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コラム -職場のトラブル・職場のお悩み解決します-

埋まらないギャップ   (20171129)



名選手、名監督にあらず    
この言葉、本当によくわかります。

上司から見たら部下の仕事ぶりは未熟で頼りない。
「それぐらいのこと、俺が新人の頃は自分で調べたりしてやり遂げたもんだ。」
と考え、部下に駄目だしばかりする。


確かに社長になる人、上司になる人はそれなりに優秀で経験もあります。
でもそれを基準に考えすぎると、人は育たない。


部下というのは、上司が育てたように育つものです。
励ましもせず、丁寧に教えもせず、やみくもにダメ出しばかりすると、
部下は自信を無くし、または反発して問題社員化します。


良い意味でも悪い意味でも、
相手は自分を写す鏡といいますが、
トラブルになっている上司と部下を見ると、やはりその通りだなと思います。


上司と部下の間でトラブルが起こり、こう着している状態であれば、
一度、客観的にこれまでの態度や行動を見つめ直してみるといいかもしれません。
相手の立場に立って、自分のこれまでの行動を見つめ直してみる。

自分が変われば、相手も変わる。
時間はかかるかもしれませんが。

その手本を示すのが上司の役割のような気がします。


イラスト:おちゃも




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