脈の乱れの原因になる可能性のある事項
「脈を診る」 自分で自分を診断しよう
自分で、時々、手首の脈を軽く触って、速い、遅い、強い、弱い、硬い、柔らかいなど診るようにするだけで、同時に肺、大腸の調子が良くなるだけでなく、全身を廻る全てのツボの刺激にもなる。
脈は今回と前回とを比べて速、遅いなどを診たり、調子のいい時、悪い時を比べたり、繰り返し診ているといい。1分間の脈拍数ぐらいは時々数えて状況によって、時刻によってどう違うか比較する。因みに、赤ん坊の脈は良い脈といわれる。詳しくは、六部定位脈診を検索しよう。基本は、速い、遅い、強い、弱い、大きい、小さい、硬い、柔らかいを前回と比較する。
パニック障害やあがり症、過敏性大腸炎の人は、自分の状態を客観的に判断できるので有効、同時に治療にもなる。脈を診ていると、ドッキドッキだった脈が段々ゆっくりやわらかくなっていく。呼吸がゆっくり深くなり、気分が落ち着く。腸の下痢っぽい感じも消えるようになる。