コース順路: 三ツ境駅前広場→白姫神社→鎌取池跡→長屋門公園→製糸工場跡→熊野神社→宮ノ腰遺跡→お墓山→大久保原公園→大久保原縄文遺跡→相澤良牧場・ミルクファーム(解散:12時30分頃)(歩程約5㎞) 2020年12月19日(土)阿久和の史跡とミルクファーム探訪コース(案内チラシ・印刷用) 2020年12月19日(土)阿久和の史跡とミルクファーム探訪コース(当日配布資料・印刷用) |
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No. | 見所 | 由来・史跡 | |
1 | 白姫神社 |
養蚕の祭神で「お白様」と親しまれていた。昭和32年(1957年)に現在地に遷座されご神体が美しい姫の姿をしていたので「白姫神社」と名付けられた。 | |
2 | 鎌取池跡 |
阿久和川源流のひとつであった3段の池は、「鎌取池」と呼ばれ、「瀬谷の民話」に由来が残されている。昭和30年代には埋められ、平野プール、釣り堀、スバル座があったが、現在はマンション駐車場になっている。 | |
3 | 長屋門公園 | 旧大岡家の屋敷で、市の「歴史的建造物」に指定。面積3.5haの広大な敷地の公園には、横井戸や湧水がある。表門(長屋門)は明治17年(1884年)の建造、母屋は和泉区の名主・安西家の母屋を移築した。平成4年(1992年)に公園として開放された。 横濱市の施設で地元住民が管理運営。体験ゾーンの茅葺の古民家を中心に、ボランティアの協力で伝承行事・年中行事等60以上開催される。 体験ゾーンは「長屋門」明治17年(1884年)建築、「古民家」は(旧和泉村名主安西家の母屋を移築で天保年間(1830年頃)の建築と推定。 自然公園には、湧水と杉林、四季折々の草花があり、東西に長い散歩道となっている。 |
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長屋門 |
旧安西家住宅 |
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自然観察林 |
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せせらぎの水辺 |
自然観察林 |
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自然観察林 |
自然観察林 |
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4 | 製糸工場跡 | 明治から昭和初期まで養蚕が盛んで、瀬谷区内でも養蚕農家が生産した繭を生糸に加工する工場が9社操業していた。この付近にも相州改良社と大剛社があって、若い男女が集い阿久和銀座と呼ばれた。 | |
5 | 宮ノ腰遺跡 | 平成6~8年に区画整理事業のための発掘調査が行われ、縄文時代(約4000~5000年前)の大型環状集落が発掘された。中央部は住居跡257軒、200基以上の墓穴も発見されている。遺跡は埋め戻され、公園になっている。 | |
6 | 熊野神社 |
祭神は伊邪那岐命、伊邪那美命、彦坂姫命で、創建は弘和年間(1381~1383年)と伝えられる区内最古の神社。永禄年間(1558~1569年)小田原北条家臣増田満永が再建したと云われ、その後、阿久和の領主安藤家の保護を受けて社殿を整備してきた。安藤正次は大坂夏の陣の出陣式をこの社前で行ったと云われる。9月の例祭には、「湯立神楽」が奉納される。 | |
7 | お墓山 |
泉区観音寺の寺領で、江戸時代阿久和の領主であった旗本安藤家のお墓があるので、「お墓山」と呼ばれている。墓所の正面奥に2代正次を称えた正珍(まさよし)の顕彰碑(寛文4年(1664)建立)がある。4代以降は菩提寺を早稲田の龍善寺とした。 安藤家は代々治右衛門を名乗り、3代正珍は日本三大仇討の一つ「伊賀越の仇討ち」にも登場する。 |
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8 | 大久保原縄文遺跡 |
この台地は昔から土器類の破片が発見され、昭和初期にも縄文時代後期の土器の壺が出土しています。文化庁に登録され、大久保原縄文遺跡と命名されるきっかけとなったのは、昭和52年(1977年)3月、瀬谷区の歴史を知る会により、ここから西約300m2が発掘調査され、縄文時代中後期の土器や5基の後期住居跡が確認されたことによります。現在は埋め戻されています。(案内文から引用しました。) | |
9 | 相澤良牧場・Augusta Milk Farm |
ホルスタインを主に約50頭の乳牛を飼育している。戦後は牛を飼っている農家が多かったが、宅地化で激減。現在でも阿久和には、肉牛を含め4軒の農家が牛を飼っている。併設のオーガスタミルクファームでは、牛乳、ソフトクリーム、プリンなどを食すことができる。 | |
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1.当日の天候その他の事情で、コースを変更する場合があります。 2.当日の午前7時台のNHKテレビ画面左上、横浜の天気予報で、午前中の降水確率60%以上の場合は中止します。 3.参加費は一回につき300円(保険料・資料代)です。交通費、見学費、昼食代は各自ご負担願います。(散策中の事故は、傷害保険の範囲となります。) 4.各ガイドの詳細は、瀬谷区内の下記公共施設に実施1か月前に置かれるチラシをご覧ください。(瀬谷区役所地域振興課、区民活動センター、各地区センター、各コミュニティースクール、図書館、長屋門公園など) |
「せや・ガイドの会」は、横浜市瀬谷区の生涯学習サークルとして発足した前身の「わがまち瀬谷」(2003年(平成15年)発足)と、「瀬谷探訪の会」(2001年(平成13年)発足」が、2008年(平成21年)4月に統合して、「せや・ガイドの会」に名称変更しました。
横浜市瀬谷区を本拠に、地元やその周辺を、ご参加者の皆様と一緒に歩いてご案内しています。毎月開催のガイドツアーを通じて、歴史・地理・自然など、この街の魅力を再発見して頂けます。事前申し込みは不要で、全員ご参加頂けます。詳しくは、年間ガイドスケジュール一覧をご覧ください。
2020年4月現在、20名の会員が在籍しており、随時会員募集しています。資格など条件は一切ありません。歴史、地理、自然やウオーキングにご興味・ご関心をお持ちの方はお気軽にお申込みやお問い合わせお待ちしています。
年会費は2000円。自主企画案内が月1回のほか、勉強会や季刊記録誌などの会合があります。
(お申込み・お問い合わせ先)
せや・ガイドの会 竹見
📱電話090-3900-6469