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2003(H15)   

12/31(水)晴れ後曇り

 掃除 片付け
 とうとう今年も暮れて行きます。
 振返っても過ぎた日々は朧です。<過未無体> 来る年もまた朧。
 「今」でさえ不確かな時代。そんな希薄な時代に確かな物を求めようとする方が
 無理というものでしょうか。
 不確かな物の最たる物のひとつのインターネット。
 このサイトを始めて一年になります。不確かな中にも確実なものが幾つかありました。
 おぼろげなこのサイトでも批評して下された方、応援して下された方、メールで問合せを
 して下された方、等々、「はじめまして」 で始まる人間のリンクが確実に存在する事を
 実感した一年でもありました。いささか不純な動機で始めた自分を恥入るもしばしばです。
 多数のsilent visitor の存在も確信することが出来ます。
 そんな皆様にも深く感謝を申上げつつ今年最後の日誌とします。ありがとうございました。
 来る年が皆様にとって最良の年となりますようお祈り致します。

 

12/30(火)晴れ

 自宅の庭の手入れオタフクナンテン
 昨日に続きマキの生垣の刈り込みと雑木の枝打ち作業だ。
 生垣の切屑は細かいがそれほどの量ではない。多いのは
 枝打ちしたタブノキで枝が太く大きいので結構な量になってしまった。
 夕方までに小型トラックで四台畑に運んだ。
 昨日と今日の2日間でどうやら形だけは整えた。完全ではないが
 一応庭だけは正月を迎える準備が出来た。
 さて、今年最後の写真をUP。オタフクナンテンです。普通の南天の
 様には大きくなりません。晩秋から春の4月頃まで葉が真赤に色付き
 よく目立って綺麗です。正月用の寄植えによく使われたりします。
 冬場の花の無い時期には大変目立ってインパクトのある存在です。
 日当りが良いほど発色します。写真はH0.4 W0.4の大きさの物。

 

12/29(月)晴れ

 自宅の庭の手入れ
 マキの生垣の刈り込み作業をする。高さは3mほど。家の周囲の
 東西北の3方向、つまりコの字型に生垣があるので合計すると
 100m位の長さになる。単純計算すると3m×100mで300uと
 いうことになる。これは表面だけの面積でこれに裏面と天端面を
 加えると大変な事になるが、実際には隣家との境の生垣なので
 片面は隣家の方で手入れする事になる。隣家は西側と北側なので
 東側は両面の手入れとなる。ややこしい。
 タブノキ等の雑木も防風樹として何本かあり、それらも枝打ちしなければ
 ならない。全部を片付けるには無理があるので、半分は来夏に持越しと
 なると思う。大晦日は掃除や片付けがあるので明日一日の勝負だが
 そんなに力は入らない。なにせ家の仕事ではおカネにならない。

 

12/28(日)晴れ

 第4圃場 マツの手入れ
 朝方は厳しい寒さとなった。2cmほどの厚さの氷が張った。
 辺り一面霜が降りて真白だ。マツの葉の上にも霜があって少し作業が
 やりづらい。風が無いので体感的にはそんなに寒さは感じなかった。
 雲ひとつ無い青空で時間の経過と共に暖かくなった。
 休日ともなると都会の方から狩猟者がやってくる。昔で言う鉄砲射ちだ。
 今日は1組だけだったが以前は結構来ていた。この辺りは森が少ないので
 獲物はあまりいない。せいぜい山鳩や尾長鳥といったところだ。
 梯子の上で作業中に近くで突然「ズバーン」とやられるといい気持ちはしない。
 彼らは此方を確認しているのだろうかと心配になってしまう。いつぞやは
 散弾銃の鉛の弾がパラパラと降ってきた事があった。
 こちらが居ない時は植木畑に入って来るのだろう空の薬莢(やっきょう)が
 いくつも放置してある。プラスチック製なので、そのままにしておいても
 腐らないのでこちらで処分しなければならない。こまったものだが中には
 マナーの良い人もいて撃った後、ポケットに入れて持ち帰る人もいた。
 いつだったか茶菓子を置いていった人もいて面白かった。

  < 山鳩よみればまわりに雪がふる  高屋窓秋 >

 

12/27(土)晴れ

 自宅の庭の手入れ
 未明の雨で濡れた葉が乾かずマツの手入れが出来ないので
 自宅の庭の手入れをする。
 落葉樹の剪定他クロマツの小さいのが2本あるのでそれを手入れする。

 

12/26(金)晴れ後曇り

 第4圃場 マツの手入れ
 いよいよ今年も押詰ってしまった。あれよあれよの間だ。
 年内にマツの手入れを終える予定だったが少し残りそうだ。
 当初、楽勝と思っていたが何処で狂ってしまったのか、雨も少なく
 順調に仕事をこなしてきたつもりだったが。
 連日、朝から晩まで枯葉の除去作業が続いているので少々食傷気味だ。
 手も腱鞘炎が出てきそうなので心配なところだ。
 正月を前に自宅の庭の植木も手入れをしなければならないし、マキの生垣の
 刈り込みもしなければならないので、畑の作業も明日くらいまでとなるか。
 公務員は今日御用納めで9連休となる。一般サラリーマンも同様のところが
 多いのかもしれない。田舎に帰ったり旅行したりと、いいですね。ボーナスは
 今年はどうだったのでしょうか。厳しいところも多いと思いますが、正月前に
 花や植木の1鉢でも買って下さるとありがたいのですが。花屋さんには今
 年末年始用品がたくさん並んでいると思います。1鉢で心豊かになる事請合いです。

