エクステリア&エンジン関係

こちらでは主にエクステリア&エンジン関係パーツの取り付けや使用感についてまとめてみました。
(当ページ内の内容を実施する際は、自己責任において実施してください。)


RE雨宮 AD STEP D2

ショップで雨ざらしになっている委託販売の物を譲って貰いました。(超破格値!)原型はしっかりと留めていましたが、何箇所か割れがあり、その他擦った傷多数。また、やや反りもあります。でも、ちょっと修復すれば十分に使える物でした。
(作業期間2001年12月中旬〜2002年2月初旬迄 実質作業時間4日程度)
サイドステップ全容 割れ1 割れ2
●準備
塗装&修正 脱脂剤:シリコン・オフ、下塗り:FRPプライマー、塗料:スプレー缶4〜5本(ホルツ、ソフト99両方使っちゃいました。)、耐水サンドペーパー150・320・600・1000番(ホルツのセット物があります)、コンパウンド(細め)、コルクあて木、パテ(FRP入り)
固定 トラスタッピング(4mm×12mm)6本、ボルト・ナット(4mm×10mm)2セット、ワッシャー(サイズはタッピング、ボルトに合わせて)10個、両面テープ(2.5cm×2mこれ程は使いませんが..)外装品用・超強力粘着タイプ
工具 ドライバー、ドリル(刃3mm、4mm)
●塗装
譲り受けてきた物は赤色です。σ( ̄▽ ̄ )の愛車は白色なので、塗装をしなければなりません。どっちにしろ、色落ちして艶も無い状態だったので塗装はしなければなりませんでしが..。
まずは、割れや傷の修復をしなければなりません。その為にはパテを使用します。今回FRPの入っているパテを使用しました。
足付けの為に150番の耐水サンドペーパー(以後ペーパー)で修復箇所を含め全体を磨きます。足付けの場合は軽くやるか、もっと細かな目(600番前後)のペーパーで磨いた方が良さそうです。少し磨き傷が残りました。また、もともとの塗装が古く割れがきている場合は、古い塗装は剥いでしまった方が絶対にいいはずです。σ( ̄▽ ̄ )の場合は塗っているそばから下の塗装の割れが浮かんできてしまいました。(放置してますけど..(苦笑))
修復する箇所を見極めて、割れのひどい箇所には裏からアルミシートまたはグラスファイバーマットを当てるといいでしょう。必要量のパテを作ります。あまり多く作りすぎるとパテ盛りの前に硬化してしまって使えなくなるので注意してください。
傷の部分はそのまま塗りつければいいのですが、割れの部分については、方法を考えた方が良さそうです。YAMAの場合、そのまま表から塗り付けましたが、結局は割れてしまって、裏からも塗りました。最初からこうしておけば良かったのですが。それから、パテ盛りの前にはその部分を脱脂しておいた方がより、パテの固着がいいそうです。σ( ̄▽ ̄ )はしませんでした。
パテを盛ったら、表面をならす為にペーパー150番で磨きます。大まかにならしたら、後はペーパー600番で表面を仕上げます。といっても、σ( ̄▽ ̄ )の場合は十分にできないまま次工程に入ってしまいましたが..。
さあ、いよいよ塗装です。塗装の場所はよく考えた方が良いと思います。今回もそうでしたが、ゴミがのりますからね。某掲示板では対象物を立てるとよりゴミがのりにくいということで、そうしたかったのですが、場所的に無理で寝かしてやりました。
全体に脱脂の為のシリコンオフを吹き、綺麗な布(もちろん油分の無い物)で拭き取ります。なじんできたら実際の塗装を開始します。塗料の使用法にも塗り方は書いてありますが、吹き始めは別な箇所に吹き始めて、実際の物に一定の距離、速度でスプレー缶を移動させながらさーっと吹いていきます。あまり欲張って吹いてしまうと、後には液垂れが待ってます。根気強く塗り重ねていきます。1回の塗装からのインターバルは10分前後。これを7回程度繰り返しました。
塗装前 塗装1回目
画像左:YAMAの家の玄関です。 画像右:1回目の塗装後です。

塗装3枚目 塗装5回目
画像左:3回目の塗装後 まだ地が見えます。 画像右:5回目 大分良くなってきました

塗装7回目 磨き後
画像左:7回目? もうこれで終わりにします。 画像右:磨き後 光が写り込んでいます(^o^)

塗装後、1週間乾燥させます。塗装面は良く見ると、ザラザラな感じのいわゆる”ゆずはだ”になっています。これを光りが写り込むように磨きます。まず、ペーパー1000番で磨きます。磨きは注意を要します。あんまり磨きすぎると下地が出てくるからです。(当たり前か..)塗装の垂れなどがある場合もこの時点でうまく磨けば綺麗になります。(σ( ̄▽ ̄ )は失敗しましたが..)
仕上げにはコンパウンドを使用します。細めの物を使用しましたが、より磨きを求めるのなら、極細も使うといいでしょう。布にコンパウンドを取り、磨きます。あまり広範囲を一気にはしないほうが良いでしょう。最初はザラザラ感があるのですが、磨いていく内にその感じが無くなってきます。そうしたら、別の綺麗な布で残ったコンパウンドをしっかりと拭き取ります。表面の状態を見ながら磨き上げます。これがなかなか..結構綺麗になります。びっくり。(◎_◎) 後はワックスなどかけるといいでしょう。
(参考文献:HOW TO REPAIR/Holts 補修のコツ/ソフト99 のそれぞれ小冊子)
●取り付け
数々考えた結果、やっぱり本来の取り付けのようにボディに穴を開けて取り付けることにしました。本当は錆等の問題が出てくるので、穴を開けたくなかったのですが..。最終手段はパテ埋め?!
穴を開ける位置決めをする為に、一度被せてみます。これが結構窮屈な感じ。とにかくきっちりとはまる良い位置を見つけて、マジック等で、マーキングをします。これを左右繰り返します。今回は片側4箇所、ステップトリム3箇所、リア・タイヤハウス内に1箇所です。
いよいよ穴開けです。もちろんドリルを使用します。ステップトリムには3mmの穴を開けます。1回目はとにかく勇気が必要でした。何度かいくのを躊躇してしまいました。(苦笑)慎重にボディに刃先を当てていきます。もちろんドリルが踊らないようにしっかりと固定してください。キュイーン!という音と少しの鉄粉と共にガコッと穴が開いていきます。
1箇所開ければ後はこつも分かり、以外にあっさりと穴が開いていきます。でも、タイヤハウスに開ける時には少し苦労しました。ホイールを外さなかった為です。ここには4mmの穴を開けたいのですが、いきなりその刃先で穴を開けるのは至難の業。そこで、一度3mmの刃先で穴を開け、次に4mmの刃先に交換していきました。これでスムーズに穴は開きました。
ここで、一応開けた穴に塗料を塗っておきました。気持ちの問題になると思いますが。
ステップトリムに穴 タイヤハウスに穴
画像左:赤丸の箇所が穴を開けた箇所です。 画像右:ステップトリムとリアタイヤハウスです。

ステップ本体の取り付けをします。ステップは下側にまで回り込むのですが、下側に穴開けをしなかったので、下側は両面テープを使って固定するようにします。また、下側以外にもボディと当たりそうな部分にも両面テープを貼り、より強固に固定ができるようにしました。もちろん、両面テープの当たる面は、事前に綺麗にし、シリコンオフなどで脱脂しておくと良いでしょう。
ステップを被せていきます。ステップトリムはトラスタッピングで固定していきます。リア・タイヤハウスにはビス&ナットで固定しました。フロント・タイヤハウス内も固定しますが、これはもともとインナー固定用のビスなどを使って固定します。
これも気持ちですが、ビスなどを塗っておきました。色の統一がはかれていいかと..。 これを両側に行ないます。
(参考文献:Cool StyleMAZDA FD3SRX−7 Vol.1 P79〜)
ビスに色塗り
リアタイヤハウス部の固定。ビスを白く塗りました。
●インプレ
やや腰高に見える下回りに落ち着き感が出ました。車高も低くみえます。でも、リア側がかなり下の方にまで垂れているので、擦りやすそう。確かにその部分に傷が多くありましたからね。今の車高でもそうですから、これから下げると..。
空力的なことはさっぱりわかりません。1?0km/h程度で走ってみても、これまでと変わりなく。脱落しなかったし、バタつきが無かったのでよしとしました。(笑)
装着後横から 装着後斜め後ろから
装着後斜め前から
画像小さくて分かり難いかもしれませんが、サイド、リア、フロントからの見た目です。良い感じでしょう。(^o^)


