コラム -職場のトラブル・職場のお悩み解決します-
何も言わないからいい? (20171030)
社長と従業員のギャップで一番多いなと感じること。
≪社長≫
従業員が何も言わないのは、自分に対して何も不満がないから。
だから、今のやり方を変える必要はない。
≪従業員≫
社長に何も言わないのは、
「言ってもどうせ聞いてくれない」「自分の考えに自信がない」
「怒られそう・・・」「くびだーって言われそう」などなど。
「どうしても我慢できなくなったら辞めればいい。今はどこも人手不足だし」
この違いを受け入れられる社長さんと、受け入れられない社長さんとでは、
その後の展開に差が出てきます。
物事がうまくいかないとき、
「いまのありのまま」を受け入れないと、一歩も前に進むことはできません。
謙虚に受け入れられない人は、
「これまでの自分のやり方は間違ってない」
「悪いのは自分じゃない、従業員たちだ!」となります。
それでは、「ありのまま」さえ見ることができません。
そして、周りの人は疲弊してどんどん離れていきます・・・。
従業員が何も言わないのは、
「自分を受け入れているわけではないのかもしれない」
「言いづらいだけかもしれない」と考えられるようになれば、
そのギャップは埋まっていくかもしれませんね。
イラスト:おちゃも
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