急須職人・小西洋平氏との出会い

ろくろの練習として始めた急須づくり。日本最高峰の急須職人として紹介された小西洋平先生を訪ねたのは大学生の頃です。
以来、毎年常滑に通い急須づくりを教えていただいています。二人展を開かせていただけていることは大きな励みです。
急須を造ればつくるほど、その難しさを少しづつ感じてきます。

日本六古窯の一つに数えられ、急須の産地である愛知県常滑。昔から土管や甕(かめ)が焼かれ、街には今でも多くの煙突が立っています。
急須造りはとても盛んで、今でも急須職人は多くいます。私は大学生の時に、小西洋平先生を訪ねました。
大量生産が可能な「型造り」による急須の制作も行われています。

 





 





 





 





 





 





小西洋平の作品

小西洋平(愛知県常滑市無形文化財保持者『ロクロによる手作り急須技法』)は急須職人の3代目。
足もとの常滑の土を用い、大きさ、色、形が様々な表情豊かな急須です。釉薬は使用しないので、土選び、焼きにはとても気を配ります。

 





 





 





 





 





 





 





 





 

真焼茶注「寿」



 

真焼茶注「綾」



 





 





 





 





「小西洋平・白岩大佑 急須二人展」

2014年10月1日〜6日。丸井今井札幌にて『小西洋平・白岩大佑 急須二人展』を開催いたしました。
今年で3回目となる急須二人展。およそ200点が会場に並び、特別企画のろくろ実演には大勢の方がいらしてくださいました。
日本最高峰の急須作家 小西洋平の作品と、ろくろの技を紹介することができました。また、今年は煎茶道 方円流 千葉瑞園先生のご協力を
得て、流派を問わず煎茶の美味しい淹れ方をご紹介し煎茶を楽しんでいただくことができました。

 





 





 





 

特別企画 小西洋平ろくろ実演



 





 





 





 





 

特別企画 呈茶