 

12/25(木)晴れ一時曇り

 第4圃場 マツの手入れ

 

12/24(水)晴れ

 第4圃場 マツの手入れ
 年末だと言うに暖かい日が続く。今年も暖冬の公算が強い。
 風も弱いので防寒具を脱いでの作業となる。すっかり晴れベースとなり
 一週間先まで雨の気配が無い。乾燥しているのでマツの枯葉も
 除り易い。何かと忙しい年末に天候の安定は有り難い。
 しかし、この暖かさで、本来春咲きの花木の花が咲き始めてしまった。
 ツバキ ネコヤナギ クロモジ ウグイスカグラ そしてリキュウバイも危ない。
 キンポウジュなどは秋からもう半数が咲いてしまった。来春はその分
 花数が減るので商品価値が下がる事になってしまうので厄介だ。
 年内にもう一度寒波が来るそうだが、冬は適当に寒くあって欲しいところだ。

 メリークリスマス!  皆さま、楽しいクリスマスをお過ごし下さい。
 恋人と過す人も、家族と過す人も、そしてたった一人のひとにも神のお恵みのあらんことを!

 

12/23(火)晴れブルーデージー(タンザナイトブルー)

 第4圃場 マツの手入れ
 右写真はブルーデージーの名で売られているタンザナイトブルー。
 6月に撮った写真だが、四季咲きで今でもポツポツ咲いている。
 花が無くても斑入りの葉が美しいので鉢花でも庭植えでも楽しめる。
 比較的寒さにも強そうだ。夏に挿し木したらよく根付いた。ホームセンターで
 6cm位のポット苗が180円ほどだった。植え替えたら直に大きくなった。
 ガーデニング用には優れた素材だと思う。

 

12/22(月)晴れ

 第4圃場 マツの手入れ

 

12/21(日)晴れ

 第4圃場 マツの手入れ

 

12/20(土)晴れ

 第4圃場 マツの手入れ
 強烈な北西の風が吹きつける一日だった。
 三脚梯子も角度が悪いと倒されてしまう程だった。寒さも今冬一番で
 この風だから体感温度はかなり低いに違いない。
 畑の北側の方のマツを手入れしていたが、とうとう我慢できなくなって
 10時過ぎには畑の南側の方にあるマツに移動した。
 大きい木と小さい木が混在しているので、小さくて背丈の低い木を
 手入れした。

 

12/19(金)晴れ

 友人とゴルフに行く。仕事は休み。

 

12/18(木)薄晴れ

 第4圃場 マツの手入れ
 晴れてはいたが薄い雲がかかったりして何かパッとしない。
 北風も強く嫌な天気だった。寒さはそれほどでもない。
 夕方4:30近くなって問屋さんからからTelがきて、明日の昼までに
 コニファー10本の注文があった。困った。
 明日は久しぶりのgolfで朝早くから出かけねばならないので掘れない。
 今日これから掘るしかなかんべと、うっかり受けちまってさあ大変。
 後15分もすれば暗くなる。根巻きの材料も車に積んでなかったから
 家まで取りに戻り再び畑にとって返した。
 小さなサイズのものだったので30分ほどで終了したが、辺りはすっかり
 暗くなってしまった。
 断ってもよかったが、問屋さんが他を探すのも大変だろう。この種類は
 他ではあまり栽培していないし、日頃お世話になっているしと、ついつい
 仏心と人の良さ(自称)が出てしまった。
 日誌には書かないが最近はこのような小口の注文が多い。1本2本でも
 お客さんの家まで届けなければならない時もある。赤字だが先を期待して
 のサービスだ。商売だから当然と言えば当然。だが
 その「先」の期間が近頃はずいぶん長くなったのは気のせいか。

 

12/17(水)曇り後雨後晴れ

 第4圃場 マツの手入れ他
 朝からどんよりした曇り空だったが次第に小雨となり終には
 本降りになってしまった。10:30頃帰宅した。お客さんが来たりして
 午前中は終わってしまった。
 午後からは急速に天候が回復して青空となったが、マツの葉が
 濡れてしまっているので枯葉取りは無理と判断、久しぶりにトラックの
 洗車をした。これは1年に1回の事だ。その他雑用で今日が終わった。
 今朝は今冬一番の寒さか初めて薄氷が張った。

 

12/16(火)晴れ一時曇り

 第4圃場 マツの手入れ
 よく晴れたが北風強く寒い。現在手入れしている場所は風隙の
 よい所なのでもろに北風を受けてしまう。防寒服のフードを
 すっぽり被っての作業だ。このフード、一旦被ってしまうと癖になり
 強風の時以外でもこれを外すと寒いような気がして離せなくなってしまう。
 厚着をすればこれも癖になる。軟弱な体を作るのは簡単だが
 風邪をひいては元も子もない。

 

