理科好きパパの子育て



言葉研究所 



年中さんになった下の子に言い間違いが減っている事に気がつき、急遽まとめてみようかとコーナーを立ち上げました。

と書いたのが2010年くらいです。書き留めておいたので忘れませんが、こうしておかなければきっと忘れていたなぁ。

分類
間違い
正しい
使用例
覚え間違い
ちんちんぷいぷい
ちちんぷいぷい

聞き間違い
りえすさま
いえすさま
「ちがうよりえすさまってゆーんだよ。」
覚え間違い
おくじょう
ぼくじょう
「牧場って言えるもん。」
創作
まいじゅういち
まいはーと
「オープンマイハート」というコールのタイミングで「おーぷん
まいじゅういち」
発音困難
てびり
てれび
「テレビでしょ、て、れ、び」
発音困難
ししゃく
ひしゃく
「ししゃくとって、ししゃく」
覚え間違い
ぽちきす
ホチキス
「ぽちきすだよ。ぽちきす」
創作
おすさま
お坊ちゃま
「お姫様の反対はオス様」
覚え間違い
もみあげ
おみやけ
「パパのもみあげどこ?」
発音困難
ゆびき
いびき
「パパのゆびきうるさい」
覚え間違い
ろんぽんせん
ポンポン船
「ぽにょのろんぽん船出してきて」
発音困難
めだまだき
めだまやき
「めだまだきとって」
覚え間違い
せんせ
前世
「ぼくはくま、くまくまー。せんせはきっとチョコレート」
覚え間違い
(目の下の)まぐま
(目の下の)くま










そして2016年。 子供の言葉獲得の仕組みを研究している方を見つけました。
慶應義塾大学の「今井むつみ」さんです。本も出ているようなのでいくつか読んでみることにします。

子供の頭の中で、レキシコンという辞書のようなものが作られて、言葉を単語に分けたり、意味の取りにくい言葉を意味づけしているのだそうです。
例えば、「うさぎ」という単語を使うためには、大きさや形状、生物か非生物か、特徴は何か、食べられるのかどうかなど様々な項目がタグ付けする必要があります。自動車やトラクターを「パパ」「ジジ」と呼ぶことがあるのは、大きなものや乗っている人を含めて、「パパ」「ジジ」とタグ付けしたと考えると意味が通じます。子供は言語を獲得するときになかなか難しい作業をしていると言うことらしいです。