エアロ・ミラー

前から 後ろから
以前よりオークションとかで探していたのですが、値段が高くて手が出ませんでした。が、ある時中古パーツを扱っているお店に行った時に偶然発見してしまい、値段も手頃(6,800円也)だったんで購入してしまいました。
このミラー、売られている時のデータを見るとメーカー不明となってましたが、形状はナイト・スポーツの物と同じです。実際そうだと証明するものが無いのでなんとも言えませんが、自分ではナイトの物と思っておきます。(ご都合主義)
それから、色も白で、YAMA−FDとあまり違いがなかったんで、再塗装せずに使用ということにしました。電動リモコン部分がどうかはっきりしてなかったのですが、装着してみるとこちらも生きていました。ただ、ミラー部分が本体に干渉して動きがスムーズじゃないというのはありますが..。
●準備
プラスドライバー(No.2,No.3、全長が短いのもあればベスト)、マイナスドライバー、ペンチ、電動ドリル(ビスが問題なく緩めば不要)、カッター、はさみ、マジック、シリコンオフ(脱脂剤)
5mm×20mm(もしくは25mm)トラスビス、座金、外装用強力粘着両面テープ、1mm厚生ゴムシート
●取り外し
まずは純正ドア・ミラーを取り外す必要があります。電動で調整できるミラーですので、ハーネスを外さないと物理的に離れません。このハーネスはドア部分の内装を取り外さないと外せませんので、まずは、内装を取り外すことから。
運転席側運転席側のビスはここ。目くら蓋が外れにくいので注意です。
助手席側1 助手席側2
画像左:助手席側パワー・ウインドウ・スイッチのところ。画像右:助手席側ドアトリム真中のところで、目くら蓋を外したところ。

ドア内装(ドアトリムって言うらしいです。)部分は、かくしビス等があるので、注意していないと壊してしまいます。
運転席側はドアを閉める時に手をかけるとこに1箇所あるだけです。
助手席側は同様の部分と、パワー・ウインドウ・スイッチの裏と、丁度内装パーツの中央部分に目隠し蓋のとこ、計3箇所にあります。画像は助手席側で、目隠し蓋がちょっと外しにくくなってます。
後は、どちら側のドアもリア側側面に1箇所、フロント側側面に2箇所ビスの頭が見えているのでそれを外します。
ビスを外したら、いよいよ内装パーツを取り外します。まずは、下側を手前に引っ張り、後は上に引き上げるように外します。というのも、内装パーツの上側にフックのような物が下向けに出ており、それでひっかかってます。また、内装パーツの下側はクリップで止まってます。
助手席側 運転席側
画像左:骨々な感じ。 画像右:結構雑ですね。こんなもんでしょうか。

運転席側内装パーツ ハーネス部分
画像左:安っぽい内装裏。発泡スチロールがあります。画像右:内装パーツが外れるとこんな感じになります。

って、本当はスピーカーが付いているんですけど、すでに外れてます。これはビス6本で留まってます。簡単に外れるので問題はないでしょう。このスピーカーの裏側に、電動リモコンのハーネス及びコネクタがあります。左の画像矢印部分ですね。これを外します。
次に純正ドア・ミラー本体の取り外します。純正ドア・ミラー本体は台座とそれに固定される本体部分の構成で、固定用ビスは台座とボディ用1箇所、本体と台座固定用1箇所、そして本体と台座をボディに共締めしているとこ1箇所の計3箇所です。純正ドア・ミラー本体を倒すとビスの頭が見えるのでそれを外していきます。(画像無くてすいません。)
が、今回その内の最後者が問題ありで、少しは動くけど、途中から動かなくなってしまうというビスでした。(どうやらビスの先に接着剤が付いていたようです。)これに対してはどうしてもドライバーでは外れなかったので、ビス頭を電動ドリルで削り飛ばして外すという方法を取りました。頭を飛ばした後は、ペンチで挟み回して(ダブル・ナットという手もあります。)無理やり抜きました。が、失敗してしまった部分もあり..。
外れた後はご覧のように汚れているので、この機会に綺麗にしておきましょう。
頭が取れた 問題のビス
画像左:ビスって頭が取れるとこんなで。 画像右:無残なビスの姿。素直に外れろよ!

運転席側
なんとねじ切れて残ってしまいました。

●取り付け
エアロ・ミラー本体はビスと両面テープで固定することにしました。その為に予め、ミラーがボディーと接触する部分に両面テープを貼っておきました。また、このエアロ・ミラー純正ドア・ミラーがあった部分に足が伸びているのですが、その足の部分の接触部分には生ゴムを貼っておきました。
まずは、仮組みでどんな感じに装着されるのかを確認します。ここで、固定用のビスもチェックしたんですが、当初の物は長さが不足しており、長さのある物を急遽調達してこなくてはいけなくなりました。余分な事でした。
仮組みの後、いよいよ本組みになります。両面テープを貼る部分については脱脂をしておきます。脱脂剤が乾いたら装着となります。ビスの通り具合を調整しながら、また両面テープの貼り付く部分の位置を確認しながら慎重に固定していきます。固定用のビスはドアの内側からの固定になり、やや不自然な姿勢をしいられますし、ビスを締めるスペースもあまりないので、怪我や工具など注意が必要です。
(2003.9.16 作業時間:約7時間)
●インプレ
見た目はちょっと違和感を覚えますが、これも慣れでしょう。ですが、いかにもって感じです。ちなみに、YAMA.Sにはお猿の耳と言われました。(笑)
実際に乗って後方視界を確認すると、確かにミラー面積が小さくなっている為に、純正ドア・ミラーと比較すると、やや犠牲になっているかもしれませんが、慣れてしまえば問題はないでしょう。
空力的にはどうなんでしょうか。全然分かりません。(自爆)
(参考文献:ROTARY MAGAZINE Vol.3 P130〜P131、RX−7オーナーズブック P130〜P131)


フロント・アンダー・カナード

カーボン・カナード フロント周りを引き締めたいと思い、探していたところ発見したのがこのM2販売のカーボン・カナード(サイズS)です。このカナードはすでに販売が終了となっていて、今回購入したのはいわゆるB級品で仕上げの状態が良くない在庫物です。下回りに装着する物なので、少々の事は気にしません。
●準備
プラスドライバー(No.2)、レンチ(10)、電動ドリル(3mm、6mm)、スケール
●取り付け
まず、外装関係は取り付けの為の位置合わせが重要です。特に今回のように、車種専用品ではなくて汎用品になると大切です。
これには苦労しましたし、多くの時間を使うことになりました。
丁度良い頃合を探すにあたって、ネジ穴や、タイヤハウス内への出っ張りがどうかなど。サイズは小さいのを選択したにも関わらず、オーバーハングの短いFDには大き目のようです。
取り付けの具合などを調整していって、なんとかベストなポジションを見つけました。
それでも、念の為、タイヤとの接触を確認する為に、ジャッキアップしてみます。ハンドルを切ってない限りは大丈夫な感じ。今後状況によっては、カットする必要がありますが、あまり起こるシチュエーションではないので、今回はカットせずに取り付けしてみます。
取り付けにあたっては、フロントバンパーを外す事も考えましたが、そのままで、ガレージのピットを利用することにしました。ただ、左右があるので、それぞれで、車を左右に振りながらの作業となります。
位置合わせのベストな位置で、固定の為のビスの穴をバンパーに開けていきます。ビスは6mmなのですが、いきなりこれでは開けられないので、3mmの細いドリルで先に穴を開けておき、それから6mmで穴を大きくしていきます。
片側5個の穴開けが必要ですので、同じ要領で位置を合わせながら開けていきます。ただ、すんなり着かない事、思った位置にならない事があったりするので、一部長穴にして融通が効くようにしました。
また、1箇所はもともとの、バンパーにアンダーカバーを固定する為のステーを使ってビス止めしました。
片側ができたら、もう片側の取り付けです。当然ですが左右のバランスをとりながらの位置決め取り付けとなります。
バンパーに穴開け ビスで固定完了
●インプレ
見た目は、ごてごてしていながらも、何かマイルドな感じのフロント周りが引き締まり、かなりアクセントの効いた感じになり、レーシーさも出ています。
個人的にはかなり気に入ってますが、YAMA.Sに言わせるとごつくなっておかしく感じるらしい。(悲)
が、私が満足すればそれでよしでしょう。
ちょっと走ってみましたが、やはりというかなんというか特に変化は感じ取られませんでした。ただし、歩道へ上がる際など、フロント・スポイラーを痛める心配のある所ではさらに慎重になる必要があります。(汗)
カナード 完成
(2007/8/12 作業時間:6時間)