12/15(月)曇り一時晴れ

 第4圃場 マツの手入れ03 植木組合 研修会 
 今日は曇ってしまったが寒さは無かった。それに珍しい事に
 南風が吹いた日中だった。
 夕方6時より、植木組合の研修会と忘年会があり参加。
 例年どおり30名ほどの出席者だった。(右写真)
 ずっと以前は仲間が集まると植木に関する情報交換が
 盛んに行われた。お客さんから注文を受けた樹木を融通しあったり
 直接の取引あり、何処に何の種類の樹木があって、通り相場が
 いくらいくら等、活発な遣り取りがあった。
 今は植木屋同士が集まっても植木の話があまり出て来ない。
 寂しい限りだが、不平不満や泣き言を言う人もいないから
 その点ではまだいいのかもしれない。
 えっ? 泣き言を言う元気もなくなったって? うぅーん・・・。

 

12/14(日)晴れ

 第4圃場 マツの手入れ
 今日から第4圃場に移動しての作業となった。
 この畑がマツの最後の手入れとなる。アカマツとクロマツが混在する。
 昨日に続いて今日も春のような穏かな天候だ。
 西の方角、遥か遠方には小さくも富士山が望まれる。薄いピンク色に
 輝いて、今年は雪が多そうだ。
 小さく見えてもその存在感は圧倒的だ。
 ここから富士山までは直線距離にして170km。冬場の晴れて澄切った空が
 広がる日にだけ見ることが出来る。
 手入れをしながら梯子の上から時々目を遣る。単純作業を慰めるように
 いつも同じ位置に同じように佇んでいる。
 富士山はいつ見ても何処から見ても素晴らしい。
 ずっと前、東名高速からまだ夜が明けきれぬ時分に富士を見たことがある。
 薄墨色の巨大な影のようなものが天を覆っていた(ような気がした)。
 裾を長く伸ばした富士山ではなかった。急峻な一面を強調したものだった。
 昔、一度だけ登ったことがある。
 巷間言われるように、富士山は登る山ではなく見る山だとつくづく思ったことだった。
 さて、今日の富士山も午後にはすっかりその姿を消してしまった。
 太陽光線の関係からだろうか、好天が続き他の風景は全く変わっていないのに
 富士山だけが魔法に掛かったように消えてしまった。不思議なものだ。
 その富士山も夕方には再び姿を現した。
 夕日が沈んだ後で、今度はそのシルエットが浮かび上がっていた。

 

12/13(土)晴れ

 第1圃場 クロマツの手入れ
 暖かい終日だった。師走の好天は何故かありがたい。
 急ぐ旅でもなし、こんな日は梯子の上はのんびりとした天国だ。
 仕事は単調だがその分、気を使う必要もない。雇われ人ではなし
 お客様に賃金を貰うわけでもなし、ノルマもなければ期限もない。
 百姓冥利に尽きるが、これで金と暇があれば言う事はないが・・・
 世の中、金を取るか時間を取るかで大きく分かれるところだろう。
 私の友人で時間を取った奴がいる。
 月に何度も夫婦で旅行に出る。勿論、金をあまり掛けない形の
 小旅行だが、まあそれが趣味だから他を節約しているのだろう。
 自営だが仕事を積極的には求めない。
 夕方は早めに仕事を切上げて、こよなく愛するお酒との語らいだ。
 ・・・・・・・・・・・・ウウウゥゥゥ〜ン・・・ どうだろな〜 むずかしいな〜
 まあ人それぞれだが、貧乏性の自分には出来そうもないことは確かだが
 羨ましいともそんなには思わない。
 それなら毎日ゴルフはどうだ・・・ 金と暇も好きなだけやる・・・ と言われても
 それも少し違うし・・・ と中学生レベルの頭脳の幸福な自分を発見した。

 

12/12(金)小雨後曇り

 朝方は小雨で、それも直に止んだが、今日は作業は休みとする。
 マツの葉が濡れてしまって枯葉取りが出来ない状態だ。
 午前中はお客さんのところへお歳暮を持って行ったり、集金などで
 何軒か廻ったが、どこも今日は畑の作業をしているところは少なく
 片付けや雑務といったところだ。多量の雨で畑での仕事は極めて限定的だろう。
 個人邸の手入れをしている植木屋さんは時節柄忙しそうだ。この雨で予定も
 狂ってしまうことだろう。植木生産者は全体として暇そうだった。
 午後からは街に買物に出た。

 

12/11(木)曇り後雨

 AM 第1圃場 クロマツの手入れ PM 雨で休み
 朝からどんよりとした空だった。気温も今冬一番の低さと予報では
 言っていたが、風がないのでそんなには寒く感じなかった。
 この地方は真冬でもそれほど気温は下がらないのだが、問題は風で
 北東風が強く吹くとかなりの寒さとなる。茨城県の鹿島灘から吹き込む
 風は軟な精神ではもたないくらいだ。吹曝しで、しかも梯子の上となると
 体がガクガクと震えるほどになる。
 なまじ温かい地方と言うイメージがあるものだから防寒具も中途半端
 なので余計に寒いのだろう。
 午前中の仕事が終わり昼食に家に帰っている間に雨が降り出してしまった。
 午後からは休みとした。これが家業の良いところでもあるが
 休めない方には少し申し訳ないような気がしますが、まあ 1ヶ月まるまる
 休めない時もありますから・・・・・ では、ごめんなすって!

