修理&小技関係

こちらでは主に修理・小技関係パーツについてまとめてみました。
(当ページ内の内容を実施する際は、自己責任において実施してください。)


リトラクタブル・ライト

ライトのスイッチを入れても上がったり上がらなかったりして、そのうち上がらなくなってしまったリトラクタブル・ライト(以後リトラ)の修理です。
動かなくなったのは左、つまり助手席側のリトラで、交換用のパーツはヤフー・オークションで購入しました。(1,100円也)
故障箇所はモーターのようで(画像@参照)、これだけの交換でもいいのですが、今回購入した物はリトラのフレームまであり、その構造を調べた所、モーターだけ交換するよりも、リトラ・フレームごとそっくり交換する方が簡単と判断してその方法を選びました。
●準備
プラスドライバー(No.2)、ソケット&めがねレンチ(10)、CRC−556
●取り外し
まずは故障しているリトラの取り外しをします。電装系なので、バッテリーのマイナス側を外しておきます。といっても、左側のリトラの場合、バッテリーがあるとスムーズな作業ができません。というか作業できません。そこで、バッテリーを外す必要があります。
バッテリー・カバーを外します。爪2箇所ではまっているだけなのででっぱりを押し込むようにして外します。
バッテリーの両端子からハーネスを外し、バッテリーを固定している金具を外します。1回ナットを取り去る必要があるので、バッテリー左右にあるバーを下へ落とさないように注意しながら抜きます。これが外れるとバッテリーが抜けるようになります。また、このバッテリーを囲むようなプラスチック製のカバーがありますのでこれも取り外します。バッテリーが抜けるとエンジンルームの中では結構巨大な空間が出現します。改めてバッテリーの大きさを実感。
次にいよいよリトラ本体の取り外しに入ります。まずはリトラのカバーを外します。
上側のカバーは前後2箇所の計4本のビスで固定されています。リトラを閉じた状態だと、リア側からプラス・ドライバーで緩めます。フロントはリトラを上げて行います。なお、リトラが壊れているのに、上げるのにはということで、これは取り扱い説明書にも載ってますが、モーターの後端のゴム製カバーを外すと赤いダイヤルがあって、それを記されているダイヤル方向に回していきます。これでジワジワとリトラが上昇を始めます。
ライト周りの黒いプラスチックパーツはビス・4箇所固定されているので、これを先に外します。すると残り2本のビスが見えこれを外すとカバーが全て外れます
リトラのカバーが外れたら今度はライト本体を外します。ライトはビスで3箇所、スプリングで1箇所計4箇所固定されています。今回はそれぞれのビスを緩めて外しました。なおビスを緩める前に1回締めこんでスプリングを先に外しておいた方が後々の作業が楽になります。それから、ハーネスを外しておくのを忘れないように。なおこのハーネスもまた、クリップで3箇所固定されておりこれも外さないといけません。これはフレームを取り外してから、ペンチで裏から爪をはさんで外しました。
いよいよリトラのフレームの取り外しです。
フレームはフロント側1箇所、リア側4箇所(画像A参照)、サイド2箇所(画像B参照)の計7箇所、ナットやビスで固定されています。それぞれを外していくのですが、所によっては工具にエクステンション・バーを使用した方が作業しやすい場所がありました。また、ナットが結構がっしりとかんでいる場合がありますので、CRCなどを使いつつ、ややロングの工具を使うと作業が楽になります。
ナットを全て外したら、モーターへのハーネスのコネクタを外してからフレームを手前にすくい上げるように抜き取ります。これでフレーム&モーターがそっくり外れます。
●取り付け
リトラを外す事ができたのなら取り付けは簡単です。基本的には逆の手順をたどります。ですが、最後の最後に調整の作業が入ります。
まずは、リトラが動く事によってその周りの物に干渉しないかどうかということ。リトラカバーを仮付けしてから試します。今回は、もともとの位置に合わせてフレームを固定したらそれから微調整で十分でした。
次に、リトラ上側のカバーのつら合わせ。リトラを上下しながら確認します。
それから光軸調整。これはライト固定用の3箇所のビスを緩めたり締めたりで調整をします。もちろん壁を使用して行います。
これで、最後に黒いライト周りのカバーを装着して完了となります。
(2003/1/15 作業時間:3時間)
購入したリトラ 向かって左が壊れた物。右が動く物
画像左:交換するリトラです。画像右:モーターの○部分に損傷があります。@

ライト前から ライト固定部横から
画像左:○がフレーム固定箇所です。A 画像右:同じく○がサイドの固定箇所です。B

セブン久々の両ライトアップ作業完了、両目パッチリパンダです。


ワイパー・アームなんちゃってカーボン仕様

ワイパーアームは経年変化で黒い塗装がはがれたりなんとなくぼやけた感じになってきます。
塗料を買ってきてはげた箇所については塗ったりしましたが、それも気に入る程には綺麗にならず、今回カーボン柄のシートを貼る事にしました。
●準備
ソケットレンチ(14)、スピナハンドル、エクステンション、カーボン柄シート、カッター、エンピツ、ドライヤー
●作業
まずは、ワイパーアッムを車から外します。ワイパー・アームの元の所に、めくらのカバーがありそれを外すとナットが見えてきます。
ワイパーアームを外したとこ このナットを緩めるのですが、ショートラチェットでは緩んでこないので、割合高いトルクで締め付けられているようです。そこでいつものスピナハンドルで緩めていくと、あっさりと緩んできました。
ナットは取れたものの、今度はアームが取れません。徐々にこじながら抜ける方向に動かしていくと、やっと外れてきました。ボルトの元のところに、細かな溝がいくつもあって、それがワイパーアームにもある溝とかみ合っている構造で、それがなかなか外れてこなかった原因のようです。なお、アームを外す際にはマーキングをしておくと、後で取り付けの際に位置に困らずにすみます。
次に、ワイパーアームの汚れを拭き取ります。それからカーボン柄シートにおおまかに型取りをして切り出していきます。ワイパーアームは大まかに3分割されているので、それぞれで切り出しました。
いよいよ貼り込んでいきますが、この時にドライヤーを使用して、温風である程度シートを柔らかくして曲がり易く、しっかりと貼り付くようにややテンションをかけながら貼っていきます。
後は余った部分を切り取ったり、折り込んだりして仕上げていきます。リベットなどの出っ張りの箇所は、その部分だけシートを切り抜いて綺麗にしました。
貼り込みが終わったら、逆の手順で元のように固定して終了です。
(作業時間:4時間)
シートを貼る前 シート貼った後
●インプレ
なんちゃってカーボン仕様
ちょっとした事ですが、こだわりというか、雰囲気が変わって良い感じはありますが、ブレード部分が違うので、ここまで統一できればさらに良くなると思われます。


