生ゴミ堆肥作り

どうしても、出来るだけ自前で自然に作りたいので、門田式の生ゴミ堆肥の作り方を実行してみます。この本は近くの書店で見つけ、これならいけると思い決心しました。詳しい情報は著書をご覧ください。ここでは、堆肥の完成までの進捗状況を日記として出来具合を掲載しています。

*** 堆肥のタネを作る18度以下の場合 ***

3月23日 春の生ゴミ堆肥つくり

---材料---
■土のう袋 2袋

土のう袋:クリックすると拡大します。

ホームセンターなどにある、土を入れて積み上げたりするポリエチレン製の袋。48cm × 62cmのもの。10枚入りで198円でした。

 

■米ぬか 0.5リットル

米ぬか:クリックすると拡大します。

お米やさんや、精米機が置いてあるスーパーなどで手に入ります。今回はスーパーで無料で頂きました。粉のようにふわふわしています。

 

■土   1リットル

土:クリックすると拡大します。

自宅の庭の土。

 

■水   0.5リットル

水:クリックすると拡大します。

水道水(適度な湿り気を与えるため。)

 

堆肥材料 5リットル
■落ち葉  :(堆肥材料)この前、剪定した葉っぱや、拾った物。
■花がら  :(堆肥材料)椿の花を捨てずにとっておいたものです。
■剪定かす :(堆肥材料)庭木を剪定したもので、出来るだけ細かくした。
■雑草   :(堆肥材料)いわゆるその辺の雑草。

 

---手順---
まず、材料をよーくかき混ぜて土のう袋に入れ、袋に下は空気がよく通うようにし、雨が当たらないような所に置く。(材料は正しい分量で!)

堆肥材料:クリックすると拡大します。

ただ、翌日から気温が一気に8度くらいに下がり冬に逆戻りし、26日は12度、27日は16度で、夜は冷え込みました。

3月28日

今日もまた寒く、朝10時で、9度しかありません。土のう袋の中の温度も9度でした。発酵してるのでしょうか?失敗かな?生ゴミは明日、入れてみましょう。
材料はもう少し細かくすれば良かったかも。

 

---生ゴミを入れる---

3月29日

朝7時で6度しかなく、雪がチラホラ降っていて風の冷たい日です。2つの袋に等分に分け、片方では600gでした。これに今日の朝でた生ゴミを細かくして入れ、一握りの米ぬかを上にまぶして生ゴミを包むようにして口を結びます。

 

レンガの上に置き、風通しを良くしておきます。
今日は一段と寒く、昼12時でまだ7度しかありませんので冬に逆戻りです。土のう袋の中の温度は13度でした。(多少、陽にあたっていたので中が暖まったのかな?)
以後、1日おきに交互に生ゴミを入れていきます。中3日あけて生ゴミを入れていきます。

 

4月18日

糸状菌か放線菌らしき白いカビ状のものが発生しています。
この菌が繁殖してるということは、成功のようです。
いやな臭いは全くありません。
どんどん生ゴミを入れていきましょう。

 

.

どのう袋に半分ぐらい溜まったら、直径30cm×深さ30cmの穴に入れ、土をかぶせておけば、約1ヶ月で完成。

 

「生ゴミ堆肥」で すてきに土づくり 著者 門田幸代 を、お手本に作成したので、詳しくは著書をご覧ください。

6月6日 生ゴミ堆肥を土の中に入れる

毎日、生ゴミを入れなかったので少ないですが、穴の中に入れます。かなり乾燥してましたが、へんな臭いはしていません。
土と少し混ぜ合わせてからさらに土をかぶせておきます。

 

拡大してみましたが、生ゴミを細かくして入れていたので残飯の形が分からなくなっています。約1ヶ月で完成するでしょう。

9月13日 生ゴミ堆肥の完成

作付け上、約3ヶ月土の中でした。穴の上のサニーレタスの堆肥として全部使ってみました。
跡形もなくなっていましたが、卵の殻だけは残ってしまいました。

殻はもっと細かく砕いた方がよさそうです。
次は、夏用の生ゴミ堆肥を作ってみましょう。

 

*** 堆肥のタネを作る 20度以上の場合 ***

日陰で気温:30度
夏の生ゴミ堆肥は、土と米ぬかだけです。水は使いません。

7月18日 夏の生ゴミ堆肥つくり

---材料---
■土のう袋 2袋

前回の袋を再利用します。

 

■米ぬか 1リットル

米ぬかは、1リットルを使います。

 

■土   4リットル

今回は、トマトとキュウリの育苗で使った土を、木酢液の2,000倍希釈を散布し、2ヶ月くらい寝かしておいたものと、古い植木鉢(バラ)の土を木酢液30倍で土壌消毒し2週間くらい放置していた土と、プランターで余った土も使いました。

 

良くかき混ぜて二つの袋に同じ分量で分けて入れます。
水は使いません!

これで堆肥の種ができました。直ぐにでも生ゴミを入れることが出来ます。

 

7月19日 生ゴミを入れる

作り方は簡単です。生ゴミを入れ、よくかき混ぜます。
袋を持ち上げ、地面に軽くたたきつけて生ゴミの塊が出来ないよう全体をよく混ぜる。

1〜2日ごとに生ゴミを交互に入れていきます。

直射日光が当たるので、スダレをしておきました。午前9時、気温は日陰で32度です。
簡単に出来ますが、撮影するには暑すぎる!

 

夏場(気温20度以上)は、
1:水は使わない。
2:生ゴミの塊が出来ないよう、よーく混ぜ合わせる。
3:全体を風通しの良いところで、二つの煉瓦の上に置くこと。
を必ず守る。

 

7月26日 夏の糸状菌の発生

糸状菌は、生ゴミを入れて2日後には、うっすらと発生していました。

この日も糸状菌は大変良く発生していて臭いは全くなく、成功のようです。
気温は11時で35度です。
ふう〜。

糸状菌の拡大

10月1日 夏の生ゴミ堆肥を土の中に入れる

今年の夏は、異常なくらい暑くて長く続いたせいかアメリカミズアブという「ウジ」がわいていたので生ゴミを追加せず日に当て、十分乾燥することにしました。

3週間くらいするとカラカラに乾燥していたので土の中に埋めます。

完全に乾燥しています。

 

土をかかぶせてからトウモロコシの茎と葉を追加してみました。(実験です)
アメリカミズアブの蛹があっても土の中では羽化できないので大丈夫です。

アメリカミズアブの幼虫

 

土をかかぶせて翌年の春までこのままにしておきます。
これから寒くなってきますが、6ヶ月もかければ生ゴミ堆肥の完熟が出来上がるでしょう。

 

 

 

土のう袋
米ぬか
土
水道水
堆肥の材料
糸状菌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都府京都市

 

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