エアロインテーク

エアロインテーク リトラクタブルライトのカバーに穴を開け、フレッシュエアーを導入しようというのがこのエアロインテークの機能なのでしょうが、構造を見るとライトユニットがある限り、その機能は果たしそうにありません。
それでも、リトラクタブルライトにワンポイントある方がかっこよくて交換したいと思っていました。
YAMA−FDは、基本ナイトスポーツのエアロなのですが、このインテークについては藤田エンジニアリングの物の形状が気に入っていたので、藤田エンジニアリング製ではないのかもしれませんが、FRP製の似た形状の物をライトユニット毎オークションで購入しました。
購入した物の塗装が黒色で、状態も良くなかったので、白色に塗装し直してからの装着になります。
●準備
塗料:スプレー缶車体色(PT)1本・クリア1本・サーフェーサー1本、脱脂剤:シリコンオフ、プラスドライバー(No.2)、マジック、耐水サンドペーパー(100番、320番、1000番)、コンパウンド(粗目、細目、極細)
●塗装
サーフェーサー塗装 まずは、元々の塗装をはがす為に、耐水サンドペーパーで磨いていきます。古い塗装を落とすのが目的なので、荒めのサンドーペーパーを使ってゴンゴンと磨いていきます。
黒色の塗装を落としていくと、下から淡い黄色が出てきました。ここからもう少し磨いて黄色もほぼ落として下地が見えるところまで磨きました。
古い塗装を落としたら、いよいよ塗装に入りますが、小さな穴などを埋めて塗装面を滑らかにするのに、サーフェーサーを吹いたら良いとわかったので、今回はサーフェーサーをまず塗装していきます。垂れるのが嫌なので、何回かに分けて結構厚塗りして、1本使いきりました。
軽くある程度目の細かいサンドペーパーで磨いておいてから車体色の塗装をしていきます。こちらも何回かに分けて塗装と乾燥を繰り返して、1本を使いきりました。
乾燥してから、再度表面を慣らす意味である程度細かい目のサンドペーパーをかけます。
それから、仕上がりを良くする為にクリアの塗装をします。これによってかなり艶が出てきます。今回も、何回かに分けて塗装と乾燥を繰り返します。
が、とにかく埃がのってくるので2回ほど塗り直しました。なんとかのらないように塗装する方法がないかと探してみてましたが、結局途中で無理と判断して、のったゴミを楊枝などで除きながら塗装を繰り返すことになりました。
塗装が終わったら、またまたサンドペーパーをかけて徐々に細かい目にしていき、最終的にはコンパウンドで磨き上げました。
●取り付け
まず、外装関係は取り付けの為の位置合わせが重要です。一応純正ライトカバーの取り付け位置を確認し、マジックなどでマーキングをしておいてから外し、今回購入したライトカバーをはめてみます。これは塗装前にやっておきました。ただ、完全にできなかったので、後は塗装が仕上がってからの調整になりました。
ライトユニットにはめてみますが、奥までしっかりと入らない感じがあります。実際仮固定してバンパー・ボンネット・フェンダーとの高さの具合を見ていると、明らかに浮いています。特にバンパー側が浮いているので、ビス固定用の穴との関連をみながらボンネット側を浮かせつつ、ボンネット側を沈めていきます。が、あちらを立たせればこちらが立たずということになり、ボンネット側が丁度ならば、バンパー側が浮いた状態になってしまいます。
結局いずれもこれ以上バランスのとりようが無いという妥協した所での固定となり、ボンネット側はやや沈み、バンパー側はやや浮いた、状態での固定となりました。
少しライト周囲のベゼルの固定に心配がありましたが、少々無理しつつも、見た目問題が無い程度に固定はできました。
●インプレ
見た目でワンポイントになりました。ナイトスポーツのエアロとの相性は、さして悪くはないようです。
しかし、マジマジと見るとフロント回りは面白い程穴だらけです。これでもかという感じに拍車をかけました。
カバー無し 完成
(2011/8/14 作業時間:20時間10分 塗装時間込み)