ドア・ノブなんちゃってカーボン仕様 Ver.1

雰囲気だけでもレーシーにってことで、ドアノブにカーボン柄のシートを貼ってみることにしました。
ドア・ノブなんちゃってカーボンちょっと分かり難いのですが、こんな感じで仕上がりました。
●準備
カーボン柄のシート、脱脂剤(シリコン・オフ)
レンチ(10mm)、カッター、ハサミ、マジック、ドライヤー
●作業
ドア・ノブを装着したままでもできるのですが、車から外した方が作業がし易いということで、外してみることにしました。
まずは、内装の方から外す必要があるので、ウインドウを下げてしまいます。それから内装パーツの両脇に手をかけて、手前に引っぱります。片方からではなく、両方に手をかけて、ドアに対して垂直に手前に引くようにします。ちょっとした粘りの後にポコッと外れてきます。が、この時に「カラカラカラ。」って音がして何かが転がった音が。ようく見ると内装固定用に付いていた金属製のクリップがドアの中に転がっていってた..。(あれれ..)
RX7DN03082403.JPG - 14,197BYTES〇の部分の突起に金属のクリップが付いていたのですが、両方ともドアの中へ..。
これが取れると、ナットが見えてきます。このナットを緩め外すと外側のドア・ノブが外れてきますが、ゴトッと外に落ちてしまうことはないので心配せずに。落ちない原因は2本のロッドがつながっているせいです。1本はロック(施錠)用、もう1本はドア・チャックを作動させる為のものです。これはプラスチック製のパーツと共にロッドに挿入されており、取り外しの際はこのプラスチック製パーツの元部分がロッドに付いているのを外しておいてからロッドを抜くと簡単に取り外しができます。
ナット出現 外したドアノブ&内装
画像左:2箇所ナットが見えます。赤い点々は夕日が映ったものです。 画像右:〇部分がプラスチック製のパーツでここにロッドが入ってました。

型取りをします。パーツを伏せてシートの上に置いて2〜3cm位大きめにマーキングをしていきます。裏側に巻き込むために大きめに切り出します。そして、貼る面のゴミ、汚れを落としてから脱脂をします。
いよいよ貼り付けです。空気が入らないように貼り込まないといけないのですが、これが難しい。結局何箇所か入ってしまいました。でも、除けることもできず、そのままということで。で、一番の問題は曲面部分です。ドライヤーで熱風を当てながら伸ばしつつ貼るのですが、Rがきついとそれだけでは間に合いません。切り込み等を入れながらやらないといけないのですが、今回はそのあたりも間に合わず。シワが幾つか入ってしまい、もう1回やり直したい感じです。
そして、今回他にも失敗したと思えることがあります。柄です。柄のことを何も考えずにシートから切り出してしまってなんとなく変な感じ。やや微妙な感じになりましたが、時間の関係でそのままです。しかも運転席側だけ。
(2003/8/24(日) 作業時間:1時間弱)
ドアノブなんちゃってカーボンこんな感じで貼り込みました。近くで見るとひどいもんです。
●インプレ
レーシーかなぁ? なんとなく微妙な感じ。とはいえせっかくやったので、おいておきます。(笑)

ドア・ノブなんちゃってカーボン仕様 Ver.2
時間の都合で助手席側を残してあったので、Ver.1の時の反省点を踏まえて作業をしてみました。また、前回分で撮ってなかった部分の画像も撮ってみました。準備する物等に変わりはないので割愛します。
作業工程は前回と同じです。
で、今回の内装外しはというと、どういうわけか上手くいって、「カラカラ」と音がすることもなく外れました。
内装問題のクリップこれがねぇ〜。
ていうわけで、左が今回外したクリップが付いている内装です。〇の中を比較するとよく分かると思います。でも、なんで外れてしまったんでしょうか?
内側からドア・ノブを固定しているナットを外すとドア・ノブ全体がドアから離れるようになります。が、ロックやらチャックを作動させるロッドが接続されており画像のようにしか間が空きません。ロッドはこんな感じで ドア・ノブ裏側です
画像左:この間から手を入れて作業です。 画像右:裏ってこんな感じです。

〇の部分が問題のロッド固定部分です。この画像でも分かり難いのですが、ロッドに絡んでいる樹脂製パーツを横へずらすようにするとロッドから樹脂製パーツが外れロッドが抜けてきます。今回はその色が違います。左右の色分けをしているのでしょうか。
ドア・ノブ外れるとこんな感じですがらんとして貧相な感じ。水が入ってきそうなのに大丈夫。何故?
ドア・ノブが外れるとこんな感じになります。2本のロッドが見えますか。このロッドがロック&ドア開閉の肝です。
今回のシート貼りはかなり時間をかけて(実はセブン関連のビデオを観ながらやってたせいもありますが。)行いました。空気が入らないように、そして、シワにならないように。その為にドア・ノブの側面部分で歪みが出てくるのは確実なので、予め切り込みを入れました。Rのきつい部分だけですが、3箇所程切込みをいれました。これはこれでまた別の問題が出てくるのですが、前回よりは格段にシワが少なくすっきりとまとまりました。ガバッと全体に貼り込みましたので、ノブ(握り部分)とか鍵穴部分をすっきりと切り抜いて完了です。
時間をかけただけあって、今回はまずまず満足のできる仕上がりになりました。(ビデオが効いたかな?)
これに気を良くした私は、運転席側もやり直しました。モヤモヤがすっきりしました。
本当はノブ自身(握りの部分)を外して作業をしようかと思ったのですが、外れないことは無いにしてもなにかややこしいことになりそうだったので止めました。
(2003/8/27(水) 作業時間:ダラダラビデオ観ながら3時間30分)
満足の仕上がり
らしいでしょ。取り付けると妙にガラが浮く感じがある。慣れか?


