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コラム -職場のトラブル・職場のお悩み解決します-

私が考える社労士のだいご味  (20171002)



社労士の仕事は、社会保険や労働保険の手続きだけだと思っている人が多いようですが、
私はこのような手続き業務はあくまで「付随業務」だと思っています。

付随業務だけど、法令等に則ってやらなければならない手続きだし、
それが直接会社や従業員のみなさんの利益に直接影響するので、
責任重大な仕事だと思っています。


その定例業務の一つに「給与計算」があります。

給与計算自体は社労士でなくても出来ますが、
その過程を通じて労務管理の問題点が見えてきます。
それが「出勤簿」または「タイムカード」です。

それを元に、気になったことを訪問した際にお聞きすると、
「案の定」というようなトラブルが発生したりしています。


そういった場合には、このような給付が受けられますよ、
このようなトラブルが発生するリスクがあるので
今のうちにこのような対策を練っておきましょう、という話に繋がるのです。


こういった労務管理の立て直し、見直し、リスク管理の仕事が、
社労士のだいご味のような気がしています、私は。
それを知り、見立てる手段が給与計算だったり、
手続き等の定例業務だったりするわけです。


そこから、いろいろな問題点や、逆にその会社の特長が見えてくるので、
それを伝えたり提案したり解決したりして、いつの間にか経営者のパートナーとなっている。

それを実感出来る時に、「社労士をやってて良かった」と心から思えます。

イラスト:おちゃも


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