D-1.節超えせん引き D-2. 左-節超えせん引き(写真はページ下) せん(銑)引き
33,000円
”短い竹ひごも、節が多数ある竹ひごも、長い竹縄の材料も正確に、半分の時間で、厚さを仕上げることが出来ます”
外観写真(クリックすると拡大します)
左は 使用状況(拡大可)
右は節の部分の比較で
上側は従来機(クズが残る)、
下側は節超えせん引き(綺麗に取れる)
特徴
(1)節を越えて竹ひごの厚さを一定にすることができます。新しい刃で厚さ1mm以下は標準の刃で、厚いひごや身竹は刃Aで切削します。刃の取替は蝶ネジ1個です。
(2)必要な竹ひご厚さが、ノブを回すだけで目盛り(10倍に拡大)を見て簡単に設定できます。(仕上げ厚さの確認は必要です。)
(3)モードの切り替えにより、節無しの竹の厚さ決めに便利な、刃を固定した普通の「せん」としても使用できます。
(4)切削刃は、砥ぎ不要の使い捨てタイプです。市販のカンナの刃で量産されていますので、経済的でかつ信頼できます。予備の替刃は3枚付きです(合計5枚)。

刃は「節超えせん引き」「替刃式幅決め」「替刃式面取り」共通です。刃はホームセンターなどで販売されています。また、道具のご注文と同時に追加替刃をご希望の場合は、4枚1,000円で同梱できます。
(5)刃先の摩耗に応じて摩耗した部分を横に移動したり、切削角をかえて、切れ味を維持できます。
(6)塗装色:部材によりシルバー塗装、亜鉛メッキです。
(7)取扱説明書を充実させるため、ビデオCD(実演)を補助として付けています。
(8)取り付け台および作業台(オブション)を用意しています。自作の方には図面を提出します。「節超えせん引き」は付属のクランプで簡単に取り付けできます。
寸法:257(幅)*195(奥行き)*140(高さ)mm
質量:2.3kg
節の越え方
@刃が節を通過する直前の図
節を通過する直前は切削刃と連動している節超えレバーで、切削角を変えます。すると刃と台の間隔も大きくなります。
A刃が竹ひごを通過する順序を表す図
最初は節を越えて全体に均一な厚さにし、次に最後の厚さで節に来た時、一旦最初のように節を越えて切削し、すぐバックして盛り上がったところを予定の厚さに切削します。
刃の特長
刃は2種類使えます。竹ひごの厚さが0.3〜1mmの標準刃、数mm以上の厚さあるいは厚い身竹は刃Aです。
標準刃で出来ること
(1)標準刃での竹ひご厚さは、0.3mmからです。幅は6mmまでを基準としています。幅8mmでは厚さ0.5mmからです。
(2)厚さは長い距離においても正確で、節を手すきで処理する場合に比べて、およそ2倍の速さで処理できます。(少し慣れは必要です)
刃Aで出来ること(付加的な特徴です)
節越え方法や切削方法は標準刃とほぼ同じですが、少し異なる点があります。
(5)竹かごの枠である縁竹や手竹の厚さ(2mm程度)、竹厚さ3〜10mmの剥いだ竹、竹の内皮側約1mmを一定厚さに仕上げることができます。幅は12mm以下です。
(6)柾割竹を仕上げることができます。
(7)引く力は、幅が6mmの場合は3~4kgf、幅が12mm(Max)の場合は6〜8kgfです。
この場合、最悪節が硬くて通過できない場合があります。その際は節の前後を仕上げておいて、最後に鉈で節の出っ張りを飛ばします。
(8)刃Aをつくる治具をつけていますので、摩耗した場合は簡単に自分で作れます。
取扱説明書
取扱説明書は文章とビデオです。ビデオは竹ひごの制作順序にしたがってその実演をビデオCDにしたものです。どのようにして節を越えるの?もご覧いただけます。
実演ビデオCD
1.竹ひごのつくり方(19分40秒): 竹割りから幅決め、面取り、標準厚さ決め、刃Aまで。
2.よくある質問Q&A(14分11秒):「節超えせん引き」の設定の方法から保守まで
(竹の割り方や剥ぎ方の実際はよく知っている人に習ってください)
仕様 ファイルはmpeg-1。パソコンあるいはCD-RをサポートするDVDプレーヤーで見ることができます。
おことわり
映像を見るソフトは多種多様あります。上記ソフトでも年代によっては、見ることが出来ない場合があるかも知れません。
商品詳細 ITEM DETAIL
D-2. 左ー節超えせん引き
33,000円
左ー節超えせん引きは、利き手が左の人用です。節超えせん引きを左右対称に制作しています。
性能は同じです。取説のためのビデオは、標準の節超えせん引きのビデオを添付しています。
外観写真 (クリックすると拡大します)
左は正面写真
右は「左ー節超えせん引き」を使用している状態(拡大可)