テール・ランプのクリアレンズ化&なんちゃってカーボン仕様

クリアレンズ&なんちゃってカーボン仕様 加工前
以前からやってみたいと思っていたテール・ランプのクリア化。後期型テール・ランプをピッピ様にお世話をしていただいて、N様より入手できたので今回の加工作業に踏み切ることができました。本当にありがとうございました。
●準備
材料 お気に入り模様(私はピンスポットにしました。)の透明アクリル板(適度な大きさで。)、カラーバルブ(オレンジ2個)とバルブ用塗料(赤)(どちらかでももちろんOK。私はコスト面を考えてこれにしました。)、アルミテープ、シーリング剤、カーボン柄のシート、脱脂剤、厚紙、油性マジック
工具 プラス・ドライバー(No.2)、電動ドリル、電動ドリル用ヤスリ、サンドペーパー(100〜150番)、糸鋸、ドライヤー(ヒ−トガンがあれば最高!)、カッター、ハサミ、軍手
●加工
カバーが外れるとこんなです。 レンズが外れました。
まずはバラさないと何もできません。カバーを外すわけですが、そのカバーは裏側から6箇所ビスで固定してあります。これをプラス・ドライバーで外します。もちろんこれだけでは外れてはきません。水の進入を防ぐ為にシール剤が塗布されそれで固定されています。これは熱を加えると柔らかくなるので、ドライヤーの登場になります。固定されているであろう部分をドライヤーでじっくりと温めます。十分に温まったらテール・ランプの装着時内側になる方から力を加えます。きっとこちらからの方が外し易いはずです。慎重にあまりこじらないように作業してください。何度か、温める、外す力を加えるを繰り返すとバリバリって感じの音(シール剤が伸びて切れる時の音)と共にカバーが外れてきます。
カバーが外れるとレンズ部分に触れることができます。このレンズはストップランプ部分と、ウインカー部分に分かれていて、それぞれ1箇所ビスで固定してあります。そして、ビスと反対側は、どういうわけかシール剤で固定してあったりします。これも、ドライヤーで温めながらバルブを入れる穴から押し出して外していきます。特にウインカー側はシール剤で固定してある方から外す必要があります。
レンズをくり貫きました。 カーボン柄シートを貼りました。
レンズを加工します。もともとのレンズの○に沿ってレンズをくり貫きます。今回アクセントの為に、少しだけもともとのレンズを残します。電動ドリルで穴を何箇所か開けてから、その穴から糸鋸を入れて切っていきます。レンズをくり貫いた後は電動ドリルの刃をヤスリに交換して削っていきます。おおむね思うように削れたら、さらにならす意味と、この後に貼るカーボン柄シートの貼り付きを良くする為に、サンドペーパーをかけます。
レンズをくり貫いた枠にカーボン柄シートを貼り付けます。レンズ枠をカーボン柄シートに当て、大まかに型取りをして切り出します。レンズ枠の貼り付け面を脱脂した後、空気が入らないように慎重にカーボン柄シートを貼り付けます。レンズを入れる穴は、レンズ枠の穴より小さめに切り貫いて、余った部分を裏側へ折り返します。この時、ドライヤーを使って伸ばしながら、また、ハサミで適度に切れ込みを入れながら折り返していくと綺麗に仕上がります。その他レンズ枠からはみ出す余分なシートは切ります。ビス穴部分も切り貫くのを忘れずに。
クリアレンズを貼り付けます。 裏から見るとこんな雑な感じです。
いよいよクリアレンズの加工です。厚紙をレンズ枠に当て、大まかに型取りをします。あとは、レンズ枠に当てながら適度な大きさにしていきます。クリアレンズは裏から貼るということで、とても大雑把でいいのですが、あまり大き過ぎると、曲げ加工で苦労するので注意です。この型を使ってアクリル板に油性マジックで型を写しますが、模様に方向性のあるものは方向を揃えるように注意してください。その型に従って切り出していきます。
切り出したら、実際にレンズ枠に当ててみます。細かな調整をしてはめられるようにします。
クリアレンズをレンズ枠に当てると分かるのですが、微妙に弧を描いているために、クリアレンズとレンズ枠の間に隙間ができます。そこで、この隙間を埋めるべく、ドライヤーでクリアレンズを温めて曲げていきます。曲げることによって伸びる面からドライヤーを当てるようにします。これが厚さが3mmもあるとなかなか曲がってきません。慌てて一気に力を加えると割れるので、徐々に曲げていくようにしましょう。
フィッティングができたら今度はクリアレンズの取り付けです。クリアレンズをレンズ枠へ接着するわけですが、どういうわけかシール剤を使用しました。私は家にあった白い色の物を使用しましたが、念の為クリアな方がいいでしょう。シール剤がはみ出さないように注意しながらシール剤を塗布します。もちろんレンズの表裏を確認してくださいね。
その後レンズ枠へ貼り付けます。さらにクリアレンズの淵にシール剤を塗布して、固定を確実なものにします。
赤色に塗装したバルブ達。 アルミテープを貼りました。
今回はストップランプをバルブ塗装用の塗料で赤色に塗装することにしました。ストップランプのバルブを見ると分かるのですが、フィラメントが2本あって、その背の高い方のフィラメントがバルブのガラスに近い為に塗膜が焦げる恐れがある為、そういうバルブには使用しないでくださいと取り扱い説明書に書いてありました。
そこで、フィラメントがガラスに一番近い箇所については塗装しないことにしました。これは点灯すると白い色が出るので、実際に点灯しながら調整をする必要があります。また、長時間点灯に耐えられるかのチェックも必要になります。ちなみに背の高い方のフィラメントはポジションで、背の低いほうがブレーキになります。
それから、テール・ランプ本体内側の光反射用のメッキが一部剥離してました。そこで、アルミテープを貼ってこれを隠すとともに、反射効率を上げます。適度に貼り込みましょう。
組みあがりました。 最後に組上げになるのですが、基本的にはバラす時と逆の手順になります。ただし、カバーを取り付ける際には、シール剤をどうするかということが大切になります。本来であれば、古いのをとっぱらって新しく塗布すればいいのですが、なんとなく古いのもそれなりに使えそうなので、きちんと密着するように、温めてならした後にカバーを装着しました。
●取り付け
外し方です。 何年ものかの汚れ。
今回はスペアのテール・ランプを加工したので、加工が終わってからのテール・ランプの取り外しになります。トランクを開けると、テール・ランプのある所に2箇所ビスがあるのが見えます(左画像中上の矢印)。このビス2本をプラス・ドライバーで外します。テール・ランプはこれ以外にはビスでは固定されていません。後はテール・ランプ本体をしっかり持って車体に対して外側にスライドさせます(左画像中下の矢印の方向へ)。「ガコッ。」という音と共に外れます。ボディーへの接触に注意してください。余談ですが、テール・ランプ外れた後はとっても汚いと思われますので、この機会に綺麗にしましょう。
バルブのソケット部分を外せばテール・ランプはボディーから物理的に外れます。
装着はまず、バルブをカラーバルブに交換します。ストップランプのバルブは方向がありますが、はまるようにしかはまりません。後は逆の手順で固定して装着は完了です。
(2004/6/4(金) 作業時間:29時間 いろんなビデオ鑑賞しながら)
●インプレ
ライト点灯でこんな感じです。まず、見た目はなんとなく魚の目のような感じがします。(笑)
とはいえ、カーボン柄がレーシーになおかつお尻全体を引き締めて見せてくれます。
貼り込んだアルミテープが微妙にキラキラ感を出して不思議な感じもあります。
次に点灯してみます。バルブを一部塗装しなかったことによってやや微妙な色を出しています。そして、これもアルミテープで光が乱反射して不思議な光方をしています。結構インパクトあるような感じです。
ただし、ウインカーはもともとしっかりとした反射板があるので、アルミテープを貼ってないこと、バルブの塗装をしてないことから至って普通の見た目です。
(参考資料:ゆきやさんHP SEVRING


