食を摂ることにしたおくさんを叩き起こす。

_ ハムチーズトーストの朝御飯。

_ しかし時間配分がちょっと狂うなぁ。

_ 新しい靴をおろして出撃。

繰り返しの記録

_ 不思議と頭がすっきりしてるな。

_ 先月飛ばした月次資料の登録チェック、後輩Wの相手等で過ごす午前中。

_ 銀行に借金を返しに行く昼休み。

実:借金って言ったって、学費じゃないの。
俺:はは、そうですけどね。
実:acephaleくんも苦学生だったのね。
俺:こんな苦学生がいたら罰が当たります。

_ メーカーにいちゃもんを付けるための資料作り、月次資料の基礎数字固めの打ち合わせと資料への反映、後輩Wの指導、ユーザ環境作成漏れのフォロー等々こなして、プラス2.25hで離脱。気が付くと真面目に仕事してたぞ俺。

それから

_ 外に出ると……ぬくい。これコートいらんぞ。

_ 量販店の谷間の鞄屋を覗く。値段の割にはいまひとつかな。要求仕様に合致するのもなかったし。

_ あとは真っ直ぐ帰る。

_ 帰り着くと丁度晩御飯が出来たところだった。

晩御飯

_ 蕪と鶏団子の薄葛煮、豆腐の味噌汁(昨日の残り)、同じく昨日の残りのおでん、蕪の葉とじゃこの炒め物。

_ デザート代わりに昨日煮た金柑。甘み控えめ、ちょっと渋い。

ぐる

_ 「カトゆー家断絶」の情報より、LittleWitchのサイトから「白詰草話」公式番外編「津名川さん家のクリスマス」ダウンロード。むっちゃくっちゃ時間掛かってます。現在も裏でダウンロード真っ最中。

_ まさかこのネタに反応があるとは思わなかった。ウクレレできのこの唄を弾き語りって、到底暗いとは思えないんですが……

_ うーん、うちはタイミングが悪かったのか、最初にミラーを試したものの乳としてもとい遅々として進まなかったので本家に切り替えました。無事に完了しましたが、1時間半は越えてたかな……


2002/12/17 (火) 晴れ、強風

sérieux?

あさ

_ おくさんはすんなり起きてきません。2日目にして挫折か? と思いきや起きてきたきた。

_ これまでよりさらに5分早く出たのに、乗り換えの鈍行は1本しか早くならず。

_ 靴の馴らしもあるので散歩は少々遠回り。烏が多いのは相変わらずだが、今朝は久々に猫も発見。日溜まりでまぶしそうな顔をして座っていた。

繰り返しの記録

_ 小ネタ多数こなす。10日も前のトラブルを今頃サポートに投げたり、後輩Wに作らせている仕組みのチェックをしたり、異動者のユーザ登録したり。

_ 昼休み、強風の中を散歩。路地の脇を通る度に風が吹き抜けてくる。

_ いきなりサボって『イクスピアリ』に行きたくなる僕って何?

真寿美:いや、あの、何って訊かれてもですね……
俺:しかも『イクスピアリ』に何があるんだI don't know。
真寿美:いや、だからあの……
紗妃:イッセー尾形のネタを使っても今度こそ分かる人いません。
俺:三田誠広ネタってのも分かるまい。ま、俺もタイトルしか知らないけど。

_ テスト機が無いがためのトラブル情報収集体制作りというのは哀しい気もする。

_ 「別に急がない」と言いつつ昨日今日と突っ込みを入れてくる某氏にやや噛み付き気味に応戦。

_ とか何とか、結構真面目に仕事しちゃってませんか今日は? どうしたことか。

真寿美:どうしたことかって……それが普通って言うか、そうじゃなくちゃいけないんじゃ?
俺:あ、そういうものなの?
真寿美:それ本気で言ってます?
俺:さあ?
真寿美:さあって……

_ 部の忘年会らしいのだが、出欠の締め切りを完全に失念していたので自動的に欠席。みんなが席でとぐろを巻いている中、そそくさと準定時離脱。

わふ

_ 『東急ハンズ』、鞄と模型をざっと眺めて早々に離脱。

_ 池袋、立教通りの角にある鞄屋へ。要求仕様に近いものはあったがもう一つ。

_ 続いて『丸井』。こりゃだめだ。

グラッパ

_ 電車でHemingwayを読んでいて、急にグラッパが飲みたくなった。うちにあった三角瓶のやつはグラッパじゃなかったっけかな。

それから

_ 家事。

晩御飯

_ 豚の梅煮、トマトとつまみ菜とレッドキャベツスプラウトのサラダ、なめこの味噌汁。梅干しが蜂蜜漬けだったので酸味が不足だった。

「津名川さん家のクリスマス」

_ 昨夜ダウンロードだけしておいた「白詰草話」外伝(?)「津名川さん家のクリスマス」をPlay。satsukiのスペックでも行けるかな?

