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TEL. 0952−31−0858

〒849-0922 佐賀県佐賀市高木瀬東3−9−12

行事EVENTS

〈正法寺年間行事〉

四月 施餓鬼会 

五月 大般若会

九月 彼岸会

十二月 塔婆供養会

※そのほか、不定期でイベントがあります。


塔婆供養会 令和4年12月10日

 コロナ禍でありましたが今回も、40名ほどの檀信徒の方々にご参詣頂きました。
「塔婆」という仏舎利塔をかたどった白木に、お申し込み頂いた故人様、ご先祖様のご戒名を書きいれたものを、住職が読み上げていきます。

 ご戒名の多くは○○居士、△△大姉、などですが、中には○○信士、△△信女というものもあり、これは若くしてお亡くなりになられた方のご戒名になります。さらに、童子、童女、孩児、水子などは幼児や胎内の赤ちゃんのご戒名です。お寺の過去帳を100年前に遡ればなれば、このように若く小さな御霊のご戒名が多く見受けられますが、今は寿命100年の時代ともなり、そのような御霊も少なくなりました。昔の人は、そのように先に去った多くの人の想い、無念を抱えながら、一生懸命に生きてきたのだと、塔婆のご戒名を見ながら思い知らされます。
 
 日本には死者と共に生きる文化があると言われます。神社仏閣に訪れた私たちが感じる不思議な感覚は、そこに今まで何千何万の人が何百年にも渡り捧げてきた、無数の死者への祈りがそこにあるからではないでしょうか。



 元は「永代供養会」という名の行事でありましたが、今回から「塔婆供養会」に名称を変えています。
 最初は、永代供養をされた檀信徒の方の為の行事として始めておりましたが、それ以外の方のご参詣も増えてきたため、広くご参詣をうながすために一般的な名称に変更することとなりました。

だるまさん展 (令和3年秋彼岸9月20日〜27日)

だるまさん展を正法寺本堂で催しております。
正法寺秘蔵のだるま絵図をご覧頂きながら、だるまさんについてわかりやすく学べるように展示の工夫をしています。

なぜだるまさんの展示会をするのか??それはだるまさんが、禅の教えを最初に広めた偉大なるお方だからです。

「だ〜るまさんがこーろんだ。」

だるまさんといえば多くの方の頭にこのワンフレーズが浮かびます。

しかし本当は、偉大なるだるまさんは、簡単には転びませんでした。
強靱な心と、不動なる身体で、禅宗の未来を切り開いていった人です。

少しでもそれを知っていただきたい思いから、企画をいたしております。(企画も一苦労でした・・)

だるまさんについて学ぶ機会なんてそうそうありません・・・たぶん。
どうぞ彼岸中にお立ち寄りいただければ、うれしいです。 
正法寺副住 拝




秋彼岸会 令和2年9月19日

11時より、秋彼岸慧の法要が始まりました。このご時世ではありますが、40名程の檀信徒さまにご参詣いただき、まことに有難い限りでございました。今回は、総代様とも話し合い、コロナ感染対策を十分に行った上での催しとなりました。 最初に般若心経を読経。

御詠歌は「彼岸会御和讃」、「慧日山東福寺第一番」、「正法寺讃歌」をお唱えいたしました。(檀信徒の方々にはマスク着用で黙唱していただきました)慧日山東福寺第一番の御詠歌

 彩雲を 招きし 京の東福寺 拝む衆生の こころ照らせり    

彩雲とは、にじいろに染まる縁起の良い雲。京都に東福寺が開かれたとき、彩雲が東福寺の空を彩ったという。人々は、東福寺が京の都に歓迎されているのだと感じ、喜んだのではないでしょうか。

彼岸会御和讃 

暑さ寒さも過ぎゆけば 影も光も和むなり

つらき浮世も耐えゆかば よろこび生くる日は近し

六度の船に棹さして 悟りの岸にいたるべし 

六度とは、悟りにいたるための六つの修行方法です

@布施・・ものでも財でも笑顔でもサービスでも、何かを与えるよろこびを知りましょ

A持戒・・自分を律するためのルールを作ってみましょう

B忍辱・・欲望のままにならず、我慢することの大事さを知りましょう。

C精進・・正精進ともいいます。正しい精進とは、偏らない、無理のない、バランスの取れた努力につとめることです
D禅定・・坐禅において集中力が高まった心の状態を禅定といいます。普段はいろんな事が気がかりですが、全て忘れて精神を集中させる時間を作ることも大切です。

E智慧・・智慧とは、知識に偏らない正しいものの見方をいいます。心をまっさらにしてありのままに感じることも大切です

 お彼岸は一週間。六度の修行の方法がひとつでも今の自分に必要と感じたら、一週間でも継続して取り組んでみれば、何か自分にプラスになることを見つけられるかもしれません。

 11時半より、佐賀で活躍中のアルモニア管弦楽団による、弦楽四重奏をお聴きいただきました。当山の副住職もこのオーケストラに所属しており、今回はセカンドバイオリンで出演しております。