リア・リフレクターのクリアレンズ化&なんちゃってカーボン仕様

完成後のお尻 新リアリフレクター
リア・コンビランプのレンズをクリア化したことによって、リア・リフレクターの赤色が気になるようになってきました。そこで、リフレクターもクリアレンズ化してみることにしました。
●準備
材料 お気に入り模様(私はピンスポットにしました。)の透明アクリル板(適度な大きさで。)、カーボン柄のシート、反射テープ(白)、コーキング剤、接着剤
工具 プラス・ドライバー(No.2)、電動ドリル、電動ドリル用ヤスリ、ルーター、ハンディーソー、糸鋸、ドライヤー(ヒ−トガンがあれば最高!)、カッター、ハサミ、軍手
●加工
まずは、もとのレンズをはずさなければなりません。本体とレンズの接着がリア・コンビランプと同じかと思い、接着面と思われる部分を熱してみます。ところがうんともすんとも動いてくれないので、接着方法が違うと判断して、すっぱりとカットすることにしました。実際、リフレクターのレンズ部分は、高熱で溶かすもしくは柔らかくして、それでそのまま接着したって感じでした。
カットは本体とレンズの隙間にハンディーソーを差し込んで切り込んでいきました。これが結構しんどいのですが、頑張って切りました。おかげで、手迄切ってしまって..。(苦笑)
レンズをカットしたのはいいのですが、レンズをクリアレンズにすると本体の赤い色が丸見えになってしまいます。さてどうするかと考えて、まずはアルミテープを試してみました。が、これはあまりにもギラギラし過ぎておかしかったので、考えた挙句カーボン柄シート(安直!)にしました。これなら全体的にイメージが揃うかなと後で自分に理由付け。
柄を意識しながら、適当な大きさに切って中に貼り込みました。
クリアレンズはもちろん、もとのレンズに合わせてアクリル板からカットしてきます。カット後は周囲を削って調整していきます。が、ある程度まで削り進めたら後は本体に装着して削らないと上手くいきません。
本体は見ると分かるのですが、やや湾曲しています。クリアレンズもそれに合わせて曲げないといけません。ドライヤーの熱風を伸ばす方の面に当てながら曲げます。結構熱いので、手には軍手を2重でして行いました。
クリアレンズを本体に装着します。当初、固定にはコーキング剤を使用しましたが、これには接着効果は期待できませんでした。そこで、プラスチックが接着できる接着剤を使用しました。上手く曲げたにしても、やや無理のかかる部分はあるので、そこをしっかりと接着します。接着剤が乾くまでは、挟む力の強いクリップ等を使用して、クリアレンズを本体に密着させます。使用した接着剤はある程度速乾性の物でしたが、一応1日おきました。
クリアレンズは、バックランプの部分まで被さるのを考えていましたが、ようく考えると、バックランプの本体に、バンパー取り付け用の爪があって、これが動いてしまうと、全体的にバンパーから飛び出してしまいます。そこで、バックランプの所はクリアレンズに穴を開けて同じような固定方法に戻しました。この部分の加工は割とシビアになってくるので、削りの作業は慎重に、本体の形状に合わせながら行います。
クリアレンズは本体に接着したわけですが、もともとの固定方法に近い形にはできません。そこで、そのまま本体に合わせて固定となったわけで、そのままでは接着箇所が汚く見えてしまいます。これは良くないので、仕方なくこれも、カーボン柄シートを貼って隠すことにしました。あんまり貼り込んでしまうと、せっかくのクリアレンズが無駄になってしまうので、最小限に留めて、なおかつデザイン的にあまり角々しないようにしました。
今回の加工の関係で、リアのリフレクターが無くなってしまうので、反射テープなる物を使って代用します。本当は赤い色でないといけないのかもしれませんが、全体的な感じを統一する為に白色にしました。
ボディ側に貼りたくないのと、元に戻す時は一斉に交換できる事を考えて、加工したリフレクター部分にリフレクターの機能を持たすべく貼り付ける事にしました。
ところが、良い貼り方というか、反射テープの形がなかなか思いつかなくて、いろいろと考えた挙句、車幅を示すような、そして、ビス穴を示すような、昔ガンダムのプラモに細かく書き込んだ感じでやってみようということで、最初は矢印の頭をイメージした△だけにしようかと思いましたが、これならということでローター型にしてみました。
加工過程の画像がありません。すっかり忘れてました。m(_ _)m
●取り付け
基本的には見えているタッピングビスで固定されているので、そのビスを外します。そして、そのビスのある側を手前に引き出しつつ、ビスのある方に引くようにすると、もとのリフレクターは外れます。
バックランプがここにありますので、そのケーブルを切り離します。もちろんコネクタで接続されているので、コネクタを外すとすっかり離れます。
ちなみに、バックランプは小さなタッピングビス2本で固定されています。もちろんですが、加工の際はこれを外して行ってください。
後は逆の手順で取り付けます。リフレクターを外した後はかなり汚いと思われますので、しっかり掃除をしておきます。
(2004/7/15(木) 作業時間:29時間)
●インプレ
見た目だけの話になりますが、全体的には白黒であるのと、コンビランプとの柄の統一でリア部分が締まった感じにまりました。
結構違った雰囲気に見えます。見方によってはやや微妙な感じではありますが..。
バックランプなどはこれ迄通りですが、リフレクターの機能はやや落ちているものと思われます。もう少し反射テープは大きく貼った方がいいかもしれません。


