独り言

やっぱりロクハン(2023,7) FOSTEXのFEシリーズの音が好きで、FE166NV、FE126NV、FE103Aの各バスレフを愛用しております。特にFE103Aの音を初めて聞いたときは衝撃でした。今まで聞いたことがない乱れのない特性とクリアさに感動しました。たぶん、ある程度の低域までフラットに鳴っているからだろうと思いますが、低域の押し出しも12cm・16cmよりも感じるくらいです。値段も他とは比べ物にならないので、それくらいの音が出てくれないと、とも思いますが・・・。10cmでこんな音が出せるんだと技術の進歩を感じます。そういう意味ではFE126NVもいい仕事をしてくれます。サイズ的に3つの中で中間に位置するので、一番曲への対応力があるように思います。高音もしっかり伸びてくれるし、低音もそこそこ出てくれます。FF166NVよりも引き締まった感じの音です。そんな中で、一番使っているのは、FE166NVです。FE103Aと比べたらピークディップありありな感じがします。低音は、10cm・12cmと比べ、口径が大きい分、迫力があってもよさそうですが、10cmのFE103Aの方が、押し出しを感じるくらいです。FE126NV程、高音は伸びません。でも、何なんでしょうね。何ともいえない心地よい音を鳴らしてくれるんです。音にゆとりのようなものを感じます。低域の迫力は感じなくても、やっぱり口径からくる余裕があるのかな。堅苦しさがなく、柔らかさ艶やかさが感じられます。どんな曲でもとは言いませんが、少なくとも僕の好きな音楽を心地よい音で聞かせてくれるのが、FE166NVです。FE206NV(2)もちょっと聞いてみたい気がしますが、「やっぱりロクハン」かな。
吸音材を換える(2021,5) FEの7シリーズからFFシリーズへ。そしてFEのNVシリーズへユニットを換えました。音質にはおおむね満足しているんですが、やっぱりバックロードが推奨箱であるFEのNVシリーズをバスレフ箱に入れているので、どうしても力の抜けたような感じになりがちです。それでもFEシリーズの音が好きなのでFFに戻ろうとは思いませんが、もう少し何とかならないものかと吸音材を換えることにしました。長らくティッシュを吸音材として使ってきました。これはFEの7シリーズの時に調整したままです。FEの7シリーズはFEにしては優しい感じの音です。吸音材をティッシュにすることで、情報量が増し生き生きとした音になりました。対してFEのNVシリーズは、バスレフで使うとハイ上がりで曲によっては若干きつい感じもします。そこでティッシュを取り出しウール系の吸音材に取り換えました。これは効果ありです。中高域のきつさが取れ、低域が柔らかくなりました。吸音材で結構変わるものです。エンクロージャーだけじゃなく、ユニットの特性に合わせて吸音材を選ぶことも大事だと痛感しました。
「FOSTEX T-96A」試してみました(2021,4) スーパーツイーター「FOSTEX T96A」を買ってみました。
アッテネーター無しのコンデンサ一発でつなぎましたが、ちょっと音圧が高めだったので、抵抗器を追加し、2dB程下げてみました。
音は、シンバルの「シャッシャッ」という音が聞こえてくるし、余韻の感じが今まで以上に聞こえてきます。これはいいと思い数週間程聞きました。でも、だんだんと違和感が。位相のずれのせいかと思い逆相接続にしてみたり、位置をかえてみたりしましたが・・・。試しにツイーターを外すと何と聞きやすい音か。ん〜。始めのうちは高音の伸びに感激していましたが、やっぱりフルレンジ1発のシンプルな音の方が僕の耳には合うというのが結論です。もう少し頑張って調整やらエージングやらっていうことも考えましたが、やめました。早々に売り払うことに。でも、いろいろと分かったし納得できたので、試して良かったです。もしかすると、ホーンタイプではなく他のタイプのツイーターなら良かったのかもしれません。
スーパーツイーターを追加してみてはどうだろうか?(2021,3) 最近、年のせいか耳の高音の感度が落ちているらしい。らしいというのはそれ程実感はないけれど、人間ドックでそういう結果が出てくるのでそうなのかなと思っています。

それはともかく、ここ二十年くらいはずっとフルレンジ一発で音楽を楽しんでいます。伸びやかで軽快な音が気に入っています。でも、ときどき「ツイーターを追加したらどうかな。」なんて考えが出てきます。そしてFOSTEXのサイトであれこれとツイーターを調べてみたり・・・。気になっているのが「T96Aホーンツィーター」なかなかカッコいい。「エンクロージャーの上に乗せてもいい感じかな」なんて妄想します。・・・いいかも。そしてポチる寸前までいきます。

以前B&Wの2ウェイを使っていました。そりゃ評判通りのいい音でした。高域から低域までとてもバランスのとれた音でした。でもFOSTEXのFE167E1発のバスレフにメインの座を譲り売り払うことになったことを思い出します。自作でも2ウェイを製作したこともありますが、こちらも売ってしまいました。結局のところ、僕の耳にはフルレンジの音の方が合っているという結論になるのだろうと思います。
とはいえ、いろいろ試してみたいというのも本当のところです。そのうち試してみようかな。
FOSTEX FE103A(2021,2) FE103-solの高域のクリアさは今まで聞いたFEシリーズとは別物です。始めは少しきついかなと思ったんですが、だんだんしっとりしてきました。さすが限定発売?レギュラー版よりも力を入れて作られたユニットにはそれなりのものがあるんでしょうね。そこで気になったのが『FE103A』。値段は何と7万円。税込みで7万7千円。こんな高価なユニットは買ったことがありません。Jordanの『JX92S』というユニットを使ったことがあります。これもかなり高価だった記憶ですが、これ程ではなかったと思います。高過ぎてちょっと手が出せないかなと思っていたんですが、その音聞いてみたいという誘惑に負け購入することにしました。届いた荷物は木製のケース入り。飾っておきたい方にはいいんでしょうが、使いたい人には無用の長物。木製ケースは要らないから、もっと安くして欲しかった。
さっそくFE103-solと交換して音出し。いや〜ビックリですね。FE103-solの高音よりも繊細さを感じます。さらに驚きは低域の安定感。これ10cmですか?と思ってしまうゆとりを感じる低音です。もちろんサイズの大きなユニットと比べればそれなりです。FE166NVのバスレフに換えると、さすがにゆったりした感じは16cmが上です。でもFE103Aの繊細な音色は、今まで聞いたフルレンジユニットの中で最高です。

FEシリーズ(2020,8) FOSTEXのFFシリーズ16cmと12cmと10cmのバスレフを気分で交換しながら使っていました。FFシリーズはなかなか優秀なフルレンジだと思います。でも、どうしても昔聞いていたFEシリーズの音が忘れられません。あの軽快で伸びやかな感じ・・・。僕はやっぱりFEシリーズが好きなんだなあと思うこの頃。現行のFEはバックロード推奨で、バスレフで使えば低域不足になるでしょう。トーンコントロールで何とかならないかな。いざとなればバックロードを作ろうと決意し、購入を決めました。買ったのは、次の3機種です。

  • FOSTEX FE166NV
  • FOSTEX FE126NV
  • FOSTEX FE103-sol(8Ω)

    始めに買ったのは、『FE166NV』です。上記サイズの中では一番大口径なので、低音を得やすいと考えたのと、『FF165WK』の高域のキンキンした感じ(たぶんアルミのセンターキャップの音)が気になっていたので、まずは16cmユニットを交換することにしました。鳴らしてみると、『FF165WK』で気になっていた高域の癖は全くありません。FEシリーズは振動板にアルミを使っていないので、当然と言えば当然ですが。フルレンジらしいとても伸びやかな音です。この軽快さはFFシリーズとは一味違います。バスレフで安定したフラットな周波数特性を求めるならFFシリーズに軍配があがりそうですし、曲によっては『FF165WK』の方がいいかもしれませんが、僕はFEシリーズの軽快さに惹かれます。予想通りハイ上がりの低域不足でしたが、トーンコントロールで調節すれば何とかなるレベルです。まずは良かった。