リア・ディフューザー

リアディフューザー リアディフューザー
ボディ下の空気の流れを整え、流速を高めてボディ下から吐き出させることでダウンフォースを得ようとするのがこのパーツを装着する本来の目的ですが、寂しいリア下周りのアクセントにもなります。
いくつかの種類があると思いますが、個人的にはこの形状が好みで、以前から購入を考えていましたが、オリジナルは高価で手が出ませんでした。
ということで、コピー品にはりますが、オークションで購入しやっと装着できる経過になりました。
コピー品の新品で、黒ゲル仕上げになってはいますが、表面の状態は良くありません。また、本体やサイドのボーテックジェネレータの造りはまずまずなのですが、装着用パーツやセンターのボーテックジェネレータについては、曲がりが強くそのままでは取り付けしても綺麗におさまらない状況でした。こういった部分の調整をしながらの取り付けとなりました。
●準備
塗料:スプレー缶FD3S純正黒色(PZ)4本、脱脂剤:シリコンオフ、シャーシブラック(クリア)、カーボン柄シート、マジック、耐水サンドペーパー(320番、600番、1000番)、コンパウンド(細目)、パテ、包装用テープ
ボルト(極低頭)&ナット 6M×9個・5M×10個)、片側ナット4個、ステー200mm前後・L字形各1個・コの字型40mm高さ×2個
工具:プラスドライバー(No.2)、メガネレンチ(8番・10番)、サンダー、ヤスリ、ドリル(刃:5mm、6mm)
●リア・バンパー外し
リアバンパー外すと リアバンパー
装着にあたり、リア・バンパーを外してまで固定する箇所はありませんでした。
それはバンパーを外してみて分かったのですが、ただ、リア・バンパー下に装着されている黒い樹脂性パーツについては、全てを外すのであれば、リア・バンパーを外してしまえば楽に外すことができます。
ですが、はっきり言ってリアバンパーを外すのがかなり大変で、特に助手席側は工具というか手が入り難く、固定ナットを操作するのには結構な時間と労力を使うことになりました。
なので、リア・バンパーを外してなんにも成果が無いのが嫌だったので、このとても汚れているところを綺麗にしワックスをかけて、さらにリア・バンパー下の樹脂製パーツを全て外すことにしました。まま、これはこのディフューザー本来の取り付け方にはなりますが。
(参考:マツダRX−7(FD3S)メンテナンスファイル P46〜48)
●仮合わせ
固定用パーツ ボディに装着するパーツは曲がりが強いなど、あまり形状が良くないので、車体に装着する部分がどれだけ車体に沿うのか確認をします。
リアオーバーハングの下周りに装着するので、元々ある2箇所ずつの穴のゴム製のめくら蓋を取ります。
その後に、装着用パーツを合わせるわけですが、ボディへの沿い方については、左右で前後長に若干違いがあるものの、あまり大きく問題が出ているようではありませんでした。
そこで、固定用のビスを通す穴を装着用パーツに開ける為に位置決めを行います。元々ある穴を活用するので、そこに合わせて穴を開ける必要があります。でも、穴の反対側から覗くことができないので、パーツを沿わせておいて、少しずつ隙間を空けるようにしていきながら、穴との位置関係を包装用テープでマーキングするようにしました。
また、他のパーツについては、それぞれのパーツを合わせながらマジックなどでマーキングをしておきます。
ディフューザー本体についても、一応、車体に包装用テープで固定しながら取り付き具合を確認してみました。仮装着だとしても、雰囲気が分かりなんとかくニヤけてきます。
●穴開け
マーキングを元に必要な場所に穴を開けていきます。荷重がかかりそうな箇所は、太目のビスで固定する為に6mmの穴を開け、その他の箇所については5mmの穴を開けました。
●塗装面・パーツの調整
足付け ディフューザーは本体その他パーツを含めて、片面は黒ゲル仕上げですが、表面の状態が良くなく、小傷も結構あります。また、センターに装着するボーテックジェネレータは固定部分の曲がりが強く、そのまま固定すると結構傾いてしまう為、カットしたり、パテを盛ったり、磨いたりして調整をすることにしました。
まず、小傷はできるだけパテで埋めます。またFRP肌部分で目に付きそうな箇所は、できるだけ磨き、その上でパテ埋めをしてみました。すっかり綺麗な状態にはできませんでしたが、これで幾分違ってきます。
センター・ボーテックジェネレータについては、装着部分を固定用の穴を開ける箇所を残し、その他の部分は強度に問題が出ない程度までサンダーで切ることにしました。
さらに、できるだけ真っ直ぐ取り付けられるように、残した固定部分にパテを、傾きが少なくなる方向で盛ります。
調整後は塗装の為に、黒ゲル仕上げ部分に耐水性サンドペーパーの600番程度で足付けをします。ゲル仕上げの場合、離形剤が表面に付着していて、これが強力に液体を弾くようなので、ある程度しっかりと実施しておきます。
●塗装
塗装 本体パーツが大きいので、塗装場所を選ばないといけません。今回は、ガレージ内で塗装することにしました。FD3Sをガレージから出しての作業になるので、しっかり晴れた日にしかできません。(濡らしたくないので。)
埃が載り難いように、ディフューザー本体は壁にたてかけて塗装をするようにしました。その他のパーツは床置き状態での塗装になります。
先にあまりまじめに塗装しなくてもよい、FRP肌面側を塗装します。2回程塗り重ねてこの面終了。
次に反対のゲル面の塗装です。こちら面も2回程塗り重ねましたが、その後の磨きで塗装が薄いこと、強めのゆず肌になってしまったことで後の工程を進めていく経過の中で地が出てしまい再塗装をすることになりました。
再塗装は塗料に余裕を持って準備し、全体的にさらに塗り重ねるようにしました。
この塗装方法のおかげか、色のおかげか、まったく埃を心配することなく塗装を終えることができました。
●磨き
塗装面の磨きをします。ゲル面側の磨きをパーツ全体に耐水サンドペーパー600番から1000番、その後コンパウンドという順に進めていきます。本体は特に大きいので、根気が必要な作業になります。今回の磨きでも一部両サイドのボーテックジェネレータで地が出てしまうということがありましたが、塗料が無く、ようく見ないと分からないということで、一先ずは取り付けに移ることにしました。
●取り付け
最初にリアオーバーハング下側両サイドに装着用パーツを取り付けします。断面が軽くS字状になったパーツで車体には2箇所でビス固定をします。
固定の前に、造りが悪い関係で曲がりが強く、そのままでは綺麗な取り付けに支障が出てくるので、フロント側にコの字ステーを曲がりが広がる方向にサンドする形で取り付けをします。このステーの片側はディフューザー本体を取り付ける際のビスと共締めし、もう片側は両面テープを緩衝材代わりに貼って取り付けをします。
固定にあたり、車体側には一辺が10mm程度の四角の穴がありこれを利用しますが、車体内側に手もしくは工具を入れるスペースが無い為、ここにどのように固定するのか考えないといけませんでした。専用の金具などがあればいいのですが、当然そんな物は付属していないので、探さないといけません。
探した結果、片側ナットと言う物があり、これだと、先に穴にナットに当たる部分を固定箇所に刺しこんでおいて、ボルトを締め込んでいくだけで固定ができるので、手の入らない部分でもボルト&ナットによる固定ができるようになります。
この四角の穴に合うサイズと思われる物を試しに購入し入れてみますが、これは微妙に大き過ぎて入りませんでした。もう1つ小さいサイズを再度試しに購入し、入れてみると、入りはしますが小さ過ぎてかなり遊びが出てしまいます。
結局、最初に購入した大きい方を選択し、ボディ側をほんの少し削ることで対応することにしました。ただし、助手席側のリア側の穴は奥行きが無く、この片側ナットを素直に入れることができない状態でした。この穴に限っては小さいサイズの片側ナットを使用し、少し曲げるなどの加工をして固定できるところまでこぎつけました。
さらに、このパーツ取り付けにあたっては、そのままボディに取り付けるのは嫌だったので、ボディの保護と固定補強の目的で、間に強力接着な両面テープを一部使うことにしました。
ディフューザー さて、ディフューザー本体はというと、まずはセンターのボーテックジェネレータの取り付けをします。ここには5Mのボルト&ナットを使用しました。1本5箇所で固定します。
さらに、ディフューザー本体を車体に固定する為に、サイド部分以外のフロント側2箇所、リア側1箇所を固定するステーの加工をします。
フロント側は、仮取り付けの際に必要な長さを計測しておいたので、やや余裕を持って1本の物をグラインダーでカットして120mmと80mmの2本にし片側を少し曲げます。カット部分にシャーシブラックを一応塗装しておきます。
リア側はL字のステーをさらに曲げて取り付けをしますが、1回では決まらず、曲げたり伸ばしたりを繰り返して、ちょうど良いところを見つけます。それぞれをディフューザー本体に6Mのボルト&ナットで固定します。
いよいよ、ディフューザー本体を車体に取り付けします。まず、リア側をリアナンバーフレームに仮付けします。次に両サイド部分の下にちょうど良い高さの箱をはさんで持ち上げ、サイドの片側から固定をしていきます。サイド部分は3箇所を6Mのボルト&ナットで固定しますが、サイドのボーテックジェネレータと一緒に取り付けをする関係で、前後部分の固定は簡単なものの、中央の固定に工具が入り難くちょっと苦労しながらの固定になりました。
片側の取り付けがなんとか終わり、もう片側の取り付けになりますが、どうしても一番リア側の穴にボルトが通らず、装着用パーツ側の穴開けをし直すことにしました。さらに、仮取り付けでは分からなかったマフラーに接触する部分があることが判明し、その部分をカットしました。
穴開けをし直して、再度固定し直して、先の取り付けと同様、中央部分の固定に手間取りながらもなんとか終了しました。
フロント側センターステー フロント側助手席側ステー
最後に、フロント側をステーで固定します。ステーを取り付けする位置で、車体側を確認すると、燃料タンクのカバーを固定している部分にボルト&ナットがありました。この部分にステーの片側を共締めします。当初予定していた高さというか、ステーにある穴に合わせて固定していたところ、フロント側から見てみると、ステーのある側が引き上げられていて、ステーの無い側が下がっていました。リアから見ると分からないのですが、できるだけ左右を揃えたいので、再度ステーをカットしたり曲げたり、ディフューザー側に新たに穴開けをして調整取り付けをし直すことになりました。片側にステーが無い分、ちょっと難しい調整になりました。
マフラーとのクリアランス また、取り付けをした直後は分からなかったのですが、後でよくよく見てみると、マフラーのサイレンサーがディフューザー本体に当たっていました。なので、ここも逃げを設ける為にカットして当たらないようにしてやっと取り付けが終了しました。
●追加のなんちゃってカーボン仕様へ
ボーテックジェネレータサイド ボーテックジェネレータセンター
ボーテックシェネレータのサイド部分は、磨きの失敗により、装着すれば見えにくい箇所ではあるのですが、変に白くなったり、地が出てしまったりしていました。
また、センター部分は、取り付けてしまうとあまり目立たないのですが、それでも目につきそうな部分がFRP地になっています。
そこで、ボーテックジェネレータにカーボン柄シートを貼り付け、なんちゃってカーボン仕様にしてしまうことにしました。
カーボン柄シートはネットで販売されている4Dの物を1,000mm×1,500mmサイズで購入。これを切り出して使用します。
サイド部分は取り付けすると見えなくなる部分以外には表も裏も貼るというようにしますが、形状的に弧を描いている部分が多く、貼るのに結構苦労しました。できる限り皺が寄らないように貼ってはみましたが、少々残ってしまいました。でも、おおむね成功と言えるでしょう。
センター部分は取り付け部分まで貼ったが為に、取り付け部分が弧を描いているリア側が少々変にはなりましたが、それでもまずまず貼れています。一番気になっていたFRP地の側については、貼ることで大分印象が変わり、綺麗に見えるようになりました。
●インプレ
カバー無し 後ろから見た時に、ちょっと腰が浮いているように見えていましたが、その部分にこのディフューザーが付くので、腰が落ち着いて見えるかと思います。が、ディフューザーは黒色にしたので、その存在がパッと見でははっきりとしない感じです。
とはいえ、よく見るとゴツさというかやる気というか、独特な雰囲気を醸し出しています。
走行性能については、効果が出るだろうと思われる速度域での走行をしていないので分かりません。
デメリットとしては、駐車の際にこれまではあまり気にする必要のなかった輪留めへの接触に注意する必要が出てきました。また、道路の凹凸でも接触する恐れもあり、走行する場所にも注意が必要です。
気遣いが必要にはなりましたが、それ以上の満足度が得られました。
(2014/6/15 作業時間:64時間40分 塗装時間、カーボン柄シート貼り込み)


