下水の悪臭が気になりだしたら

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「下水の悪臭」

最近、僕の家の周りには、マンションが急速に増えてきた。マンションでは、し尿を地下に溜めて、2週置きぐらいに下水に流すらしい。そのし尿のタンクの掃除を手抜きすると、し尿が腐る。それを下水にそのまま流すので、猛烈な悪臭が下水管に充満する。
　家庭の台所や洗面所の排水は、トラップで下水からの悪臭などの侵入を防ぐ構造になっている。ところが、防げてない場合が、時々ある。運悪く換気扇を回していたりすると、メタンガスなど猛烈な毒ガスが進入してくる場合もある。なんか急に気分が悪くなったら、居場所を変えてみよう。さらに、これは酷い話だけど、流しや洗面台の下の排水管と下水管の接続部分、つまり、下水管が床から顔を出してる部分で、排水管より下水管のほうが太く隙間ができていて、常時、その隙間から下水の悪臭が噴き出ている場合がある。簡単に言えば、流し台の下に下水口が開いているのと同じ。流し台や洗面台の底板の下に排水管に巻きつけたプラスチックなどのふたが付いていたら、めくってみて、排水管と下水管のつなぎめに隙間があったら、パテやテープなどで塞ぐとスーッと空気が良くなるのは当然の話だけど、食品の偽装表示もそうだけど、ばれなきゃどんな害を及ぼそうと知ったことかという職人のレベルとプライドの低下にも驚く。それから、これは想像だけど、大雨が降るような時に、下水に揮発性の物質などを不法投棄するやつがいる気がする。空気より軽い物質は、下水管に溜まるはず。大雨でも流れない。そこで、流し台など、排水溝の蓋をちゃんとするようにしたら、かなり違う。家にいて、なんか気分が悪い時がある人は、排水溝の蓋閉め実験をしてみよう。自律神経失調症や呼吸器疾患が改善する場合もある。うつ病の予防、改善にもなる。