フロント・コンビランプの導風用加工

コンビランプ・カバー 雑誌を見ていると、サーキット走行組は、コンビランプを外したりしているし、オイルクーラー冷却用のフロントバンパーの穴と、コンビランプの間に穴を開けると、オイルクーラーの冷却に有効との記事がありました。
私の場合、バンパーに穴を開けるのは嫌だったし、街乗りではコンビランプを外す分けにはいきません。コンビランプの代わりには、バイクウインカーなどをステーに組んで取り付けをしている車を見ましたが、あまり美しくありません。
そこで、コンビランプを加工して、運転席側はエアクリーナーへ、助手席側はオイルクーラーへ導風できるようにし、さらに、見た目をプチチェンジできるように考えてみました。
●準備
コンビランプ1セット、紫外線で硬化するFRPシート(十分な大きさの物)、目の細かなネット(30cm×30cm程度)、バイク用ウインカー2個(電球込み)、接続用のケーブル20cm程度4本、接続用の金具4ケ、端子類、ボルト&ナット(合うサイズ)、アルミ製ネット、アルミ板、ボルト・ナット、ビニールホース(排水用30mm径)、ホースコネクタ、タイラップ、脱脂剤、塗料(ボディー色、クリア)、耐水サンドペーパー(数種類)、コンパウンド(細目、極細)、強力外装用両面テープ、接着剤、厚紙、油性マジック。
工具は糸鋸、ヤスリ、ターミナルかしめ用の工具、ルーター、プラス・ドライバー、ハサミ、カッター。
●加工
製作にあたり、コンビランプ(1〜4型用)の中古を別途購入しました。
コンビランプのレンズをカット まずは、コンビランプ自身の加工から。レンズを一部切り取り、ソケット側にも一部穴を開けます。
レンズの切り取り部分はウインカーの部分。ポジションの部分は残します。ウインカー部分の切り取ったレンズは、後にカバーを装着する際のフレーム代わりに使用するので、さらに取り付け部分を残して中心部分を切り出して残しておきます。
ソケット側の切り取りは、運転席側はソケットを装着する部分を切り取り○状の穴にします。助手席側は大きく切り取ります。
ウインカー取り付け用ステー ウインカー固定後
バイクウインカーを取り付けするのにステーを使用します。L字型の物を使用、ランプ筐体内に入るように高さを調整し、一応塗装もしておきました。
このステーの取り付けをする為の穴を、コンビランプ筐体に開けます。位置決めをしてから、マーキングをした後に穴開けをします。
L字型ステーにバイクウインカーをボルト・ナットで固定し、さらにこのステーごと、コンビランプ筐体に頭の平らなボルトとナットで固定をします。この際点灯方向を再度確認しておきます。
コンビランプ配線 ハーネスは、ウインカーソケットのハーネスをカットして新たに端子を作り、バイクウンカーから出ているハーネスに接続できるように加工をします。
残しておいたレンズを元に戻して接着剤を使用して固定をします。
●製作
コンビランプのレンズ面はそのままでは見た目が悪いので、レンズ面に装着するカバーを製作します。製作に使用するのは紫外線で硬化するFRPシートです。これが手っ取り早いとの選択ですが、購入できる物の大きさが不足していて、1枚物でできない結果になりました。
型紙 まずは、厚紙でコンビランプの型取りをします。全体の型を取ったら、どのような形状にするかを決めます。
今回は、ランプの点灯部分について、ポジションはそのまま丸い形状に合わせ、ウインカー部分も同様に点灯方向に合わせて少し大きめの丸い形状にしました。
そして今回の一番の目的の導風の為の穴を作るのに、楕円ではないのですが、少し横長な穴に決め、できる限り大きく取った形状としました。
これ以外に固定用のビス穴も開ける必要があるので、結果大小の穴が4個開いた形の物になりました。
厚紙をコンビランプに合わせながら調整をして、形を整えていきます。この型紙ができたら、いよいよFRPシートの切り出しを行います。
FRP硬化中 まずは、型紙を当て、全体を切り取り、穴部分も切り取ります。1枚ではできなかったので、継ぎ部分ができてしまいます。そこはやや補強が必要とのことで、シートを小さく切り出して裏側から貼り付けて、なじませます。
これをコンビランプの曲面に合わせたい為、コンビランプレンズ面にアルミ箔を貼ってから、切り出したシートを載せて日光に当てて硬化させます。
パテで整形 さらにパテで整形
硬化したら、全体的に調整と仕上げをしていきます。コンビランプに貼って硬化させたとはいえ、表面は全体的に波打った状態なので、パテを使用し、さらにはサンドペーパーやコンパウンドを使用して磨き、極力滑らかにしていきます。
ボディ色塗装 クリア塗装
画像左:ボディ色塗装後  画像右:クリア塗装後
表面が整ったら、塗装になりますが、その前に穴部分、大きな穴とウインカー部分の穴にネットを貼ることにしました。
塗装は表面の片側のみ実施しました。脱脂後ボディー色を塗装していきます。何度か重ねて塗装し、乾燥した後に、耐水サンドペーパーやコンパウンドを使用して粗方表面を整えた後、艶を求める為にクリア塗装もします。クリア塗装の乾燥後も表面を整える為に、磨きました。
●取り付け
カバーはコンビランプのレンズに両面テープで貼り付けます。穴にネットを張った関係でウインカー球の交換ができにくくなってしまいましたが、それはその時に対応とします。
運転席側導風ホース 運転席側は、エアークリーナーまでの導風をする為に、ホースをひきます。リトラクタブルライトの収まる部分の内側に穴があるので、そこにビニールホースを通します。固定できる部分はタイラップで固定します。
ビニールホースの片方はエアークリーナー側に出し、もう片方はコンビランプに空けた穴に差込ます。きっちりはまってないので、どれかけの効果があるのかは疑問ですが、固定の仕方を工夫すればさらに効率が上がるかもしれません。
運転席側導風ホース 運転席側導風ホースコネクタ接続
2012.11にホースの接続がきちんとできるように、ホースを穴に直接挿入するのではなく、ホースコネクタをホースに付けて接続するようにしました。
ホースコネクタは収まりがよくなるように削る、切るなどの加工をして、コンビランプにきっちりはまるようにしました。
これで、これまでの仕様よりは幾分効率が上がると思われます。
助手席側導風ガイド 助手席側はオイルクーラーへの導風をする為に、アルミ板から切り出して導風ガイドを作り、コンビランプに取り付けします。
コンビランプの車体への取り付けは純正と同様で、ビス1本で固定ですが、本体固定の前にコネクタの接続をしてポジション、ウインカーがそれぞれ点灯することを確認します。また、運転席側はホースを差し込む必要があるので空けた穴に差し込みます。
コンビランプ本体を戻す際はカバーの関係で少し収まりにくくなってしまってますが、ゆっくり慎重にすればきちんとはまります。
●インプレ
見た目は、個人的には前期型のちょっと古い感じが少しは新しく感じられるようになったと思います。オンリーワンの物なので、ちょっとした個性になってもいます。
導風による冷却についての効果は、比較するデーターを持ってないのではっきりとはしません。個人的な満足として気持ちの方はホットになってはいますが。(笑)
P.S.”車日記”を見ていただくと分かるのですが、2005年頃に完成していたのですが、全ての完成が2011年になってしまったのと、すっかり忘れてしまっていたので今の掲載になりました。ただ、詳細は”車日記”を見た方が分かるかもしれません。


