理科好きパパの子育て

学資保険研究所



こどもの教育費をまかなおうという保険のお話です。

生命保険には、「定期保険」「養老保険」「終身保険」の3つのパターンがあります。
養老保険

良い点
死亡しないことを前提として、保障を薄くしてあるために返戻金に期待が持てる。貯蓄性が強い保険。

悪い点
保障が薄いために、死亡保障が薄い。ある時期までは払い込み済みの保険料よりも支払いが少ない事がある。

終身保険

良い点
必ず支払いが起こることを前提とした保険。保険料も厚いが保障も厚い。保障にも重点を置いた貯蓄性のある保険。

悪い点
保障の割に保険料が高い。大きな保障が欲しい場合は、定期保険も考えるべき。途中での支払いがある場合は、死亡時の支払いが減額される。

定期保険

良い点
支払いが発生しない場合を組み入れて、少ない保険料で大きな保証を買うことが出来る。保証を優先させた保険。

悪い点
ほとんどの場合、支払いが発生せず掛け捨てとなる。


 「学資保険」は「養老保険」の一つのバリエーションになります。学資保険は契約できる年齢が低く設定されていて、保証期間での死亡がないと仮定できるため、満期払戻金を高く設定できます。

しかし、生命保険の一種なので、満期払戻金が元本を割り込むことがあります。保険商品をよく比較してください。
ソニー生命学資保険

さて、この保険は進学に必要はお金のために準備する保険です。最近の入試制度の多様化によって、これまで通りの2月や12月に入学金などの支払いが必要になるというパターンに加えて、AO試験などで10月に入学金の支払いが必要になる学校が出てきました。

ベネッセ「マナビジョン」保護者版

受験にかかる費用も必要になります。受験のために夏休み以降まとまったお金が必要になってきます。
学資保険の受験料支払いは、遅くても12月。可能ならば10月くらいから準備出来るように設定するべきです。