 

12/10(水)晴れシクラメン

 第1圃場 クロマツの手入れ
 シクラメンの写真を今日はUPします。
 8日のツバキの花に似ていませんか。偶然ですが家族が近くのスーパーで
 買ってきたものです。15cmプラ鉢で価格は680円。良品です。
 小売価格でこの値段だと、生産者は一体いくらの手取りとなるのだろうと
 つい心配してしまう。これだけにするには手間隙かかるだろうにと。
 こんな田舎でも花が結構売れるのだそうだ。
 値段が安くなったのが最大の要因だが、ささやかなものに幸福感を
 見出そうとする心の表れか、単なる精神的金銭的余裕か。

 < 恋文は短かきがよしシクラメン  成瀬桜桃子 > 

 

12/9(火)晴れ

 第1圃場 クロマツの手入れ
 晴れて暖かい日和が続く。今年も暖冬なのだろうか。
 野外作業の人間には有難いことだが、社会経済的には冬はやはり
 寒さが強い方がいいのだろう。
 天気が良いと梯子の上に居ても気分が良い。景色も良い。
 この季節、成田空港に着陸する飛行機が九十九里沖から次々とやってくる。
 北風の時の着陸はこの方向になる。この辺は滑走路への進入路の2〜3km
 東側に当るのでよく見える。
 夕焼けを背景に5機も6機も数珠繋ぎになって空港に向って降りて行く。
 飛行機がポッカリと浮かんでいるような気がするそんな長閑な風景だ。
 周囲は何の変哲もない田園風景だが、それでも四季折々の表情を見せる。
 <見飽きぬものは、子供の顔と田舎の景色>と言う。
 冬ざれて何の刺激も無いのだが、小さい時から見慣れているので
 気持ちが落ち着く風景である。若い時には退屈な風景であった。

 

12/8(月)晴れ玉の浦

 第1圃場 アカマツの手入れ
 今日の写真はツバキの<玉の浦>という種類。本来は春咲きですが
 圃場では今ちらほらと咲いています。狂い咲きとか返り花とか言います。
 白い覆輪の入り方がいろいろで、右写真のよりもう少し白が多く入った方が
 良いかもしれない。好みですが。
 この種類が出た時はツバキのひとつの革命とも言われました。
 何が革命か私にはよくは分かりませんが。とにかく画期的だった事は
 間違いないのでしょう。(この種を元に他を掛け合わせるとか?)
 他の種類もいくつか咲いています。今年は夏があんな具合だったので
 植物への影響もやや大きかったと言う事でしょうか。
 春の花を今・・・と思ったのですが、今日撮ってきたものですから・・・。

 

12/7(日)晴れ後曇り

 第1圃場 アカマツの手入れ
 暖かい日和となった。風も弱いし気温も高い。
 昼前には2枚の上着を脱いだ。
 第1圃場の隣には千両とカラタチバナを栽培する植木仲間の圃場があるが
 今、出荷の最盛期だ。入れ替わり立ち替わり車が出入りして積み出している。
 今年は千両の実付きがいいようだ。逆に値段はいまひとつとのこと。
 7寸より6寸 5寸の小さい物のほうが需要が強いと言う。何処も同じだ。

 

12/6(土)曇り一時晴れ

 親戚の法事に参列 仕事は休み
 午後3時頃に帰宅したが、そのまま半分ダウン状態で
 デジカメでHP用の写真を同業者の所に撮りに行く予定だったが億劫になり
 あっさりやめてしまった。お酒に弱いワタクシではあります。
 夜、近隣部落(50軒ほど)の総会兼忘年会があり出席。
 少し寒気がしたので早めに切上げる。いささか疲れて珍しく早寝。
 田舎の付合いも大変だ。

 

12/5(金)曇り後小雨

 AM 第3圃場 クロマツの手入れ PM 小雨が断続的となり休み
 朝からどんよりと曇り肌寒い一日だった。午後からは小雨となり
 抵抗感無く炬燵に潜り込んでしまった。
 手入れの時期は緊張感が無くなって人間がだらけてしまう。
 旭市の農業資材屋さんが集金にきた。
 話を聞くに、この時期比較的暖かいため野菜の成長が早く
 そのため価格が暴落しているとのこと。野菜農家は大変な思いを
 していると言う。暖かいと鍋物などへの需要が少なくなるので
 余計に悪循環となってしまう。
 これについては、夕方のニュースでも取り上げていたからこの地方
 だけの問題ではないようだ。

 

12/4(木)晴れ

 第3圃場 クロマツの手入れ

 

12/3(水)曇り

 第3圃場 クロマツの手入れ

 

12/2(火)晴れ

 第3圃場 クロマツの手入れ
 今日はよく晴れあがった。久しぶりの太陽はありがたい。
 それにしても3日間よく降ったものだ。3日連続雨というのは1年に
 1度あるか無いかだが、これだけの雨量は珍しい。
 畑そのものには水溜りは無いが作業通路は水浸しで車を入れることは
 できなかった。
 3日休んだので気分はリフレッシュ。天気も良いので野良人の天国。

 