    12cmや10cmもトーンコントロールで何とかなるだろうかと、ネットであれこれ検索しているうちに『FE103-sol(8Ω)』を発見。限定発売品&生産終了品です。定価より若干高いですが、未使用品が売られていました。『FE103NV』より高音質なのはもちろん、バスレフで使った時のバランスも良さそう。即購入を決めました。そして、音を出してビックリ。10cmとは思えないバランスの良さは、『FF105WK』でもそうだったので、それ程驚きませんでしたが、まるでツイーターが付いているかのような高域の質感が素晴らしい。逆に、しばらくフルレンジばかり使っていた僕の耳にはとても鮮烈で、少々聞き疲れするかも。でも、今まで聞こえなかった音がいろいろ聞こえてくるのでCDをとっかえひっかえ聞いてしまいました。さすがsolです。エージングで、もう少し穏やかになってくれるのではと期待しています。

    最後は『FE126NV』。12cmは僕が一番好きなサイズです。さっそく取り付けて聞いてみると、上記の2機種と比べハイ上がり傾向が強い印象です。これは予想通りです。トーンコントロールで多めに調節。とはいえ、嫌な音ではないし、フルレンジらしい軽快な鳴りっぷりを感じさせてくれます。低域がちょっと硬めな印象もありますが、これもエージングに期待です。やっぱりFEシリーズの音が好きだと、改めて思いました。音楽を聴く楽しみが増えました。

  • acer Aspire one AOD260-N51B S(2019,10) パソコン関係ですが、以前メモリを換えたり、ハードディスクをSSDに交換したりした「acer Aspire one AOD260-N51B S」。まあまあ使える速さにはなっています。メインで使っているわけではないので、これでもいいんですが、もうちょっと速くなるとうれしい。ということで、あれこれ調べて分かったことがあります。僕はこのパソコンは32bitだとずっと思いこんでいました。Windows10をインストールした時にも32bit版がインストールされたし・・・。疑ってもいませんでしたが、システム情報を見ると何とX64ベースプロセッサとあります。何でもかんでも64bitの方が高速ということはないかもしれません。メモリスロットは1つしかないし。でも試してみる価値はあると思い、Windows10 64bit版をインストールしてみました。問題なくインストール終了。そして心なしか少し速くなったような気がする。希望的観測なのかな。まあいいでしょう。
    FF125WKを買ってしまった(2019,3) 結局「FF125WK」を買ってしまいました。これでFFシリーズ10cm、12cm、16cmの3本となりました。


    早速FE127EIIバスレフをユニット交換して聞いてみました。FF165WKでは気になっていた高域のキンキンした音は全く聞こえてきません。まずは良かった。というよりも、何と言ったらいいでしょうか。とてもおとなしい音です。何だか小型の2ウェイを聞いているような感じすらします。聞き疲れしない音です。良く言えば波状のない安定感のある音ですが、悪く言えばフルレンジらしい伸びやかさが引っ込んだ感じ。FF165WKやFF105WKとは全く別物のよう。ん〜。何なんだろうか。ふと気が付いたのは、バスレフが利きすぎているんじゃなかろうかということ。FF125WKはFE127EIIで使っていたバスレフ箱にそのまま取り付けました。FF165WKはFE167Eで使っていたバスレフ箱と相性がいい感じではありますが、FF125WKの方はどうもそういうわけにはいかないようです。低音が若干出過ぎです。SPEDでシミュレーションしてみると低域に山ができています。本当は、もう少し小型のバスレフ箱に収めた方が、バランスはよさそうです。この若干出過ぎの低音が上に書いた音の印象の原因にもなっているのかもしれません。どうしようかな。箱はあまり増やしたくありません。これはこれで悪くないとも言えるし・・・。とりあえず、ポートに少し詰め物でもしてみようと、角材を適当な大きさに切って入れてみました。写真のポート部右よりに見える白っぽいのが角材です。こんなことでと思いましたが、まさかの大変身です。フラットな感じになり、グンとフルレンジらしい伸びやかさが出てきました。FF105WKやFF165WK同様ピークディップの少ない音です。しかも嫌な音は一切出てきません。これはいいです。CDを次々聞いてしまう音です。



    FFシリーズを3本使ってみての個人的な感想を。

  • FF105WK・・・小口径らしい高域の伸びた引き締まった音です。ソプラノは絶品。アルミ合金のセンターキャップはうまく馴染んでいると思います。でも小口径なのでボリュームを上げるとやかましい感じになることがあります。
  • FF125WK・・・全く癖のない安定感抜群のオールマイティ。嫌な音は一切聞こえてきません。10cmと16cmの方はセンターキャップにいかにもアルミが使われているといった感じの音が聞こえますが、良くか悪くか12cmではあまり感じられません。
  • FF165WK・・・口形が大きい分、一番ゆとりのある音を聞かせてくれます。バランスのロクハンですね。とても伸びやかで軽快な音です。でも高域に一癖あるので、曲によってはキンキンした感じに聞こえます。おそらく10cm・12cmユニットより大きめのセンターキャップなので、ここから割と低い音まで出していることが、原因だろうと思います。エージングで変わるのかも。

    3本ともとてもいいユニットだと思います。FE〇〇7シリーズと同様、伸びやかで軽快な音が魅力です。FE〇〇7シリーズとの違いは全域でしっとりした感じになります。FFシリーズを聞いた後にFE〇〇7シリーズを聞くと少し”紙コーンの音だな”と感じました。バージョンアップとしてお薦めできます。ただアルミ合金のセンターキャップのせいか、FEシリーズよりもエージングには時間がかかりそうです。個人的に一番使っていきそうなのはFF125WKです。FE105WKとFF165WKは相性のいい曲に合うと「これでなくては」と思ういい音を聞かせてくれますが、やっぱり12cmというサイズからくる音のバランスが僕の好みなんだろうと思います。
  • スピーカーの相性(2019,3) どんな音楽でも完璧に鳴らしきるスピーカーはないだろうけど、自分の好きな音楽を好きな音で聞くことができれば、十分と言っていいでしょう。
    FF165WKは、僕のお気に入りのCDの多くを、良い感じに鳴らしてくれます。明らかに前のFE167Eよりもいいです。特にジャズやクラシックはいい感じです。でも、どうしてもうまく鳴らない曲があるんです。「サザンオールスターズ」や「中島みゆき」が好きでよく聞くんですが、これがいまいち。エージングが進んできて少しは良くなってきていることは確か。でも、こればかりは前のFE167Eの方が圧倒的に良かった。どうして?と思うんですが、こういうのを相性というんでしょうか。こうなるとストレスです。たぶんアルミのセンターキャップの音だと思います。キンキンした感じに聞こえます。FF105WKでは、気にならないのになぁ。
    久しぶりにFE127EIIをつないで聞いてみると、いいです。やっぱりFEシリーズかな。でも、FF165Wの方がうまく鳴る曲も多いことは間違いない。FFシリーズの方がしっとりした感じに聞こえます。FEシリーズの方が少し紙っぽい音というのでしょうか・・・いやな音はしないので聞きやすいです。時々つなぎ変えて聞くのがいいかなぁ。



    FF105WKでは、気にならないと書きましたが、ちょっと思ったのが、10cmと16cmではスピーカーのサイズはもちろんセンターキャップの大きさも全然違うんですよね。センターキャップから出てくる音は、きっとFF105WKよりもFF165WKの方が低い方まで出ていると考えるべきでしょう。ちょうど帯域がハマってしまったかなぁ。振動板よりもセンターキャップの方がエイジングに時間がかかると思って気長に付き合っていこうかな。

