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コラム -職場のトラブル・職場のお悩み解決します-

嫌われるのは覚悟?   (20180216)



誰だって部下から嫌われるのは嫌ですよね。

でも、部下が自分勝手なことをしたとき、
秩序を乱すようなことをしたとき、
ミスをしたのに反省せずまた繰返したときなど、
「ここぞ」というときに、その部下に嫌われるのを覚悟で叱るのが
リーダーだと思うのです。

逆に、「ここぞ」というときにきちんと叱れないリーダーの方が、
結果的には嫌われる、信用されなくなります。



私の中でずっと印象に残っている人は、
「ここぞ」というときに厳しいことを言ってくれた人です。
その人のお陰で道を踏み外さずに済んだと思っています。



確かに、言われたときは反発します。

でも、冷静になったときに、誰に言われたかではなく、
「何を言われたか」という部分に焦点をあてるようにし、
そして悔しいから二度と言われないようにする為に努力し、
その結果、成長出来て、お客様から支持されるようになり、
周りからも認めてもらえたときに、すごく達成感というか自信がついたものでした。


誰でも、人から嫌われるようなことは言いたくない。
できれば、多少のことは目をつぶって無難に過ごしたい、というのが本音でしょう。


でも、黙認や甘やかすことがその人のためにならないことであったり、
組織の秩序を乱すことであったり、
また取引先やお客様に迷惑をかけることであれば
毅然と言わなければならないし、それが出来るのがリーダーだと思うのです。


そういう意味ではリーダーは嫌われ役です。
どうせだったら大いに嫌われましょう。
いいじゃないですか、単なる「役目」なのですから。


そのように割り切った方が自分も楽になるし、
周りも「あえて嫌われ役に徹しているのね。すごい!」となります。

みんなが言いたいことを代弁してくれているわけですから、
周りから感謝されるでしょう。


ただし、言い方には気をつけます。


イラスト:おちゃも



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