12/1(月)雨

 コニファー掘り 休み
 朝から夜まで止み間なく雨が降り続いた。
 今日で3日連続だ。今日もぶらぶら過ごすかと思ったところに
 10時頃になって至急の注文が入り畑に出ることになった。
 雨合羽を着用してローソンヒノキ(コルムナリス)を16本堀上げた。
 雨の日はスコップに土がこびりついて作業しづらいが至急の
 注文となればやらざるを得ない。雨合羽を着るのは久しぶりだったが
 寒さはそれほどなかったので、腹を括って一旦動き出せば普段と
 変わらないものになる。辛いのは合羽を着る前までだ。
 午前中で作業は終わり、午後からは再びダラリとした人生に戻った。

 

11/30(日)雨                                  このページのトップにもどる

 雨で仕事は休み獅子ゆず&温州みかん
 昨日に続き今日も雨。特に午前中は激しく降った。
 二日続きの休みも良いもの。これが出荷の最盛期だったら
 気が気ではないだろうが今の時期なら心底休める。
 11月も今日で終わり明日から師走だ。

 < あたたかき十一月もすみにけり  中村草田男 >

 右写真は獅子柚子。大きい物は直径20cmにもなる。(温州蜜柑と対比)
 実用性は普通の柚子と変わらないが、これは飾りにもなるし
 お風呂に入れると10日ほどもつ。昨年は当り年で100ヶほど
 収穫できたが今年は30ヶ位のものだった。近所や知合いにお裾分け。

 

11/29(土)雨

 雨で仕事は休み
 朝からの小降りの雨も次第に勢いを増し、午後からは
 土砂降りになってしまった。11月にこんなに雨の日が多いのは
 記憶にない。例年だと晴れが続き乾燥して、一雨欲しいと
 思っているところだ。
 さて今日も何となく終わってしまった。充実感なし。

 

11/28(金)曇り

 注文のアカマツ堀上 第3圃場 クロマツの手入れ
 AM 昨日の続きで残りのアカマツ2本掘り上げて配達する。
 雨を心配したが昨日より雲が高くていい感じだった。予報では
 9時くらいから降り出すと言っていたから当てにならないものだ。
 予定より早めに終了したので午後からクロマツの手入れをする。
 明日は本降りになるとの予報だが、これもどうだか。
 (追)アカマツ掘り取りの写真をUPしようと思っていたが
 写真1枚撮る余裕もないほど忙しく動き廻っている。
 あまり良い事ではないと反省しつつ今日も暮れて行きました。

 

11/27(木)曇り

 注文のアカマツ(造形物)を堀上
 予定より出荷が早まり、今日からアカマツを掘ることになった。
 このアカマツは自然仕立の造形樹で公共緑化用のみならず
 個人邸にも植栽可能な優良品だ。
 今回は東京都内の公園に植えられる予定になっている。
 25日に多量の雨が降ったので、バックホーで土を深く掘り過ぎると
 ジメジメとしてくるので加減を見て掘り下げる。
 地下水位が高いときは(大雨の後など)1メートルほど掘っただけで
 水が湧き出すこともある。今日はそこまでにはならなかったが
 地下足袋が幾分濡れる程度にはなった。
 夕方までに3本を堀上て町内の植木問屋さんに配達する。
 明日は残りの2本を掘るが、午後からまた雨になりそうだ。

 

11/26(水)晴れ

 第3圃場 アカマツの手入れ
 今日でこの畑のアカマツの枯葉取りの作業はほぼ終了した。
 後はクロマツの手入れとなる。

 

11/25(火)雨

 朝から雨で仕事は休みとなった。
 よく雨が降る。
 夏の天候不順だけでなく、今年は一年を通して雨の多い年と言える。
 畑は適度な湿り気があるのが一番良いが、乾きすぎるよりは
 どちらかと言えば湿り過ぎ位のほうがまだいい。
 当地は砂土が主な土質なので排水は良すぎるほどだ。だから
 かなり大雨が続いたとしても数日で復旧できる。
 逆に、梅雨明け後の渇きにはずっと泣かされてきた。毎日々々、炎天下に
 水掛け作業に追われることになる。夏以外でも移植物や根回し物は
 少しでも乾かすことは出来ない。一度でも水を切らしたら終わってしまう。
 その意味で今年は植木栽培には水掛の手間が省けた良い年だった。
 しかし冬に向うこの頃になると、流石雨が続くと空も暗くて気分も滅入るので
 明るい太陽が有り難く思える。自然は自然だが人間は勝手だ。

 

11/24(月)曇り一時晴れ

 第3圃場 アカマツの手入れ

 

11/23(日)曇り白侘助椿

 第3圃場 アカマツの手入れ
 予報が外れてどっぷりと曇り空が広がった。
 北風も強く吹き、昨日とは打って変って真冬を思わせる気候となった。
 今日の写真はシロワビスケ椿。誰でも知っているワビスケ椿の代表種だ。
 11月から1月位まで少しずつ咲き続ける。小輪で清楚、凛とした気品。
 茶花としても昔から親しまれ愛されてきた名花中の名花だが、近年その
 素晴らしさを解する審美眼の退潮が著しい日本人ではあります。

 