    FF125WKではどうなんだろうって、思うこの頃。
    FF165WK調整(2019,2) FF165WKに交換して、トータルで数十時間程聞いたでしょうか。ほとんどのCDはFE167Eの時よりもいい感じで聞けていますが、まだ曲によっては高域で耳に付く音があります。エージングで良くなっていく可能性もありますが、とりあえず対策してみましょう。まず吸音材を増やしてみました。これははっきり言って良くなかったです。耳に付く音は変わらず、低域が減ってしまったので、相対的に一層キツイ感じになってしまいました。前ユニットのFE167Eの時にずいぶん調整しているので、吸音材を含めたエンクロージャーとしてはいい感じに出来上がっている感があります。即戻しました。それではということで、現在ほぼリスニングポイントへ向いているスピーカーの向きを少し外へ振ってみました。これは効果ありです。少し大らか音調になりました。なかなかいい感じなので、これでしばらく様子見かな。
    FE167EをFF165WKに交換(2019,2) FE167Eのバスレフのユニット交換。悩んで悩んで決めたのがFF165WKです。バスレフにあえてバックロードホーン用ユニットを付けて、あれこれ苦労することもなかろうということで、FEシリーズはやめました。昨年FF105WKでFFユニットの音を聞いているので、16cmの音も何となくイメージできたことも決めた理由です。届いたユニットをさっそく取り付けてみました。ネジ穴の位置は同じなので、そのまま付け替えることができます。



    全体的な音は、ほぼイメージしていた通り。ピークディップの少ないとてもフラット感のある音です。10cmのFF105WKと比べるのもなんですが、ゆとりが感じられます。聞き始めは「高域に金属を使っています」的な若干キンキンした音がしますが、これはエージングで滑らかになっていくことを期待します。FE167Eよりも低音がしっかり出るタイプかもと思っていましたが、そんなことはありませんでした。Mmsは大きいですが、磁気回路が強力になっているので、どちらかと言えば若干中高域側がしっかり出る特性でしょうか。見た目はずいぶん違いますが、気に入っていたFE167Eと同様、軽快な低音と伸びやかな中高域でフルレンジらしい音を聞かせてくれます。でも最低域はFE167Eよりも少し伸びている気がします。解像度が上がって、そう聞こえるだけかもしれませんが。

    長らく僕の耳を楽しませてくれたFE167Eには感謝です。



    ピークディップが少ないと書きましたが、CDをあれこれ聞いていくと、曲によっては耳に付く音があります。これはFE167EにもFF105WKにもなかった音です。8割方FE167Eよりもバージョンアップできた感がありますが、気になるところです。アルミ合金のセンターキャップの音っぽいですがFF105WKでは聞かれなかった音です。エージングで治まってくれるといいです。
    FE167Eがお疲れかも(2019,2) メーカー製のスピーカーを片手で余るくらいと、自作のスピーカーを両手で足らないくらい使ってきました。そんな中でも一番長く使ったスピーカーがFE167Eのバスレフです。2009年に製作したので、かれこれ10年ほど愛用してきました。フルレンジらしい軽快な音が気に入っています。でも、昨年くらいから、少々音に元気が無くなってきた感があります。エッジもまだしっかりしているし、使えないことはなさそうですが・・・。できるならFE167Eを新しくしたいところですが、生産終了品です。メーカーに頼んでオーバーホールという手もあるんだろうか。とか、あれこれ考えたんですが、ここは現行品で代わりのユニットに交換してみようかな。
    FOSTEXの16cmフルレンジは

  • FE166En
  • FF165WK
  • FE168NS

    FE166Enはオーバーダンピングなので間違いなく低音不足になりそうです。でも説明書にはバスレフの作例も載っているので、少々低音不足は覚悟で使えないことはないかもしれません。FE168NSもバックロードホーン用なのでバスレフでは低音不足になりそうです。でもこちらはパラメータを見るとバスレフでも使えそうな気がします。高いのがネックですが。FF165WKはバスレフ用なので一番無難でしょう。昨年買ったFF105WKもなかなか良かったです。FE167Eの軽快な音が気に入っているので、音質的に一番近そうなFE166Enでいこうか。ちょっと奮発して、新しいFE168NSでいくか。それとも、無難なFF165WKでいくか。悩ましいところです。試しに3機種それぞれの音を聞いてみたいところですが。どうしよう。FE168EΣもありました。でもやっぱりオーバーダンピング。バックロードも考えた方がいいかな。
  • FOSTEX新開発フルレンジユニット FE168NS(2018,12) FOSTEXの小口径フルレンジユニットが好きで、FE167EFE127EIIFF105WKのバスレフで音楽を楽しんでします。
    FE167Eは、ゆとりのある響きを聞かせてくれます。口形が大きいので高域は弱そうな気がするんですが、意外と余韻や弱い音をゆたかに響かせてくれるのがこのスピーカーです。曲によっては、他の2本と比べると、大味というのか口が大きいと感じることもあります。
    FE127EIIは、1番バランスが良くオールマイティです。最近1番使っています。僕のリファレンス機と言っていいかも。FE167EFF105WKのような個性がないのでつまらないともいえるかもしれませんが、多くの曲を安心して聞くことができます。
    FF105WKは、全域クリアでキレのある音を聞かせてくれます。きれいな高域が魅力です。僕の持っているCDでいえばアーメリングのソプラノやT-SQUAREのサックスなんかがとてもきれに響きます。FE167Eのゆたかな響きとは対照的で、シャープで引き締まった音色です。
    ユニットのサイズも関係していると思いますが、色で言うなら、ペーパーコーンのFEの2機種の方が暖色系で、アルミ合金をセンターキャップに使ったFFの方が寒色系といった感じでしょうか。 ←(FF165WKやFF125WKも使ってみて、FEかFFではなくサイズによる違いだと分かりました。)


    それぞれに魅力があるので、時々交換してはそれぞれの音を楽しんでいます。
    そんな折にFOSTEXから新商品のメールが届きました。FE168NSです。solシリーズのノウハウを継承しているとのこと。ちょっと興味深いです。推奨エンクロージャーはバックロードホーンとなっています。バスレフ好きなので残念ですが、仕様を見てみるとなんだかバスレフ向きなような気がしてきます。spedでシミュレーションしてもバスレフで十分に使えそうな感じです。限定販売ではないのでゆっくり考えるとします。



    FE167EバスレフのユニットをFE167EからFE168NSに交換するのもいいかなと考えましたが、とりあえずやめにしました。FE167Eは思い入れのあるスピーカーです。僕にフルレンジの魅力に気づかせてくれたスピーカーですし、一番長く使ってきたスピーカーです。来年で10周年です。もう少し使っていこうと思います。FE168NSはちょっと高価ですし。
    JENSEN オイルコンデンサ(2018,11) 真空管アンプが好きなので、秋の夜長のお供にと思って「大橋慎の真空管・オーディオ本当のはなし」という本を買いました。今まで何冊か真空管関連の本は読みましたが、その中で一番よく分かる本でした。筆者の大橋慎さんはサンバレーで真空管アンプの開発をされている方です。商品の宣伝もかねての内容ではあるんですが、だからこそ購入したい人に向けての説明が、とても親切で分かりやすく書かれています。サンバレー製アンプのユーザーでなくても真空管アンプの特徴についてもう少し知りたい方にはお勧めの一冊です。

    この本の中に、カップリングコンデンサの話が載っています。カップリングコンデンサは、前段からの直流分をカットして信号成分だけを後段に送る働きがあります。コンデンサにローカットの働きをさせるので回路に直列に入っています。つまりこの部品による音質への影響は大ということです。そのことは知っていたし、以前真空管や電解コンデンサを交換した時にカップリングコンデンサも交換しようかと思ったことがありました。でも電解コンデンサに比べるとフィルムコンデンサやオイルコンデンサは高価だし、あれこれ試すほどのゆとりもないと思い、やめにしていました。そこへ今回の本です。記事の中にデンマーク製の「JENSEN オイルコンデンサ」が紹介されています。パワーアンプにはお勧めだとか。そこで、サンバレーから購入することにしました。