_ 動作は気になるほどもたつかない。FFDって意外に軽いのか。

_ 最初の来客、高宮さん家の3人。知佳知登の呟きがおかしい。ヘレンさんは相変わらずだし。しかし今月12回目って……2日に一遍は挑んでるのか?

_ 次の来客、荒山。いや、そこまで熱くならなくても。透花の対応がある意味強烈。

_ クリスマスカード。まさかこいつから来るとは……しかも勘違いだし。

_ もう1通。この人はサンタの扮装して出てくるかと思ったが、どうやら違う世界に行ってしまった模様。

_ 上代さん来訪。あー相変わらずやね。

_ そして品藤さん。確かに原宿行ったら迷いそうな感じだこの人。

_ 総評。ははははは、ばかだ。(誉めてます)

_ あんな荒山でもかっこいい。いや、かっこいいからこそあのずれ方がはまるのだと愚考致す次第。

探求者

_ 多分同一の人だと思うけど、これこれ。「ONE」「Kanon」と「子連れ狼」に一体何の関係が?

俺:あっしにゃあ関わり合いのないことでござんす。
実:acephaleくん、それ「木枯らし紋次郎」。
俺:この際細かいことは抜きです。
実:とか関わり合いないとか言われても、この検索で該当するのってacephaleくんのサイトだけだから十分関係はあると思うな。

variants

_ 関連会社T氏がFlashのURLを大量に送ってきたので、端から見てみる。

_ これなんかある意味怖かったけど、きっと望月さんのところで既出だろうな。

_ それから「ちんこ音頭」の異文がいくつか。姐さん版鬱版鬱アフリカ版

ぐる

_ 確かに見てすぐ分かったので自首。

何故か知らねど

_ おくさんが歯を磨きながら、何の脈絡もなく鼻歌で「鳥の詩」を歌っている。


2002/12/18 (水) 曇り後晴れ

Je n'ai vraiment rien à écrire

あさ

_ ここんとこプライマリの目覚ましで起きられないなぁ。

_ これまでより2本早い鈍行を捕まえ、座ってぐっすり。

_ 『ポプラ』で「梅こつぶ」補給&立ち読み。

_ 靴がまだ固くて足が痛い。仕事場でスリッパに履き替えて一句。

靴下に 穴の開きたる 冬の道

結:貧乏くさ…… しかも何で俳句なのよ。
俺:何となく一句詠みたくなる気分の時ってない?
結:少なくとも靴下に穴が開いたとかハンカチなくしたとかいう時にそんな気分にはならないわね。
俺:今の子は情緒がないなぁ。
結:そんな情緒はなくっていいわ、あたしは。

繰り返しの記録

_ 仕事場のPCにGNSを入れ、お仕事メモにする。

紗妃:普通の月報があるのにですか。
俺:あれはあれで作らなきゃいけないけど、それとはまた別にメモ書きが出来たらと思ってさ。
紗妃:リンクを活用しようというお考えですか。
俺:いずれはそういう使い方も出来るか。
紗妃:お考えではなかったんですか? ああ、分かりました。月報をまとめて書くのにいつもこちらの日記の「繰り返しの記録」を参照しているのが癪になったんですね。だからその分を仕事場の方に移して、「繰り返しの記録」は減らそうと。
俺:う、穿つなぁ姫……
紗妃:違ってますか?
俺:否定は出来ないんだけど、そうすると1つ問題があってさ。
紗妃:何もない日に書ける内容が減るという点ですね。
俺:そうなんだよなぁ。下手すると晩御飯のおかずだけになっちゃうし。
紗妃:その分の時間を作品の執筆に振り分けるというのはどうでしょう。
俺:なるほどね。考えてみるか。