11/22(土)晴れ後曇り

 AM 第3圃場 アカマツの手入れ PM お客さんが来て小エンカイ
 午前中は暖かい日和。上着を脱いでの作業。よく晴れて風も穏かで
 こんな日は仕事も捗り楽しい。これから気温が下がり北風が
 吹くようになると手入れ作業も辛い。
 午後は東京近郊に住む姉家族が来て仕事は休みとなった。
 帰りは沢山のお土産を車に積み切れない程積み込んで行った。
 野菜 米 山菜おこわ 柚子 その他の食品類 鉢植木諸々と・・ああ。

 

11/21(金)曇り後晴れ

 第3圃場 アカマツの手入れ
 気温が20℃を越すような暖かい日和になった。夕方までスポーツシャツ1枚で
 充分なほどの陽気だった。昨日の寒さとの格差は異常とも思える。
 現在手入れしているアカマツの商談が成立した。
 予てから見積りを提出していたが紆余曲折の末、何とか双方合意した。
 H3m〜H5m C05m〜C06mのもの5本だ。
 かなりの年数を手入れしていたので経費倒れの感は否めないが
 このご時世では致し方なかろうて。むしろ師走を前に予期せぬボーナスが
 入ったと嬉しさの余り感謝感激雨霰・・・って古いね俺も。

 

11/20(木)雨

 朝から雨で仕事は休み。
 14日にゴルフで休んだから、週に2日も休めるなんて天国だ。
 取り急ぎの仕事もないし気分までゆっくりする休養だった。
 天気に左右されるその日暮らしの稼業なので、計画的な休みが
 取れないのが難点だが、こんな日は至福の時である。
 ただ一日中ボケッとしていると時間の経過が異様に早い。
 忙しい時には、休みの日にはあれもしようこれもしようと思うのだが
 いざ急に休みになると何も手につかない。親戚が来て皆でお茶を飲み
 しゃべってお終い。

 

11/19(水)曇り

 近所の造園屋さんに頼まれて八日市場市の個人邸の植木の手入れに行く。
 他所の仕事をするのは珍しいことなのだが、浮世の義理でたまにはそんな
 こともある。
 伺ったお宅には、2m程の高さのクロマツ モチノキ株立ち5m マキ2、5m
 のいずれも枝付け物そしてヤマモモ モッコク スダジイの4mの透かし物が
 あり、その他小物類があった。
 それを3人で夕方までに何とか仕上げた。4時半を過ぎると今日のような日は
 薄暗くなり始めるので、何かに追い立てられる様な心境で作業する。
 透かし物は2年ぶりの手入れで切落とした枝がかなり出て2t車2台分あった。
 自家作業とは違って多少なりとも気を使うので幾分疲労感あり。

 

11/18(火)晴れ後曇り

 第3圃場 アカマツの手入れ
 比較的暖かい一日だった。湿度が低い(乾燥している)ので
 枯葉が簡単に落ちるので手入れがし易い。これが雨の降った翌日などの
 湿った状態ではこうは行かない。同じ手入れでも気候条件によって
 作業性は大きく変わってくる。これからの季節はマツの手入れに適した
 気候条件が続く。

 

11/17(月)晴れ

 第3圃場 アカマツの手入れ
 強い北風が吹き荒れた終日だった。木枯らし1号と
 なったのだそうだ。気温が低くはなかったのでそれほど寒さは
 感じなかったがいよいよ晩秋から初冬へと季節が動き始めた様だ。

 

11/16(日)晴れ

 野栄町産業祭に植木組合として参加する。
 例年どおり青年部がシクラメン等鉢花や果樹苗木を販売。
 婦人部が植木類花木を販売する。

野栄町産業祭1 野栄町産業祭2 

 人出は例年並に多かったが各テント売店は売上額は落ちてしまっているようだ。
 花や植木も当然ながら大きく前年を下回った。
 田舎では不況時でもこのようなイベントの時は財布の紐が緩むのが普通だったが
 どうもそうではなくなったらしい。

 

11/15(土)曇り

 第3圃場 アカマツの手入れ
 また天気が下り坂のようで今日は一日中曇り空だった。
 三脚梯子の上に居てもそんなに寒さは感じなかった。
 手入れは植木の掘り取りの様な重労働ではないが、空中に身を置くので
 やはり気疲れする。細かい手作業なので根気の要る仕事でもある。
 植木屋の三脚梯子はやはり木製に限る。
 現在ではアルミ製の梯子が主流になりつつあるが、昔から使いなれた
 杉丸太で作った物が使い易い。適度な撓(しな)りがあるので体重移動の際の
 衝撃を和らげてくれるので疲れない。短時間の使用では分からないが
 長時間毎日乗っているとよく分かる。
 バランスもとりやすいし、倒れる角度や重心の位置も体得してしまえば
 かなりの無理も利く。
 一方、アルミ梯子は丈夫で軽いのが特長だ。肥った人でも安心して乗れる。
 屋外に放置しても腐り難いので長い年数を使い続けることができる。
 購入時に高額でも耐用年数を考えれば割安だ。木製のものは材料費は安いが
 製作に結構手間隙がかかるので人件費を計算すると割高となる。
 しかし作業性ではやはり木製のほうが上回る。倒れ難さでも実は木製に
 軍配が上がる。アルミは構造上どうしても重心がより高いところにきてしまうようだ。
 それに撓りが少ないので転倒の限界が掴み難い。(これが決定的)
 安全性を重視するあまり、必要以上の材料が使われて結果的に重量が増してしまっている。
 一般用にはこれで良いとしても、プロ用にはもう少し簡素で使い易くして欲しいところだ。
 15年ほど前、景気の良かった頃、我家でも大小5脚のアルミ梯子を買った。
 2.5間(4.5m)のもので7〜8万円もしたが今では物置の中で埃を被っている。