HKS レーシングサクション

HKSレーシングサクション磨き前 インテークの純正樹脂製ホースを銀色に輝く金属製のパイプにしたいのと、交換による吸気効率の向上を期待して、中古で旧タイプの物でしたが、ヤフー・オークションで比較的安価に入手できました。
全体の状態としては、インテークパイプ本体部分は輝きを失っており、エアークリーナーは2個ある内の1個のスポンジ部分がボロボロと崩れてきます。また、元々付属してくるホース類はインテークパイプ本体の接続部以外はありませんでしたが、固定に必要は金具などは揃っていました。ただし、ホース接続部分で1箇所は抜け、もう1箇所は動いていました。
取り付けまでには、インテークパイプ部分の輝きを取り戻す作業と、ホース接続部分の固定、エアクリーナーのカバー部分の塗装、エアークリーナーの交換をしていきます。
●準備
プラス&マイナスドライバー(No.2)、ソケット&めがねレンチ(10)、耐水サンドペーパー600番、1000番、コンパウンド、パフがけ用研磨剤、パフ、電動ドリル又はルーター、塗料(タッチペン 色はお好みで)、多用途接着剤、22mm径耐油ホース(HKS製 1000mm)、フィルター(150mm径2個)、ホースバンド(適当なサイズを4個程度)
●磨きと塗装と接着
HKSレーシングサクション磨き後 インテークパイプは、輝きを取り戻す為の磨きを行います。荒めのサンドペーパーは、深く傷を残すことがあるので、できるだけ目の細かな物ということで、当初は1000番からいきましたが、これでは流石に時間ばかりかかるということで、600番に切り替えました。これでも少々きつくはありましたが、とにかく根気良く磨いていきました。全体を磨けたら段々と細かな物に変更して1000番で磨き、さらにコンパウンドなどを使用してみました。最終青棒でパフがけして一応終了です。とはいえ、根気が不足していたのか、少々磨き傷が残っていますが、自分にとって問題ないレベルなので、磨きは終了です。
ホース内は油や細かな粉塵の塊が付着していたので、これをクリーナーを用いて綺麗にします。
プライマリー側エアクリーナー自身も結構細かな土埃が付着していて、吸い込んでしまい易い状況で使用されていたようです。
エアークリーナーの入るキノコの傘部分のネットは金属製で、少し錆が出てきていたので、磨いてから塗装をします。磨くのは錆のある場所だけとして、後はタッチペンで地道に全体を塗装していきました。
ホース接続部分の抜けたり動く部分は、多用途の接着剤で一応固定してみます。これで十分かどうかは分かりませんが、硬化しても幾分硬いゴムの様になるので、気密を保つのに良いと思っての選択です。
フィルターは片側はそのまま使用できそうだったので、軽く洗浄してから再利用、片側は交換することにしました。
交換はエアクリーナー本体のネット部分の中央にあるボルト1個で止まっているだけなので、それを外してからネットを外すと取れます。フィルターは3次元で成型されてないので、新たに入れるとなると皺が寄る部分ができますが仕方がありません。元のとおりに戻します。
●前エアークリーナーの取り外し
まず、タワーバーがあって、作業の邪魔になるので外してしまいます。
これまでは雨宮製のレスポンスクリーナーを使用していました。ビスでの固定部分は本来2箇所あるようですが、私のはIC側を前オーナーが切断してあって、1箇所だけで純正のステーに固定していました。この固定箇所と共締めで、自作遮熱板も取り付けてあります。このビスを外します。
他接続されているホース類のホースバンドなどを外せば、エアークリーナー本体は外れてきます。自作遮熱板は、後1箇所前側をリトラクタブルライト固定用のビスで共締めしてあるので、これも外せば、遮熱板も外れてきます。純正のステーは邪魔になるので外します。
この他、不要になる2本のインテークホースも外します。また、エアポンプ関係1本、チャージコントロールバルブのエアクリ側、ブローオフ用のホース類も外します。
プライマリー側の、インテークホースは2分割で、タービン側はナットで固定されているので、これを外す必要があります。タービンとの間にはガスケットがあるので、無くさないように注意します。
●取り付け
耐油ホース まずはチャージコントロールバルブやエアポンプ関係などのホースの長さが純正とは違うので、これを適当な長さに切り出します。HKSのHPに長さなどの記載があるのですが、その長さでは長過ぎて装着することができませんでした。現物で調整する必要があります。
一応それらのホースをエンジン側に取り付けしておいてから、サクションパイプ自身の取り付けになります。
プリマリー側は、ガスケットを入れてからタービンから出ているボルトに装着します。ただし、横を通るパイプ類を固定するステーと共締めになるので、これもボルトに装着していきますが、あまり遊びが無い為、2箇所ある内の片側がなかなか入りきらなくて苦労しました。まだナットは完全に締め込みません。
ホース類を接続しておきますが、接続するとパイプの遊びがかなり制限され動かしにくくなってしまいます。
次にセカンダリー側ですが、簡単なようでこれが曲者です。普通に取り付けして終わったと思い、試しにボンネットを閉めようとすると閉まりません。構造上かなりピンポイントで取り付けしないと、この様な状況になってしまうようで調整に苦労しました。
一度はボンネットをクリアーしたと思い、タワーバーを装着しようとすると、今度はこれに当たってしまい取り付けできません。そんなことで、セカンダリー側はできるだけ下に、そしてストラット側にエアークリーナー本体が来るように位置を調整します。当然こちらにもホースを接続しますが、このホースの長さの調整の具合によって取り付けができなくなってしまいます。何度か切ることを繰り返してやっと接続するに至りました。
プライマリーとセカンダリーのサクションパイプは互いに金具でつなぐ様になっていて、この調整も大事になります。
金具のベースはパイプにエアクリーナーを装着する為のホースを固定するホースバンドで共締めするので、それぞれの位置を調整する関係上、まずはホースバンドは緩く固定です。良い位置が見つかった時点でベースをホースバンドをきっちり絞め込んで固定、さらにそれぞれのベースを接続する為の金具もしっかりと固定していきます。
エアークリーナー本体はセカンダリー側から装着しホースバンドで固定します。次にプライマリー側を同様に装着して取り付けは終了となります。エアークリーナーの本体接続部は硬質ではありますがプラスチック製なので、ホースバンドを締め過ぎると、エアークリーナー接続部が変形していまう為、注意が必要です。今回購入分は少し変形があるので、なおさら注意が必要でした。
とにかく、ホースの長さの調整とセカンダリー側の位置の調整に時間が必要で、何度も脱着を繰り返しました。
●インプレ
HKSレーシングサクションまずボンネットを開けエンジンルームを見た時の印象は、いかにもという感じになり、レーシーな雰囲気一杯です。
エンジンを始動し走行をしていきますが、アイドリング時には違いが分かりません。エンジンの回転数を上げていくと、吸気音に大幅な違いがあることが分かります。より金属音的な感じになったと言えばよいのでしょうか、はっきりと甲高い吸気音が聞こえてきます。(エアロボンエットの為に余計に聞こえているのはあるかもしれません。)
サクションパイプが太くなっている関係で吸気効率が上がっているのだとは思いますが、何か実感できるかと言えばそれは私では感じられませんでした。
走行時の雰囲気はより攻撃的な物になりました。ただ、そのままでは、ラジエターの熱気をモロに吸うという、キノコタイプでは当然の洗礼を受けるので、対策が必要になります。このことについては、レーシングサクション用の遮熱板を作成したので、icon こちらを参照してみてください。
(2013/11/4 作業時間:27時間40分 塗装時間込み)


