がん情報免疫治療についてについて 2017年現在で、がん診療連携拠点病院でありながら、科学的根拠の明らかでない「免疫細胞療法」を 自由診療(保険がきかない)行っている医療施設が少なくとも12施設あると報道されました。加藤厚生労働大臣も本格的に調査する方向で検討しています。がん情報サービスのホームページをご覧ください。 http://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/immunotherapy/immu01.html がん検診について 2015年現在では、厚生労働省が指針を出しているがん検診は以下の通りです。 上記は、科学的根拠に基づき効果があるがん検診一覧になります。これ以外のがん検診は、「死亡率の低下」にはつながらないことが分かっています。放射線被曝や過剰な検査などのデメリットを勘案しながら指針が確定されています。(前立腺検査が導入されていたり、対象年齢などがまちまち) この中で、胃がんと乳がんの検診は、来年度(2016年)変更される見通しです。 がん検診を行っているのは基礎自治体です。居住している自治体が、どんな検査を行っているか、調べてみるのも必要かもしれません。 がんのリハビリテーション がん治療は「不治の病」ではなくなり、仕事をつづけながら 外来で治療できる時代になりました。そして、治療などで機能や外見などをより快適にケアする方法も充実してきました。 術後の不都合に「リンパ浮腫」があります。 国立がん研究センターがん対策情報センターでは「病院を探す」のコーナーで、リンパ浮腫治療に関する情報も発信しています。各病院の「各種情報・相談」に「リンパ浮腫外来」の項目があります。ここをクリックすると、連絡先や対応の曜日・時間、また他施設での患者も受け入れるかどうかなどが載っています。しかし、実際の窓口とは情報の内容が違うことがあります。必ず連絡してから受診してください。リンパ浮腫外来があっても、ほとんどが「完全予約制」だったり、自施設の患者しか受け入れない体制になっています。確認のうえ、受診するようにしましょう。 山梨県のがん診療連携拠点病院と診療病院のページ たった5日間の放射線治療 乳がん温存手術後、放射線治療により再発の危険リスクを低下させます。その際、「乳房全照射」が行われますが、5~6週間かかります。通院で治療するには大変なこともあります。この問題を解決するために、「加速乳房部分照射法」が開発されました。詳しくはコニカミノルタのニュースリリースをご覧ください。 http://www.konicaminolta.jp/about/release/2014/0711_01_01.html ※ 治療の選択肢が増えることは喜ばしいことです。 2013年の乳がん検診受診率は山梨県がトップ! 2013年の国民生活基礎調査によると、山梨県の乳がん検診受診率は全国1位! これは、山梨県としては初めてのこと。40~69歳の女性の過去1年の乳がん検診受診率は48.6%。決して多いとは言えないけれど、みんなの意識が変わってきたからかもしれない。必要な人が自らしっかりがん検診を受ける環境になるといいですね。 そんな中、基礎自治体によって大きな格差がある事が分かった。27市町村の乳がん検診受診率の年次推移(2009~2012年)を調べたらこんなことに・・・↓ 昭和町、しっかり! データについて:厚生労働省「がん検診医業の評価に関する委員会」が平成20年3月に取りまとめた報告書「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について」をふまえ、市区町村のがん検診受診率を比較・評価するために算出した平成18年度~平成24年度の全国・都道府県・市町村の推計対象者数、がん検診受診者数、がん検診受診率から作成 データ元:国立がん研究センターがん対策情報センターHPより
山梨県地域がん登録からわかること 2010年山梨県地域がん登録データから、山梨県民のがんの罹患数・罹患率 そして、年齢調整がん罹患率をグラフにしてみました。 女性は、年齢調整をかけることで若年例での罹患に気を付けたい疾患があることがわかります。 乳がん、子宮がん(特に子宮頸がん)です。以下に示す男性と比べるとよくわかります。 男性は、年齢が上がるにつれがんの罹患もリンクして増えている状況が見て取れます。 女性と男性は、それぞれ性差に合った対策が必要だと思います。 予防、早期発見、早期治療をより充実させたいですね。 チーム医療を理解するために・・・。 「チーム医療」は。言葉の上では多くの場面で使われるようになりました。 