ともし火のようななヒーターの光が
  アンティクなロマンを高めます
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 最後までご覧頂きありがとうございました、画像や製作コメントは
お断り無く訂正する場合が有りますご容赦ください。
 加工済みシャーシ、使用部品等の合計費用 約86.000円位必要。
*自作製品セットを計画中!
 FISHER製スピーカーに接続しPC出力を
音源に聴いています
ハム改善の為、配線調整し完成したシャーシ内部と、フロントパネルを取り付けパイロットランプの配線を最後に完全仕上げです
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6L6GC製作
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 最初の確認ポイント、電源フイルター回路のリップルによる低周波電源ハムで原因はコンデンサー容量不足や設計ミスが多いいようです。
次に、多いのが真空管のグリッド回路から拾うハムです、信号入力端子にAC配線や交流ヒーター配線が交差したり近づいたりで、誘起ハムが発生し
ます、ヒーターハムは真空管構造に関するもので、まず別の真空管に差替えてみる:ヒーター回路の片側をアースする:ヒーター電圧を10%程度下げて
みる:初段グリッド回路シールド配線の再点検:アース配線の張り方:アース接地ポイントの再点検等々がハム減滅の対策のようです、ハムの発生源
はこのほかにも色々な原因があるようで、極め付けは初段増幅管ヒーターをDC点火で行えばこの問題は完全に解決する。 
 以上のような発生源を確認しながら、アース線、ヒーター配線位置を変更しり短くしたり繰り返し修正したら、気にしていた若干の電源ハムはほぼ完全
に、取り除く事が出来、念願の自作真空管アンプは、完璧に完成しました。 
何が原因でハムは発生するのか?最後の点検と修正
☆CBSソニーレコードのジャケットからの一部転用です
試運転の終わった自作アンプで最初に聴きたい音楽
「魅惑の宵」 演奏 パーシーフェス管弦楽団
  ミュジカル映画<南太平洋>の為に作られた太平洋戦域の南方諸島の印象を基にエキゾチックな味がふんだんに盛り込まれ大ヒットしました。
 作詞、作曲はオスカー・ハーマスティン2世とリチャード・ロジャースのコンビです。
パーシーフェイス管弦楽団
  フルオーケストラの魅力は、ストリングスの醍醐味を満喫させロマンチックな音楽を通じて全世界の映画音楽
フアンを
 魅了します、パーシーフェイスはアメリカを代表するムード音楽の大御所と言われました。
 
パーシーフェイスは1908年カナダのトロント市に生まれ幼少期からピアノを習い15歳頃には天才ピアニストと言われま
したが、無常にも事故で両手に火傷を負いピアニストの希望を立たれたのです・・・しかし音楽の魅力は諦められず、作・
編曲を手がけカナダ放送楽団の指揮者と成りやがてアメリカのNBC交響楽団の指揮で本領を発揮する一方、ローズマリ
ーやドリス・ディ等々のスター・シンガーを育てました。
 完成後の本機は現状では特に大きな問題は無いようですが片側出力管に電源ハムが若干入り込んでいるようです。
アウトプットトランスケースについては、工場などの電気配線工事に使用されるケーブル接続ボックスを利用、今回使用したトランス(東栄変成器製)が
ちょうど入る大きさですが、ケースの手直しが必要で,加工は大変ですが出来るだけ既製品を使わないオリジナリティが無いと「自作」とは言えないと思い
特にこだわって見ました、電源フイルター(ブロックコンデンサー)カップリング(フイルムコンデンサー)
真空管(6L6GC中国製)だるま形、ブリッジダイオ
ードなども真空管というアンティクな響きからシャーシ内部の部品にもこだわり年代を感じるアンプに仕上げたかったのですが、現在手に入る部品は限ら
れる為、現時点では満足の出来る自作アンプだと・・・ 前述の、電源ハムは時間をかけて原因を探るとして、計画から、設計、部品調達、シャーシ加工、
部品取付、配線、長時間のエージングまで、一年に渡りようやく完成です。
自作6L6GCシングルアンプ
スピーカー端子を2系統にして聴き比べを容易に!
僕・・・ ねこ!
 今、ブームだって!