バッテリー小型化

ヤフー・オークションにて安かったので、衝動買いしてしまった小型バッテリーとその取り付けキットです。(890円也)
バッテリーは40B23L(だったと思う)の物で、どれくらい使用していたのかは不明。
また取り付けキットはというと、台座は純正の物を加工した物、固定用の金具は、もともとブリッツの前置きインタークーラーのキットに含まれていた物のようで、アルミ製のクオリティーの良さそうな物。このバッテリー用の接続金具も付属していました。
前置きインタークーラーのキットの物ということで、純正置き換えインタークーラーのYAMA−FDに装着できるかどうかという問題があったんですが、これが全然問題なく装着できることが判明。というわけで、交換をしてみました。
●準備
プラスドライバー(No.2)、ソケット&めがねレンチ(10,12等)、CRC−556、ヤスリ
●取り外し
もとのバッテリーは、プラスティック製のボックスの中に入ってる状態です。といっても、そのボックスの蓋は爪で止まっているだけなので、爪を外し蓋を取ります。
バッテリーに接続されているケーブルを外します。危険性が少ないと思われるマイナス端子から外しました。
バッテリーは抑え用の金具と両サイドを棒状の金具、ナットで固定されています。それぞれを外すのですが、抑え用の金具はナットを緩めサイドのバーを取り払ってしまわないと外すことができません。このナットを緩める時にバーが下に落ちてしまわないように気を付けてください。
この金具が取れると、今度はバッテリー周囲のカバーを取り外します。これは特にかっちりとはまってないようなので、簡単に取り外しできるはずです。
次にバッテリーを取り出します。重いのと持つ所が無いので、よく注意して取り出します。
バッテリーを取り出すと台座が残ります。この台座はビス3本で固定されています。そのビスを緩めてから取り出します。
最後にターミナル固定用の金具をケーブルから外します。プラス側はもともとヒューズ・ボックスと一緒になってて、金具と共にビス止めになっているので問題がないのですが、マイナス側はちょっとした判断が必要です。接続用の金具にかしめで接続されているからです。何かでこじて外そうかと考えましたが、かなりしっかりした金具だったのであきらめて、切断することにしました。もちろん切断後は新たに被覆を剥いで、銅線を剥き出しにしないといけません。
●取り付け
まずはターミナルや、取り付け用の金具の接触部分にヤスリをかけます。一皮剥いて電導効率が良くなるかという考えから、磨いて汚れ錆等を落とします。
プラス、マイナスのケーブルに接続金具を取り付けます。バッテリーが小さいので、ターミナルも小さくなってて、それ用の金具になってます。
次に、台座を取り付けます。このバッテリー用の台座は2箇所のみの固定になってて、台座自身も小さいのでラジエターが見えるようになります。
そしてバッテリーを載せます。これ迄はエンジンルームに対して前後に長く搭載なのですが、今回のは左右に長く搭載になります。
いよいよターミナルへのケーブルの接続となります。これが今回の作業において一番のやっかいな部分になりました。ターミナルの位置がこれ迄からずれるので、それに伴なうケーブルの取り回しがちょっとずつ変わってきます。中でもプラス側がヒューズ・ポックスと一緒になっているのと、ケーブルにあんまり余裕が無いのとで、融通がきかない為に、無理にターミナルにはめ込むような結果になりました。バッテリーをLの物からRの物に変えた方が良いかもしれません。また、マイナス側はケーブルを少しさばいて、エンジンの回転部分にかからないように取り回し接続となりました。
最後に固定用の金具を使用して固定します。
●インプレッション
これ迄のバッテリー重量は15kg。今回取り付けたバッテリー重量は9kg。単純にフロント周り6kgの軽量化になり、なおかつ、よりフロント・ホイールの方に寄ったので、回頭性が良くなると考えられますが、実際のところは分かりませんでした。
また、ラジエター後方を塞いでいたバッテリーの台座が無くなったので、エアーの流れが良くなり、冷却効率が上がると考えられますが、今のところ(1/21)そこ迄は確認できずです。
空洞出現 装着完了
(2003/1/21 作業時間:2時間)


HKS スーパーSQVW

HKS スーパーSQVW これまで使用してきたブローオフバルブのシールがだめになってしまい2次エアを吸うようになったので、新たにといっても中古ですが、ヤフー・オークションでアリスト用を購入しました。
本体は汎用で使用し、アタッチメントでそれぞれの車種に対応しているとの判断で、FD3S用の台座形状を確認して同じ形状の物にしました。
動作用のホースは若干付属してきて、それに必要なフィルターもあったのですが、ホースは硬化しており、フィルターも交換しておいた方がよいだろうとの判断をしました。さらに、加給を抜く為のホースは無かったので、いずれも別途購入することにしました。
●準備
10番・12番スパナ、スナップリングプライヤー、6角レンチ、結束バンド、カッター、グラインダー、ヤスリ、コンパウンド(極細)
L字ステー(ステンレス製)、ボルト&ナット(M8)、4mm径ホース2m、19mm耐圧耐油ホース1m、フィルター1個
●取り付け前に
本体の状況を確認。本体に台座が装着された状態だったので、台座を外して中を確認してみることにしました。
まず、カバーを固定する4箇所のビスを六角レンチを用いて外します。次に、本体と台座の固定はスナップリングが使用されているので、スナップリングプライヤーを使用して外してます。これで本体と台座が分離するので、作動部分のチェックができます。
中に油は入ってなく、まずまず綺麗でしたが、一応台座の内部に当たる部分をクリーナーで掃除しました。さらに、カバーにやや汚れがあったので、これをコンパウンドで整えました。
取り付け位置 実際に取り付けするにあたり、固定する位置や本体の台座への固定の仕方を確認する必要があり、実車で確認をします。
本体は結構大きいので、レーシングサクションがある関係で、純正位置には納まりません。そこであれこれと検討した結果、前方にはなりますが、遮熱板にある以前の固定用のステー部分を利用して、これに固定用のL字ステーを用いて固定することにしました。
また、本体の開放部分を後方に向けセットして、埃などの侵入、付着などを防ぐようにします。
このセットの場合、動作用のホースを固定するパイプが、車体に接触し易くなるので、本体の固定を、台座に対しやや斜めになるようにセットして車体への接触を防ぐようにします。
元々ステーは付属していたので、一応今回の取り付け位置で使用できるかを確認してみましたが、そのままでは使用ができませんでした。
そこで、おおむねそのまま使用できそうなL字ステーを用意した訳ですが、結局そのままでは台座への固定ができませんでした。問題になったのは、ステーに開いている穴がやや狭く、削る必要がありました。そこで、グラインダーで装着できるようになるまで削っていきました。
●取り付け
本体と台座結合 取り付け完了
元々の純正パーツなどを外します。いずれもホースでの接続ですので、ホースバンドを緩めホースを抜いていきます。
本体側台座部分にL字ステーを固定します。付属のビスを使用して固定します。
次に、加給を抜く為のホースの長さを調整します。合わせてみると、どうやら50cm程度で問題が無さそうです。カットしてから片側をエンジン側に接続します。もう片側は、台座部分に接続します。いずれもホースバンドで固定します。
遮熱板のステー部分に本体台座に固定したL字ステー部分で固定します。重さはありますが、ホースなどがつながり、遮熱板にのっかる形になるので、さほど負荷はかからないだろうとの判断で、M6ビス&ナットで固定します。
動作させる為のホースを接続します。エンジン側はサージタンクの純正接続位置に接続、そのまま前方まで引き、一旦前方まで出てしまってからUターンをして本体に接続する格好になります。間にフィルターを挟みます。いずれもタイラップで固定して取り付けは終了しました。
●インプレ
エンジンを始動して、水温が上がり補正の無い状態でアイドリング回転数を確認します。当初調整した回転数でアイドリングしているので、2次エアを吸っていることはないようです。
走行してみて、開放音を聞いてみます。低回転でも幾らか作動はあるようですが、ハッキリとは聞き取れずかすかに音がしているかなという感じです。少し回転を上げ、ターボの加給により、サージタンクが陽圧になってきている時に作動をさせると、「キュピー!」というような甲高い開放音がします。これはこれで、インパクトがある音だなと思いますが、好き嫌いの別れる音でもあると思われます。本来の目的は音ではないのですが..。(笑)
(2015/10/9 作業時間:7時間)