でも、具体的には解らないことがいっぱいです。 自分にはどんなチームが必要なのか・・・?どんな専門職のスタッフがいるのか・・・? どこに問い合わせできるのか・・・? このパンフレットをご覧ください。 チーム医療のことがよくわかります。 「チーム医療推進協議会」作成 リンク先にてご覧いただけます:http://www.team-med.jp/archives/active/news20140228 このパンフレットが必要な方は当会までメールにてお問い合わせください yamanashi_mamma@kjb.biglobe.ne.jp 【最新地域がん登録情報から前立腺がんの治療状況をみる】 2014年2月に山梨県が公表した地域がん登録2011の速報値から見ると、 男性では前立腺がんの罹患者がトップとなった。そこで、4つのがん診療連携拠点病院での治療状況を比較してみた。出典は「がん合計」の病院ランキング2012年4月~2013年3月退院患者の統計 前立腺がんはPSA検査により過剰に診断されていると言われている。不必要な治療なら避けたいものだが、必要な治療なのか不必要な治療なのかの判断はどうしたらいいのだろうか。 【乳がん基礎知識が得られる本】 「もしかして乳がん!?」 吉本賢隆著 平凡社 税抜1600円 乳がんの基礎知識から治療中・術後の疑問に思っている事が、確かな視点で納得できます。 これから手術を受ける方、治療痛の方、術後の方、フォローアップ中の方、フォローアップが 終わった方等々、どこから読んでもわかりやすい本です。 【人生読本としてもお勧めします】 「僕の死に方~エンディングダイアリー500日~」 金子哲雄著 小学館 税抜1300円 流通ジャーナリストの金子哲雄氏が、死を意識して俯瞰的に人生を見つめて書いた 遺言です。 理性的に、客観的に自分を見つめ相手を尊重し、充実した人生を求めた記録といえます。 子供たちにも読んでほしい一冊です。 【拠点病院指定要件1の情報から】 がん診療連携拠点病院は、都道府県の推薦を受け、厚生労働大臣が指定する 病院で、全国どこでも安心してがん医療が受けられる日本を構築するために 整備しています。そのために指定するための「要件」が決まっています。 この指定要件から山梨のがん医療に関する資料を作成しました。 下記の「山梨のがん診療連携拠点病院情報」をクリックしてください。 山梨のがん診療連携拠点病院情報へのリンク 【院内がん登録から】 全国院内がん登録2010年から山梨県内の拠点病院データをピックアップしました。 がん患者の受診行動が見えてきます。 全国規模でみると、院内がん登録数の最大値は8620、最小値は168 中央値は1251です。 概要は下記の通り 2010年山梨県内拠点病院院内がん登録データ へのリンク 山梨県内には4つのがん診療連携拠点病院があります。山梨県立中央病院、山梨大学医学部附属病院、市立甲府病院、富士吉田市立病院です。 この4つの病院が行っている院内がん登録(2010年)の結果をもとに作成した資料です。 それぞれの病院の特性や地域性を考慮し、グラフを参考資料としてください。 部位別のデータは4施設の登録があるものだけを取り上げました。部位によっては1年間で10件以下のものがあり、それはデータとして数字化しないためです。 山梨県地域がん登録2009年から資料を作成しました。 下記をチェックしてください!! がん情報はとても大切です。しかし、web上にある情報は正しいものと偏った体験が
第9回日本医療リンパドレナージ協会学術集会~第2回国際交流会~のお知らせ http://www.mlaj.jp/kyoukai/news/news20120403/gakujutu9th.jpg 開催日:2012年10月7日10:00~17:30 場所:イイノホール&カンファレンスセンター 〒100-0011東京都千代田区内幸町2-1-1- ※ 日本からの記念講演は、佐藤佳代子氏です。 お知らせがんのピアサポートを2011年5月31日から開始しています!! 国立がんセンターのHPからの情報をもとに、機能等の比較をしてみました。 ランク付けではなく、現状を知るためです。 医療施設の機能は数字だけで判断されるものではありませんが、現状を知ることは大切です。 参考にしてください。 上記の『山梨県内の医療施設』クリックしてください。 詳しくは各医療機関にお問い合わせください。 また、富士吉田市立病院ががん診療連携拠点病院に復活しました。 放射線治療器リニアックの設置が完了したからです。富士・東部での 放射線治療がやっと便利に行えます乳がん治療に関する情報 ※乳がん治療に関する情報: |