ファーストヴァイオリン 小川 実里さ

セカンドヴァイオリン 矢岡 究道(正法寺副住職)

ヴィオラ 柳井 かんな さん

チェロ 蓮尾 友 さん

 曲目 乾杯の歌(ヴェルディ)、アイネクライネ第1,3楽章(モーツァルト)、からたちの花、赤とんぼ、カヴァレリア間奏曲、花は咲く 等

お寺の本堂は響きが良く、弾く奏者も気持ちよく弾けます。
 コロナ禍での心苦しい日々に、何か癒やしをと思い、企画させていただきました。最後の住職の話にも、心を癒やし、そして免疫力UP!で乗り切りましょう、という言葉がありました。「良かった!」とのお声もちらほらいただきました。本当に有り難うございます。またの機会に、正法寺での音楽会を開けたら、と思っております。



 

大般若会 令和2年5月

今回は、新型コロナウイルスの影響のため、中止とさせていただきました。
お寺といたしましては、少しでも早くいつもの日常が戻ることを祈願しまして、祈祷をいたしました大般若札を檀家様へお配りしております。家内安全・無病息災・疫病退散の祈願を込めたお札ですので、どうぞお守りとしてご自宅にお祀りください。1年以上経過し、古くなったお札は、お寺にご返納ください。

また、般若心経の写経紙を一緒にお配りしています。
お暇なときに、お写経をしていただくこともできますし、写経紙をお使いにならない場合は、お札と一緒に赤帯で締めてお祀り頂ければと思います。

花まつり 令和2年3月28日〜4月1日

お釈迦様のご誕生を祝う、花まつりを催しました。境内には菜の花や椿などを飾りました。
お釈迦さまの誕生日は正式には旧暦の4月8日ですが、桜の時期に合わせて、例年早めに行っております。
花まつりでは、本堂入口にお祀りしている花御堂にて、お釈迦様の小さなお象にお参りし、甘茶をいただきます。また、山門入ってすぐの古桜のお花見ができます。
甘茶とは、花まつりのときにいただくお茶です。ノンカフェインで、少し甘みのある、小さなお子さまにも飲んでいただける、健康的なお茶です。珍しいお茶ですので、どうぞご賞味ください。
正法寺の古桜は、地面すれすれに花を咲かせていますので、花瓶の花のように目前で鑑賞できるのがいいところです。お参りいただいた方は、花御堂に参拝したのち、甘茶をいただきながら、ゆっくりとお花見をされていました。
どうぞ来年も花まつりの日には、散歩のついでに、また、お墓参りの際、古桜の花見を兼ねて、どなたもお気軽にご参詣ください。

正法寺讃歌CDが完成しました! 令和元年 12月 

「正法寺の歌」を作ってみない?

令和になってからの初秋に、紅林弥生さんからご提案がありました。
紅林さんとは、さだまさしや五木ひろしなどの超有名歌手の曲に携わるスタジオミュージシャンの方です。
そんな方になぜご縁をいただいたかというと、檀家様の娘さんで歌手でいらっしゃる絵利菜さんが、この方と組むことになり、正法寺や佐賀市美術館などでのコンサートを経て、交流をすることになったのです。

最初はピアノのみの伴奏からはじまり
シンセサイザーや 尺八や
木魚の音や お経の声まで・・・
いろんな要素がコラボされて
正法寺讃歌 ついにできあがりました。

歌詞は住職が、
心をこめて作詞しました。

12月に東京までレコーディングに行き、住職の歌声による「正法寺讃歌」。
CDとして檀家様にもちょくちょく配っています。




正法寺讃歌

肥前の昔 正法は

高木の瀬戸に根付きたり                        

我ら仏の子となりて三法印を唱え行く         

深海和尚の御心は衆生の営み慈しみ         

この世の艱難辛苦をば          

夢まぼろしと座断せり       

千手観音大般若 今見る功徳有難し                             


われら諸共手を取りて命の恵み修行して         

先祖の恩に報いなん 宇宙の恩に報いなん                          

自性なき高木の楠は わが身にて   

花の都は正法寺 花の都は正法寺



東福寺団体参拝旅行 2016年12月5〜7日



十数年ぶりの企画となりましたが、

檀家様一同と、秋深まる晩秋の京都へ二泊三日の団参旅行です。京都の臨済宗本山7ヶ寺のうち東福寺、南禅寺、建仁寺、天龍寺を参拝します。

一日目 京都到着後 PM12:30
京都五山、鎌倉五山の上におかれ別格とされる大本山南禅寺を参拝。まずは京都三大門のひとつ、南禅寺三門を拝みます。

三門周辺の紅葉は半分ほど落葉していました・・

が、まだ残っていた落ちる直前の真っ赤な紅葉が素晴らしい!