BLITZ スーパー・サウンド・ブローオフ・バルブ

中古で購入しました。(6,000円也)状態を見てみると、最初はよくわかりませんでしたが、どうやらアタッチメントと本体の間のガスケットがない模様。別途購入しました。(300円也)
取り扱い説明書が無いので、取り付けに際し、ネット掲示板やBLITZのHPで取り扱い説明書をゲットし(これについては、今回購入分が型の古い物だったのでそのままとはいきませんした。JACKさん情報ありがとう。)取り付け場所を確認しつつ、これなら装着できるという箇所を探しました。
●取り付け
ブリッツ ブローオフバルブ 取り付け場所は純正ブローオフのあった場所。同じようなのが2個あるのですが、エアクリーナーに近い方がそうです。ちなみにもう1個はチャージコントロールバルブというものだそうです。
この取り付けの際に、もともとのパイピングを外さなくてはいけません。当初純正のエアクリーナーが装着されていて、これを外すのに一苦労。結果、純正のエアクリーナーのパイプが割れてしまいました。特に年式の古い車の場合は十分に注意して行なわないと割れやすいでしょう。まあ、純正エアクリーナーを使用しないのであれば問題はありませんが。
本体は画像のように、リレーを固定するステーのビスに共締めしました。これがベストの位置だと思うのですが。
サージタンク パイプの接続が2本分あります。1本は負圧を取るパイプ。もう一つは実際に加給エアを抜く為のパイプ。
前者は写真の場所、サージタンクから取りました。(純正位置)パイプ径は4mmです。ちなみにパイプは耐久性を考えてシリコンパイプを使用しました。ブローオフ側のパイプ径がちょっと大きくて、クリップで止められなかったんで、タイラップを使って固定しました。
後者はもともとのパイプを使いましたが、これがパイプとブローオフ側の径がかなり違っていて接続に一苦労。無理やり接続しました。それでも、もともとのクリップで固定完了。
●インプレ
実際に走行してみると、ほとんど低回転では開放音が聞かれません。ちょっと回転を上げると「ピュルル〜。」という開放音。結構回転を上げると「バシュー!!」という感じの大き目の開放音がしました。サウンド的にはかなりレーシーです。
このブローオフ・バルブは開放ポイントを調整できるようになってます。アジャストスクリューが本体上部にあり、それを締めこめば高ブーストに対応できるようになります。
σ( ̄▽ ̄ )の愛車はFRP製のボンネットのせいかもしれませんが、負圧を取るパイプのブローオフ接続部がボンネットと干渉してしまいます。ちょっと割れができたりして。本体取り付け位置にあんまり自由度が無いので、この接続部の不要と思われる出っ張りをヤスリで削りました。


純正フロント、リア・ストラット・タワー・バー

フロント・リア共ヤフー・オークションで購入しました。(F:6,800円、R:4,800円也)両方とも物はとっても綺麗でした。ちなみに、フロントは中・後期型、リアは前期型と思われます。
●取り付け
フロント:ストラット上部のナットを緩めます。思っていたよりも簡単に緩みました。片方3箇所あります。全てのナットを緩めて外します。そして、タワー・バーを取り付けます。これが、かっちりに作ってあるので装着するのにちょっとこつがいります。タワー・バー左右のナットを緩めておいて角度をつけられるようにして装着します。装着できたら後はナットを締めていくだけです。締め方はホイールの時と同様に軽く締まる所までそれぞれのナットを締め、後は交互に締めていきます。ちなみに締め付けトルクは3.2〜3.6kgだそうです。20cmくらいの柄のレンチで締めるといいとのことです。(マツダサービスセンターメカニック談)
リア:リア・シート左右にあり、まずはカバーを外す必要があります。これが結構くせもので、私の場合は固定するためのピンがはまっている足が割れてしまいました。そんなことで、外してしまってます。後はフロントと同様にナットを緩め本体を取り付けます。
●インプレ
鈍感な私には全然違いが分かりませんでした。影響の出るところまで走りこんでいないということもありますが..。ただ、ちょっとした段差などを越える際のきしみ音が少なくなったと思います。
純正フロント・ストラット・タワー・バー 純正リア・ストラット・タワー・バー
あくまでも純正です。画像左:フロント 画像右:リア


エアー・ホーン

スポーツカーのホーンを考える時に、スポーツカーの代表選手であるフェラーリーのホーンはというと、フィアム製のエアー・ホーンを使用しています。実際にいろいろなホーンの音を聴いてみても、車とのマッチングを考えた場合、私の場合はやっぱりエアー・ホーンが最適かと思われました。
そこで、YAMA−FDにもエアー・ホーンを装着したいということで、今回ヤフー・オークションでボッシュ製エアー・ホーンを中古購入(1,000円也)しました。
実はかなり前にフィアム製のエアー・ホーンを購入しており、’00/12にYAMA−FDに装着していましたが、それが故障してしまい、その代役に今回のエアー・ホーンを選びました。
エアー・ホーンの場合問題が出てくるのが車検に通らないこと。装着の手間を考えるとノーマル・ホーンを残しておいた方が良いと判断して、スイッチで切り替えができるようにしました。
●準備
ビス&ナット(6mm)数本、タイラップ、端子類、ハーネス、リレー(ホーンに付属しておらず、ボッシュ製ホーン専用の物を使用。)、ステー(固定する場所による。今回はホーンに付属してきた物を使用する。)、2回路の切り替えスイッチ、両面テープなど
レンチ、プラスドライバー(No.2)、電通テスター
●取り付け
故障してしまったフィアム製エアー・ホーンは左フロント・ライト下にコンプレッサーを、ラッパをオイル・クーラーの脇に装着していました。この取り付けはフロント・バンパーを外しての作業となり大変なので、今回はこれを残したままの作業です。
ノーマル・ホーンを見るためには、やっぱりフロント・バンパーを外さないといけません。位置は確かコンビネーション・ランプの内寄り下にあったと思います。(記憶が定かでない..)
まず、スイッチ(ホーン・ボタンを押すと電通のある方)の配線を探さないといけません。これはテスターを使用して誰かにホーン・ボタンを推してもらいながら確認をします。どっちがどうかはすでに記憶にない為説明できませんが、このハーネスをリレー・スイッチのハーネスに接続することになります。今回は切り替えスイッチを入れるので、切り替えスイッチのアウト端子片方はノーマル・ホーンへ、もう片方はエアー・ホーン駆動用のリレーへのハーネスを接続するようにハーネスの加工をし接続します。また、ホーン・ボタンからのハーネスは切り替えスイッチのイン端子に接続します。
次にホーン本体の取り付け位置を決めます。YAMA−FDの場合、バッテリーを小型化してできたスペースに装着することにしました。ただし、ビス穴などの関係で可能な位置というものがあるので、それを考慮した結果、旧バッテリー・ボックスを固定するビス穴があったので、そこにステーを装着して、そのステーにコンプレッサーを、ラッパはバッテリーのアッパー固定金具に装着することにしました。位置決めができれば、後はビスで固定するだけです。他の部分に接触する部分がでる時はクッション材を間に入れるといいでしょう。
配線は+側はリレーからのハーネスをコンプレッサー+端子に接続、−側はどこかアースできる部分を探してそこへハーネスをビス止めし、片方をコンプレッサーの−端子に接続します。もちろん、端子などで確実に接続してください。また、端子にビニール製のカバーをかけるのを忘れないようにしましょう。
コンプレッサーとラッパはビニール製のチューブで接続されます。ラッパは2本あるのでチューブの途中にY字の接続パーツがあるので、それを用いてそれぞれのラッパに接続となります。
おおまかにはこれで全ての装着が完了しました。
コンプレッサー取り付けの図 装着完了
赤いのがコンプレッサーです。ラッパをここへ固定。装着完了です。
(2003/4/6(日) 作業時間:2時間弱)
●インプレ
久々に元気なエアー・ホンの甲高い「ファー!」っという音を聴きました。注意を向けるには耳に刺さるようなちょっと耳障りな感じの音が必要でしょう。エアー・ホーン独特の音が鳴るようになりました。やっぱりスポーツカーにはこの音が似合います。

