有 明 山 |
北アルプス前衛、存在感を示す200名山、信濃富士 ありあけやま 2268m 長野県安曇野市 |
2022年10月4日(火)曇 4:55有明荘→7:40主尾根上A→8:10山頂→8:35南岳C→10:00主尾根下降点A→11:55有明荘(地図) |
志賀高原とその周辺の名6山(笠ヶ岳、横手山、岩菅山、鳥甲山、佐武流山、苗場山)に登った帰途、本山へ。2年前の3月チャレンジ、県道327号閉鎖中で表参道から登ろうとしたが残雪に阻まれ撤退。今回は最短で登れる裏参道から。前日、苗場山から下山後、志賀高原から国道292号、上信越道を経て長野道:安曇野ICで降り、県道327号をウネウネ走り、予約していた市営国民宿舎有明荘へ。大きな立派な施設。設備も整っており清潔。温泉の大浴場も気持ちよい。ほとんどが登山客で配慮が行き届いている。4:00起床、朝食後出発。朝食弁当の内容も良い。宿裏手の第3駐車場の奥が登山口。第3駐車場は宿泊者以外も停めれるようだが平日でも多数駐車。休日は満車か。主尾根上に出るまで総じて急登続き、ロープの張られた箇所が多い。無くても登れるが下降時には役立った。険しい急斜面の山腹をロープ、鎖、梯子などを頼りにへつるように進む箇所もあり難儀するが、用心して進めば危険という程ではなかった。安気に進める暖傾斜や平坦路はほとんどなく、気を抜けずに登らされてしまう感じ。展望はなく、樹林の趣も余り良くない。ようやく主尾根上に出ると有明山神社のある北岳まで暖傾斜の普通に歩ける道。神社前から東面の展望が開け、曇天でスッキリ見えないが大町の平野を俯瞰し、妙高山方面の山並みを展望。三角点のある山頂は少し南。灌木の茂みの中を縫うように進む。痩せた岩稜で歩きにくい。中岳に小社、南岳に奥之院あり。途中の岩場から燕岳〜大天井の山稜を展望(写真)。沿道、花の代わりに草木の実が彩る(写真)。初めて見る蝶(写真)。展望は期待していなかったが北岳B辺りから燕岳(写真)、餓鬼岳(写真)を見れる。昔、悪天下、縦走した尾根。往路を下る。昨夜、かなりの客が泊まっていたがほとんど燕岳へ向かったようで4人位しか会わず。所要8時間と見て有明荘に2泊したが当日中に帰宅できた。翌日は雨模様の中、大町山岳博物館、山岳美術館に寄る。いずれも良かったが特に辻まこと、畦地梅太郎、熊谷榧、足立源一郎の原画を見れたのが良かった。やはり印刷物とは違う。山岳美術館でK2日本遠征隊の登頂記録映画も見れたが帰りを急ぎ見れなかったのが残念。一句「翅広げ陽を受け憩う秋の蝶」⇒トップページへ
|