しかしどういうわけか家の環境と動作が少し違うんだよな。Topicの部分とか。

_ 耳が腐ってるのか、はたまた脳内で文脈の組み立てが出来ないのか、おくさんが妙なことを言い出す。

おくさん:アクセスであんきもを作るって。
筆者:はぁ?
おくさん:そう聞こえたんだもん。本当は「アクセスでランキングを作る」ってことだったんだけど。

どこをどうすると「ランキング」と「あんきも」を聞き違えるかね。まあ音としては類似点が無くはないけど。

_ 昼休み、熟睡。なんかねむくてねむくて……

_ 作業の報告やら質問やらで後輩Wがちょこちょこ来る。本当は休憩しに来てるだろお前……

_ なんだかんだで2.25hばっかり粘って離脱。

紗妃:本当に省略してますね。
俺:しばらくは実験的にやってみることにするよ。

_ 時刻も時刻なので真っ直ぐ帰る。電車の中では立ったまま眠る。

晩御飯

_ 今日の当番はおくさん。鰤と大根の煮物、つまみ菜のおひたし、味噌汁は昨日の残り。

それから

_ NHK教育テレビで「更級日記」の講釈をやっていた。大納言の娘(だったかな)が転生した猫の段。講師が「猫の文学史」なんて言葉をちらっと言っていたが、確かに面白そうな視点だな。


2002/12/19 (木) 曇り一時雨

l'allégement du journal

あさ

_ ねむひよーねむひよー

問題

_ 次はMicrosoftのある製品の、車内広告のキャッチコピーからの抜粋です。その製品とは何でしょうか。

「スベる〜!」「おちる〜!」「またかよ〜!」

答え:\

繰り返しの記録から

_

紗妃:昨日縮小を宣言した「繰り返しの記録」ですが。
俺:宣言という程大袈裟なもんじゃないけど。
紗妃:「から」という字が付いていますね。
俺:うん、「繰り返しの記録」を全部書くのはやめて、繰り返しの中の例外処理だけにしようかと思ってさ。
紗妃:その意味での「から」ですか。
俺:だから例外処理が無いときは全面的に省略になる可能性もある。
紗妃:なるほど。ということは、通常処理の記述用に仕事場でインストールしたGNSも早速活用されているわけですね。
俺:うん、これまでしなかった位頻繁にメモしてる。やっぱり日記と同じノリで書けるのがいいのかな。
紗妃:でも正規の月報を作らなければいけないのは同じですね。二度手間には変わりないと。
俺:月報に書けない経緯なんかも書けるから、自分用のメモとしてはずっと有用だよ。

_ 「おはようございますの葬儀屋さん」というのをふと思い付いたら、これが頭から抜けなくなる。

_ 昼、都バスの営業所へ行き路線図を貰ってくる。1部は義弟用。

_ 夕方、自分の仕掛けた処理がサーバの首を絞めたらしい。R&DのY氏を煩わせる。溜まったストレスを、掃除当番札のパワーアップに振り向ける。あほだ。

_ プラス2hで離脱。

寄り道

_ まだ靴が固くて足が痛い。

_ 歩いて新宿。途中『やまや』に寄る。グラッパって思ったより高いんだな。500mlで1980円。その他ざっと見てゲコ。

紗妃:またケチりましたね?
俺:どうせ呑みきらないしさ。3年ぐらい前のジンがまだ冷蔵庫に寝てるし、棚にあるベネディクティンなんか10年ものになりつつあるし。
紗妃:それは確かにもったいないです。

_ 量販店地区の脇の路地にある怪しいお店(『KIRARA』とか言ったかな)を覗く。Tacticsの「MOON」あたりが中古で転がってないかな。

俺:……なんだか冷たい視線を浴びているような気がする。や、気がするだけだ。うん。気のせい気のせい。そう決めた。
紗妃:いいですけど。しかしどうして今更「MOON」なんですか。
俺:この間ぐるぐるしてたらちらっと見かけたので何となく。
紗妃:でもここにはなさそうですよ。
俺:あ、ほんと?

中古でめぼしいのはDreamcast版「君が望む永遠」3480円ぐらいだったか。ちょっとだけ気になってはいる「羊たちの憂鬱」が1980円と妙に廉かったり。

紗妃:……
俺:や、買いませんって。
紗妃:何も言ってませんけど。

車中

_ Hemingway「武器よさらば」進行中。現在キャサリンとのいちゃつきモードが中心だが、どうしてこんなに上滑りな印象を与えるんだろう?