 

11/14(金)晴れ

 植木組合のゴルフコンペに参加 仕事は休み
 久しぶりのゴルフだった。気の置けない仲間達とのゴルフは
 楽しいものだ。天気も良かったしスコアもそこそこでストレス解消になった。
 天気が良すぎてもったいない程。今日の様な天気の良い日には
 それなりの仕事があったのだが、その点が少し気掛りだった。
 植木の仕事は融通のきくものが多い。今日明日の時間を争うといった事は
 生産現場では滅多にないが、中にはそんな時もある。
 もう出荷はほぼ終わり気分的には余裕のある季節なのだが時には
 一刻を争う気分の時もある。「閑中忙あり」?

 

11/13(木)晴れたり曇ったり

 第3圃場アカマツの手入れ
 今日よりマツの手入れを始める。
 主に枯葉の除去が中心となる手入れ方法だ。透かしや揉み上げ等の
 手間の掛かる手入れはしない。生産現場なので必要最低限の方法で
 済ませる。マツの本格的な手入れはお客さんの庭に入ってから
 行うのが普通だ。もっとも最近はお客さんのところでもそんなに手間を
 掛けきれず植木屋の圃場と同程度の手入れの所も多い。
 マツの手入れはピンからキリまでで、手を掛けようとすればいくらでも
 掛ける事が出来る。もちろん掛ければ掛けるほど仕上りは良くなる。
 良く手入れされたマツは美しいものだ。
 美しいマツを眺めて終日を過ごす。極めて贅沢な風流だが近頃は
 そんな経済的な余裕も精神的な余裕も失ってしまった。

 

11/12(水)晴れ時々曇り

 ハウス内作業他
 やっと天候が回復して青空となった。2日間の雨で畑はどこも
 作業が出来る状態ではないのでハウス内の雑用をこなす。
 夕方Faxで今日の市況が入った。
 枝物は相変わらずの安値だったが、小物類はまずまずの相場と
 なっている。ホーリーは季節柄良く健闘している。11/9に紹介した
 ツバキの赤西王母は高値だった。季節物でも万両は安値。
 寒椿は良。その他ムラのある相場展開とはなっている。

 

11/11(火)雨

 今日も雨で仕事は休み。
 11月にしては天気の崩れる日が多い。今日は外出したが
 けっこう人出はあった。私のように雨の日は仕事にならない人が
 少なからずいるのだろう。現場仕事の人は大変だろう。
 植木屋も暇な人、そこそこ仕事がある人と様々だが、個人庭の
 手入れをしている植木屋さんはこれから年末に掛けて忙しく
 なるのだろう。手間取り仕事があるのが今は確実で一番良い。
 植木の生産は売上は落ちても経費はそれほど変わらないので
 割が合わない。流通問屋さんも扱い量が減って苦しいところだ。
 でも皆仲間は頑張っている。比較的年配者は余裕の表情。
 大変なのは若手中堅の仲間達で表情も硬いし真剣だ。

 

11/10(月)雨

 埼玉の植木市場へ
 小雨が降ったり止んだりの終日だった。気温も低い。
 雨合羽を着用しての作業となった。仕事中は寒さは感じないが
 植木を降ろして並べ終わり体をあまり動かさなくなると流石に
 12月上旬並の気温が身に染みる。
 出荷量は例年並と思はれる。時期的にやはり1品種あたりの
 出品数は少ない。新種の出荷も早くなった。紅葉の美しい
 スズランノキ等も出まわってきたしマホニアチャリティーも出ていた。
 季節的にはクリスマスに向けてのモミノキ等が目立った。

 

11/9(日)曇り赤西王母

 市場出荷の枝物の手入れ及び積込み
 朝一番に投票を済ませて、天気が下り気味だったので
 市場出荷の積込みを優先させた。今回は枝物に加えて
 クリスマスホーリーの数が多いので積み難かった。
 クリスマスホーリーは背丈が低い割に葉張りが強くて枝も硬い。
 コニファーやサザンカ類ならどんどん重ねて積み上げることが
 可能だがこの木は厄介だ。今は実が沢山付いているので
 余り乱暴に扱うわけにもいかない。
 右写真 今日は秋咲きツバキの赤西王母(アカセイオウボ)の紹介です。
 9月の日誌で紹介した西王母の赤色のもの。素人さんはヤマツバキと
 何処が違うの?と思うかもしれない。ヤマツバキは野趣溢れて素朴だが
 これは気品の違いと言っていいだろう。濃い紅色ではなく鮮やかな赤だ。
 This is red(?)という感じ。因みに白西王母というのもある。

 