    「JENSEN オイルコンデンサ銅箔」(左写真の4つの黄色の部品です)はデンマーク製です。このコンデンサは高い・大きい・重いです。まるでフルサイズの大口径レンズ?ってことはないですが、フィルムコンデンサどころか電解コンデンサまでもがかわいらしく見えます。購入する前はいくら大きいといってもたかがコンデンサ、余裕で収まるだろうと思っていました。でも、取り付けてみると結構ギリギリです。さぞかし良い音を鳴らしてくれそうですが、エージングにも時間がかかりそうな気がします。今までASC製フィルムコンデンサを使っていました。こちらはなかなか繊細な音を聞かせてくれていました。取り換えてみると、なるほどオイルのイメージそのままとてもまろやかな音です。まろやかな中に繊細さもあります。低域は大らかで豊かな響きです。まだ使い始めなので、エージングが進むとどんな音になっていくのか分かりませんが、繊細な音が好きな人はASCのコンデンサの方がお値打ちに買えるのでいいかもしれません。ASC製コンデンサはプリアンプの方(右写真)へ引っ越しました。




    鳴らし始めに出てきた音は、「オイルを通すときっとこんな音になるんだろう。」と思うような感じの音でした。とってもまろやかな感じです。逆にいえば、ちょっとトロッとした重さを感じました。それが低音感にもつながっている感じもしましたが・・・。繊細感も感じられたので悪くはなかったし、オイルコンデンサの音調はこんな感じなのかなというのが第一印象でした。 数時間使ってみて,エージングの効果が出始めました。始めに感じたまろやかさが影を潜め、変わって艶を感じられる音になってきました。これはビックリです。繊細さだけならASC製のフィルムコンデンサも負けてはいないと思いますが、この変化はさすが高いだけのことはあると思います。交換して良かったです。CDを次々に聞いてしまいました。きっとまだまだエージングが進むと変わるのかもしれませんが、今の音にはかなり満足しています。
    コンセントを交換(2018,9) 前回のCDクリーナーに続き音質アップ作戦です。コンセントをパナソニックのWTF13123WKに交換してみました。数百円程度のコンセントなのでそれ程期待はしていなかったんですが、結構よくなりました。一聴して感じたのは音の滑らかさ。聞きこんでいくと繊細さもアップしてきます。取り付けるときにFケーブルをクリーニングしたことも良かったかも。ちなみに電気工事士の資格は持っております。
    CDクリーナー(2018,9) ハイレゾやネットオーディオなんかが流行りですが、僕はCDが好きです。学生時代の頃から聞いている数十年の付き合いのディスクもあります。問題なく聞けるんですが、ちょっとクリーニングでもしようと思い立ち、サンワのディスククリーナーを購入しました。合わせてレンズクリーナーも購入しました。使ってみると結構効果ありです。とてもクリアになりました。こんな音が入っていたんだと気づかされます。やっぱり掃除は大事ですね。
    acer Aspire one AOD260-N51B Sパート2(2018,8) 前回の続きです。SSDを購入しました。それ程バリバリ使うわけではないので悩んだんですが、一度SSD換装の作業をやってみたかったし、256GBで7千円程だったので、やってみることに。SSDの他に必要なものは、SSDをUSBでPCにつなぐためのケースと、クローン作成のためのソフト。ケースの方は千円程で購入できます。ケースは換装の作業後も取り出したHDDを入れれば外付けHDDとして使えて便利です。クローン作成ソフトは「EaseUS Todo Backup」の無料版を使わせていただきました。無料ですが全く問題なく必要な作業ができました。


    クローンの作成はいたって簡単でした。ただ終わった後で気づいたんですが、購入したSSDの方が元々入っていたHDDよりも数GB容量が大きかったので、その部分が未使用領域として残っていました。ソフトの設定をうまくやれば使い切れたのかもしれません。メモリを交換した時に一度バラしているので、取り外し&取り付けもスムーズ。起動してみると問題なくWindowsが立ち上がりました。拍子抜けするほど簡単にできました。起動後ディスク管理で未使用領域を使えるようにしました。

    ネットで調べてみるとWindows10はSSDとの相性が良いとのこと。でもHDDからSSDに交換した場合は、WIndowsを再インストールした方が良いという情報も。その方がSSD用の設定になるんだとか。どうしたものかと思いながら、一応Windowsを再インストールしました。

    肝心の交換前と交換後の違いですが、明らかに速くなりました。特にWindowsの起動と終了が速い。ブラウザの起動も速いけど、起動後のネットサーフィンはそれ程でもないかな。ストレージの読み書きは明らかに速いです。CPUは非力でメモリは2GBなので爆速とは程遠いですが。これはかなり快適になりました。
    acer Aspire one AOD260-N51B S(2018,7) オーディオとは関係ないですが、覚え書きで記録しておこうと思います。

    妻が使っていた「acer Aspire one AOD260-N51B S」というノートパソコン。2010年に購入。もう使わないと言うのでもらいました。

  • 画面サイズ 10.1 インチ(1024×600)
  • CPU Intel Atom N455 1660 MHz
  • RAM容量 1 GB
  • HDD容量 250 GB
  • OS Windows 7 Starter(32bit)

    とりあえず、リストアして工場出荷時に戻します。「Windows 7 Starter」は少し前に流行ったネットブック用OSらしいです。Windows 7の簡易版(軽量版)といったところでしょうか。上記のような非力なPCでも割とサクサク動きます。
    Windowsアップデートが始まると「セキュリティ面を考えWindows 10へのアップデートを推奨する」といったメッセージが出てきました。それはそうでしょうが、間違いなく重くなりそうです。でもいざとなれば、工場出荷時(Windows 7 Starter)に戻せるのでやってみることにしました。WIndows 10への無償アップデートは終了しているんですが、今でも問題なくできます。検索すればやり方はいくらでも出てくるので手順は書きません・・・インストール中に「データ」「アプリ」「データ+アプリ」のいずれを引き継ぐか選択する画面がありましたか。「何も引き継がない」を選択。つまりクリーンインストール。無事にアップデート完了。動作は全く問題なさそうですが、案の定重いです。とても使う気にはなれないくらいです。Windows 7に戻すか、何とかWindows 10を軽量化していくか。それともリナックスでも使ってみるか。せっかくなので、Windows 10でいくことに決め、とことんシェイクアップ。

    やってみたことは、

  • 表示をシンプルにパフォーマンス優先
  • 不要なアプリの削除 ※1
  • バックグラウンドプログラム・サービスの停止※2
  • Microsoft Compatibility Telemetry(OSの改善等のためマイクロソフトがデータを収集)の無効化(タスクスケジューラー>Microsoft>Windows>Application Experience)
  • ハードウェアリソースを使い切る・・・節電のため控えめになっていたCPU等の機能をフル活用(電源オプションの詳細設定)
  • GUIブートをオフ
  • ファイル検索のためのインデックス設定をシンプルに
  • 他のPCからダウンロードを許可するをOFF(Windows Update)
  • ページングファイル+tempフォルダを別ドライブへ
  • マイドキュメント+サブフォルダを別ドライブへ

    ※1「不要なアプリの削除」といっても、クリーンインストールなので特に何も入れていません。インストールされているのは、Windows 10に初めから入っているアプリたちです。ビルトインアプリというそうです。「Windows PowerShell」というシェルを使ってアンインストールしました。OneDriveを始め使いそうもないアプリが盛りだくさんです。しかし・・・アンインストール後しばらく使っていると、何と消したはずのアプリたちが再度インストールされているではありませんか。しかもゲーム等新たなアプリまで・・・。調べてみるとWindows 10の仕様らしい。勝手にインストールされるなんて、まるでウィルスのようなアプリたちを何とかしたいと調べてみると「アプリの自動アップデートを無効」にすることで勝手にインストールされなくなるとのこと。入れておきたいアプリがあっても更新されなくなってしまいそうですが、無効の方が精神衛生上良さそうです。

    ※2「無効にしたサービス」
    Connected User Experiences and TelemetryMicrosoftに各種の情報を提供する
    Delivery Optimizationコンテンツを配信サービス
    Diagnostic Policy Service障害が発生したとき診断を行う
    Diagnostic Service Host障害が発生したとき診断を行う
    Diagnostic System Host障害が発生したとき診断を行う
    Distributed Link Tracking Clientネットワーク内のNTFSボリュームのリンクを管理する
    Remote Access Connection Managerリモートネットワークへの接続
    Secure Socket Tunneling Protocol Serviceリモートネットワークへの接続
    Touch Keyboard and Handwriting Panel Serviceタッチキーボード
    Windows Biometric Service生体認証サービス
    Windows Media Player Network Sharing ServiceMediaPlayerのネットワーク共有

