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コラム -職場のトラブル・職場のお悩み解決します-

予防と治療  (20170912)

みなさんは、病気の「予防」と「治療」のどちらにお金をかけたいですか?

私は、予防にお金をかけます。

食べ物、それを補うサプリ、そして適度な運動。健康診断は毎年受け、健康管理を怠らない。


それでも、病気になる時はなるとは思いますが、何もしないよりは発症率は下がるでしょうし、発症したとしても軽くて済むのでは? と思っています。


一方、結果的に治療にお金がかかってしまう人もいます。

たとえば、普段は欲望のままに暴飲暴食、夜更かしをし、周りの注意喚起には耳を貸さず、「病気になったらちゃんとやるよ」という人でしょうか。


実際病気になれば、治療費、入院費、手術費とお金がかさむだけでなく、治療のために仕事も出来なくなる。元気がなくなり、周りも悲しむ、、、という結果になる。


予防には、上記の他に、さらなる効果があります。それは、他の病の発症を防ぐということです。

たとえば、血液をさらさらにしておくと、脳梗塞、心筋梗塞、高血圧・・・・等々を防げるなどでしょうか。(たぶん)


 一方、治療はあくまでもその病気オンリー。しかも、副作用もあるでしょう。その治療のために体力も低下し、更なる病気が発症する可能性もあるのではないでしょうか。



この考え方は、労務問題にも言えます。

労使トラブルは起こって当たり前で、その前提で対策を講じる必要があります。

それが、リスク管理であり、「予防」です。

その効果は、トラブル削減だけでなく、従業員のモチベーションアップ、さらには業績向上に繋がっていきます。


一方、たとえば「法律は自分だ!」などとやりたい放題のことをしていると、従業員から恨みを買い、サービス残業だ、パワハラだ、有給休暇だ、、、とトラブルが勃発します。 
対応を間違えると、裁判沙汰にまでなる可能性があります。

その間、仕事どころではなくなり、いい人材も辞めて行き、廃業への一途・・・・・。


さて、どちらがいいでしょうか。


イラスト:おちゃも

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