リア・サイド・マーカー点灯加工

リア・サイド・マーカー セブンのリア・サイド・マーカーは5型以降では、スモール点灯時に一緒に点灯するようになってますが、それまでのモデルでは点灯しません。社外品、純正品などを購入すれば簡単に点灯するようにできますが、少しでも出費を控えるように、もともとの物を加工しました。
4型までのリア・サイド・マーカーは取り外すと分かるのですが、電球取り付け用の穴などは開いてませんが、取り付けができそうな形状をしています。輸出している頃には点灯する事が必要でした。コストを考えると兼用できるようにしていたと思います。そこで、穴を開けてみる事にします。
●準備
準備するパーツは5型以降で使用されている、リア・サイド・マーカー用のソケット2ケ、ウエッジ球(5W)2ケ、接続用のケーブル40cm程度4本、接続用の金具4ケ、端子類、5mm厚のゴムです。道具は糸鋸、ヤスリ、ターミナルかしめ用の工具、プラス・ドライバー。
●取り付け
リア・サイド・マーカーの形状を見ると、いかにも切ってくださいといわんばかりの部分があって、その部分を糸鋸などで切り落とします。上手くいけば穴が空きます。でも、不十分ですので、ヤスリなどで削っていきます。ソケットがはまるようになるまで削っていきます。切り落としの時に厚みが十分であれば問題がないのですが、恐らくは薄めになってしまい、ソケットをはめてもスカスカになります。そこで、ゴムを間にはさんで、固定します。
ケーブルの加工は省略します。問題はどのケーブルへ接続するかということです。トランク内のテールランプ近辺に内装がありますが、その部分を上手くはぐりながら中を覗くと、テールランプへ行っているケーブルが束ねられています。その中の、茶色がテール・ランプ、黒色がアースです。この2本に接続します。もちろんソケットにも2本の端子が出ていますので。どちらをどちらにつないでも問題はありません。
ちなみに、ケーブルの束の内、緑色はブレーキ・ランプ、赤色はウインカーです。(型によって色が違うかもしれません。YAMA−FDは4型です。)
配線ができたら点灯する事を確認して元に戻すだけです。スモール・ライトで点灯するのが通常です。
YAMAの場合は軽くスモークをかけました。あんまり赤色が目立ちすぎているのと、テールランプと感じを揃えるためです。
●インプレ
ちょっとしたことですが、なんとなく優越感です。そして、安全面でも向上しているはずです。夜間に、他車の進行方向に自車が横腹を見せている場合は特に有効です。