    最後に

  • ディスククリーンアップ
  • デフラグ

    でスッキリ。結構体感速度は上がりました。メインで使っているPCと比べたら当然遅いですが、使えないこともない程度にはなりました。さて1番の問題は何に使うかです。バッテリーも古いので、コンセントなしで何時間も使うのは無理そうですが、軽量コンパクトさを生かせるといいかな。



    もう少しスピードアップしようとメモリーを買いました。今のメモリーに追加したいところですが、ソケットは1つなので、交換です。でも1GB→2GBで倍増です。BIOSもWindowsもしっかり認識してくれました。これでまずまず使えるようになりました。でもこうなるとさらに欲が・・・。SSD化もしてしまおうかな。このPCの使用頻度が上がったら考えよう。
    購入したメモリーは、「Eee PC 1001PXD/1011PXシリーズ増設交換用のDDR3-SDRAM S.O.DIMM 2GBメモリー(バルク新品)」送料込み1980円。

    SDカードを差し込んでも反応なし。ドライバが必要。Acerのホームページで探してみるとWindows10用はないけど、Windows7用があったのでダウンロードしインストール。無事読み込みました。Windows10が持っているドライバで動作しました。
  • FF105Wバスレフ VS FE127EIIバスレフ(2018,6) FF105Wバスレフは思いの外いい音を響かせてくれています。とても繊細でクリアです。音の輪郭がくっきりしています。気持ちラウドネスがかかったような音にも聞こえます。バスレフポートに少し詰め物をしてもいいかも。お陰で低音の不足感はないですが、FE127EIIバスレフに取り換えてみると、さすがに一回り大きいので全体的な音のゆとりを感じることができます。でも解像感はFF105Wバスレフの方が高音も低音も上です。FF105Wバスレフと比べると若干輪郭のクリアさには欠ける感じもしますが、不思議と余韻や静寂感はこちらの方が上です。聞き疲れしない優しい音です。甲乙つけがたいです。
    ウッドポケットさんカットサービスを再開(2018,5) FOSTEX FF105WKでバスレフを製作しました。
    しばらく愛用してきたのがFE127EIIFE167Eのバスレフです。言うまでもありませんが、高域の伸びは一枚上手です。低域はといえば、大きいユニット程期待はできませんが、意外と量感のある音を聞かせてくれます。技術の進歩を感じます。それ程大迫力な音でなくてもいいのであれば10cmでも十分に楽しめそうです。


    ところで、今回の製作もウッドポケットさんにカットを依頼しました。spedを使っていただいている縁で特別にカットしていただきましたが、依頼した時点ではカットサービスはやめにしているということでした。とても残念です。が、何と「カット材対応も手作りスピーカー支援の為再開しました。」とのメールを頂きました。スピーカー工作好きとしてはとてもうれしい情報です。多くの方にウッドポケットさんを利用して頂けたらと思います。ついでにエンクロージャー設計支援ソフトspedも、ぜひ使ってやってください。
    FOSTEX FF105WK(2018,4) FOSTEXのスピーカーユニット、特にFEシリーズの軽快な音が好きです。FOSTEXというとΣやEn辺りでバックロードホーンというのもいいかなと思いますが、最近少し気になっているのがFFシリーズ。FEシリーズと比べるとどうなんでしょうか。バスレフ仕様のFE7シリーズと比べても、mmsやQtsの値が大きいので、多少軽快感は落ちるのかなという気もしますが、ネットで検索してみるとなかなか好評です。
    ラインナップは8cm,10cm,12cm,16cm,20cm。FOSTEXお馴染みのパターンです。現在FE127EIIFE167Eのバスレフを愛用中です。同サイズでもいいですが、最近よく聞いているのが女性ボーカルなので8cmや10cmを使ってみようかな。一点突破的なら8cmでもいいかもしれませんが、バランスを考えると10cmでしょう。
    最近はカメラの方に夢中でスピーカー工作はご無沙汰でした。今年は久しぶりに作ってみようかな。製作の詳細はこちら
    ケーブル類を交換(2018,3) ケーブル類を交換しました。
    電源ケーブルはAT-PC600(オーディオテクニカ)、ラインケーブルは88760 RCA(ベンデル)、スピーカーケーブルは6NSP-Granster 2200α(ゾノトーン)です。「ケーブルで音は変わるのか」といった議論をよく耳にしますが、確かに変わりますね。一度に変えてしまったので、どのケーブルでどう変わったのかは分かりませんが、解像感が確かに増しました。まだちょっと硬い感じがしますが、エージングで柔らかくなると思います。ケーブルにお金をかけるなら機器の方にかける方がいいという考えもありますが、バランスが大事でしょう。
    スピーカーケーブルの末端処理を、今までは捩ってはんだ付けしていましたが、今回は写真のように処理してみました。ホームセンターで買ってきたFケーブルを巻いてはんだ付けし、最後に熱収縮チューブで覆いました。自己満足的感想かもしれませんが、いい効果が出ているような気がします。目的は、音質対策というよりも、掃除のしやすさUPなので、かなり満足しています。

    Denon DCD-2500NEを購入(2018,2) Audio analogueの「primo cd vt」。イタリアのAudio analogueというメーカーの製品で、真空管を使ったCDプレーヤーです。13年くらい使ったかな。今まで使ったCDプレーヤーの中では最も長く使いました。
    そして次に購入したのがDenonの「DCD-2500NE」です。ちょっとハイエンドに足を突っ込みそうな機種ですが、もちろん中古で購入。本当は、弟機の1600NEの方を考えていました。Amazonで新品が9万円弱です。こちらでも僕には十分なクオリティだと思いますが、10万円程の2500NEの中古を見つけ、このくらいの差ならこちらにしようと決めました。2016年製なので前の人が1〜2年使ったくらいでしょうか。見た目は新同品で通用しそうなくらいきれいです。音の第一印象は、とてもクリアでS/Nが高い。システム全体がグレードアップされたかのようです。さすが高級機です。十分以上のグレードアップになりました。でも電源ケーブルがちょっと短くて(1.5m)コンセントまで届かなかったので、押し入れにあったたぶんパソコン用?のケーブル(2m)を代用しました。DCD-2500NEにパソコン付属のケーブルでは残念過ぎるので、ケーブルを別途購入してグレードアップしてみようと思います。

    FOSTEX FEシリーズ(2017,8) しばらくスピーカー工作から離れています。とはいっても関心がなくなったわけではなく、また作りたいという気持ちもあります。2009年に作ったFE167Eのバスレフと、2010年に作ったFE127EIIのバスレフが大変気に入っており、大きな不満もないので、次に作りたいスピーカーを決めかねているともいえます。
    どちらもいわゆる防磁タイプのスピーカーユニットです。後継機があれば使ってみたいと思ったかもしれませんが、残念ながら生産終了品です。FEシリーズが好きなので現行品でいえばFE166EnとFE126Enです。どちらもバスレフで使うと間違いなく低音不足になることでしょう。今使っているFE167EのバスレフBOXにFE166Enを取り付けた場合をspedでシミュレーションしてみると、やはり低域が下がり、さらに中高域が上がるという典型的なハイ上がりな特性になりそうです。同様にFE127EIIのバスレフBOXにFE126Enを取り付けてみるとさらに顕著な特性になりました。でも12cmの方はちょっと厳しそうですが、16cmの方は使えなくもないかもしれません。若干ボヤッとした感じもあるFE167Eなので、もう少し引き締まってくれるのかも。それとも、今ある箱をそのまま使おうなんてセコイことを考えず、低域を欲張らない設計で新しく作ってみるのもありかな。
    なんて考えているこの頃です。