_ そしてまた立ったまま眠る。

晩御飯

_ 煮込み待ちの間、冷凍庫で寝ていたジン(Bombay)を引っぱり出してストレートで舐める。やっと1瓶空になった。

_ 大根入り牛スープ、もずく酢、つまみ菜のおひたし、納豆。

紗妃:大根が続きますね。
俺:旬でもあるし、集中して喰わないと1本使い切らないし。


2002/12/20 (金) 曇り

un jour paisible

あさ 或いはトマト

_ どういうわけかトマトのことが気になって目が醒める。切ったトマトが干からびるとか、木箱詰めのトマトが傷むとか、なんだかはっきりしないんだがそんなことが頭から離れなくなって布団から出てみたりまた入り直してみたり、鳴る前に止めた目覚ましが気になってまたかけ直してみたりとぼんやりしたままの頭で繰り返す。おかげで目覚め甚だ宜しからず。

実:何でトマトなの?
俺:分からん……

食玩

_ 朝の散歩でちょこちょこコンビニを覗くが、最近食玩に一時の勢いがない気がする。「チョコエッグ」「CHOCO-Q」は良く見かけるが、「世界の神話」も「スタートレイン」も第2段が出て来ない。「WORLD TANK MUSEUM」の第3集はいつ出るんだろう。

_ 今でこそ見る影もないが、出始めの頃の「ビッグワンガム」のプラモデルは質が高かったなぁ。復刻して欲しいけど金型は残ってないだろうな。

繰り返しの記録から

_ 昼、久しぶりに図書館に行く。「モノクロ写真のすすめ」のような本があったのでめくってみる。日本人写真家の作例を集めたもの。やっぱり自分で現像・印画しないとモノクロはダメかしらね。

_ All's right with the world! (Robert Browning:PIPPA PASSES)

目の保養

_ おくさん共々準定時退社して、池袋『東武』へ。東京ミレナリオ風に飾り付けられた2階の広場でヴァイオリンのミニコンサートをやっている。

_ 7階、おくさんが『WACHIFIELD』であれこれ物色中。と、いきなり脱力する。おくさんの指差す先を見ると、革製の「ねこみみ」が売られていた。ホントにあるのか、こんなの……

_ おくさん曰く、「楽しいねぇ。たまにはデパート歩かないとだめだね」

_ で、おくさんの本命だった宝飾品のバーゲンで目の保養。

実:目の保養だけ? おくさんにクリスマスプレゼントでもしたのかと思ってた。
俺:それは価格的になかなか厳しいものがございますですのではい。
実:そんな何十万円もするものじゃなくても。
俺:一桁落としてもそれはそれで辛いんですけど。それに別にねだられもしなかったですし。
実:それは自分からは欲しがったりしないものだと思うな。言わなくても買ってくれるっていうのが女性の理想じゃない?
俺:や、じゃないって同意を求められても……実さんはそうなんですか?
実:あたしはアクセサリーとかってあんまり興味ないからね。必要もないし。
俺:飾りなんかない方が綺麗な人っていうのもいますしね。
実:それってお世辞のつもり? それともプレゼント出来ないことの口実?
俺:答えに困るような質問しないでください。

_ 『ISP』で食料品の追加。魚を買おうと思ったが高すぎ。ついでに『チーズ王国』にも寄る。どうもここはウォッシュの品揃えが薄くていかん。

訂正

_ 地元の『東武ストア』にて、おくさんの指摘で、かかっていないと思っていた「おさかな天国」が実は流れていたことが分かる。音量が小さいからわからなかった。

晩御飯

_ 『ISP』の『好餃子(ハオチャオズ)』で買ってきたニラ餃子&ほたて餃子、ホクトの舞茸の味噌汁、湯がいた青梗菜。

電波とどいた?

_

結:ねえ?
俺:ん?
結:何だかまた時計が増えてる気がするのは気のせい?
俺:……あははーっ!

_ で、電波時計ってのを入手したので、早速窓の近くに置いて40kHzの標準電波を捕まえさせたが……なかなか取れませんな。最初の1発目は結局空振り。

_ 1時間後にリトライしたらやっとこさ捕まえたらしい。ただし時刻だけで日付がダメ。

_ もう1時間経ってやっと日付まで取れた。こんなに感度悪いもんなんですかね。

_ で、この絡みで独立行政法人 通信総合研究所へ。協定世界時(UTC)と国際原子時(TAI)てのがあって、32秒ほど後者の方が進んでいる。どういう関係なんだろう。


[後日へ続く]

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筆者:acephale composée par acéphale
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この日記は、GNSを使用して作成されています。