配線完了後、動作状態を長時間連続繰り返し部品の発煙や高熱に因る不具合が無いか確認します
 B電源の整流回路から直流ヒーター回路の配線の様子、配線の再確認後真空管を押してほぼ完成ですが,音源とスピーカーを接続してメインスイッチを入れます。
何も無ければ真空管が点灯しスピーカーより入力信号(CD)が増幅され音が出てくるはずですが ハム音だけか? ひどく割れた音なの? それとも歪んだ音なのか
 思いにもよらづ澄み切った「きれいな音」なのか、楽しみですがハム音すら出てきません?・・・あれー・・・アンプを裏返しにしたまま電源を入れている為、少し浮かし
て見ると真空管は点灯している様に見えますが、とにかく各部の電圧を測って見ることにした。
 なんと、あれほど誤配線には気をつけたつもりなのにヒーター回路のブリッジダイオード端子間が間違っています・・・と言う事はSRPP回路を構成している6SL7のヒー
ターが点灯していなかった、したがって音は出なくて当然だ早速配線の修正です。 こんな初歩的なミスが出る様では先が思いやられ、再度配線の点検です。 やっ
ぱりあった!・・・入力端子の(-)側がGNDされていなかった。 「よし」これで電源を入れて見よう・・・まずヒーターの確認・・・OK・・・おぉー出た!・・・
以外にも「きれいな音」が出てきましたが方チャンネルのハムが大きい・・あれこれ点検したが配線は問題なし・・・ふと真空管を触るとプツットハムは消えた! う・・・
再び触ると出てきたが動かすと消えるどうやらソケットと真空管の接触が良くないようですのでソケットへの抜き差しを繰り返す事で一時的には解消した。
 自作アンプ製作は成功したが、SRPP回路採用6L6GCシングルアンプの正常機能と能力を果たしているのかを確認しなければ完成とは言えないでしょう。
 シャーシと同様抵抗器、コンデンサーなどの位置や配線をイラストで書いてみました。 配線図とイラスト図面を見比べながら,誤配線を確認する事が出来ます。
此れは、なかなか良い方法だと我ながら感心したが、それでも尚細心の注意を払い作業を進め「自作」の楽しさを味わっています。
 内部の配線、部品の取り付け作業を進めると、あれほどシャーシの部品配置寸法を考えたつもりでもやっぱりここはこの寸法にしなければと次から次えと不具合が
出てきます,シャーシ設計時に指摘しましたが「穴あけ加工後の修正は出来ません」からと・・・小物部品配置や配線具合などを想定ししながら悔いの無い配置寸法を
決める事をお勧めします。
 異なるスピーカーの接続を出来るようにしたが部品の選定を誤った! 失敗!
端子が小さくクリップ出来る線が単線以外のスピーカー用ケーブルは接続しにく
い為、シャーシ設計時は少し大き目の端子に変更すかバナナプラグ対応のるSP
端子が良いかと思います
 シャーシ完成後はソケット、入出力端子など小物部品から取り付け、配線が出来る状態にし、重い出力トランス等は,配線作業の都合上後回しの方がいい
かも?
 製作工程の工夫で配線が容易に成ります
 アンプの回路設計に当たっては、中国製アンプ改造の折に主要部品取付位置やアース線の取り方、無駄配線等の経験を生かしながら、同等アンプの関連回路
資料や、ネット上の電子技術や回路設計などを提供されている現役技術者、OB、マニアの方々の資料を参考にし基本回路としましたが、小生のアンプ設計知識
は電子工学に基づく理論から設計された物では有りません、したがってあくまでも、部品選定、設計も参考程度にとどめて下さい。
MS-10D
真空管アンプ改造 
中古アンプの修理に挑戦
ONKYO A−20
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 今回は、構想10年?・・・大げさですが、念願の自作真空管アンプを作って見る事にしました。
 何かの雑誌だったか?・・ネット上のコメントだったかは定かでは有りませんが、真空管アンプに付いて、現在の安価なオーディオアンプは高性能電子部品に
よる高度なデジタル回路と精度の高い増幅技術などから見ても音質面では真空管より遥かに勝っており、比べるに値しないと書かれていて、これから 自作しよう
としている真空管アンプの品質は粗悪で駄目なのかぁ・・・ため息が出ました。
 たしかに、現有する真空管は3〜40年前の当時の技術で製造された品物で、現在の高精度技術の生産品とは異なり、素人目で見ても「うんー」高品質、製造技
術・・等など多角度で見ても返す言葉も無いような気がします。
 それでも、懐かしい真空管に思いを馳せ、特定の銘球を持つ事に拘るマニアの方、高度な回路と音質に拘るマニアの方、正確で高度な電子部品で処理された