    高DPIって(2017,7) 〜spedの文字サイズを変更できるようにしました。〜

    最近のモニターは解像度がとても高くなってきました。データ量が多ければ高解像度な映像を楽しめるわけです。でもそうじゃなければ、広い画面の中にぽつんと小さく表示されるか、拡大して表示し荒くなってしまうかということになります。古いアプリを最新のPCで使うとにじんだように見えることがあります。これはまさに拡大されて荒くなってしまったことによります。
    spedも古いアプリ?に分類されるので、そのまま使うとWindowsによって少し拡大され、にじんだような感じになります。これを防ぐには、sped.exeを右クリックし、プロパティ>互換性>高DPI設定の変更>高DPIスケール設定の上書きにチェックを入れます。これで拡大されなくなり、きれいに表示されますが、当然小さくなってしまいます。spedを古いアプリから卒業させて高DPIに対応させればそんなことをしなくてもいいんですけれど、spedを作成したプログラム環境が少しばかり古いので、ちょっと無理っぽいです。とはいっても最新のプログラム環境で作り直すなんて気力も時間もないです。何とかならないものかとあれこれ考えてやってみたことは、文字サイズを変更できるようにすることです。先ほどの方法でWindowsが勝手に拡大しないようにしておき、spedの表示>文字サイズ>大を選択すれば見やすくなるというわけです。ちょっと修正は大変そうですが、僕もちょっと?老眼が始まっているので、小さい字は見にくいです。お盆休みの間にやってみよう。

    やってみるとこれが結構大変。文字サイズが大きくなるとレイアウトを見直さなくてはなりません。スペース確保のために基本のウィンドウサイズを大きくしました。タブレット等小型のモニターでは画面に収まらないと思います。通常のノートパソコンくらいなら問題ないと思いますが。無理なら今まで通りの表示>文字サイズ>小を選択してください。

    プログラムをあちこちいじり回すうちに、不具合をいくつか発見。直しましたが、結局いじればいじるだけ、新しい不具合を作っているような気にもなってきます。
    sped Ver4.20(2017,2) 『SILKYPIX Developer Studio Pro8 Beta』がなかなか良かったんですが、とにかく重い。使っているパソコンの調子も気になるところがあったので、スペックアップのため新調しました。新しいSILKYPIXがさくさく動きます。ちょっとキーボードが使いにくいんですが、慣れれば大丈夫かな。
    OSはWindows10です。spedを起動してみると、フォントが変わっているからでしょうか、ずいぶんレイアウトが乱れています。ということで久しぶりのspedバージョンアップ。久しぶりすぎて、ソースを見てもよく分からないぞ。いろいろいじっているうちに少しずつ思い出し、何とかレイアウトを整えました。でもWindows7の方で起動すると微妙な感じでもありますが。プログラムは難しい。新しいspedをアップしました。
    Kona Linux light(2015,9) 前回に引き続きオーディオとは全く関係ない話です。少しはあるかな。
    Windows xpパソコンが1台あります。処分してもいいんですが、久しぶりにLinuxでもいじってみようかと思い、いくつかディストリビューションをインストールしてみました。試してみたのはVine Ubuntu Debianなど有名どころと軽量Linux色々。数年ぶりなので画面構成などが結構あちこち変わっていることに気が付きます。最終的?に良さそうかなと思ったのがKona Linuxのlightバージョン。CPUはPentiumですが、さくさく動きます。画面もなかなかクールでかっこいいです。軽量Linuxはいくつか出ていますが、当然軽量化を図ると使い勝手や見た目が犠牲になることはしばしば。でもこのディストリビューションはいいです。とはいえそこはLinux。いつものことながら一発ではなかなかうまくいかないものです。今回は音が出ません。ミキサーの『External Amplifier』のチェックをいじって解決できました。ログイン時に鳴るサウンドを止めようと思ったんですが止め方が分からず、調べてみると/usr/share/sounds/konaにある音声ファイルのシンボリックリンク(ショートカット)の方を削除すればよいとのことだったのでやってみました。無事停止。
    さらに/etc/lightdm/lightdm.confに以下の部分の#を外して自動ログインにしました。
    autologin-user=ユーザー名
    autologin-user-timeout=0
    windows 10 アップデート(2015,8) windows 8.1のタブレットで、spedがとりあえず動作することを確認しました。とはいっても、タッチパネルなど新しい環境には対応できていません。技術的にも時間的にも僕の能力を超えています。
    そうこうしているうちに、windows 10が出てきました。windows初の無料アップデート(1年間)ができるということで、試しに現在のwindows 7からアップデートしてみようかどうしようか。機器やソフトの対応は当然保証がありません。でもちょっと試してみたい。調べてみると、何でも1ヵ月以内なら元の環境に戻せるとか。そういうことならやってみてもいいなあということで、アップデートしてみました。数時間ほどかかりましたが、無事に完了。ところがやけにディスクトップ上の文字が汚い。これは自分のコンピュータとの相性が悪いのか、それとも速度優先のためにフォントを簡易なものにしてあるのか、まさか不具合なのか。調べてみるとネット上に同じような書き込みがたくさんありました。
    結局、新しいwindowsに魅力は見出せず、1時間もせずに復元処理をしました。そのうちsp2でも出てくれば、もう少し良くなるのかもと期待しつつ。個人的には、ver 7以前のwindowsの方がしっくりきます。とはいえ、もう戻ることはないんでしょうね。慣れればきっと使いやすいんでしょうけれど・・・。
    spedを修正(2015,6) 昨年プロバイダを変更したした時から、spedのアップデート機能に不具合が出ていました。プロバイダのサーバーがlinuxで改行コードがLFであったことが原因のようです。spedはWindowsアプリなのでダウンロード後CR+LFに修正する必要があります。しばらくそのままにしておいたんですが、少し時間ができたので、久しぶりにspedのソースをいじって修正しました。本当に久しぶりだったので、プログラミングのノウハウも忘れかけていて少々手間取りました。でも何とか修正し、Ver4.18をアップしました。他の部分に変更はないので、アップデート機能が不要なら旧バージョンのままでも良いと思います。というか、アップデートの回数がめっきり減ってしまったし、次のアップデートはいつか分からないので、自己満足の修正かもしれません。
    いい物を長く、いい音で使いたい(2014,3) 最近カメラに夢中で、オーディオの方はご無沙汰でしたが、久しぶりにオーディオ誌を購入しました。オーディオ「お助け」ハンドブックという本です。副題には、チェック&メンテ、修理と中古・ビンテージ案内「いい物を長く、いい音で使いたい」とあります。この本の中で紹介されていた端子クリンとパンドー29Dを購入し、使ってみました。これは効果ありです。情報量がぐんと増えた感じがします。ぜひお試しあれ。
    現在使用中のCDプレーヤーは、2006年に購入しました。2度、修理に出しています。プリアンプとパワーアンプは2002年に製作したもので、コンデンサや真空管など劣化していると思われる部品を交換しながら使っています。以前は、数年もすると新しい音を求めて買い換えていたんですが、それを思うと現在のシステムは僕の中では長く愛用しているといえます。いつまで使えるのか分かりませんが、メンテナンスしながらもうしばらく使っていきたいと思っていた所でたまたま本屋さんで見かけ、つい買ってしまいました。物を大切に・・・なんておこがましいですが、長く愛用できる物に出会えるというのは幸せなことであると思います。
    カーオーディオ(2013,8) 同級生が床屋をやっているので、いつもそこでカットしてもらっています。彼もいろいろといじるのが好きなので床屋の仕事場にはいつ行っても何やら壊れた?直しかけの?機械類が置いてあります。隅の方にカーオーディオが何台か山になっていました。そういえば妻のスズキの軽自動車のカーオーディオが壊れていたことを思い出し「スズキのはある?」と聞いてみると1台あるとの返事。動作保障はないとのことでしたが、ただでもらってきました。



    さっそくインターネットでコネクタの配線を調べ、押入れから蓑虫クリップやらDC電源やら持ってきて配線。問題なく動作OK。久しぶりにオーディオをいじった気分に浸りました。今度スズキKeiに取り付けようと思います。




