コラム　－職場のトラブル・職場のお悩み解決します－

話を聴く 　　（20180115）

職場には、価値観、考え方、年齢、性別、育った環境の違う人が集まっています。
社長さんにとっての「常識」が、必ずしもみなさんの常識とは限りません。

逆に、社長さんの考え方が「非常識」と思われているかもしれません。

「大人なんだから、これぐらい言わなくてもわかるだろう」
は通じないようです。

逆に、従業員がどう考えているか、社長さんもわからないはずですし…。



そんな毎日のすれ違い、勘違いから、さまざまな不満が生まれ、
後に「トラブル」として現れてきます。

はじめは個人的な不満だったものが、たまりにたまり、
「残業代が払われていない、休憩がきちんと取れない、上司の指示の仕方はパワハラでは？」　
と世間一般に認められている大義名分で攻撃してきます。
本当の不満は隠して。


このような状況になってから、相談を受けることが多いのですが、
その根本原因は、相手の話を聴いていないことに尽きる気がします。
コミュニケーション不足です。


お互いにきちんと向き合い、話し合えば、
ほとんどは早期に解決できると思えるような内容だからです。



まずは、時間を少し作って、１人１人の話を真剣に聴いてあげてみてください。

「わざわざ時間を割いて、私の話を聴いてくれるんだ」という社長さんのその行動が、
相手の頑な心を溶かす最初の一歩になります。


イラスト：おちゃも

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