リア・サイド・マーカー点灯加工 第2弾
ヤフー・オークションにてクリアタイプの物のゲットに成功。マツダ純正の新品未使用品(説明書付き 5,350円也)ですが、未点灯タイプの為にまたまた加工が必要になりました。前回の経験がありますので、新品であろうが心おきなく加工に入ることができました。
●準備(前回以外の物)
赤色ウエッジ球
●取り付け
本体加工のみ。
(2003/6/28(土) 作業時間3時間30分)
●インプレ
サイド・ウインカーはすでにクリアタイプに交換してありましたので、リア・サイド・マーカーもクリアタイプにすることでサイド・ビューに統一感が出ました。
そして、さらに優越感が向上するということもありましょうか。リアについてはあんまり交換しているFDを見ないもので。(笑)
ただし、通常の電球に着色がされているので、やや暗めになったような感じがします。
クリア・リア・サイド・マーカー カット前の不要部分
これが注目の品。純正品だけにクオリティーが高い。 いかにも切ってくださいといわんばかりの箇所です。(切りかけ)

カットしただけ 加工完了
不要部分をカットしたところです。穴は完全には空きません。 加工完了です。ちょっと粗いですが、これでも装着ができます。

ソケット部分 クリア・リア・サイド・マーカー装着完了!
ソケットはこんな感じです。黒いのはゴムです。 装着完了、ライト点灯してますが、全然分かりません。


エア・クリーナー周囲遮熱板 Ver.1

エア・クリーナー(以後エアクリ)を剥き出しタイプの物にすると、ラジエターから熱を吸収したエアをもろに吸ってしまう状態になります。それが結構問題になるのか最近では、各ショップからかなり効率の良さそうな外気導入用の製品が発売されていますね。でも、どれも高価なもので、手が出ないので、自分で作製してみる事にしました。
と、言っても、ショップの出してるような凝った物ではなく単純な仕切り板を作って装着することにしました。
●準備
材料 アルミ板:400×600×1(厚さ)mm(実際はこんなにいりませんが。)、ステー(適当な物)、ビス&ナット(適当な物)、ボール紙(型取りに使います。しっかりしたものであれば何でも可。)など。
工具 金切りはさみ、糸鋸、ドリル(刃先3〜5mmの物)、ヤスリ、ドライバー、レンチなど
●加工
まずは型取りをします。ボール紙をエアクリ周りに入れながら、そして切りながら型を決めていきます。もちろんどう固定するかも考えながら型を決めていかなければなりません。σ( ̄▽ ̄ )はもともとのエアクリ固定用のステー部分と、ライトを固定しているビス、エア・クリーナー自身のビスで固定する事にしました。1回の型取りでは恐らく終わりません。2,3回は取り直さないといけないでしょう。(σ( ̄▽ ̄ )の場合どうするか悩んでいたのはありますが..)
ある程度の型が決まってきたら、定規で引き直してきちんとした型紙を作りました。それが上手くはまったらいよいよ切り出しです。
もともとのアルミ板は長方形ですから、その端をいかしながら切り出す位置を決めて、油性マジックなどで型をアルミ板に写していきます。
型の写しが終わったら、実際にカットしていきます。σ( ̄▽ ̄ )は糸鋸を主体に、金切りはさみを使ったりもしました。それ程切る部分はなかったんですが、それでもカットするのもなかなか難しい。後でヤスリで形を整えましたが。そうです、カットした後はヤスリで角を丸めておきましょう。危険ですからね。
そして、穴開けもします。ビスを通す為の穴ですね。今回は3箇所。どれも、いざという時の為に細長く開けました。これで、固定に際し、ある程度の自由が出てきます。しかし、それでも何回もやり直しました。とにかく切り出したらフィッティングをして穴位置を合わせていかないといけません。
次に切り出したアルミ板を曲げます。エアクリにある程度沿うように曲げていきます。円中状の物に当てて力技で曲げていったり、そのまま曲げてみたり。いろいろです。ステーになる部分は側溝の蓋などを駆使しながら直角に曲げました。アルミだと曲げやすいんですが、すぐにちぎれてしまうんで注意です。
また、別途のステーも長さ調整の為に切ったりしなければなりません。さすがにステンレスのステーを使うと、金切りはさみではきれません。糸鋸でごちごちと切らないといけません。結構苦労。
●取り付け
今回固定に使用するもともとのビスを緩めていきます。完全に抜きとってから、遮熱板を入れます。やや穴が合いにくかったりしますが(加工精度、型取りの問題ですね。)調整してビスで固定です。
ちょっと隙間ができました。アルミテープで固定がてらふさぐようにしました。そして、他の部分に干渉する部分があったりするんで、間にクッションになる物をはさみました。一応これで完成です。
●インプレ
現在(’02/3/31)まだ未走行の為効果は確認できてません。その内にアップします。(ちょっと楽しみ!!)
といいつつも、未装着時のデータが取れてないので比較しようがありません。
型紙です 遮熱板装着前
画像左:型紙です でもこの通りじゃない
画像右:装着前はがらんどう もろでしょやっぱり

完成!! 完成パートU!!
画像左:こんな感じです 効果はいか程に..
画像右:もともとの構想のステーで固定 でもやっぱり..