    Keiに無事に取り付け完了し、動作確認OK。妻はKeiでCDが聞けると喜んでくれました。

    CDプレーヤー故障(2013,6) 昨年のBDプレーヤーの故障に続き、CDプレーヤーも故障してしまいました。ディスクを入れると毎回のように「DISK ERROR」が出ます。何度かトライすると読み込んで問題なく音楽は聴けますが・・・。
    8年ほど使ってきたAudio Analogueの「PRIMO CD VT」です。真空管を出力段に使ったハイブリッドCDプレーヤーです。真空管アンプと組み合わせて使ってきましたが、とても音楽性豊かな音を聞かせてくれます。8年になるので買い換えてもいいかなと思いましたが、気に入っているので修理に出すことにしました。購入した名古屋 第1アメ横ビルのノムラ無線に送りました。無事直ってくるといいです。



    修理できたとメール連絡が入ったので受け取りに行ってきました。修理費17,850円。CDメカユニットを丸ごと交換したとのこと。ディスクを問題なく読み込んでくれるようになりました。よかった。
    CDメカユニットは以前の物とは違う新しいバージョンの物で、前面にあった小さな穴(CDが出なくなった時に押す部分)は使えないそうです。問題がある時は自動でCDを排出するということです。さらに、トレイのクローズ時、閉まる寸前に少し減速して閉まります。ちょっとかっこいい。音は新品的?な音です。エージングが必要かな。
    BDプレーヤー故障(2012,9) デノンのBDプレーヤーが故障してしまいました。DVDは問題なく見れますが、BDがNo Diskになったり、途中で止まって電源を切る以外どうしようもない状態です。メーカーに送って修理費を見積もってもらったら、何と49,560円。定価も結構な値段だから修理費も高くつくんだろうし、故障箇所の状態が分からないのでこんなことを言うのもどうかと思いますが、新しい物に買い換えろと言っているように思えてなりません。大事に使いたいのはやまやまですが、買い換えることにしました。デノンはやめて、買ったのはパイオニアの2世代前のBDプレーヤー、BDP-LX53。新品で1万7千円ほど。さっそく映画を見てみましたがデノンと比べて、特に見劣りすることもないかなと思います。こちらの方が身の丈にあっている気もします。



    デノンのプレーヤーは破棄しようかと思ったんですが、修理して売ったらどうだろうと考え、いくつか買取屋さんにあたってみました。すると2万円程。修理費49,560円なので、これでは赤字です。他にも調べてみると5万5千の値をつけてくれた所があり、これなら5千円程の収入になります。さらに調べてみると6万円で買ってくれる所がありました。1万円戻ります。他にも交渉すればさらに高く売れるのかもしれません。購入する時もそうですが、買取をお願いする場合もいろいろ調べてみるべきだとつくづく思いました。
    卓上ロボット掃除機(2012,9) 本屋さんで付録付きの雑誌を買ってきました。付録付きの本、子どもの頃ずいぶん楽しみにしていたことを思い出します。
    オーディオ工作ではないです。大人の科学Vol.33という雑誌で、付録は『卓上ロボット掃除機』。キットになっているので自分で組み立てます。1時間ほどで完成できました。この卓上ロボット掃除機すごいんです。電子的なセンサーや制御はいっさいありませんが、テーブルの上を落ちないで掃除し続けるんです。物に当たったり脱輪したりすると、ギアを巧みに使って方向転換し再び前進します。1つのモーターで前進、方向転換、吸引を行います。こういったアナログチックなメカにとても惹かれます。ギアを変えながら動き続ける姿を見ていて感心するばかりです。どんな人がこんなものを考えるんでしょうか。本当にすごいと思います。

    ピンケーブル交換(2012,9) プリアンプを手前に置き、パワーアンプをスピーカーの間に置いているのでその間をつなぐケーブルは3mと少し長め。この長さのメーカー製のピンケーブルは簡易的なものは安いですが音質を意識すると結構高くつきます。ということで今まで自作のケーブルを使っていました。といっても安いピンケーブル用のコードにこれまた安い端子を付けたもの。アンプのリフレッシュもしたので、この際もう少しいいケーブルにしたいと思い、ネットで検索しました。ケーブルにそれ程お金をかける気はないので三千円程度と考えて、選んだのはaudio-technica AT7A64/3.0。amazonで送料込み2,436円。音質を意識した設計になっているにもかかわらず比較的お値打ちと思って選びました。
    さっそく交換してみてビックリ。真空管を交換したのと同じくらい効果的です。前のケーブルをかなり安く済ませていたということなんでしょうけれども・・・。情報量が増えました。でも少しきつさを感じます。ケーブルにもエージングが必要ですね。床にまだしっくり這わないですし・・・。2,436円でこの効果なら満足です。機器に付属のケーブルなどで済ませている方は試してみるといいかもしれません。ケーブルにそれ程お金をかけたくない人でもこのくらいの出費ならいかがでしょうか。ケーブル長は0.7m 1.3m 2.0m 3.0m 4.0m 5.0m。
    真空管とフルレンジ(2012,9) 現在、CDプレーヤーもプリアンプもパワーアンプも真空管式のものを使っています。音も気に入っているんですが、やっぱり真空管の独特な雰囲気も好きです。10年使った真空管アンプの真空管と電解コンデンサを交換しリフレッシュしました。少しくたびれていた音もすっかり元気に。こんな作業ができるのも真空管アンプのいいところです。
    スピーカーは8cm〜20cm辺りのフルレンジやウーハーでずいぶん工作してきました。市販のスピーカーも何台か使ってきました。ずいぶんあちこちしましたが、最近は12〜16cm辺りのフルレンジが自分に合っているかなと思うようになりました。今手持ちのスピーカーは、FostexのFE127EUとFE167E、JordanのJX92Sの3つ。中でもFE167Eがとても気に入っています。とても繊細で音楽性豊かな音を聞かせてくれます。生産終了になってしまったのが残念です。次がFE127EUで、こちらの方が万能タイプ。口径12cmと小さいですが弾力のある低音で力不足は感じません。こちらも生産終了。JordanのJX92Sは僕が購入したユニットの中では最高級品。実力も半端ではないです。聞くのに気合が必要?Fostexの方が気楽に聞けます。
    真空管とフルレンジ。とても魅力的な組み合わせだと思います。
    真空管エージング(2012,9) 真空管アンプの電解コンデンサと真空管を交換して1週間になりました。エージングが進んできた感じです。高域のきらきら感が気になっていましたが、徐々にしっとりとしてきました。なかなかいいです。Mullardいいですね。Siemensの方が繊細な感じ。Mullardの方が艶やかな感じ。どちらもいいです。
    これでまた10年使えそうかな。

    12AX7で他に気になるのが、Siemensと同じビンテージ管のRCA。こちらもどんな音がするのかちょっと使ってみたい気がします。
    真空管アンプリフレッシュ工事(2012,8) 愛用している真空管アンプ(プリアンプパワーアンプ)も製作して10年になります。クリアで繊細な音質はフルレンジとの相性もよく気に入っているんですが、最近何となく音に冴えがなくなってきました。10年も使えばこんなものかなと、部品を交換することにしました。さっそくネットで検索。

    まずは電解コンデンサ。製作して10年。当時あった部品が今では生産終了になっている部品もあります。とはいっても代わりになる部品はあります。困ったのは電源のブロックケミコン。シャーシの穴のサイズがあるのでパッケージのサイズが違うと・・・。今まで使っていたのは日本ケミコンの450V/100μFでφが30mm。このコンデンサは今はありません。550V/100μFというのがあるけれどφは35mmでシャーシの穴に入りません。あちこちあたって探して見つけたのは、容量は大きいですが径が同じというもの。JJの500V/200μFでφが30mm。平滑用コンデンサなので容量が大きい分には問題なかろうということでこれに決まり。

    そして肝心の真空管。プリアンプのSiemens12AX7はMullardに変更。パワーアンプ初段松下2AX7も同じくMullardに変更。プリ管の松下12AU7はJJに。パワー管2A3は中国製でしたがちょっと欲張ってJJに。
    Mullardの12AX7もJJの12AU7も以前の管より一回り太っちょです。見た目もきれい。新しいんだから当然ですが。JJの2A3は見た目も大きく頼もしいですが、他社のものよりも一回り大きいです。音質を優先して作られているとか。ちょっと楽しみですが、ラックに入らなくなります。ラックも自作なので仕切り位置を変えて対応しようと思います。

    左から「Mullard 12AX7」「JJ 12AU7」「Siemens 12AX7」「松下 12AU7」。


    左から「JJ 2A3」「中国製 2A3」。JJが大きいのか中国製が小さいのか?