11/8(土)薄晴れ

 朝、注文の植木を町内の問屋さんに配達 市場出荷の枝物の手入れ他
 今日も暖かい。11月に入ってこれだけ気温が高いのは記録的との事。
 例年だと晴れの日が続いて乾燥ぎみになるのだが、今年は定期的に
 雨が来る。植物には良いが、どうも週末に天候が崩れるのがパターンで
 明日も余り良くないらしい。土日の天候は園芸物や植木の売れ行きを
 大きく左右するので切実だ。花市場もこのところ低調のようだ。
 低調と言えば、明日は総選挙の投票日だが、私の住むこの田舎では
 今ひとつ盛り上がらない。選挙カーも滅多に来ないし運動もさほどないようだ。
 政権選択の重要な選挙とのマスコミの喧伝もいま少しピンとこない。
 重要な選挙である事は解っても身近に感じなくなったのは、やはり
 選挙制度が中選挙区から少選挙区に変わってからだ。
 各党の公認候補は一人なので政党の色分けだけが前面に出て
 政治家個人の資質やキャラクターが二の次となり面白味がない。
 これなら比例配分のみでも良いと言ったら言い過ぎか。
 何れにしても選択肢は確実に狭まった。何事も多様化の世の中なのに。

 

11/7(金)曇り

 市場出荷の小物掘り クリスマスホーリー 太郎冠者 赤西王母 秋の山
 昨日の雨で圃場の作業通路には所々にまだ水溜りが残っているが
 畑は植木を掘るには支障はない。
 今日もバカ暖かくて第4圃場は薮蚊が出て少し悩まされた。
 この薮蚊の発生については「雑記帳」に詳述したので興味のある方は
 参照されたい。

 

11/6(木)雨後晴れ

 昨夜からの雨が11時頃まで残り午前中は作業は休み。
 仕事仲間が来てお茶を飲んだりパソコンしたり。
 午後圃場は降った雨の影響で作業がやりにくいので
 ハウス内の草取りをしたり、お客さんが訪ねて来たりで
 腰を落ち着けての仕事はできなかった。
 日が短いので午後は何かと慌しい。

 

11/5(水)曇り時々晴れ

 AM 注文のクリスマスホーリーの堀上げクリスマスホーリー
 PM 市場出荷のコニファー掘り(アルミゴールド エレガンテシマ)
 天気は下り坂で明日以後傘マークが多い。早手回しをして
 市場出荷用の植木を掘った。クリスマスホーリーは市場の注文。
 実がやっと赤く色づいてきた。真赤になるのはまだ先だが
 ついでなので去年の写真を載せます。
 クリスマスホーリーは本名はチャイニーズホリーと言うが通称の
 クリスマスホリーで出回っている。クリスマスケーキの上に乗っている
 赤い実の付いたデコレーション用の造花のそれと言ったら分かるか。
 だからチャイニーズホリーと言うよりクリスマスホーリーの方が
 具体性があって分かり易い。もちろんホーリーには沢山の種類があって
 デコレーションケーキのものがこの種類とは限らない。念の為。

 

11/4(火)晴れたり曇ったり

 ハウス雑用

 

11/3(月)曇り時々小雨

 AM 市場出荷の小物堀 寒椿 ウエストモント 赤西王母
 PM イチゴノキの出荷準備
 朝から小雨が断続的に降る。それでも作業が出来ないほどの
 雨ではなかったので畑に出た。午後は天候がより下り坂なので
 自宅前のハウス内でイチゴノキの出荷準備。
 これで今年の分は終了した。少しホッとした気分。季節物は
 時間との戦いでもある。生物(なまもの)の宿命だ。

 

11/2(日)晴れ

 イチゴノキの出荷準備及び出荷 ハウス内整理ヒイラギ
 今日の出荷は10ケースの注文だけなので10時過ぎに終了。
 イチゴノキの出荷も終わりに近づいた。今年は花が例年より
 早かった。果実の色づきも早い。いつもの年だとこれからが
 本番を迎えるところだ。冷夏の影響があったのかもしれない。
 今日の写真は柊(ヒイラギ)。白い小さな花が今満開になっている。
 甘く清しい香りを周囲に漂わせている。
 キンモクセイに近い香りだが、より濃艶な感じがする。
 「清しい」と「濃艶」は相反する感覚だが、この花の香りは
 両方を兼備しているように思える。
 柊は縁起物として門の周辺に植えられている。魔除けの意味も
 あるのだそうだ。節分には目刺の頭と一緒に戸口に飾られて
 いたが遠い昔の話である。今でもその風習が残っている地域も
 少なくないとは思う。

 

11/1(土)曇り

 市場出荷の植木掘り クロマツ アカマツ カンツバキ
 久しぶりに枝物を堀上げた。枝物は市況が芳しくなかったので
 1ヶ月ほど出荷を見合わせていたが、今回はサザンカの出荷が
 終了したので数量的な都合もあり出荷して見る事にした。
 それに、市況が悪いと言ってもいつまでも在庫として残して置くことも
 出来ない。残しておけばそれなりの手入れもしなければならないからだ。
 植木は野菜と異なって基本的に季節を問わず通年販売できる。
 在庫として残して置くことも出来る反面、維持費がかさむのが弱点で
 痛し痒し的な側面もある。
 経済が右肩上がりの時代はそれで良かった。手を掛けてもその
 経費以上に年々値上がりしていたからだ。
 今は値上がりどころか値下がりを心配せねばならない時代となった。
 在庫が負債にも見えてきた。昔財産今散財。

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