エア・クリーナー周囲遮熱板 Ver.2
エアクリーナーをHKS製のレーシングサクションに変更した関係で、既存の物がそのままでは装着できなくなりました。そこで既存の物を加工をしつつ、十分でないと思われる部分を新たに作成することにしました。
十分でないと判断したのは、セカンダリー側のエアクリーナー下側まで、既存の遮熱板ではカバーしきれなかったことにあります。
●準備
材料 アルミ板:400×600×1(厚さ)mm(実際はこんなにいりませんが。)、ビス&ナット(純正のステー取り付けボルトで可)、ボール紙(型取りに使います。しっかりしたものであれば何でも可)、多用途接着剤、隙間埋めスポンジ
工具 糸鋸、ドリル(刃先3〜5mmの物)、ヤスリ、レンチ、ハサミ、マジックなど
●加工
まずは、既存の遮熱板を再利用する為に、固定箇所を検討します。もともと、純正のエアクリーナーを固定する為のステーがあったのですが、これが邪魔になり外しました。そのステーを固定していた2箇所のビス穴があります。さらに、純正のエアクリーナー固定用のステーがあった場所がもう1箇所前側にあります。これらのビス穴を利用することにしました。
遮熱板側は、1箇所は新たに穴を開け、さらにすでに開けてある穴を活用し、2箇所で固定することにしました。ただし、そのままでは、ラジエターのアッパーホースが邪魔で固定できなかったので、遮熱板本体を曲げ収まるようにしました。また、エアーセパレータタンクからラジエター液のリザーバータンクに戻るホースも邪魔になってくるので、遮熱板の方に逃げ加工をしました。
その上で穴の位置を確認、ドリルを用いて穴を開けていきます。穴は長穴にし調整できるようにしました。
既存の遮熱板は取り付けできましたが、プライマリーのエアクリーナーしかカバーできていません。そこで、セカンダリーまでカバーする為の遮熱板を新たに作成するために、形状を考えていきます。インテークパイプやホースがある為に完全にカバーとはなりませんが、それでも、直接熱気が当たらないようにはできそうな遮熱板の形状を考えることができました。
アルミ板に線引き 厚紙で仮に作成してみて、現車に合わせこんでいきます。2度程構造を考え直して最終的な形状で型紙を作成。型紙をアルミ板に転写してから切り出していきます。このアルミ板転写時にそのままでは凄く無駄な部分ができそうだったので、2つに分けることにしました。
遮熱板切り出し 切り出しは糸鋸を使用して進めていきました。アルミとはいえ、それなりに根気と力が必要です。あちらこちら痛い思いをしながら切り出すことができました。切り出した後は角の部分をヤスリで磨いて滑らかにしておきます。
切り出したら固定用の穴開け作業をします。型紙でおおよその位置を特定してその部分にボルトの太さに合わせてドリルで穴を2箇所開けます。
(画像の左にある板が既存の遮熱板を今回用に加工したものです。)
遮熱板組み立て 追加の遮熱板はややBOX状になるので、曲げ作業が生じます。アルミ板の有効活用から2つに分けたので、組み合わせる為に必要なのりしろ的な部分もあります。角を出すには腕力だけでは無理だったので、何か硬い物の角を利用ということで、あまりよくはありませんが、セメントレンガの角を利用して曲げました。はっきりいって荒いです。(汗)
曲げ作業が終われば組み合わせて、接着剤で固定します。
しっかりと固定できたら外側に遮熱シートを貼り付けます。それから、角部分にはインテークパイプと接触しそうな部分があったので、隙間埋めスポンジを差し込むイメージで取り付けました。
●取り付け
既存の遮熱板を純正エアークリーナー固定用のステー取り付け箇所の前後2箇所で固定しますが、まずは前側だけを固定します。後側は新たに作成した遮熱板の前側と共締めにします。新たに作成した遮熱板は後側のもう1箇所のビス穴で固定します。新しく作成した分については、最初に開けた穴では、はまらなかったので長穴にして取り付けることができました。
●インプレ
遮熱板装着 時期が同一でないので、単純に比較できないのですが、停車時の吸気温度上昇が控えられるようになった感じがします。
気持ちの面での違いがありますが、ラジエターからの熱をもろに吸うことにはならなくて済みそうなので、効率的には確実に良くなっているはずです。(いずれも数値データがないので、”はず”やら”感じがする”としか言いようがないのが辛いとこですが。(汗))
(2013/12/15 作業時間:15時間30分 社外ブローオフバルブ取り付け込み)


エアコン・コンデンサ寝かせ技 Ver.1

某HPで見たコンデンサ寝かせ技をYAMA−FDにも施行してみました。
FDのラジエターは前方に傾斜した状態で装着されており、そのすぐ前にエアコンのコンデンサが居座っています。これが、ラジエターへのフレッシュ・エアーの流入をさまたげており、水温を厳しくしている1つの要因でもあります。
そこで、このコンデンサをより寝かせてあげると、ラジエターにフレッシュ・エアーが当たり易くなり、冷却効率が上がると考えられます。実際、雑誌などを見るとある程度の効果はあるようです。
冷却を考えるとべったりと寝かせてあげる(つまり進行方向に対し水平にする。)といいのですが、エアコンの効きが悪くなるのと、固定用のステーなどいろいろと必要な物も出てきますので、今回は簡単にできる小寝かせ技をやってみました。
●準備
5mm厚程度のナットもしくはワッシャ2個
プラスドライバー(No.2)、ラチェット、エクステンション(15cm以上)、レンチ(10mm前後)
●取り付け
今回エアー・ホーン移動の為にフロント・バンパーを外したので、その時にコンデンサの固定状態を見てやってしまえとばかりに思い付きでやってみました。
エアコン・コンデンサの前方の固定は左右1箇所ずつ、間にラバーを介して、30mmのボルトで固定されています。
固定部施行前 円で囲んである所が向かって左側の固定部です。画像ではすでにボルトを外してあり、やや隙間が空いているのが分かります。
この隙間にナット、もしくはワッシャを挟んで、わずかではありますがエアコン・コンデンサを寝かせてあげようというわけです。
固定部施行後 施行後の画像です。装着前の絵と撮影距離が違うので、分かり難いかもしれませんが、矢印部分ナットが入ってます。隙間の余裕はまだあったのですが、固定用のナットの長さの余裕が無いのと、パワステ・オイルのクーラー部分に干渉するので、今回はこの程度に収めました。ちなみに、向かって右側については、よりボルトの方に余裕がなさそうに感じたので、やや薄めのワッシャをかまして固定しました。どちらかといえば、こちらが手の入りにくい場所にあるので、作業的にはやり辛いと感じました。
(2003/8/10(日) 作業時間:15分 フロント・バンパー脱着時間は含まず)
●インプレ
極わずか寝かせただけので、冷却効果的にはさほど向上していないと思われます。まあ、もう少し様子を見る必要があるかもしれませんが、ちょっと乗った感想では効果は感じられませんでした。
エアコンの方は問題無くばっりち効きました。この処置の場合どっちを取るかになるんですけど。