    まずは電解コンデンサをすべて交換しました。音を聞いてみると変化ありです。繊細さが戻ってきました。でも何だか弱々しく、力の抜けた感じにも聞こえます。そして真空管をすべて交換。低音に厚みが出てきました。でも高域の少しきらきらした感じが気になります。それではと真空管を順に戻してみるときらきら感の原因はMullardのようです。
    Mullardはワイドレンジな印象で繊細感も感じられますが高域のきらきらした感じが少し気になります。こういう音が好きな人もいるでしょうし、もしかするとエージングで落ち着いてくるかもしれませんが・・・。それぞれ以前使っていたSiemensと松下に戻すと低域の伸びが減る感じですが、繊細で落ち着いた音になりました。特にプリアンプのSiemensの影響は大きそうです。やっぱりSiemensいいですね。それ程気になるわけでもないし、Mullardの方がワイドレンジで安定感がある音なので、しばらくMullardでエージングを進めてみようと思います。
    JJはクリアです。プリ管の性質をうまく引き出している感じがします。


    コンデンサ(2010,10) カップリングコンデンサやカソードのバイパスコンデンサーを交換してみようかとネットで調べてみると、いろいろなコンデンサがあります。でも全部試してみるわけにもいかないし、オーディオ用のコンデンサは結構高価なものが多いです。1本だけならまだしも何本も買うとなると・・・数千円くらい・・・。これはもう少し検討してからにしよう。
    FOSTEX P650(2010,7) 雑誌Stereoの2010年7月号にスピーカーユニットキットの付録が付きました。即購入。
    ユニットを使ってスピーカーシステムを作ったことは何度もありますが、ユニットを作るのは始めてです。


    説明にある通りの手順で製作。
    作業そのものは特別難しいということはありませんでしたが、ボンドの量が慣れないと…。足らないと強度不足。多いとはみ出してきたない。特にエッジ部分。


    音は裸で鳴らした感じは、まさに小口径フルレンジ。盆休みに箱を作ろうかな。
    子どもたちの夏休みの工作なんかにもぴったりかも。

    ターンオーバー周波数を変更(2010,4) トーンコントロールのBASSのコンデンサ4700[pF]に同容量のコンデンサを追加してターンオーバー周波数を下げてみました。オレンジドロップのコンデンサです。
    トーンコントロールでより太い低音を得られるようになりましたが、ちょっと重たい。
    やっぱり元の方がいいかなということで外しました。もう少し小さめのならいいかも。
    せっかく買ったコンデンサなので元々付いていた4700[pF]を外してオレンジドロップの方にしてみました。

    カソード抵抗(2010,4) 2A3のカソード部に使ってあるセメント抵抗器。これを巻線抵抗器に変えてみました。でもいまいち。何となくすっきりしない音で、即もとに・・・。

    電源コード(2009,11) プリアンプの電源コードが固めで床に這ってくれないので、CDプレーヤーのコードと写真のように一緒にしてみました。さらに、太い方のコードが自重でコンセントから抜けそうになるので本棚に金具で固定しました。コード間の電磁的な干渉があるかなとも思いましたが、意外にも音質が良い方向へ変化。制振効果があったかな。

    ボリュームを外してみる(2009,10) プリアンプを通してパワーアンプにつないでいるのでパワーアンプにボリュームは不要。前からそう思いながら使っていましたが、何となく後回しに。シャーシから外すと穴が見えてしまうので配線だけを外して、入力端子からダイレクトに電圧増幅用の真空管へ配線してみました。これは効果的です。負帰還回路から外したコンデンサも元に戻しました。

    負帰還回路(2009,10) EL34のアンプは2A3に比べるとゆったりしたところがあり、それはそれでいいけれど高域がもう少し伸びるといいかなという気がします。
    直熱管と傍熱管の違いがあるので仕方ない面もありますが、回路を確認してみると、負帰還用の抵抗器には1500[pF]のコンデンサが並列に入っています。位相補正用のコンデンサだと思います。[pF]なので高い周波数の負帰還の量に影響を与えているんだろうと思い試しに外してみました。すると高域方向で伸びやかな感じが出てきました。たぶん歪みも増えたのかな。でもこの伸びやかさは捨てがたい。ということでしばらくコンデンサを外した状態で様子をみようと思います。

    真空管風USBサウンドアダプタ AS301(2009,10) ひとつの箱の中に仕切りを設けて2つのユニットを取り付けました。一応バスレフでステレオです。バッフル面はコルクシートを張ってみました。上にはこちらも自作の本立てが乗っていて、いい重しになっています。
    パソコンにつないでBGMを聞くのにちょうどいい感じ。アンプはエレキットTU-870。 パソコンのイヤホンジャックから音声を取り出していましたが、AS301というUSBサウンドアダプタを使ってみました。イヤホンジャックからの音に比べるとノイズが少ないです。写真のように真空管風です。真空管ではありませんしパッケージはガラスではなくプラスチックのようです。通電すると発光ダイオードが青く光ってきれいです。
    エレキットのTU-870にしてもAS301にしても大変センスがいいし、お値打ちで良いものだと思います。

    スピーカーベース(2009,10) FE167Eバスレフを若干持ち上げたかったことと振動対策のためにスピーカーベースを作ってみました。ちょうど良いくらいの石の端材があったのでこれにブチルゴムを巻き、さらにビロードを巻きました。気持ち繊細さが増したような・・・。

    イコライザ(2009,9) かなり前の雑誌、たぶんStereoかな。小型スピーカーの製作記事で、不足する低域を補うための簡単なイコライザ?が載っていました。抵抗器とコンデンサを使った回路です。いわゆるハイカットフィルタです。中高域のレベルを下げ、相対的に低域のレベルを上げるというわけです。スピーカーに抵抗器とコイルの並列回路を加えて、同じような役割をさせる方法もありますが、コイルよりコンデンサの方が安く手に入りますし、抵抗器もセメント抵抗器のようなワット数の大きなものも必要ないので手軽です。当時使っていたスピーカーで試したことがあります。確かに低域のレベルは上がりましたが、生気のない音になってしまったことを覚えています。
    FE167Eバスレフはトーンコントロールでもいい線かなと思いますが、ちょっと遊びで作ってみました。抵抗器とコンデンサは手元にたくさんあるのでいろいろと変えてみた結果、次のような回路がいい感じです。作りながらどうせなら可変できるようにしたらおもしろいだろうと考え、10kの抵抗器を固定5kと可変5kの直列にして、さらに値の違うコンデンサを取り付けてスイッチで切り換えられるようにしてみました。
    フルレンジらしさが薄れウーハーっぽい音かなという気もしないでもありませんが、トーンコントロールで調整するよりもフラット感があります。


    プリとメインの間に入れています。抵抗器の数値はプリアンプの出力インピーダンス、メインアンプの入力インピーダンスを考慮して決める必要があります。また、メーカーの保証対象外になると思うので自己責任で行う必要があります。
    14cm(2009,9) 12cmのフルレンジはなかなかバランスがいいと思ったけど、16cmもいい。高域と低域のどちらを優先するかという感じです。そこで思ったのは14cmクラスのフルレンジってあまり見かけないということ。FOSTEXのフルレンジやウーハー製品を見ると、8,10,12,16,18,20,22cm・・・どうしてだろう。14cm。売れるような気がするんだけど。

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