エアー・ホーン 第2弾
前回の作業は、時間が無かった為にエンジンルーム内に新しいエアー・ホーンを装着していました。そして、故障してしまった古いエアー・ホーンも残したままになっていました。無駄な物を積んでいるのもよくないので、今回そういう物を取り除くのと一緒に目立たない位置にエアー・ホーンを移動することにしました。
●準備
ステー(長さ5cm前後)、タイラップ数本
ラチェット、エクステンション(15cm以上)、レンチ(10mm他)、プラスドライバー(No.2)
●取り付け
今回の取り付けはフロント・バンパー内としました。実はYAMA−FDにはリーン・ホースメントが装着されておらず、割と空間があるのです。その空間内にホーンを取り付けます。
まず、バンパーを取り外さなければなりません。その為にはいくつかのボルト&ナット&ビスを外さなければなりませんが、一番やっかいなのは、フェンダーとバンパーを固定しているナットを外すことでしょう。これはとっても手の入りにくい所にあるので、ラチェット&エクステンションがあれば作業性がとてもいいはずです。
このナットを出すのにはインナーフェンダーを少しはがす必要があります。私の場合はラックやらフロア・ジャッキがないので、ステアリングをどちらかに目一杯きって作業しました。1つのクリップとタイヤと接触し易いフロント寄りのビスを外して、後は力を調節しながら、インナーをめくります。その奥に計3箇所の固定場所があります。
バンパーのやっかいなナット達 画像には2箇所しか写ってません。この上の方にもう1箇所あります。実はYAMA−FDの場合、そこにもナットがありません。左右同じようにこのナットを取り外します。
そして、バンパー下側のナットを外します。YAMA−FDの場合6箇所ありますが、その内2箇所はエアーガイドを固定していたのですが、その役目をはたさなくなっていました。実際のところは4箇所となります。
そしてエンジンルーム内のナット。これは8箇所を取り外します。これでバンパーが外れますので手前に引き出してください。バンパーの方にボルトの突き出しがあるので、それでフェンダーを傷付けないように注意してください。
バンパー取り外し後 古いエアー・ホーン
バンパーが外れるとこんな感じ(左側画像)になります。ドライビング・ランプがみょうにおちゃめでしょう。
そして、古いエアー・ホーンは右側の画像のように装着していました。結構うまく装着したなと思ったんですが、ラッパが前方に向いていたのがいけなかったようです。これは取っ払います。
新しいエアー・ホーンは向かって右側、ドライビング・ランプの上側に装着しました。ここに決めるのに、固定穴のこと、バンパーと接触しないかなどいろいろと考えました。そんなことで四苦八苦して1時間近くかかってしまいました。
新しいエアー・ホーン装着後 こんな感じになります。赤いラッパ2個の右隣の赤いのがコンプレッサーです。下側ラッパは、アースをとっているとこのビスと共締めしました。また、同じビスにステーも一緒に止めて、そのステーに上側のラッパを固定しました。実はドライビング・ランプのリレーがこの固定箇所にあり、これはボンネットのキャッチャー近くに移動して、両面テープで固定しました。一応、ホーンが鳴ること、ドライビング・ランプ他が点灯することを確認しました。
後はバンパーを逆の手順で装着して作業完了です。
(2003/8/10(日) 作業時間:4時間30分)
●インプレ
エンジンルームがすっきりしました。なんとなく気になっていたんですよね。これでラジエター後のエアーの流れが少しはスムーズになるでしょうか。音の方は相変わらずいい音がします。


BLITZ ニュルスペックR マフラー

ヤフー・オークションで購入しました。(20,000円也)1年半使用で傷も少なく、インナーサーレンサーも付いていました。もちろんガスケットは無いので別途購入。この時にマフラーのメインパイプ径を計ると、外径は確かに80mmですが、内径は75mm程度。どのマフラーもそうなのでしょうか?
実はオール・ステンレスのマフラーはこれが初めて。N1とかも候補に挙げていたのですが、オール・ステンレスに負けました。
●取り付け
ブリッツ ニュルスペックR 私はフロアジャッキもウマも持っていません。ガソリンスタンドなどでリフトを借りようかとも思ったのですが、結局は側溝を使う技に出ました。
側溝をまたいでマフラー近辺が側溝の上にくるように停車し、車載のジャッキでマフラー出口側をジャッキアップします。これで私が側溝に潜りながら作業をするわけです。でも、これでは十分に作業の為のスペースが取れず、無理な体勢で焼きついたマフラーのナットを緩めなくてはならず、めちゃくちゃ苦労しました。もちろんCRGをぶっかけて緩めました。
ナットを緩めて古いマフラーを車体から取り外しますが、これがまた、ハンガーからなかなか外れてくれません。これにも苦労しました。力技で外しました。
新しいマフラーの装着です。ガスケットを入れハンガーに吊るしていきます。サイレンサーの方から吊るすと作業が楽でしょう。触媒とマフラーの接続部のナットを締めます。交互に均等に力を入れながら締めていきました。これで装着完了。
エンジンを始動し、マフラー出口を塞いで排気音が大きくなったりしないかで排気漏れの確認をします。後はジャッキを下ろすだけ。これで作業完了。
やっぱり作業は1人では辛いです。また、側溝を使うのはお勧めできません。次の日は体のあっちこっちが痛かったからです。
●インプレ
エンジンを始動すると、それまで使用していたJASMA認定のマフラーとは比べ物にならない程の排気音。嫌でもアクセルを踏みたくなります。もちろんロータリー特有のポロポロ音はします。これが大きくなった感じに、マフラー出口内壁ではじけているような感じの音が加わってます。
アクセルを踏むと「ガオーン!!」という表現が当てはまる程の爆音。近くの壁をびびらせます。走ってみると自分自身体感できる程の変化はないような..。でも、サウンドだけはめちゃくちゃレーシーなもの。右足に力が入ります。これと共に周りの人の迷惑そうな視線も刺さってきます。でも、とっても気に入りました。
YAMA.Sもセブンに乗っている時期があったのですが、さすがにこれで保育園にYAMA.Rを迎えに行くと恥ずかしいとのこと。そんなことでしばらくインナーサイレンサーを入れてましたが、ブーストアップに伴って外しました。
後少し注意点として、このマフラー、ハンガーに返しが無いので、振動などで抜けたりします。悪くいけば、マフラーが落ちてしまいます。特にマフラーに向かって右側が抜けやすくて、ストッパーを装着するなどの対策が必要です。私はブーストアップをお願いしたショップに頼んで、マフラーがあんまり動かないようにして貰いました。