THA-09EXのご紹介
THA-09EXとは、ベースをTHA-08Xとし、A47式と呼ばれるヘッドホンアンプ(イヤホンアンプ)回路をTHA-08Xよりさらに改良して製作したアンプになります。THA-08Xと大きく異なる点は、入出力ジャック・電源スイッチ・ボリュームなど、全てのパネル部品を基板上に配置し、面倒な配線がなくなりました(電池ボックス除く)。
また、電源の電池を単3乾電池または充電式電池を4本に増強。より力強い駆動力を持たせました。従来からのDC-DCコンバータによる±12V昇圧は変わりません。
シングルオペアンプを4つ使用し、基板裏面にスナバ回路と呼ばれる回路を搭載し、前段増幅部分にTHS4631など、不安定な高速オペアンプも動作可能にしました。
さらに、安全回路として、出力カップリングコンデンサを採用。好みのコンデンサに変えることによって自分の好きなチューニングにすることができる上、回路からのDC漏れを防ぎ、イヤホンを安全に駆動することができます。
加えて、入力部分のボリュームに『擬似T型アッテネータ』と呼ばれる回路を採用。ボリュームによる音質劣化を最低限に食い止めることができました。
パネル部品を基板に配置することにより、パネルへの穴開けが面倒になります。そこで、今回はタカチのケース「MXA2-8-12」用にレーザー加工した専用アクリルパネルをセットにして頒布いたします。ぜひご活用ください。
〇シングルオペアンプ4つ使用。
〇擬似Τ型アッテネータを採用。
〇A47回路を煮詰め、より最適化。
〇スナバ回路およびZobelフィルタを搭載。
〇出力抵抗を47Ωから22Ωに変更。
〇出力カップリングコンデンサを搭載。
〇電源部分を強化。
〇基板に直接ジャック類を実装。
PDFダウンロード
THA-09EXの展示用POPをダウンロードいただけます。THA-09EXの製作説明書をダウンロードいただけます。
補足・注意 【NEW!!】
電源部分のU3ですが、いろいろございましてNJM4556AMが入手難となっております。
代替品として、LT1366が挙げられます。これも入手が難しいので申し訳ございません。
こちらよりお求めくださいますようよろしくお願い申し上げます。
こちらより、NJM4580Eをお求めください。
また、新たな情報といたしまして、
当基板を製作したところ、若干のホワイトノイズを感じた、
とのご報告をいただきました。そこで、解決策を。
R3及びR53の470kΩを、10kΩに交換のうえ、
C1及びC51の0.1μFを、ショートさせてください。
これにより、格段にホワイトノイズを軽減できると思います。
基板の入手方法
以下のバナーをクリックいただき、販売ページにアクセスしてください。
頒布の方を終了させて頂きました。
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