南禅寺周辺は湯豆腐発祥の地と言われています。三門すぐ近くの湯豆腐屋「順正」にて温かい湯豆腐を頂きました。美しい庭を鑑賞しながら京都らしい贅沢な時間でした。【↓順正の庭園】


南禅寺境内には天授庵、金地院、南禅院などの拝観可能な塔頭寺院があります。そのうち、かつて亀山上皇の離宮であり、その遺骨が埋葬されている、南禅院に参拝しました。南禅院は南禅寺発祥の地でもあり、この寺院から南禅寺が創設されていきました。

【南禅院入り口】


【南禅院 池泉式回遊庭園】


【水路閣】


PM15:00 南禅寺拝観後、永観堂も参拝。その後哲学の道へ。



絵利菜 2016秋佐賀公演 1031日〜11月4日
CD
第2弾も発売!!佐賀新聞に掲載されました。


佐賀市出身、歌手の絵利菜の里帰りコンサートが1031日から県内各地で行われます。2008年の日本アマチュア歌謡祭でグランプリを取った美しく伸びやかな歌声。現在にいたるまで着実にファンを増やし続けています。
1023日の佐賀新聞に、ニューシングルのCDジャケット写真と共に、佐賀公演の記事が掲載されました。

そして、必見のプロモーションビデオも完成!横浜のチャペルにて制作されました。こちらはYoutubeで観られます→http://youtu.be/nMpiGlh6r0E

2016秋 絵利菜佐賀公演スケジュール
10月31日  ひなた村保育園(佐賀市大和町) 11時〜 無料
11月1日  フォレスタ富士(富士町古湯)14時〜15時半 無料
11月2日  浪曼座(佐賀市旧古賀銀行内)13時〜15時 
       入場料2000円(ワンドリンク付き)
11月3日 正法寺(佐賀市高木瀬)13時〜15時 無料
11月4日 バルーンフェスタ特設会場 14時〜14時半 無料

大般若会 2016年5月15日(日)

正法寺大般若会が執り行なわれました。

祈祷太鼓の力強く刻まれる独特のリズム。

それに合わせて、般若心経が三巻読まれます。

そして、

「ダーイハンニャハラミタキョウ!(大般若波羅蜜多経)・・・ゴーブクイッサイダイマサイショウジョージュ!(降伏一切大魔災障成就)」

という和尚様らの大きな掛け声とともに、一切の災いのもとが体から出ていくように、大般若経典で背中をバシバシ叩いていただきます。

今回は小さなお子様も何人か来ていただいておりました(和尚さんの迫力にびっくりのようでしたが!)

祈祷の前には、オカリナ&ギターの演奏で佐賀で活躍中のShanaさんに来ていただきました。

お二人は、ご夫婦でいらっしゃるそうです。

今回はふるさと、赤とんぼなど、馴染みのある曲を演奏していただきました。

絶妙なギターの合いの手と、

透き通ったノビのあるオカリナの音が、聴く方々の心を芯から癒してくれました。



絵利菜コンサート 2016GW 浪曼座にて

201653日 浪曼座 絵利菜コンサート

GWに、佐賀県出身(現在福井県在住)の歌手・絵利菜さんのコンサートが各地で催されました。

写真は5月3日の浪曼座でのコンサートです。入場料はワンドリンク付きの1000円。

美空ひばりの曲を中心に、石川さゆり、得意曲のアメイジング・グレイス、夏川りみの「涙そうそう」、Let it go, Time say  good bye, 等々、今回もジャンルを超えた豊富な持ち曲を披露。その美しい歌声に涙を流す方も。


今回から、後援会が発足され、約
30名の方がご入会されました!是非、絵利菜ファンの多くの方にご入会いただきたいと思っております。 毎年、活躍の場を広げていく絵利菜さん、現在在住の福井県では、NHKの取材が来たそうで、これからどんどんその歌声を多くの人の届けていってほしい、そんな思いからの後援会の立ち上げです。

さらに、今年中に
2枚目のCDを出すことが決まりました!カヴァー曲のアメイジング・グレイスなどが収録されています。そちらも乞うご期待!

今年は、佐賀でバルーンフェスタの世界大会。今年も会場で歌っていただけます。ぜひ、また足をお運びください。

新山門の上棟式が行われました

2015年11月15日

平成二十六年の四月の施餓鬼会にて、新山門の建築についてお話をさせていただいてから約1年半が経ちます。

吉倉建設様に施工をお願いし、先日
1115日に上棟式を執り行わさせていただく運びとなりました。

式当日は、総代様
5名にご参列いただきました。


旧山門よりも少し大きめの寸法になっています。


彫刻が様々な部分に施されています。



柱上部には、四季を表現する彫刻がされています。

  春・・サクラ
  夏・・蓮
  秋・・菊
  冬・・ぼたん







今年度中には、瓦の取り付けも行われ、完成の予定とのことです。

各檀信徒様方々による、平素からの多大なる御法愛により、無事上棟の運びとなりましたことを、心より厚く感謝、御礼申し上げます。  



バナースペース

臨済宗東福寺派 高木山 正法寺

〒849-0922
佐賀県佐賀市高木瀬東3−9−12

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FAX 0952−31−0859