デジタル信号の音よりも、ガラスの中に柔らかく染まる赤いヒーターの光に目を向け動作を確認するかの様に楽しみながら聴くマニアの方、真空管アンプには愛用
者の思いがその一台に凝縮された分身でもあるようにも思われます。  
 真空管の音色は大自然の中で、小鳥のさえずりでも聞くようなそんな感覚なのでしょうか?。  今回の自作アンプ計画は、高度な回路で高音質を探求すると
言うよりも、むしろ真空管に灯る赤いヒーターの光が、アンティクな雰囲気を作り出してくれる・・・? そんな単純な幻想的なロマンを求めて思いついた挑戦です。
アンプ回路図作成
部品の調達とシャーシの選び方
自作アンプの作成に挑戦
アンプ作成の部品調達に欠かせない街
 左側の参考回路は歪が少ないらしく
初段信号増幅に採用しました
出力管(6L6GC)設計の為
SG端子付きトランスを使用します
 傍熱全波整流管(5AR4)を使用した一般的な電源回路です
リップルハム対策として初段ヒーターは直流点火です
 製品コンセプトもアンプ回路設計図も出来上がり、第一段階の構想は整いました。 後は、回路に沿って必要部品の選定と調達をしなければ成りませんが、どうやら
今回は少々高額に成りそうで嫌な予感ですが、トランスや真空管用ソケット、パワートランス、チョークコイル等(シャーシに加工が必要な大型部品)を優先的に集め、部
品配置が困難なく出来るシャーシで、もっとも重要視しているアンプ全体のデザインを決定したいのですが? これが又大変なのですと言うのは、デザインを気にして真
空管や、トランスの配置に拘れば一番の問題点・・ そうです!ハムの発生を最大限考慮しないと後でハム原因解消の為、部品移動しなければと言う事に成るかも?
自作で作られたアンプ、専門業者から出ている数々のアンプ、先人マニアの作ったアンプ・・・どのアンプを比べてみても結局真空管アンプは部品配置は大きく変わらない
し替えられないようです、従ってデザインも同じ様な感じと成りアンプ作成技術面からも長年積み上げられた常道配置に従う事に成そうです。
SRPP参考回路
初段増幅管とソケット
ブロックコンデンサー、2連式ボリューム他
整流管 5AR4、出力管 6L6GC
チョーク、パワートランス、ACトランス
 今回,使用予定の部品調達も目安が付きアンプの基になるシャーシの大きさ決定に部品配置の思案が続き、最終決定に時間が掛かりました。
部品配置構想から外形の大きさを、幅350〜60cm×奥行き240〜50cm×高さ55〜65cm位が最適かと判断しました。 ・・・これに近いシャ−シを探します
 アルミ製(タカチ) 350×230×60  スチール製(タカチ) 350×225×58  アルミ製(奥澤O-40)330×220×50 等々がありますが、今回はO-40を選びました
出来るだけコンパクトに仕上げ、無理のない部品配置をする為に、最適な寸法だと思い選びましたが、実際の配置寸法はこれからです。
 トランスやチョークなど大きい部品の実寸を基に配置を考えていきます。
バイアス電圧回路
注)ヒーター
  バイアス必要
 決定したシャーシの外形寸法に、取り揃えた部品の実寸を基に配置図面を作りましす、加工前の基本
図面に現物部品を載せて見なければ製品全体のデザインやバランスはわかりません。
シャーシの加工
シャーシ本体のメイン部品の配置図
前面操作部品の配置図
背面入出力部品の配置図

シャーシ設計図面

現物部品位置を実寸で確認すれば変更も容易に出来る
 配置が最終決定したら、大まかな穴を開け実寸通り仕上げですこれが大変です
が完成を目指してヤスリと奮闘です
 シャーシ穴加工時、保護シールを出来るだけ剥がさない様に作業することがポイントです。 アルミの場合は特に傷が付き易く表面が見た目良くないので
(塗装する場合は気にしない)仕上がり時の外観を心がけて作業する事をお勧めします。
 シャーシの加工が終われば次は部品の取り付けです、気分は益々たかまり完成に向けて作業も楽しくなる事でしょう。
ジグソーで大まかな加工
完成品
夏の日の恋」 演奏 パシーフェイス管弦楽団
 パーシーフェイス極めつけの大ヒット1960年の映画<避暑地の出来事>この映画は風光明媚なアメリカ東海岸の避暑地での親子二代にわたる
宿命の恋を描いた作品で、マックス・スタイナーが作りました。 パーシーフェイスのレコードと共に大ヒットしました。
 市販鉄製ボックスの一部加工トランスケース、シャーシ底板と特注製作のフロントパネルを最後に取り付けて自作の完了です。 
部品取り付けと配線作業
 懐かしい真空管アンプを作ってみませんか
☆ここクリックでライブ動画が始まります
ご覧に成られた方
ブレークタイム
 懐かしい真空管ラジオ