コラム -職場のトラブル・職場のお悩み解決します-
営業の人へ (20180302)
私は開業する前は、営業事務、経理事務など、事務ばたけでした。
もくもくとパソコン作業をするので手は動いていますが、
神経は、会社の中の人間関係や、取引先、セールスマンなどの動きに
敏感に反応していました。
それが毎日なので、だんだんと人の本質が見えてきます。
営業マンのあなたは、取引先の会社に行ったとき、
ちゃんと事務員さんにまであいさつをしていますか?
いつも電話をとりついでもらっている事務員さんを無視し、
決裁権者にしかあいさつをしていないようですと、
いい情報があっても、わざわざ教えてもらえないでしょう。
お茶をいれてもらったとき、
きちんと目を見てお礼を言っていますか?
当時は常にお茶を入れていました。
それが当たり前になっているのか、お礼をきちんと言う人はマレでした。
つまり、社長や部長にばかり愛想を振りまくのではなく、
いつもいろいろとよくしてもらっている事務員さんにも、
人として当たり前のことをしておいた方がいいですよ、ということです。
そうすれば、事務員さんはあなたのファンになってくれます。
味方になってくれます。
何かヘマをやらかした時に、
「まあまあまあ・・・」ととりなしてくれるのです。
「社長は●●時には戻りますよ。」
とありがたい情報を流してくれるのです。
「この会社さんの商品、評判いいですよ」と、
その営業マンの会社をプッシュしてくれるのです。
どんな状況、どんな関係でも、「感謝」を表すことは大事ですね。
最後は自分を助けてくれます。
私も今はお客様のところに行き、お茶を出していただく側にいます。
過去の経験を活かし、感謝の心を忘れないようにしたいと思っています。
イラスト:おちゃも
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